やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

これはバス界からの冬ボーナスか?!有り余る黒々巨大黒鱒と寒冷地仕様のサイコパス地蔵とは如何に?

2020-12-02 14:13:19 | 釣部
そのきっかけは先日のヒメマス戦。


針に掛かって暴れるヒメマスをクロマスがチェイスしてきた事だ。
後ろから追尾してきたと思ったらあろうことか当日最大魚であった25cmくらいのヒメをいとも簡単に咥えやがった。


それは即吐き出されましたが(結局人間の夕食になったけれど)つまりそれぐらい大きなバスだったと言う事。
そしてシャローにも幾つかの大型個体を視認していてこれはワンチャンあるんではないかと。


もしかしてヒメマスパターン?!そんな未体験なモヤモヤアイデアをホールドしたまま三週間が経過したしちまった。
※特に何もしてません


季節は夜な夜な移ろい、あの時あった秋の名残は既に消し飛んでいる。朝イチの気温はー3℃となっていますがまだ彼等に間に合うのでしょうか?!


とびきり冷えた朝だ


***


プチ閑話休題


その前日にガイスー君から明日秩父リザーバー(バスね)行きましょうよ!と誘いがあったがこちらはサイコキネシス・・・いや西湖戦ですとお断り。
ならリモートフィッシングとして釣れたらお互い写真を送りましょうとプチ面白い企画に。


まぁ冬のバスフィッシングなぞゼロワンの世界。でればデカいがゼロ多し。なるべく景色以外の写真を送りたいものである。


***


先日お世話になった青木ヶ原ボートから7時半頃出船。


今年のヒメマスは駄目とこの前書いたが、実はその後に大規模な(ヒメマスの)放流があった。確か3万5千匹だったかな?
そのテコ入れにつきさぞかし賑わっているんだろうな~と思いきや他の釣り人はゼロ!


それもそのハズ、ゼムゼム釣れてないそうでその結果誰も来ずボート屋のご主人も頭を抱えていました。


でも逆に考えれば来春の解禁(3月半ば)はより一層期待出来るんじゃないかなとも。だって釣られて(抜かれて)ないからね。
なのでヒメマスデビューを考えている人は来春を目指して準備すれば良い結果が得られると思います。


それはともかく誰も居ないし今回は相棒もいないソロ活動。セリフはあっても全て独り言w


本当はウッチー氏を巻き込みたかったがイチゼロの可能性大の修行に付き合わせるのは忍びないので却下。


ここのボート屋さんは離岸して即左からがポイントだ。そこは溶岩で形成された壁になっておりつまりここまで熔けた(富士山の)溶岩が
流れて来た証拠って事だ。それが何万年前だかは知らないが元々あった超巨大湖がそれにより分断され今の富士五湖になったと言われて・・・いたと思います。詳しくはググれ。


日陰は極寒

11℃


そんな古代のロマンは置いといて狙いはその溶岩壁から落ち込む6mライン。それ以上のディープは手に負えんので捨てた。
魚探によるワカサギのシューティングゲームはそもそも得意じゃないし西湖のディープは本当にディープなので無理。
なのでせめて10mまでを視野にそれでもなるべくシャローサイドで勝負する所存だ。


だって見たんだもの
※あくまで三週間前の映像です


表水温は11℃。あれから2℃くらい低下しているがバスにとってはたかが2℃なのかされど2℃なのか?さぁどっちなんだい!


***


とりあえずドラッキングで6mラインを流してゆく。ボートは壁に近づいたり離れたり。一方で目は水中をガン見している。
魚探より目視。とにかくバスを確認したい。風もほぼ無く見易いのだがそこには生命感たる生命の姿はない。ヤバいかも。


特にする事がないので景色を愛でる

立ち尽くすだけのフィッシング地蔵


しっかし寒い。


だが先日購入したヒーターベストのお陰で中々快適であるが同時に買った手袋の方はやや難アリ。
ミトン状になってカイロが入るのは有難いがいざって時にそのミトンカバーがリール回転の邪魔をする。改善すべし。


でも今回は小刻みにリールを巻く釣りじゃないので(ドラッキング)とりあえず大丈夫だろう。


・・・


・・・


・・・


三点リターダーが永遠に続く様に何も起こらない。ただただ水中を黙視するだけで終わる予感すらする。でも冬のバスはそうゆうものだ。
上記にあるように魚探によるワカサギシューティングでパカパカ釣れる事もあろうが私は全く得意ではない。


一応山中湖時代に厳寒期のディープ攻略は勉強したし、ハマる瞬間みたいなのも何度か経験したけどそれでも修行には変わりない。
そもそも私的にはバスは夏の魚と思っているフシがあり近所である西湖もこの時期(バスをしに)来るのは初めてだと思う。


でも寒くても出れば出るで楽しい。


今回は(も)ソロ活動だけどこのソロ活動のキモであるエレクトリックモーター一式をくれたウッチー氏に感謝するものだ。
思えばこれを譲り受けてからウン十年振りの相模湖だったり、魔の丹沢湖だったりと色々行った。
フローターの隠密活動もいいけどレンタルボート戦も行動範囲が段違いで面白いからね!


左目は水中、右目は魚探、そして脳内は思ひ出夢想と遠目にはボート上にあるマストの様に立っているだけだが実は内部で凄いカロリーを消費してますw






っとバイトではなくビクっと着弾したのはガイスー君からのラインでした。


ま、ましゃか・・・


釣ってるよ!!


縦でゴメン


おぉ40UPのナイスバス!相変わらずやりますね。秩父リザーバーには先週も行ったらしいので既に状況は理解しているみたい。
でも厳しいのは変わらないだろう。この着弾によりヤル気アップ。さぁそろそろワラクシも本気出しますよ(適当)





ドラッキングに違和感アリ。


保っていたテンションが一瞬抜けたので聞き合わせしてみるとスルスルとラインが走った!
曖昧な合わせも何とか決まりそのままエレキで引っ張りながら沖に魚を誘導する。


上記にもある通り溶岩帯をトレースしているのでちょっと潜られると簡単に切られてしまうのだ。しかもこの子中々引きますよ・・・


ふう何とか獲れたぞ

45cmUPキター!!

魚重くて片手自画撮り難しい


ほーらやっぱり釣れればデカい。逆にそうゆう個体じゃないと寒いシャローなんかに居られないんだろうな。
まぁ黒々して恰好イイ。傷は多くて歴戦の勇者風だ。スマヌまた君を傷つけたが許しておくれ。


***


とりあえず釣れた報告をガイスー君にして再開。当然そのまま溶岩帯を左に見ながら奥へ侵攻してゆく。
これ夏もやれば面白くね?と思うかもしれませんが夏はヘラ師がビッチリ取り付くので基本溶岩帯は打てません。


今日は誰一人いないから全流しが出来るけど最盛期は全くこんな事出来ないのを知っておいて損はない。
あと西湖のキモの一つであるヘラ師用のロープ。実はあのラインの中がバスにとってのサンクチュアリ。


溶岩ランガン

ここがサンクチュアリの境界線


だって常時ヘラ師がいるし彼等が撒いたエサで小魚も寄るしね。その辺も今回は攻め放題なのだが低水温時期には浅すぎるのか居ない様だ。


奥の両岸が最も迫るクビレを抜けそのまま侵攻するが反応はない。ここはフロートエリアで大得意としているトコなのだが
改めて魚探をかけてみると成程!と気が付く事が多い。バイトはないけど来て良かった。


風も弱いし本当なら更に奥へ行きたかったが先行者(しかもバスみたい)が見えるしなんと陸っぱりも居るでのソコソコでターンとなる。
沖にはさっきからヒメマストローリンガーが何艘もウロウロしているが釣れているかは不明。ロッド4本出しで鈴の音がチリチリと聞こえてはくるがの。


さて普通なら帰路はまだ打ってない対岸にすべきなのだろうが西湖の対岸(周遊道路側)は砂利浜風でこの時期は余り美味しそうに見えない。
なので再び先の溶岩を打ってゆくだけだ。っかこれ以上のポイントは思いつかない。


メソッドは同じ。6mラインのドラッキング。今度はやや追い風だが流すには丁度良い。でもこれ以上強くなれば考えなければいけな・・・い?


再びフワッとした感触。今の時期のバスは反転せずそのまま進むのだろうか?


エイッ!と合わせればなんとかフッキングした。


だがワラクシのボロいスピニングリールのアンチリバースがこのタイミングでぶっ壊れたw
いや以前から調子を下げていたがいよいよハンドルを握ってないと逆回転してしまう程の大破となりラインがフケるフケるw
※片手にネットだとどうする事も出来ない


本来ならこんな無様なマネをしてたら100%バラしてしまうのだろうがたまたま西湖神様のご厚意によりなんとかランディング出来ました。
フックが良いとこ刺さっていただけですがね。さてどんな魚かと言えば~


もういっちょうキタ

50cmアップキター!

これはボーナスだ


まさかのRサイズですがでも釣れればそうなるとも思っていたので驚きはない。でも良かった。これでモヤモヤも成仏だ。


***


結局2バイト2フィッシュでオシマイ。


時間も16時までと言われていたが14時過ぎに上がり。何故ならこの後18時から仕事なのでその前にジムで筋トレをしたいなとw
それを加味しての早上りですがそれでもあれ以上はなかっただろうからこの判断は悪くないと自負するものだ。


某元師匠はギリギリまでタコ粘りするのが信条でしたが、私的には限られたタームで結果を出せなければ諦めるタイプ。
ましてや今回は珍しく結果が伴ったので気分よく終わる事が出来ました。
※単に超寒かったから


さてこれで年内のバスは終わりかもしれません。あと一回ガイスー君と忘年会バスがあれば良いのですが私単騎ではこれが最後。
世話になったエレキのメンテをしましょうかね。んでこの子にて2020フィシュオブザイヤーのノミネートは終了とします。


今年あった名場面はまた今度紹介しますがさてどんな子が年間一位を獲得するでしょうか?


投稿者であり選考者でもありますがもう私も忘れている子もいるでしょう。その年間セレクトは楽しみであります。


サイコサイコウ
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