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猛暑と京都となでしこと

2011-07-14 23:06:31 | 遠征旅日記
昨日から京都~大阪出張、ようやく先ほど帰宅しました。35度の猛暑の中、訪問したのは京都の代表的な企業である「島津製作所」「村田製作所」。両社とも長年の京都の文化・科学の歴史に根差した伝統企業です。島津製作所の「島津」は、薩摩(鹿児島県)の大名家「島津藩」とは直接関係ありません。明治~大正時代「日本のエジソン」とも呼ばれた2代目島津源蔵が、父が興した理化学器械製造企業大きく発展させ現在の島津製作所の礎を築きました。また島津源蔵は日本電池の創業者でもあり「GSバッテリー」の「GS」は「島津源蔵」のイニシャルがその起源です。
一方村田製作所の起源は、日本の伝統工芸の一つである「陶器」です。大正14年、村田吉良が東山区泉涌寺東林町で始めた陶器屋が「村田製陶所」。その後精密特殊陶器メーカーとして成長していきましたが、企業としてビジネス拡大のきっかけとなったのは昭和初期、京都を代表する大企業であった島津製作所へ「ピトー管」という精密特殊陶器の納入が始まったことです。以降、精密特殊陶器は、「セラミック」として進化を遂げ村田製作所は、世界の電子部品・セラミック部品メーカーに発展しました。

こうした歴史と伝統の上に発展した京都企業群は、大阪から電車でわずか30分ほどしか離れていないのに、独自の経済圏を作っています。ですのでマーケティング戦略を考えるとき、京都と大阪は別々のアプローチが必要です。また京都の経済圏はある種の閉鎖性を持っていますが、それは京都という街が持つ歴史と伝統に起因していることは明らかです。
画像が、なでしこJapanの活躍のシーンが並べられて、京都経済の話を長々と綴られているのを奇異に感じられたかもしれませんが、「なでしこJapanが今作っている新しい歴史と伝統の上に、日本の女子サッカーは今後も大きく発展するはず」と信じて止まないからです。

猛暑の中のビジネスで、深夜の試合を見る事ができいないのが残念ですが、世界のサッカーファンの目を釘づけにし、称賛されているなでしこJapan。このまま決勝も勝ち切って新しい「伝説」を作って欲しいです。それが必ず後に続く日本女子サッカー選手たちに、大きな歴史と伝統という資産を残し、日本女子サッカーが長く世界のトップで活躍する礎となることでしょう。あと1勝!絶対勝ちましょうね!
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