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全社・関東予選~第三番勝負「さいたまSC戦」

2010-07-11 19:06:51 | SC相模原・激闘の足跡
全社・関東予選Cブロック決勝戦は、戦前の予想通り「守るさいたまSC・攻めるSC相模原」の状態が続き前半を終わりました。しかし後半13分、SC相模原齋藤のゴールで試合は一気に動き出します。さいたまSCは、前半自陣に張り付いていたDFラインが、ようやく重い腰を上げてSC相模原陣内に攻め上がってきます。リスクを冒して同点を狙うさいたまSC、しのぐSC相模原。最後は「全国社会人サッカー選手権大会・全国大会」出場に向けた堅い意志と、熱い気持ちがこの試合を決します。

この試合のスタメンは、以下の選手です。
FW:齋藤・森谷 MF:古賀・水野・坂井・鈴木健 DF:秋葉・工藤・鈴木隼・大将 GK:榎本

さいたまSCは、4-2-3-1のフォーメーションでスタート。1トップは1人で攻撃を仕掛けるタイプの宮島。宮島を攻撃に残しあとの10人は、まず自陣に引いて基本はがっちり守る体制です。SC相模原は、こうしたさいたまSCの入り方を見越してか、キックオフと同時に、右サイドに展開して中央齋藤がシュート、DFラインの裏を抜け齋藤がシュートと積極的に仕掛けていきます。しかしさいたまSCも仕掛けてくるSC相模原の攻撃の芽を摘むと素早く前線に展開、前半20分までは双方、攻守を繰り返す五分五分の展開でした。
しかし、前半20分過ぎからSC相模原がポゼッションを上げていきます。特に今日は古賀の切れがよく、自分で持ち込んではクロス、パスを受けてシュートと積極的に仕掛けていきます。25分健太がパスカットしたボールをゴール前に持ち込み左・古賀にパス、古賀が左45度からシュートを放ちますがゴール枠を捕えられません。27分、水野-大将の右からの展開から、ファーサイドの古賀に渡り古賀がシュート!しかしGKこれをキャッチします。31分、齋藤のシュートはゴールポスト、34分森谷のシュートは枠を捕えられず。36分古賀のFKはゴールならず。ゲームはこのまま0-0で前半を終わります。

後半、さいたまSCはメンバーは変わらないものの、前線の選手へのチェックは一層激しくなります。そうした中、SC相模原に待望の先取点が入ります。後半13分、左から古賀が持ち込んで中にボールを入れます。密集の中からボールは齋藤に渡りゴールキーパーをかわしゴール左隅に向けシュート!ゴーーール!1-0。ついに堅い堅い堅いさいたまSCの守備をこじ開けます。さいたまSCは一転反撃に出ます。しかし、SC相模原守備陣も、さいたまSCの攻撃をうまくかわしていきます。GK榎本の守備も安定し、FK・CKへも冷静に対処。さいたまSCに得点を許しません。

後半32分、この激しい攻防にピリオドが打たれます。まず古賀が左サイドからセンタリングを中央に入れます。中央での奪い合いのボールが、センターサークル方向にこぼれると齋藤が目を覚めるような「熱い」豪快なミドルシュート!「何としても全国大会に行くぞ!」というSC相模原の強い意志と願いをのせてボールはゴールネットに突き刺さる!ゴーーール!これにはさいたまSCディフェンスも一歩も動けません。2-0。さいたまSCは、守って1点勝負で勝つチーム。それが2点差、しかも残り時間は10分を切っています。慌てて2トップにし、SBに配していた鎌田をMFに挙げてさらに攻撃にアクセルを踏みます。しかし、こうなると冷静なSC相模原は、相手の攻撃の刃を凌いでカウンター。40分、カウンターから左に展開した坂井から古賀にパス。古賀はゴール右に待つ船越へ正確なボールを送ると船越が正確にゴールを射抜くシューート!ゴオオル!3-0。試合はこのまま終了。SC相模原、全国大会進出を決めました。

勝利を決めたあと、SC相模原サポーターは大歓声。しかし、試合終了後さいたまSCサポーターの皆さんから「アレ!アレ!SC相模原!」の声が、一番さいたまSC側の席にいた私の耳には届きました。敗れた相手チームサポからの祝福・・・とても気持ち良かった。何よりも嬉しかった。さすが、伝統あるさいたまSCだなぁ、と感じ入りました。

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1 コメント

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影のMVP (ひろ)
2010-07-12 12:32:19
昨日の試合は内容、結果全て良かったと思います。何度となく攻め続け見事な3得点。その中で中盤で何度も相手ボールを奪って攻撃に繋いだ健太のプレーは本当に見事でした。彼がいなかったらもう少し相手に攻められていたでしょう。
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