菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

久しぶりに御嶽山に登る

2020年12月31日 16時47分42秒 | 日々の雑感
 大晦日というので、今日は、腰の具合も悪くないので、御嶽山に登る覚悟で、散歩に出発した。平地は風が強いが、御嶽山の登り口に入ると、風はない。登山口には自家用車が3台、バイクが1台駐車してあった。
 登り出すとやっぱり足が重い。途中で帰ろうと思ったが、意を決してがんばった。先にいく子どもの声も聞こえ、元気がでた。しかし、ゆっくりゆっくりで、スマホの歩数計は反応しなかった。だから、家に帰って、歩数計をみたが、御嶽山の登山口で引き返したときと、同じ歩数の九千歩にしかならなかった。
  証拠写真を示そう。
途中の滝は、雨が降っていなくても、流れています。

 

 頂上の御嶽山神社で自撮り


 途中、車2台の方と、オートバイの方に会いました。

私は、今年は、血糖値を下げるために4月から意識的に、散歩を始めました、ですから、1月から3月までは、月平均2~3千歩でした。4月から7月までは、月平均1万歩になりました。そうしたら、血糖値のA1Cが6・2までさがりました。血糖値が下がったのはいいのですが、今度は持病になっている腰痛が始まったのです。そして毎日張り替えているシップ薬で皮膚かぶれがでてきました。そこで、シップ薬を貼らないで、散歩歩数も5千~7千歩に減らしました。
 そんなことで、スマホをみると、今年1年間の平均歩数は6400歩となりました。
 そして、今年最後の血糖値検査では、6・7となっています。


 

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「おじさん政治の終焉」ー三木義氏一の意見

2020年12月31日 09時29分16秒 | 日々の雑感
 今日の東京新聞・本音のコラム欄は、三木義一氏が標記の題で書いています。面白い上に、納得なので紹介したい。

 おじさん政治の終焉
 三木義一


「ご隠居、大晦日ですぜ。今年を振り返ると安倍長期政権の実態が見えちゃいましたね。やはり政権交代が必要ですぜ」
「そうじゃの~。今度はおじさん政治とは異なるもう一つの政治が国民に示されるべきじゃ」
「ご隠居は、また物騒なことをお考えでは?」
「ふふふ、トランプの強権政治、安倍の噓八百政治等、男に任すとろくでもないことばかりだ。これに対して、ニュージーランドのアンダーソン首相、台湾の蔡英文総統、ドイツのメルケル首相などはおじさんたちよりは良い政治をしておる」
「確かに、でも日本にそんな女性議員が?」
「与党のおじさん政治の補完物であった女性議員はいらんの。しかし、野党には優秀な人がいっぱいおる。脇を現在の野党党首が固め、閣僚の半数以上を有能な女性議員にするような女性首相誕生させるべきじゃ」
「ご隠居らしいや。奥方と娘さん4人に、メス猫2匹とメス犬に囲まれて生活してきたので半端ないわけだ」
「尻に敷かれるのもいいぞ。国も地方も半数は女性にすべきじゃ」
「でも議会は大変ですぜ。保育所等併設しなけりゃならねえ」
「そりゃ課題はでてくるが、議会に生活感がでてきて、政治が政活に変わる。さらに菅の自助からも変わるぞ。助成(女性)政治に!」
(青学大名誉教授)

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山川健一著「太宰治の女たち」(幻冬舎新書)を読む

2020年12月31日 07時42分05秒 | 日々の雑感
 昨日の夕方から今日の朝にかけて、標記の本を読んだ。
 太宰治の小説のモデルになった5人の女たちを紹介しながら、太宰の小説の魅力に迫った作品である。
 5人の女とは・・・・
 1人は、田部シメ子(自称・あつみ)は銀座のカフェの女給であった。2人は鎌倉の海で、心中を図ったが、シメ子だけが死に、太宰は生き残った。一説に、死に際に、女が他の男の名前を叫んだからだとも言われている。
 2人目は、最初の妻・小山初代である。青森市の芸妓だった。この結婚で、長兄・津島文治は、芸妓・初代との結婚は承諾するが、『分家除籍』している。太宰が薬物中毒で入院しているとき、初代は、若い画学生と姦通事件をおこしている。この時も、心中未遂事件をおこしている。
 3人目は、津島美知子。旧姓は石原で、井伏鱒二の紹介で見合い結婚である。「ヴィヨンの妻」のモデルと言われている。
 4人目は、太田静子。太宰と、この静子さんとの間にできた子が、太田治子という作家である。太宰の最高傑作といわれている『斜陽』は、太田静子の日記を、ほぼ「盗作」したものだと言われている。いや、日記を、人々が読める「文学作品」にしたのかも知れない。著者の山川健一は、「斜陽」を書かせた、文学上の協力者と書いている。
 最後の5人目は、玉川上水で心中した山崎富栄である。山川の言葉を借りれば、「どこにでもいるかわいい『看護婦』」という表現である。太宰は、肺病である上に、長年の不摂生、薬物で、体はボロボロだったようだ。最後の作品・「人間失格」を書かせたのが、山崎富栄と評価している。

 山川氏は、エピローグで書いている。
 太宰治は壊れていた。女好きのダメ人間であり、アル中でジャンキーで、そのせいで健康を害し、人間失格と自分で言った人だった。だが崩壊していく過程で、何か純粋なものと暖かな愛ってものを、確かにつかんだ人でもあった。そんなふうに開き直れれば、人生というものは、なんて面白いのだろうか。

 
 

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谷川浩司著「中学生棋士」(角川新書)

2020年12月30日 19時18分14秒 | 日々の雑感
 私は、加藤一二三九段が、中学生でプロ棋士になったときから、将棋には関心をもっていた。そして、藤井聡太さんが29連勝をして、空前の将棋ブームが湧いたときも、将棋界の動向には関心をもっていた。
 一昨日、笠間図書館にいったとき、入口に、藤井聡太さん関連の本がまとまって紹介されていたので、3冊も借りてきてしまった。一番読みやすそうであったのが、新書版のこの本であり、しかも、自身が2代目の中学生棋士です。
 中学生で棋士になった人(将棋は4段からが正式な棋士、囲碁は初段から)は、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明、藤井聡太の5人しかいないのです。
 ちなみに、谷川浩司氏は、兄との将棋で強くなったとのことで、兄3000勝、弟2000勝とのことです。兄も将棋は強く、兵庫県の進学校・灘高へすすみ、東大に入り、将棋部のキャプテンとしてアマチュア界では、活躍したとのことです。
 中学生で棋士となった5人の生き様を、冷静なタッチで描いていて、NHKの将棋トーナメントを見る上で、参考になりました。


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言い訳の仕方ー文芸評論家・斉藤美奈子

2020年12月30日 19時13分17秒 | 日々の雑感
 年末になり、各新聞もこの一年間をふり返って、いろいろな特集を組んでいる。今日の東京新聞・本音のコラム欄には、斉藤美奈子氏が「言い訳の仕方」と題して、書いている。参考になるので、紹介する。

 言い訳の仕方
 斉藤美奈子


 誰しも失敗はするし失敗したら言い訳をしたくなる。そんな時、役に立つ年末の言い訳集。
 会食とは食事をしながら会話を楽しむ集まりのこと。だが5人以上の集まりは控えよとのお達しが出ている今、会食もなかなかままならない。そこで使える一言。
 「会食などはしていない。ただそこで、その時間に出会っただけだ」(二階俊博自民党幹事長)
 たまたま場所がステーキ屋で、8人でも9人でも、たまたま出会ったふりをする。配偶者や恋人に対する言い訳にも応用可能。「密会ではない。ただそこで、その時間に出会っただけ」。相手の失笑を買いたい方はぜひどうぞ。
 会食についてはこんな言い訳も。
「会食でなく『自由参加の食事』(埼玉県議会の自民党県議)「コロナ禍で苦しい旅館を助けるために中止しなかった」(愛知県西尾市の市議会議員)
現金の授受を追及された人も言い訳をしてたね。「現金は配布したが、買収の意図はなかった」(河井克行元法相)。「確かに受け取ったが、賄賂性はない」(吉川貴盛元農相)。
 行為は認めるが熟語は拒絶する。このはぐらかし方の原典はこちら。「幅広く募ってはいたが、募集はしていない」(安倍晋三前首相)

 そして今年もバカバカしく暮れてゆく。来年はもう少しましな言葉を聞きたい。
(文芸評論家)

 
 
 

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