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S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

地域リーグ首位攻防戦①~YSCC優勝ほぼ手中に

2010-06-06 15:30:07 | ライバル達の咆哮
6月5日(土)~6月6日(日)、地域リーグは本年度優勝争いの山場を迎えました。まず、関東リーグは首位攻防戦「YSCC-ヴェルフェたかはら那須」の試合が行われ6-0でYSCCが圧勝しました。これで首位YSCCは、2位那須との勝ち点を4に広げそのチーム力から判断して関東リーグの優勝争いは、ほぼYSCCで決しました。しかし関東リーグは地域リーグ決勝大会に向けて、全社等々の結果によっては2位でも出場できる可能性が残っており、那須・さいたま・厚木・コリアなどの2位争いに注目が移ります。

今日YSCCは、フォーメーションを変えてきました。「山」の形の4-5-1フォーメーション。基本はFW松田の1トップにMF小笹・平間の2人がトップ下。しかし状況に応じて小笹・平間がトップに残り4-3-3の「ぶ厚い攻撃」を展開してきます。那須は、これに対しエース本田が左右に流れ、サイドハーフ・サイドバックの3人の連携で横から崩して、本田がゴール前ドリブルで勝負をかける、といった攻撃を繰り返します。双方の思惑のぶつかり合いで前半0-0の攻防が続きました。しかし前半40分、4-5-1の基本通り、右MFの小澤がペナルティエリア内右にドリブルで侵入。GKがこのボールを取りに行きますが、小澤巧みにボールをキープし中央の小笹に流し、小笹ゴール正面からシュート!ゴーール。1-0。待望の先制点がYSCCに入り前半を終了します。

ここまでは1-0の接戦で全く行方の分からないゲームでしたが、後半開始早々「2つの判定」で試合が決まってしまいます。4分、ドリブルでペナルティエリアに上がってきたYSCC寺田を、那須DF2人が挟み込み、これを防ぎます。この2人の圧力に寺田が倒され「PK!」の判定。これを寺田自身がPKを決め2-0。そして9分、YSCC右サイドの攻撃に8番高橋が、足をかけてしまい2枚目のイエローで退場。那須・神山監督飛び出して猛抗議。スタンドで心配そうに立ち尽くすロッシ総監督。この試合は、那須が10人になったここで事実上の「ゲームセット」。15分にYSCCの3点目が入ると那須はエース本田を下げ「降参」。このあと那須はガムテープで背番号をユニフォームに張り付けた26番の選手を投入。ゲームの緊張感は極度に下がります。YSCCも決定的チャンスにシュートを外しいつものYSCCらしくありません。それでも31分(PK)・40分・44分に得点を挙げ3点を加算、結果6-0。少し後味の悪い「関東リーグ終戦記念日」となってしまいました。
     
今日は、「首位攻防戦」ということで ニッパツ三ツ沢球技場には、たくさんのお客様が詰めかけました。しかし後半15分以降のような試合を続けていると、お客様は「来なきゃ良かった」と足が遠のいてしまいます。来場いただいたお客様目線で、また次につながるチーム作りに向けて「勝負が決まった試合」を最後どう終わらせるか、一考を要して欲しい!と感じました。

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地域リーグ強豪チーム・前期最終決戦へ

2010-05-25 18:13:47 | ライバル達の咆哮
地域リーグは、関東を除く全国で試合が開催され強豪チームはいずれも順調に勝ち点を積み重ね、順位・形勢に大きな変動はありません。しかし次節は、前期最終節の「強豪同士の決戦」です(下の表)。この結果によってはYSCC・レノファ山口に次ぐ「当選確実ライン」を越えてくるチームが出てきます。そうはさせじ!と、中堅上位チームが奮起しリーグ後半戦をさらに面白くして欲しいですね。
   
1.やはり強いチームは失点が少ない。
当り前の事ですが、こうして上位を走るチームの失点を見る限り非常に少ないことが改めて確認できます。関西の首位攻防戦となった三洋洲本 VS アイン食品も1点を争う好ゲーム。前半三洋、後半アインの流れでしたが双方堅い守りで得点を許さず0-0。この結果三洋・アインのマッチレースのまま最終節へ。(上記表参照)奈良クラブ・ラランジャ京都の2チームは、この前期最終節の勝利が優勝争いに残る絶対条件。勝って関西リーグを盛り上げて欲しいです。

2.さぁいよいよ川中島の戦い
北信越は、信濃・越後の両巨頭、共に譲らずいよいよ「川中島合戦」を迎える事になりました。信濃・長野パルセイロは薩川監督の守備指導が実り、今シーズン失点わずかに1点のみ。この安定したDFの強さで信濃勢有利と見ますが、結果やいかに。長野は、勝てば一気に「当選確実ライン」を越え後期の試合を優位に進める事ができるでしょう。
東北も、次節「福島 VS 盛岡」決戦です。福島が勝てば盛岡との勝ち点差が「4」に広がり同じく「当選確実ライン」を越える事になります。盛岡は、勝つか、最低でも引き分けに持ち込み勝ち点差を「2以下」にとどめておけば後期に望みがつながります。

3.残念!PKの1点負け
刈谷 VS 鈴鹿の「愛知・三重対決」は、愛知・刈谷に軍配が上がりました。双方互角の勝負で進んだ前半20分、鈴鹿はPKを取られてしまいます。これを刈谷・日川が決めて1-0。後半追い上げますが刈谷の守備は崩せず惜敗。しかし、リーグはまだ始まったばかり。鈴鹿は前期残り試合を全勝で行き、7月10日の藤枝MYFCとの再戦で「勝利」することが上位進出の条件となります。

前週の「天王山」でほぼ主要リーグの形勢が決まり、来週の「前節最終決戦」で優勝チームが絞られてきます。高成績を上げているチームの守備をいかに崩せるか、逆に失点を防ぎ相手にプレッシャーを掛け続ける事ができるかどうか。「リーグを面白くする」観点から、是非下剋上でリーグを戦国時代に戻してほしいと思います。


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地域リーグ強豪チーム・前半の天王山

2010-05-17 19:08:30 | ライバル達の咆哮
地域リーグは、5月16日全国で熱戦が繰り広げられました。開幕が5月にずれ込んだ東海・北海道以外のリーグは、前半戦の佳境「強豪チーム同士のぶつかり合い」となり関西・中国の2リーグでは、リーグ戦の主導権を握ったチーム・出遅れたチームがはっきりしてきました。一方関東リーグは、早くも前半戦を終了。来週からスタートする後半戦では、「どこがYSCCを止めるのか」に注目点が移っていきます。

<混戦から抜け当確圏内へ>
YSCC強し!昨日、最下位アルマレッザ戦は8-0の大勝でした。前半こそ1-0でアルマも健闘していましたが、後半定番の「寺田」「辻×2本」ゴールが決まり4-0。後半22分にはアルマレッザがレッドカードで10人になると 試合はYSCCゴール祭りに。ヴェルフェ那須 VS tonan前橋戦は、1-0で那須が勝利。この結果関東リーグ前半は上記の勝敗となり、現在のYSCCの充実ぶりから考えると「YSCC優勝確実圏内」に入ってきました。那須がどこまで食らいついていけるかどうか。ヤマダ電機の支援もスタートし本気でJFLを狙うtonan前橋は、6月末から始まる全社の方に焦点を移してくるのではないか、と思います。
関西も、今節の結果で形勢がはっきりしてきました。首位争いは今週末5月22日の無敗対決・前半の天王山「三洋洲本 VS アイン食品」の結果次弟になります。ここで三洋が勝てば三洋は1位に抜けだし優勝争いの主導権を握ります。京都は今節のアイン食品戦の敗戦が痛いです。このまま順当にいくと三洋・アインのマッチレースの流れです。

<前半の天王山・・・結果は>
中国・四国リーグでは「前半の天王山」首位攻防戦が行われました。中国リーグでは、レノファ山口が新日本石油水島を2-0で下して、中国リーグ優勝争いの主導権を握りました。前半15分、水島はPA内のファウルで一発レッド。このPKで先制した山口は10人の水島に付け入る隙を作らず2-0で勝ち抜きました。山口はこのまま順調に行けば6月6日の松江戦の勝利で、「当選確実」が出ると思います。四国は、優勝を争う愛媛・讃岐ががっぷり四つに組んだまま2-2の引き分け。5月30日の首位攻防戦その2、愛媛 VS 徳島戦が優勝を占う次の「前半の天王山」となってきました。

全国どこのリーグも激しい順位争いに目が離せません。しかし先週末の「前半の天王山」の結果、優勝争いは「マッチレース化」(東北・北信越・関西・四国)か「独走態勢化」(関東・中国)の2タイプに分かれてきました。しかし早い関東で前半を終わったばかり。後半、下位チームは上位チームにリベンジし「マッチーレース」「独走態勢」を、最終節まで混沌とした「混戦」に引きずり込んで よりスリリングな優勝争いにして欲しいです。中位・下位チームの奮起に期待!



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追伸;六花亭マルセイズは、優勝候補・札大GPに0-3で敗れました。残念。

YSCC独走態勢へ~ヴェルフェ那須観戦記

2010-05-09 22:04:04 | ライバル達の咆哮
SC相模原の勝利を見届けたあと、保土ヶ谷公園競技場で、関東リーグ2位のヴェルフェたかはら那須(以下・那須)VS 厚木マーカスとの試合を観戦してきました。那須がYSCCの対抗馬足りうる実力チームなのか、大いに興味を持って見守っていましたが、前半早々から厚木マーカスペース。11分ゴール右に厚木FW9番・横山が迫り、DFを引き付けたところでゴール右にいた池永にパス。池永コースを狙って右隅にゴール。1-0。はるばる栃木から来ていたサポーターの皆さんも、まだこの頃は「始まったばっかりだ!」と励ましのエールが続いていました。

那須の攻撃の軸は栃木SC出身の本田。厚木はそれを十分理解しており、本田にパスが入ると3人が一斉に本田を囲み、本田の自由を奪っていきます。それでも前半 那須は、「本田に入れる、本田を走らせる、本田に打たせる」サッカーを基本としていたため、次第に試合の流れは厚木に流れていきます。27分、この日FWに入った坂倉が、DFライン裏を抜き、GKと1対1に。キーパーの位置を見ながら豪快に決め2-0。さらに2分後29分右サイドをえぐったSH尾崎が、DFの股抜きでゴール正面に迫り、ゴール左前にいた池永にパス。池永これも丁寧に決めて3-0。試合の流れから言って決定的な3点目が厚木に入ります。

那須の失点は、偶然の一致かも知れませんが、「右から抜かれて左からシュートを打たれる」パターンばかり。しかも今日の厚木のメンバーは、今年私がこれまで見た選手とほとんど異なる選手。石神もいなければ坂本もいません。厚木が1チーム内に関東リーグを戦えるメンバーを2セット持っている事に、厚木の選手層の厚さを感じる反面、一層「那須、どうした?」の感を強くもちました。

後半、那須はメンバーを入れ替え攻撃のオプションを増やし、組織的な攻撃を仕掛けてきます。この頃から応援団の皆さんも、コーチ補佐的なコールが多くなっていきます。(切り替えろ!とかライン上げる!とか)ポゼッションは那須が主導、那須が攻める時間が長くなりますが、厚木は決定的なチャンスを那須に与えません。逆に厚木のカウンターサッカーの方がチャンスを多く生み出します。8分・12分・20分・33分と決定的なチャンスはすべて厚木のカウンター。那須は、最後まで厚木の固い守備を崩せず3-0で敗れてしまいました。

今日は、今シーズン一番悪い那須を私は見てしまったのかもしれません。それにしても、今のYSCCの総合力は、那須・前橋・さいたま・厚木のチーム力からは抜けています。今節の勝敗で那須とYSCCの勝ち点差は「4」に広がりました。関東リーグは進行が速く、もう来週で前半を終了してしまいます。関東リーグの後半の焦点は「2位争い」になっていくのではないかと思います。
SC相模原は、来週産業能率大学に勝てれば、今度は関東リーグ1部・2部や関東大学リーグの1部・2部といった強豪チームとの対戦に勝ち抜かなければなりません。来週の勝利を信じてSC相模原サポーターもぜひ関東リーグのチームにも目を向けてみてください。当サイトでも引き続きご紹介していきたいと思います。

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地域リーグ強豪チーム・抜け出す優勝候補

2010-05-04 18:15:07 | ライバル達の咆哮
5月1日・2日・3日と、地域リーグ強豪チームは「全く予想通り」の展開でリーグ上位を走っています。特に開幕したばかりの東海リーグは、いきなり「4強」同士の星のつぶし合いから始まりましたが、4チームともに譲らず全て引き分けに終わっています。

<本命抜け出す>
関東・東北リーグは、今節の勝敗でついに「本命クラブ」が抜け出し、優勝争いの主導権を握りました。
関東リーグは既報の通りYSCCは、さいたまSCに5-3の快勝。ヴェルフェ那須もコリアに3-0で勝利したため、「本命YSCCが1位、ヴェルフェ那須が勝ち点1差で追走」の展開となりました。tonan前橋は厚木に痛い引き分け。YS・ヴェルフェとの勝ち点差が広がってしまいました。関東リーグで前橋が地域リーグ決勝の切符を勝ち取るには、5月16日のヴェルフェ那須戦&5月30日のYSCC戦での「勝利」が必須条件です。
東北リーグは、グルージャ盛岡が秋田と引き分けたため、福島ユナイテッドが単独首位に躍り出ました。これで6月6日両雄の直接対決で、福島は「引き分けでも首位」の状況となりマッチレースを1歩抜けだした形勢となりました。
<初日から混戦>
東海リーグは、注目の刈谷-矢崎・藤枝-鈴鹿の2試合は引き分けとなり、4強は初日から激戦を繰り広げています。この2試合で4チームの間に大きな実力差は無いことが裏付けられ、東海リーグの優勝争いは「筋書きのないドラマ」状態で前半戦を進んでいく事でしょう。
中国リーグでは、レノファ山口はヤーマン宇部に快勝。松江が破れたため、レノファは2位に浮上しました。レノファにとっては、5月16日首位・新日本石油水島との直接対決が中国リーグ勝ち残るための重要な試合となります。

「最後は気持ち・精神力」ラモス 瑠偉の決まり文句ですが、今節を見てもサッカーは最後にはそこに行き着くことを再認識させられました。YSCCも後半37分で3-2と逆転され、「引き分けに持ち込めるか」という試合をラスト8分+ロスタイムで3点取り勝ちきりました。福島ユナイテッドも後半22分まで1-0で先行され「負けてもおかしくない課題の多い試合」(手塚監督)でしたが2-1で逆転勝利を収めています。
SC相模原も5月9日(日)六浦FC戦、5月16日(日)の決勝戦では、「強い精神力」がプレーに出てこないと、今度は引き分けでは済まなくなります。熱いハートと冷静な判断力を持って相手チーム、そして何よりサポーターにその実力の高さを見せて欲しいと思います。

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tonan前橋のドグラス効果

2010-05-01 22:55:57 | ライバル達の咆哮
本日保土ヶ谷公園サッカー場で行われたtonan前橋 vs 厚木マーカス戦は、両チーム1-1で引き分けました。水曜日SC相模原 VS tonan前橋の試合が見れなかっただけに、私も新生前橋をじっくり観戦することができました。観客席にtonan前橋応援団は、おじさん1人でしたが、このおじさん今年2月の赤城おろしの強風が吹く中行われたtonan前橋 vs SC相模原でも大声で応援していたtonan前橋サポーター。なつかしかったです。

tonan前橋のフォーメーションは「3-5-2」。開幕戦YSCCに6失点してしまった守備陣でしたが、この日は柳澤-大河原-ドグラスの3バックが安定した守備を披露。ここ2試合+SC相模原戦での失点の少なさに「納得」です。193cmのドグラスが入ったことで守備はもちろん、攻撃でもセットプレー、そして試合終盤のラスト15分では前線でターゲット役もこなし攻撃を活性化させていました。この日の同点となる1点は、後半12分、左から林田のクロスにドグラスがヘッドでゴールしたもの。また試合中、流調な日本語で味方を鼓舞、3試合目にして氏家とならぶチームの中心選手として大活躍でした。tonan前橋にとって今回の補強は「◎」だったようです。

しかし、チーム全体の攻撃の連携はこれからの状態。今日のFWは、小川・反町のコンビでしたが小川はスペースに出されたボールに俊足で裏を取るものの、シュート力が低く1対1になりながらフィニッシュ出来ません。反町は、強力なフィジカルとシュート力でポストに当たる惜しいチャンスを作るものの、MFとの息が合っておらず連続攻撃につながりません。FW陣は山田・渋谷らの攻撃的MF陣との連動性をもっと高めていく必要がありそうです。試合終了後、チームリーダー氏家が、メンバーを集め連携プレーについて確認と指示。かなり強い調子で修正を求めていました。

試合は、前半41分前節YSCCから2点挙げた厚木マーカスのセットプレーがこの日も決まり先制します。追うtonan前橋は、11分ドグラスのゴールで追いつくもののラスト15分は体力に勝る厚木の攻撃が続きます。tonanもマルキーニョを入れて攻撃の活性化を狙いますが、逆にこのマルキーニョがブレーキ。動きに切れがなくボールに絡めません。ラスト10分、ドグラスをFWにしてパワープレーでさらに攻撃の活性化を図りますが、得点に至らず。1-1で引き分けに終わりました。

SC相模原も、もう一段高いレベルを目指してチーム強化中です。tonanもSC相模原も、どこかで上昇気流にのる「きっかけ」をつかめれば、チームとして自信につながりチーム力全体がパワーアップしていきます。その意味で天皇杯一次予選3連戦は、その「きっかけ」作りにしたいところ。6月28日・全社関東予選まで、あと2ヶ月を切っています。今日の保土ヶ谷に登場した、YSCC・さいたまSC・tonan前橋・厚木マーカス4チームのレベルを超えているか?が問われる大会なのです。

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YSCC VS さいたまSC 関東リーグ首位攻防戦

2010-05-01 17:51:21 | ライバル達の咆哮
今日は文字通り「五月晴れ」に恵まれ、保土ヶ谷公園サッカー場も満員のお客様で賑わいました。関東リーグ首位攻防戦、YSCC VS さいたまSCが13:10から行われ5-2でYSCCが勝利しました。YSCCは関東リーグ1部の混戦を抜け出し、前半はこのまま1位で走り続ける展開となりそうです。一方さいたまSCはこの試合に大敗、この後に開催されたtonan前橋も引き分けたため、さいたま・前橋が2位集団を形成。ヴェルフェ那須は明日のコリア戦で、勝てばYSCCと優勝争い、負ければさいたま・前橋と2位争いのポジションになります。

YSCCの試合は上の得点パターン表のとおり、得点シーンは、今年の全試合の得点の72%が2パターンからの得点です。今日のさいたま戦、最初の得点は「中村からのFKにSB寺田が合わせてゴール」2点目も右SH小笹のクロスを「左から辻が合わせゴール」。同点に追いついた後の決勝点4点目は「中村からのFKにSB寺田が合わせてゴール」。5点目は「中村のCKからファーでフリーとなっていた松田がゴール」。
分かっていてても決められてしまう程の破壊力なのか、コーチが「YSCC対策」を練らなかったのか、いずれにしても今年の関東リーグ1部の本命チームと対戦するにあたっては、「辻への対応」「中村-寺田のセットプレー」の2つに関して対戦チームは、きちんと準備して試合に臨んで欲しいです。YSCCの勝利試合の得点は4試合で18得点。1試合平均4.5点取っていることになります。「YSCC戦では5点取らないと勝てない」状況から脱するには、まず相手のストロングポイントを消す事です。

さいたまSCが、敗戦した最も大きな原因は、後半11分 FW宮島のレッドカード退場です。しかしその伏線がありました。後半5分、宮島最初のイエローカードの際、さいたまSCのキャプテンマークをつけた甲能が、宮島に「何やってんだ!」と大声で喝!そのたった6分後また宮島がキーパーへのレイトチャージで退場。その後さいたまSCは10人でしたが健闘、37分には、3-2で逆転まで行きました。しかし2分後の39分すぐ追いつかれ、終盤は10人でのハードワークから足が止まり追加点を許し敗退しました。「退場がなければ」試合の結果は変わっていたかも知れません。キャプテンの判断・予測は正しかったのです。

     
写真は、YSCCコーナーキックシーンです。キッカーは中村。ニアにCB鈴木・服部が、ファーに4番松田が、そしてゴール正面に13番寺田が準備します。辻はこぼれ球の行方をニアポスト付近から狙います。高い得点パターンは、ニアがつぶれて寺田がフリーでゴールを決めるか、ファーで松田がフリーでシュートの2つ。いずれも中村の正確なキック力と読みが生み出す得点パターンと言ってよいと思います。

それにしても今日の保土ヶ谷公園サッカー場のスタンドは、満員のお客様。YSCCへの応援も日増しに多くなっているようです。SC相模原も明日負けないように応援よろしくおねがいします。

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地域リーグ強豪チーム・それぞれの週末

2010-04-26 22:57:35 | ライバル達の咆哮
今週末、SC相模原とJFL入りを競う強豪チーム達も「嬉しい白星」「痛い引き分け」「まさかの黒星」に、一喜一憂していたようです。SC相模原が、関東を勝ち抜き全国の舞台にいけば戦うであろうライバル達のそれぞれの週末を今日はレポートします。

「嬉しい白星」
①tonan前橋は、SCさいたまを1-0で下し、関東リーグ優勝戦線に絡んできました。守壊で出だし2試合大敗したtonan前橋は、ギラヴァンツ北九州から193cm DFのドグラスを補強。前節・今節と守備が安定しYSCC追撃態勢に入りました。28日(水)には麻溝公園競技場でSC相模原とのトレーニングマッチを控えていますが、SC相模原には2月に対戦したtonan前橋とは別のチームとして考えたほうが良いかもしれません。
②奈良クラブも「目覚めの1勝」を上げ、勝ち点で加古川・京都とならび、大混戦リーグの中に絡んできました。首位を走る三洋電機洲本も無敗できていますが、これからが正念場。アイン・阪南大を含めた5チームの星のつぶし合いが続き、関西リーグはしばらく混戦状態が続くものと思います。

「ビジョンを持ったチーム強化」
①福島ユナイテッドは、前節4-0で秋田に快勝しても手塚監督は「前半は、何も良いところがない。積み重ねてきたことが何ひとつ出来ない試合。」と厳しいコメント。それもあってか前節のメンバーをがらりと変えて、今節の盛岡ゼブラ戦に臨みました。結果は4-1の快勝。しかし手塚監督は「腰が引けていて、戦う姿勢が欠如していた。3節やって課題がいろいろ出たので、ひとつひとつクリアにしていきたい。」とコメント。ベテラン監督は、どこにチームのピークを持っていくのか既に計算しており、今はチームの土台作りに余念がありません。
②藤枝MYFCは、ジュビロ磐田のサテライトチームと対戦。結果0-2で敗れています。前週も横浜FCと対戦するなどJリーグチームとのトレーニングマッチで、着々とチームを鍛えています。激戦必須の東海リーグを勝ち抜くために、もう一段チームのレベルアップを図りたい!という藤枝の意図がよく理解できます。三重のランポーレ鈴鹿もSC相模原同様、三重県の全社予選を制し全社東海予選に名乗りをあげました。鈴鹿の監督は言うまでもなく朴智星・松井らを育てたベテラン木村文治監督。JFLを目指し必死の強化を続けています。SC相模原も負けられません。

SC相模原は、「六浦FCに引き分けた」事よりも「この試合から何が分かったのか、何ができなかったのか。」をチームで咀嚼し日々のトレーニングにつなげる事の方が今は重要です。この4月は、強化目標を決め、それに向けてメニューを着々と消化してきました。水曜日のtonan前橋戦、おそらくは(油断しなければ)横浜商科大学戦までは、その延長で「強化目標をきちんと持って勝利する」試合ができるはずです。しかし、5月9日(日)からは「絶対に負けられない戦い」が2週続きます。この時の試合で 「腰が引けていて、戦う姿勢が欠如していないかどうか」チェックするのはチームマネージャーとサポーターです。

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YSCC vs 厚木マーカス戦(関東サッカーリーグ1部)

2010-04-24 15:51:23 | ライバル達の咆哮
関東サッカーリーグ1部第4節、YSCCは保土ヶ谷公園サッカー場で厚木マーカスと対戦し6-2で勝利、これで3勝1敗となり那須・さいたまを追走しています。スタンドには平川・苅田といったSC相模原OBも観戦に来ていました。2人とも元気そうで何よりです。YSCCのこの4試合のスタメンの基本構成は以下の通りです。
       
今日の試合を見ても、MF中村は今後外れる事はないと思いますので、しばらくは今日のスタメンが現在の基本構成でしょう。今日の試合も6点入りましたが、得点パターンは以下の2つに分かれます。いずれにしても攻撃の軸は辻正男であることは変わりません。
①辻が左に流れ左サイドのDF網を突破、中央で小澤が合わせゴール(2点目・3点目)
②リスタートからの中村のキックにSB寺田が合わせてゴール(1点目・6点目)
 *5点目はゴール前FKのシーンで中村を厚木が警戒しすぎ、注意が疎かになった石川が簡単に蹴り込んで決めました。
 *寺田はSBながらいずれも中央正面からFKに合わせてゴールした他、右サイドの突破からも、中央に回り込みシュートを2~3本放っています。
逆に失点シーンは、2点ともセットプレーから。しかも厚木のエースFW坂本をフリーにして中央からのシュートが綺麗に決まってゴール。厚木はCB2人が長身でセットプレーが上手いチームではありますが、その他の場面でも中央を抜かれるシーンが目立ちました。
ポジションで、修正を図ろうとしているのは、左SB。これまでも渡邉・鈴鹿の併用で来ていますが、今日は逃げ切りパターンとしてCBの服部を左SBに動かし、CBに白井を入れる布陣を敷きました。FWも辻は固定ですが、もう一人は松田と福井の調子の良い方を選択しています。

中村のFKにしても、ファウルをもらうのは辻。初戦のtonanにしても、今日の厚木にしても辻を軸にしたYSCCの攻撃が回り出すと6点ゲームになります。関東リーグの各チームが、優勝候補YSCCのこの攻撃をどう止めるのか?が、今後の優勝争いの大きな焦点となる事は間違いありません。

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地域リーグ・各リーグ滑り出しの展開

2010-04-19 20:55:46 | ライバル達の咆哮
地域リーグは、5月開幕の東海・北海道を除いてすべてのリーグが第一節・第二節を終了。事前の評価との差異・成長度などが次第に明らかになってきています。上に、「SC相模原視点」(SC相模原が勝ち上がった時、立ちふさがるであろう可能性が高いチーム。)で整理してみました。

<予想どおりの展開>
東北・北信越・四国は、ほぼ予想通りの滑り出しです。東北は盛岡と福島の2強が、好スタート。特に盛岡は塩釜戦で13-2と得失点差11を稼ぎました。昨年も得失点差わずか1点の勝負だっただけに、東北は①2強の直接対決の結果 ②それ以外の試合は、勝利+得失点 が、リーグ優勝の行方を左右することでしょう。
北信越もJSCと長野のマッチレース。滑り出しは長野の方にやや勢いがある様子。得失点差でJSCに7点差をつけました。
四国は、讃岐・しまなみ・ヴォルティスの3つが有力と言われていましたが、しまなみがややリード、しかし讃岐・ヴォルティスも大差ありません。
<実力チーム同士の混戦>
関東・関西リーグは、実力チーム同士の星のつぶし合いが、早くも始まっています。関東は本命YSCCが、tonan前橋に大差で勝利し絶好のスタートを切りましたが、先週ヴェルフェ那須がYSCCの飛び出しに、待った!をかけ俄然リーグ優勝争いは面白くなってきました。YSCCが優勝争いの軸にあることは動かないものの、出だしの悪かったtonan前橋にも、まだチャンスはあります。ヤマダ電機からの支援も決まり、一層選手層を強化し調子も上がってくるはず。また那須・埼玉がYSCCにどこまで絡んでくるか、この4チームの動きにしばらく目が離せません。
関西は、三洋電機洲本が昨年の勢いそのままに、ロケットスタートしました。京都・加古川がこの先行馬に、ついていきたいところですがアイン・阪南大も大きな実力差はなく、ここも混戦のまましばらく競り合いが続くものと思います。奈良は、京都・洲本と昨年の上位チームといきなりぶつけられ出遅れていますが、ここからが巻き返しどころ。期待したいですね。
<中国、そして九州>
中国は、レノファ山口が2戦目にして松江に破れる波乱。今後の優勝争いへの影響やいかに。九州は、抜けた実力チームがおらず今首位にある大分・HOYOも今後この位置を維持できるか全く分かりません。次節にもがらりと順位が変化するものと思います。

前橋・山口がつまずいたものの、地域リーグの強豪はほぼ順調な滑り出し。SC相模原も、来週開幕する県1部リーグを自分たちのサッカーで勝ちきって、「相模原が、予想通り来てる」と他チームに発信していきたいですね。六浦FC戦、応援も頑張りましょう!

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