昨年のつくば県議選で、旧筑波町に行ったとき、真壁高校時代の同僚の家を訪ねたとき、「キクチさん、共産党の党首は、なぜ、長くやっているの」と聞かれました。
そいえば、私が党員になってから50年を過ぎますが、党首は、宮本顕治さん、不破哲三さん、村上弘さん、志位和夫さんの4人しかおりません。
キクチ
共産党の幹部の能力というのは、すごいもので、そう簡単には、変えられるものではないよ。特に、宮本顕治さんとか、不破哲三さんは・・・・・・」
そう答えたものの、同僚は、心から納得した顔をしてくれませんでした。
今日のしんぶん赤旗には、「党首の選び方どう考える?」と文章が載っていますので、紹介します。
党首の選び方どう考える?
Q 最近、知人から「共産党は党員の直接投票による党首選挙をやらないの?」と聞かれました。どう考えたら会えたいいのでしょう?
党の統一団結が大事
A 政党は自覚的結社ですから、党首の選び方は、各党それぞれです。日本共産党の場合、大会で決めた方針と一体で、その実践の先頭に立つ中央委員会を選挙し、その中央委員会で党首(幹部会委員長)を選出します。それらの選挙では、自薦も他薦も自由で、民主的な選挙で党首を選んでいます。
なぜ、こういうやり方を採用しているかといえば、なにより党の統一と団結を大事にしているからです。党の統一と団結は、党が国民に対する責任を果たすうえで、きわめて重要です。
かつて、共産党は旧ソ連や中国の干渉と結びついて党が分裂したつらい体験をしたことがあります。これを「50年問題」といいます。その痛苦の体験から、「党内に派閥や分派はつくらない」(党規約第3条)ことを党を形づくる大事な原則にしました。党首を党員の直接選挙で選ぶやり方は、この原則と相いれないのです。
党員の直接選挙によって党首を選出することになれば、どうしても多数派をつくるための活動を認めざるをえません。他党をみても、各候補を応援する選対がつくられ、出陣式や”票読み”など議員・党員への多数派づくりを競います。いわば派閥・分派づくりを奨励することになるのです。
共産党の党首選び方が話題になったインターネットテレビ「ABEMA]の番組(16日放映)では、タレントのパックンことパトリック・ハーランさんが「共産党はずっと健全な党ではあるんです。もしかしたら、いまのやり方がその健全さの元になっているかもしれない。変にかえる必要、ほかの党のまねをする必要はないんじゃないか」「やっぱり(党員の直接投票による党首選挙は)他の党で見られている分裂のシナリオだと思う」と語っていました。
(2023・1・31)
そいえば、私が党員になってから50年を過ぎますが、党首は、宮本顕治さん、不破哲三さん、村上弘さん、志位和夫さんの4人しかおりません。
キクチ
共産党の幹部の能力というのは、すごいもので、そう簡単には、変えられるものではないよ。特に、宮本顕治さんとか、不破哲三さんは・・・・・・」
そう答えたものの、同僚は、心から納得した顔をしてくれませんでした。
今日のしんぶん赤旗には、「党首の選び方どう考える?」と文章が載っていますので、紹介します。
党首の選び方どう考える?
Q 最近、知人から「共産党は党員の直接投票による党首選挙をやらないの?」と聞かれました。どう考えたら会えたいいのでしょう?
党の統一団結が大事
A 政党は自覚的結社ですから、党首の選び方は、各党それぞれです。日本共産党の場合、大会で決めた方針と一体で、その実践の先頭に立つ中央委員会を選挙し、その中央委員会で党首(幹部会委員長)を選出します。それらの選挙では、自薦も他薦も自由で、民主的な選挙で党首を選んでいます。
なぜ、こういうやり方を採用しているかといえば、なにより党の統一と団結を大事にしているからです。党の統一と団結は、党が国民に対する責任を果たすうえで、きわめて重要です。
かつて、共産党は旧ソ連や中国の干渉と結びついて党が分裂したつらい体験をしたことがあります。これを「50年問題」といいます。その痛苦の体験から、「党内に派閥や分派はつくらない」(党規約第3条)ことを党を形づくる大事な原則にしました。党首を党員の直接選挙で選ぶやり方は、この原則と相いれないのです。
党員の直接選挙によって党首を選出することになれば、どうしても多数派をつくるための活動を認めざるをえません。他党をみても、各候補を応援する選対がつくられ、出陣式や”票読み”など議員・党員への多数派づくりを競います。いわば派閥・分派づくりを奨励することになるのです。
共産党の党首選び方が話題になったインターネットテレビ「ABEMA]の番組(16日放映)では、タレントのパックンことパトリック・ハーランさんが「共産党はずっと健全な党ではあるんです。もしかしたら、いまのやり方がその健全さの元になっているかもしれない。変にかえる必要、ほかの党のまねをする必要はないんじゃないか」「やっぱり(党員の直接投票による党首選挙は)他の党で見られている分裂のシナリオだと思う」と語っていました。
(2023・1・31)