菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

変則共闘の新潟県知事選挙

2016年09月30日 19時44分06秒 | 国際・政治
 7月の新潟県の参議院選挙は、生活の党の森裕子氏が約2300票という僅差で当選したところです。
 今度は知事選挙が行われます。4人の立候補者がいますが、公営掲示板にきちんとポスターを貼りだせる力量ももっている候補者は共産・生活・社民が推薦する医師の米山隆一氏と自公が推薦する元長岡市長の森民夫氏の2人です。

 本来なら、「自公」対「4野党共闘+市民連合」の構図となると期待されたのですがそうはなりませんでした。

 民進党はどうなったのか、候補者の米山氏は元民進党の衆議院候補者、選挙責任者の森裕子氏は生活の党。それなのに、民進党はどうなったのかというと、自主投票に決定したというのです。

 その米山隆一氏の「共闘は民主政治の本道」と題して、しんぶん赤旗は、米山氏のブログの内容を紹介しています。

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 新潟知事選・共同候補となった米山氏の「共産党との共闘についてどう考えますか」の質問につて、このブログで私の意見を述べたいと思います。(要約)

 極めてシンプル
 
 私の意見はきわめてシンプルで、「政策が一致する以上当然であり、何の問題も感じません。」です。
 勿論共産党が掲げる政策が100%一致するわけではありません。しかし、今回の知事選の主要な争点となっている原発再稼働問題についても、私がずっと掲げてきた医療介護制度の充実においても、労働者保護の方向性でも、教育を最重要課題とする点でも、もとろんそれぞれの政策ごとにニュアンスの違いがありますが、基本線は一致しています。そうである以上、私は、共闘は当然、むしろしない方が不思議であると思います。

 何一つ問題ない

 民主主義は、多様な意見の存在を許しますが、しかし、そのままでは物事が決定できない場合には、多数決で一つの方向性を決めるというルールです。これだけで終わると見落とされがちなのですが、仮に複数の選択肢がある場合でも、実質的に1位対2位の二者択一になる。」という特徴があります。(略)

 そして私は、対立軸を形成し実現するための共闘は、きわめてまっとうで、本質的な、民主政治の本道であると思います。(略)

 またそれ以前の問題として、先の参議院選挙で初めて共産党の方々はどの方もみな、むしろ私よりよっぽど真面目な良い方で、その熱心な活動ぶりには本当に頭が下がりました。

 私はどのような党派に属していても、基本線として私と政策を共にしてくださる方となら、誰とでも伴に汗を流したいと心から思っています。(略)

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つくば市議選挙応援演説15か所

2016年09月30日 17時07分14秒 | 議員活動
 今日は、青空がみえる。久ぶりに天気がよくなったので、宣伝カーを活用することにしました。

 9時半に家を出発し、上大島の井戸川という地域で演説をしていたら、おばあちゃんに話しかけてきた。ここはつくば市の端っこなので、つくば市の恩恵を何一つ受けていないという。
 防災無線の放送も、桜川市と明野(筑西市)の放送はよく聞こえるが、つくば市の放送は、まったく聞こえないという。(後でしらべてみると、つくば市には防災無線はないとのことでした。この声は、滝口隆一市議事務所には伝えました)

 その後、洞下に行きました。ここは、筑西市からつくば市への通り道(抜け道)なので、交通がはげしいところです。
 しかし、空き家となった家の軒先をかり、なんとか6か所演説することができました。真壁高校時代の同僚の家を思い出し、たづねたところ、84歳になったとのことでしたが、元気に道路の補修をしていました。真壁高校の同僚の訃報を交換し合いました。

 また、洞下団地では、演説に出てくる人もいたし、国道125号線では、手を振り挨拶してくださる人がおり、車を止めると、名乗って挨拶してくれるおばちゃんもいました。旧筑波町地域も随分変わったものです。

 最後に、北条へいき、旧北条駅前で5ヶ所演説し、なんとか15か所演説できました。
 体力的には回復しましたが、喉がまだ戻ってきません。演説も3か月も休むと、なかなか元に戻りません。


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9・28臨時議会の報告

2016年09月28日 17時22分16秒 | 議会
 
 議長選挙の経過
 
 高田重雄議長・風野副議長を選出

 議長・常任員会等の改選のための臨時議会が9月28日開かれました。この経過について報告いたします。
 9時30分、全員協議会が行われ、菊池伸浩議員と高田重雄議員の2名が立候補していましたので、2人の立候補挨拶がありました。
 
 菊池議員の立候補挨拶
議長になるからには、身だしなみ、話し方も大事と、床屋にもいき、歯医者にも行って入れ歯も修繕してきました。3つの公約をのべます。
 1つは、私は議員の中では2番目の高齢ですが、体はいたって元気です。議長職はかなり激務であります。欠席は許されません。6年間で1日だけインフルエンザで欠席しましたが、2年間欠席しない自信はあります。
 2つは、議事の進行の仕方では、議会事務局とよく打ち合わせをして、できるだけスムーズに運営していくつもりです。
 3つは、3月の予算議会、9月の決算議会では、大綱質疑をなくし、丸1日間かかる議案提案の日をなくしたいと考えています。これについてはみなさんと相談させていただきます。

高田議員の挨拶
 体調は良くありません。無理な時には、途中で、辞職いたします。

その後、本会議に移りました。
 潮田議長から、「一身上の都合」で辞職願がでているということで、飯島副議長が議長席につき、議事を進行します。
 潮田議長除斥で、議長の辞職を可決。
その後、選挙に移りました。

 選挙結果は、高田重雄議員 17票   
       菊池伸浩議員  1票   
 
 またもや、2年前と同じ結果になりました。
 大方予想では、菊池議員に、票は入らなくても、「白票は出るだろう」とのことでしたが、予想外の結果となりました。
 その後、副議長選は、1人しか立候補者がいなかったため、風野和視議員が議長指名で選出されました。

 風野議員の副議長就任の挨拶
  議長の杖となってささえてまいります。
 
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 常任委員会の配置  ◎委員長 ○副委員長
 
  総 務  ◎市村香、 ○大山和則、相田一良、増田豊
                 小林正紀、風野和視 
 
 文教厚生 ◎鈴木裕一、○谷田部由則、林悦子、高田重雄
                   小高友徳、菊池伸浩
 
 建設経済 ◎飯島重男、○萩原剛志、増田昇、潮田新正
                  仁平実、榎戸和也

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 なお、菊池議員は、議会広報特別委員長と県西総合病院組合議員に選ばれました。
議会運営委員長には、萩原剛志議員、副委員長には増田豊議員が選出されました。
 
 その他として、いつもなら行われる議会選出の監査委員の件は、本人(市村香議員)の辞表提出が当日の28日になったため、今回は選出(交代)できませんでした。

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伊藤真著「赤ペンチェック自民党改正草案」を読む⑪

2016年09月28日 07時34分12秒 | 議員活動

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自民党の草案
 (財産権)
第二十九条 財産権は補償する。

 2 財産権の内容は、公益及び公の秩序に適合するように、法律で定める。この場合において、知的財産権については、国民の知的創造力の向上に資するように配慮しなければならない。

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 自民党の改正理由
  特許権等の保護が過剰になり、かえって経済活動の過剰の妨げにならないよう配慮することとしたものです。

 改正理由にあるように、まさにクリエイティブな活動よりも経済活動を優先させる意図があります。
 ここにも個人よりも全体を優先させ、人権保障に後ろ向きな姿勢が垣間見えます。

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 自民党草案
 (拷問及び残虐な刑の禁止)
第三十六条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、禁止する。

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 現行憲法は、「絶対に禁止する」となっています。この絶対をはずせば、当然のことながら規範力は低下します。一定の条件があれば例外が認められるとの解釈につながる可能性があります。



 

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防衛大臣が軍需企業の株を購入することは「大臣規範」の逸脱では?

2016年09月27日 20時33分17秒 | 国際・政治
 今日のしんぶん赤旗は、稲田朋美防衛大臣が、夫名義で、防衛装備品を受注する軍需企業5社の株保有していることがわかったと報じています。

 稲田防衛相の夫名義で保有する
 軍需企業株とその企業の防衛省との契約

  株銘柄   株数    契約金額(順位)

 三菱重工業 3000株  2632億円(1)

 川崎重工業 6000株  1913億円(2)

 三菱電機  2000株   802億円(5)

 IHI   8000株   619億円(6)

 日立製作所 3000株   219億円(13)

 注)資産公開と防衛装備庁資料(2014年度)で作成

 閣僚の株保有については法的な規制はなく、「大臣規範」で在任中の株取引の自粛を定めています。
 しかし、国会議員には、国政に関する重要な情報が集中するだけに、国民の疑念をもたれるような株取引をしないことが求められています。

 稲田氏の事務所は、「しんぶん赤旗」からの問い合わせに、「政党機関紙の質問には回答していません」と回答でした。


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