菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

「貧困と格差」の実態・・・超富裕層1人が10万世帯分の資産保有

2016年03月30日 17時41分53秒 | 議員活動

 今日は、午前中、青柳から友部のますみ団地にかけて、10ヶ所街頭演説をしてきました。まだ、体調が完全に戻らないので、演説は半日にとどめています。

 私は、演説の中では、アベノミクスのもとで、富裕層と貧困の格差が広まったことを訴えています。

 昨日の参議院予算委員会で、共産党の小池副委員長は、この貧困の格差の広がりを追及しています。紹介します。

  日銀調査

  貯蓄ゼロ世帯
   2人以上世帯
      2012年  26%
      2015年  30%

   単身世帯
      2012年  33%
      2015年  47%

   3年間で470万世帯増え、1892万世帯と過去最高数を示しています。

   小池氏の質問に対する日銀の担当局長の答弁
 「定例的な収入が減ったので、金融資産を取りくずしたのが一番多い理由です。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  アメリカの雑誌「フォーブス」の集計結果
  日本の超富裕層上位40人が保有する資産額
    2012年  7・2兆円
    2015年 15・9兆円
    
    2・2倍に膨れ上がっています。

 「これを平均すると、たった1人分んで、10万世帯分の資産を保有していることになる」
 「上位40人の資産は、全世帯の下から53%程度が保有する資産に相当する」
 「アベノミクスが一握りの超富裕層への富の一極集中を生み出した」
 と小池議員は指摘しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


   
  
    

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1か月半ぶりに街頭演説

2016年03月29日 13時24分27秒 | 議員活動
 やっと体調も戻ってきましたので、今日から、街頭演説を始めました。
 思えば、2月半ばの、那珂川沿いの雪交じりの演説をしてから以来です。

 今日は、長方・中泉・下泉を、午前中、12か所演説することができました。久し振りですから、体がなまっていますから、調子が上がりません。

 また、この2か月で、政治状況も大きく変わりました。

 参議院の1人区は、野党共闘も進んでいます。しかし、茨城選挙区は2人区です。共産党の位置づけでは、2人区は必勝区です。大躍進ではダメなのです。

 全国的には、「戦争法」がおおきな争点なのでしょうが、茨城県民には、何を主題にうったるのがいいのか迷いました。

 とりあえず、このような原稿をつくって、演説をしています。アドバイスがあれば、お願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 2016年3月議会キャンペーン(3月29日作成) 菊池のぶひろ
●桜川市○○のみなさん。日本共産党の市会議員・菊池伸浩です。
今日は、この場所をお借りして、3月議会の報告と7月の参議院議員選挙のお話をさせていただきます。3月議会では、図書館の問題と桜川市立病院の問題を取り上げました。桜川市は、図書館法でいう図書館のないただ1つの市です。どこの市にも、きちんとした図書館はあります。図書館が無いのは、桜川市だけなのです。今、図書館は、家族そろってくつろぐことができる憩いの場となっています。合併特例債がつかえる平成33年までには、きちんとした図書館整備するよう求めました。
また、桜川市立病院の建設場所は、正式にJR大和駅北側の高森地区と決まりました。この病院は、県西病院ではありません。建物は市の責任でつくり、運営は山王病院がするものです。県西病院が筑西市深見に移ってしまう代わりに市の責任でつくる病院です。平成30年10月の開業を予定しています。

●みなさん、今年夏、7月に、参議院選挙がおこなわれます。今度の参議院選挙のおおきな争点はなんでしょうか。1つは、安倍政権の暴走をどのようにストップさせるかということです。2つは、経済の問題、アベノミクスの破たん、経済をどのように再生させるかという問題ではないでしょうか。
昨年の安保法制の強行に見られるように安倍政権は、戦争法を強行させ、ついには、日本国憲法の改憲まで公然と口にしております。戦後70年、日本は1人も戦争による死者をだしておりません。これは日本が世界に誇れることではないでしょうか。これは、日本国憲法に、戦争放棄の憲法第9条があったからではないでしょうか。戦争法を廃止することは、日本の政治に立憲主義、民主主義・平和主義を取り戻すものであります。世界的にみても、異常と言われるアメリカ言いなりの政治を打ち破る確かな力になります。

●経済の問題では、もうアベノミクスの破たんは、だれがみても明らかではないでしょうか。日本共産党は経済政策の根本は、「貧困と格差を質すこと」にあると考えています。保育所の問題でも、少子化の問題でも、若者が結婚をしない問題でも、その根本には、「貧困と格差」の問題があります。子どもの貧困・下流老人・貧困女子ということばさえ生まれています。日本の富裕層のトップ40人の資産額は、労働者の年収の10万倍というデータさえあります。
日本共産党は、貧困と格差をただし、暮らし優先で経済再生をはかるために4つの提案をしております。
① 消費税10%の中止、②社会保障削減から充実への転換、③人間らしい雇用ルールの確立、④TPP交渉からの撤退を提案しています。
 政府の言う消費税10%増税の理由は、福祉のための財源が足りないことです。しかし、大企業には毎年のように減税をしているのです。大儲けをしている大企業には減税をしながら、貧困と格差に苦しむ庶民には消費税10%を押し付ける、安倍政権の政策はあべこべではないでしょうか。
また、消費税の増税は、「社会保障のため」が理由になっていました。しかし、その実態は、社会保障の切り捨てが行われているのです。現在、日本の働く人の実態は異常な状況に陥っています。非正規雇用の増加が進み、4割に達しています。年収200万円以下のワーキングプアーといわれる人たちは1100万人を超えています。人間らしく働けるように労働者派遣法を抜本改正します。
日本共産党は、戦争法廃止の国民連合政府をつくるために、参議院1人区では、野党間で選挙協力をすることも提案しています。ここ茨城選挙区は、3年前も大善戦した小林きょう子さんを予定候補として決定しています。ここ桜川市でも、今までにとったことのない大きな躍進をさせてください。
 みなさんの大きなご支援をお願いして、日本共産党市会議員・菊池伸浩の話、終わりとさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜川市人事について

2016年03月28日 14時44分46秒 | 議会
 3月26日付茨城新聞に、桜川市人事について掲載されています。これだけ、名前がずらりと並んでいると、関係者以外はほとんどの人が見ないと思います。しかし、すこし見方を変えると興味を引くのではないかと思い、紹介しておきます。

 まずは、部長級人事です。桜川市では、議会の本会議にでて、答弁するのは、この部長級の方だけです。

 とくに今年は、部長級の方は、1人(横田藤彦氏)以外は、みな退職してしまいましたから、だれが部長級になるかは、興味津々でした。
 敬称略で紹介します。

 市長公室長 横田藤彦(経済部長)

 総務部長  稲川 潤 (財政課長)

 市民生活部長 安達 誠(国保年金課長)

 保健福祉部長 飯嶋京子 (児童福祉課長)
        ただ1人の女性部長です)

 経済部長  古橋正充(総務課長)

 建設部長  井坂 徹 (生涯学習課長)

 上下水道部長 石川文雄 (下水道課長)

 会計管理者 野沢英俊 (都市整備課長)

 市議会事務局長 鈴木 隆 (議会事務局次長)

 教育員会教育部長 宮山孝夫 (学校教育課長)
                    


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門毛の採石跡地への残土搬入が、今日から再開されました

2016年03月28日 12時41分07秒 | 議員活動

 2日前、門毛の採石地の地権者から、「残土搬入が再開される」との連絡が入り、今日、立ち会ってきました。

 これは、門毛の採石地が、「地権者との契約切れ」を理由に、残土の搬入が、半年間、ストップされていたのに、3月28日から、残土搬入が再開されたのです。

 県の職員も立ち合いに来ておりましたので、その理由を聞いてきました。
 
 県の説明は、「災害防止目的のため、土砂搬入を命令した」というものです。
 
 採石事業は、採石が終ったあと、きちんと埋め戻すことが原則です。
 もう、採石事業は終わり、今は、「災害防止目的のための」土砂の埋戻しが最後の事業となっていました。

 ところが、事業者が「赤字経営」を理由に、地権者に地代を長年、支払っていません。
 そこで、私は、地権者の依頼を受けたこともあり、県に出向き、地代を払えないなら土砂搬入をストップするよう申し入れてきました。
 私のはたらきもあり、土砂搬入がストップしていたのです。

 ところが、県は、このままでは、「現状回復ができない」として、事業者に、「土砂搬入を命令した」というのです。

 なんだか、うさんくさい臭いがするのですが、県にとっては、「原状回復」をしないまま事業者がいなくなってしまうと、「災害防止」に責任を持つ人がだれもいなくなってしまうというのが、県の言い分です。

 今回の「土砂搬入命令」は、地権者にも、地元・桜川市にも連絡ないまま、県と事業者の2者だけで進められたものです。

 今後、このようなことをする場合、地権者・桜川市に連絡を取ることを約束させて、交渉は終わりました。

 

 真新しいトラックが、土砂をを搬入しております。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿見町議選挙と大子町議選挙の投票率

2016年03月28日 11時51分47秒 | 国際・政治

 昨日阿見町議選挙の投票が行われました。共産党の永井義一氏は、11位で無事当選できました。
 これで、今年1月からおこなわれた茨城県の市町村議選挙は一段落。3月の2つの町議選挙は、体調をこわしたこともあり、応援に行くことはできませんでした。しかし、どのような結果になるか、心配して見守っていました。

 ここで2つ気が付いたことを書いておきます。

 1つは、阿見町では、公明党が圧倒的に強いということです。定数18で、3人立候補し、1、2、6位当選という結果には、あらためてびっくりしました。

 もう1つは、これだけ激しい選挙
  18位当選 631票
  19位次点 596票
  20位次次点537票
  21位最下位520票
 でありながら、投票率が前回を5%下回って、52%であったことです。

 一方、大子町では、最下位得票が、法定得票を下回るほど「無風な選挙」であったにも関わらず投票率は70%を越えました。

 この落差はなんなんでしょうか。都市部と農村部のちがいとだけでは説明がつかないような気がするのですが・・・・・・・・。

  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする