菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

日本共産党の「党首の選び方」

2023年01月31日 12時53分07秒 | 日本共産党
 昨年のつくば県議選で、旧筑波町に行ったとき、真壁高校時代の同僚の家を訪ねたとき、「キクチさん、共産党の党首は、なぜ、長くやっているの」と聞かれました。
 そいえば、私が党員になってから50年を過ぎますが、党首は、宮本顕治さん、不破哲三さん、村上弘さん、志位和夫さんの4人しかおりません。
 
キクチ
 共産党の幹部の能力というのは、すごいもので、そう簡単には、変えられるものではないよ。特に、宮本顕治さんとか、不破哲三さんは・・・・・・」

 そう答えたものの、同僚は、心から納得した顔をしてくれませんでした。
 
 今日のしんぶん赤旗には、「党首の選び方どう考える?」と文章が載っていますので、紹介します。

 党首の選び方どう考える?
Q 最近、知人から「共産党は党員の直接投票による党首選挙をやらないの?」と聞かれました。どう考えたら会えたいいのでしょう?

 党の統一団結が大事

A 政党は自覚的結社ですから、党首の選び方は、各党それぞれです。日本共産党の場合、大会で決めた方針と一体で、その実践の先頭に立つ中央委員会を選挙し、その中央委員会で党首(幹部会委員長)を選出します。それらの選挙では、自薦も他薦も自由で、民主的な選挙で党首を選んでいます。

 なぜ、こういうやり方を採用しているかといえば、なにより党の統一と団結を大事にしているからです。党の統一と団結は、党が国民に対する責任を果たすうえで、きわめて重要です。

 かつて、共産党は旧ソ連や中国の干渉と結びついて党が分裂したつらい体験をしたことがあります。これを「50年問題」といいます。その痛苦の体験から、「党内に派閥や分派はつくらない」(党規約第3条)ことを党を形づくる大事な原則にしました。党首を党員の直接選挙で選ぶやり方は、この原則と相いれないのです。

 党員の直接選挙によって党首を選出することになれば、どうしても多数派をつくるための活動を認めざるをえません。他党をみても、各候補を応援する選対がつくられ、出陣式や”票読み”など議員・党員への多数派づくりを競います。いわば派閥・分派づくりを奨励することになるのです。

 共産党の党首選び方が話題になったインターネットテレビ「ABEMA]の番組(16日放映)では、タレントのパックンことパトリック・ハーランさんが「共産党はずっと健全な党ではあるんです。もしかしたら、いまのやり方がその健全さの元になっているかもしれない。変にかえる必要、ほかの党のまねをする必要はないんじゃないか」「やっぱり(党員の直接投票による党首選挙は)他の党で見られている分裂のシナリオだと思う」と語っていました。
 (2023・1・31)

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北海道知内町議補欠選挙・花井泰子氏の健闘に拍手

2023年01月31日 11時45分22秒 | 日本共産党
 今日のしんぶん赤旗に、29日投票の地方議員選挙の結果が載っています。
 私は、立候補以前から、花井泰子さんという79歳の元職が、定数1名の補欠選挙に立候補した時から注目していました。花井さんは、8年前の選挙で、71歳で立候補し、当選をしました。ところが、4年前は75歳で立候補し、残念な結果になりました。
 共産党の議員といえども、高齢で、落選すると自信をなくし、そうみんな立候補するものではありません。
 しかし、花井さんは、定数1で、立候補したのです。
 しんぶん赤旗は、「北海道知内町町議補選は、元職が得票率44-74%と大健闘しましたが及びませんでした」と書いてあるだけですが、「ザ・選挙」で調べた結果を紹介します。

北海道知内町議補選

 花井やすこ  1,213票
 じょうち秀喜 1498票
     (投票率 81・27%)
 
 
 

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やっぱり県議選挙で、買収容疑者が・・・

2023年01月31日 09時33分44秒 | 桜川市
 昨年12月の県議選での桜川市の「盛り上がり方」が異常といえるほどでした。私は、つくば市、笠間市議選の応援で、桜川市にはいませんでしたから、「熱気」の生の状況は分かりません
でしたが・・・・・・。
 今日の茨城新聞は、ベタ記事ですが、記事にしては、詳しく書いていますので、紹介します。

 県議現金買収疑い
 桜川の男性書類送検
   県警


 昨年12月の県議選で告示前に有権者数人に現金を渡して投票を求めたなどとして、桜川署と県警捜査2課は30日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、桜川市、会社役員、男性(72)を水戸地検に書類送致したと発表した。送致は11日付。
 水戸地検は27日付けで男性を同法違反の罪で水戸簡裁に略式起訴し、同簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。

 書類送検容疑は県議選告示前の11月中旬、いずれも桜川市内に住む有権者数人に、桜川市選挙区の候補者への投票と、家族や知人らへの投票働きかけを求め、報酬として現金数万円を渡す約束をした疑い。
 現金を受け取った数人についても同法違反(被買収)容疑で水戸地検に書類送致をした。同課はいずれも認否を明らかにしていない。

 同課によると、男性は候補者の運動員で、現金は候補者の選挙ビラとともに渡していたという。県議選桜川市区は現職と新人2人が争い、現職が当選した。
 同課は摘発したのがどの陣営なのか明らかにしなかった。

 県議選の違反は、この摘発1件のほか、警告数が153件でだった。県警は、取締本部を31日に解散する。

 注)今回の発表は、「歯切れが悪い」
 一つは、「書類送検された男性」の認否を明らかにしなかったこと。この記事から推測すれば、「30万円の罰金」を払わずに、控訴すれば、「否認」だし、払えば、認めたことになるのは自明です。
 もう一つは、「どちらの陣営の運動員が摘発されたのか」です。一番肝心のことを明らかにしないのは、候補者に「忖度」しているのでしょうか。

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岩瀬駅西側踏切で、測定事業をしている方が・・・・

2023年01月30日 15時24分55秒 | 桜川市
 今日は、風がないせいか、昨日よりは温かい。いつもの散歩コースを歩いて、岩瀬駅西側の踏切に来ました。
 何やら、4人の方々が、踏切の線路内に入り、メジャーを線路に付けて測定しています。いい機会だと思い話かけました。



キクチ
 「何をしているのですか? ここの踏切は、ガッタン、ガッタン、ほら、今車が通っていますが、大きな音がしていますが。私は、こんなに大きな音がしているので、線路が壊れれしまうのではないか、心配していたのですよ。ああ、申し遅れましたが、私は地元で市会議員をしています」

 こう話しかけたら、名刺を出してくれました。
 東鉄工業株式会社の方でした。私も、あわてて名刺を出し、交換しました。
 東鉄・多胡さん
 「3~4月にかけて、2~3日通行止めにして、線路の補修工事をしたいので、測量しているところです。明日、市役所に申し入れに行こうと考えていたのです」
 
 キクチ
 「それは、ご苦労さまです。いつ直すんだろうか、心配していたところです。是非、よろしくお願いします。また、この道も、狭くなっているところは、道幅を広げる計画もあります。踏切の幅も、もう少し広がってくれるといいのですが・・・。昔は、この踏切をダンプカーが通っていたのですよ」
 つい、昔の話もしてしまいました。

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「八法亭みややっこ」さんの「落語で憲法話」

2023年01月30日 12時54分30秒 | 地方政治
今日のしんぶん赤旗は、「八法亭みややっこさんが、視覚障害者9条の会で、憲法落語を披露したとの記事が載っています。

 

 八法亭みややっこさんとは、本名を飯田美弥子さんと言います。日立市で「うぶすな法律事務所」をひらいている弁護士さんです。私は、落語はまだ聞いたことはありませんが、話はきいたことがあります。
 
 「落語」部分の記事を紹介します

 みややっこさんは、平和でなければ人は幸せになれないと見抜き、戦争をしないと世界に先駆けて宣言したことが、日本国憲法の極めて先駆的なところだと強調しました。

 「立憲主義とは、2文字でいうと自由と民主。どこかにそんな名前の政党がありましたが、どうしてその政党が立憲主義を壊す憲法を改正しようとしているのか、わからない」

 みややっこさんは、憲法13条の幸福追求権について取り上げました。「4回転を決めた羽生結弦選手にとって、くるくる回ることは幸せなことだと思う。『回転は2回までで止めろ』なんて言っちゃいけないのが、この幸福追求権。人権制約は自分たちの代表が決めた法律によってでしか認めない。自分が思う幸せ自由に追求していい」と語り、人権尊重と民主主義が13条に必要不可欠だと説明しました。

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