【三浦守裁判官の反対意見(外観要件も違憲】
外観要件は生殖不能要件と同様の二者択一を迫るという態様により過剰な制約を課すものであるから、制約の程度は重大で、憲法13条に違反すると言える。原決定を破棄し、申立人の取り扱いを男から女に変更する決定をすべきだ。
【草野耕一裁判官の反対意見(同)】
外観要件が違憲とされた場合「自己の意思に反して異性の性器を見せられて羞恥心や恐怖心、憎悪官を抱かされることのない利益」が損なわれることへの懸念は理解し得る。ただ、性同一性障害の全人口に占める割合の低さに加え、公衆浴場などの施設の管理者が利用規則を定める際に細心の注意が払われることなどが期待できることからすると、この利益が損なわれる可能性は低い。原決定を破棄し、申し立てを認める決定を下すことが相当だ。
【宇賀克也裁判官の反対意見(同)】
外見要件も生殖不能要件と同様に過酷なに二者択一を迫るものと言え、違憲だ。原決定を破棄しし、申し立てを認める判断をすべきだと考える。
外観要件は生殖不能要件と同様の二者択一を迫るという態様により過剰な制約を課すものであるから、制約の程度は重大で、憲法13条に違反すると言える。原決定を破棄し、申立人の取り扱いを男から女に変更する決定をすべきだ。
【草野耕一裁判官の反対意見(同)】
外観要件が違憲とされた場合「自己の意思に反して異性の性器を見せられて羞恥心や恐怖心、憎悪官を抱かされることのない利益」が損なわれることへの懸念は理解し得る。ただ、性同一性障害の全人口に占める割合の低さに加え、公衆浴場などの施設の管理者が利用規則を定める際に細心の注意が払われることなどが期待できることからすると、この利益が損なわれる可能性は低い。原決定を破棄し、申し立てを認める決定を下すことが相当だ。
【宇賀克也裁判官の反対意見(同)】
外見要件も生殖不能要件と同様に過酷なに二者択一を迫るものと言え、違憲だ。原決定を破棄しし、申し立てを認める判断をすべきだと考える。