大雨の当たり年だった今年。
穏やかだった川面は豹変し荒れ狂ったせいで水辺に生きるもの全てをキレイさっぱり流し去ったのでありました。
毎年行っていた都市型スモールマウス河川もその被害は甚大でしばらくは回復しないだろうと言われてマス。
国土狭く平地が少ない日本はその治水の為に山間部を切り開きダムをつくり何とか河川への増水を抑えようとお腹一杯になるまで水を湛えるのであります。
その巨大人工物のスケールにダム萌なるパワーワードもありますが釣り人にとっては当然その構造よりもそこに住む魚に興味がありんす。
ダムとは水を貯水し放水するが魚を押しとどめておく力もある。
だから絶対にソコに居るマエフリヤネ
***
ここは秩父某リザーバー。前回訪れたのは9月だったか?写真を見るとTシャツだが今日この寒さは一体何だろうか?
今期一番の寒さが訪れておりいくら恰好イイベッドを用意したダンボー君もその車中泊は凍えるくらいである。
やがて寒々しい夜にも明けが訪れてノロノロと水面を覗けば・・・と絶句したのであります。
ここに通い始めて何年も経過したがここまでの弩満水は見た事ない。マヂで100%だ。
1cm水位が上がるのに何リットル必要かワカラヌが平水位から5mは上がってスロープは道路の途中になっている。
寒すぎてベッド快適論どこじゃない
まさかのショアライン大延長
そしてこの水の色。
最後の台風から結構経過しているのに濁りは全く治まっていなくてワロタいやワロエナイ。
攪拌された泥の微粒子はこの様に未だ透明度を落としているのであります。
ただし希望もある。
バスはマッディウォーターでも生息出来る魚だしそもそもこの水色も今に始まった訳ではないので
魚にとってももう慣れっこなのではないか?つまりこの状態でも食べる奴は食べるだろうと。
そんな希望的観測を胸に本日のゲームはスタートしたのであります。
どっちかと言えば絶望まみれ
***
釣れねぇ!!バスイネェ!
ハイいつも通りのこのフィール。
とりあえずお互いスピナーベイトやらチャターベイトなるブレード系ルアーを遠慮なくブッシュに放り込んでゆく。
今までは頭上にあった(ハズの)木が現在のストラクチャーでいまだに生い茂るそれはもう魚にとって立派なマンションである。
信頼のガマカツスピベ(廃盤)でもガン無視
凄い冷え込みの朝だが昨日までは結構暖かったので水温はそんなに下降してないはず。
ならば朝イチにベイトを捕食するために浅めのブッシュ近くに待機していてもおかしくはないだろうと。
この様にバスは割と水位の上下には対応出来る魚なのだが撃てども撃てども無視ゲーである。
頭の中には平水時の映像がありこの辺は陸でこんな角度でバンクが岬が~とイメージはある。
それを思い出しながらの釣りなのだが全く反応がない。
でもねこれが楽しいのだw
いや釣れないのは悔しいのだが早いテンポでルアーを撃ってゆく行為は凄く面白い。そしてブレード系は根掛かり少ないからリズムがいい♪
投げてナンボ
自力オーバーフローなんて初めて見た
だが気が付けば肝心なる朝イチの捕食音が待てど暮らせど聴こえてこない。
ちなみにこのリザーバーのメインベイトはワカサギでありそのワカサギが接岸していなければバスも一緒にディープに落ちているのかもしれませぬ・・・
シャローマンとして私はストラクチャーゲームが大好きなのだが余りにも反応のなさにゲームプランの変更を余儀なくさせられる。
厳しいのぅ
***
ラウンド2はディープ戦。
場所はややフラットな20mボトム。これも普段なら10mチョイなのに今日はガチ深海だ。
しかも肝心のベイトが全く魚探に映らない。もう全く。
ディープのキモであるベイトがいなければバスだってロクに光の届かないそんな深海はイヤだろう。
全域を魚探がけするなんて無理だけどいつもは溜まるフラットボトムには皆無でありそれでは一体ドコに行ったのか?
そんな感じでホプキンスを結んだものの大して投げずにこのラウンドも終了となる。
去年はコレで釣れたんだけどね
オイルフェンスの向うはゴミ地獄
八方塞がり(正確には2方だが)である。
ヤル気減退中ではなく済み
***
エキストララウンド。
こんな事(ホゲ)もあろうかとガイスー君はワカサギ仕掛けを仕込んでいたのだw
ボウズ逃れにはコレ
確かに魚探には映らないけど居ない訳ねーべ?とボートをオイルフェンスに固定し少しマヂでやってみようと。
私もお土産が確保出来るのならムジナさんへの顔も立つので仕掛けを貰って率先して参戦したのであります。
だが無釣の悪意はここでも容赦なく牙を剥く。
ワカサギ釣りの大基本はボトムでありその水深が20mだろうととりあえずボトムをとるのだ。だが圧倒的に穂先はピクリともしない。
彼はミニマム電動リールを2本用意してマヂの大マヂだw
無骨で恰好イイね
だが無視。
そこで朝イチ話したワカサギ師の言葉を思い出す。
「(ワカサギの)水深?1mダヨ」
そんな訳ねーダロ!!ウソツケ!
と、声を出して突っ込みはしないがそれは我等のワカサギ常識からかけ離れた回答だった。
確かに中層ってのは往々にしてアリだけど表層ってのは聞いた事ない。
1m?覗けば見えんじゃね!?
いや実際は濁って1mすら見えないのだがそんなレンジに居る訳・・・プルプルプル?!
いたわマヂデ?
痩せてるけど大きい
マジのマジで仕掛けを合わせてもロッドストローク分の水深でどうみても1mから2m。そのレンジで確かにアタリが出たのであります。
魚探上ではノイズかゴミかと思っていた点がまさかのワカサギけ?
ただしワッと居る訳ではなくたまに回遊してくる毎にポツポツと釣れる程度。時速10匹までもいかないレベル。
そしてガイスー君の専用ロッドはアタリを良く拾うのだが私のデストロイヤーはほぼ無視とこちらは時速1匹かよw
多頭掛けは本日珍事レベル
何とか形になりました
それでも1匹づつ拾い集めて40匹近くになりこれでお土産確保につきエキストララウンドは終了。
さぁ最終ラウンドだよ!
***
ワカサギの水深がマヂで1mだったのは衝撃的だったがそう考えれば水没するブッシュでベイトを待つのはバスにとって決して非効率な話ではないはず。
そして日中陽が当たったサイドなら水温もそれなりで今更寒いからと言ってスプークもしてないだろう?
時刻は既に夕方であとスロープまでのワンストレッチしかチャンスはない。
ガイスー君はマッチザベイトのミノー、私はスピナーベイトでだが・・・
Bカスに望みを託す
はい何事もなく終了致しました・・・
共にノーバイトノーフィッシュの完全試合負けであります。が、それでもバスフィッシングは楽しかった。
結果は残念だけど一投一投一秒一秒に期待値がありその静かなる興奮はとても面白かったと思う。
んー今期のバスはこれで終了かもしれませんが今年は例年にないレンタルボートでのバス釣行を頑張った。
あの難攻不落の丹沢湖での1匹も久し振りの相模湖のおチビさんも全部メモリアルだったかと。
やっぱバスはいい。たとえ無釣の深みだとしてもw
んで来期はかの八郎潟を再び視野に入れておりましてチマチマしがちな関東バスマンとして敢えてライトタックルの限界に挑戦しようかとも思うのであります。
とにかくそんな妄想で来年が楽しみならそれはそれで生きる為の善しであります。
やはりバス釣りはルアーフィッシング原点でありこれからも我が人生のアイコンですねメイクドラマ!
穏やかだった川面は豹変し荒れ狂ったせいで水辺に生きるもの全てをキレイさっぱり流し去ったのでありました。
毎年行っていた都市型スモールマウス河川もその被害は甚大でしばらくは回復しないだろうと言われてマス。
国土狭く平地が少ない日本はその治水の為に山間部を切り開きダムをつくり何とか河川への増水を抑えようとお腹一杯になるまで水を湛えるのであります。
その巨大人工物のスケールにダム萌なるパワーワードもありますが釣り人にとっては当然その構造よりもそこに住む魚に興味がありんす。
ダムとは水を貯水し放水するが魚を押しとどめておく力もある。
だから絶対にソコに居るマエフリヤネ
***
ここは秩父某リザーバー。前回訪れたのは9月だったか?写真を見るとTシャツだが今日この寒さは一体何だろうか?
今期一番の寒さが訪れておりいくら恰好イイベッドを用意したダンボー君もその車中泊は凍えるくらいである。
やがて寒々しい夜にも明けが訪れてノロノロと水面を覗けば・・・と絶句したのであります。
ここに通い始めて何年も経過したがここまでの弩満水は見た事ない。マヂで100%だ。
1cm水位が上がるのに何リットル必要かワカラヌが平水位から5mは上がってスロープは道路の途中になっている。
寒すぎてベッド快適論どこじゃない
まさかのショアライン大延長
そしてこの水の色。
最後の台風から結構経過しているのに濁りは全く治まっていなくてワロタいやワロエナイ。
攪拌された泥の微粒子はこの様に未だ透明度を落としているのであります。
ただし希望もある。
バスはマッディウォーターでも生息出来る魚だしそもそもこの水色も今に始まった訳ではないので
魚にとってももう慣れっこなのではないか?つまりこの状態でも食べる奴は食べるだろうと。
そんな希望的観測を胸に本日のゲームはスタートしたのであります。
どっちかと言えば絶望まみれ
***
釣れねぇ!!バスイネェ!
ハイいつも通りのこのフィール。
とりあえずお互いスピナーベイトやらチャターベイトなるブレード系ルアーを遠慮なくブッシュに放り込んでゆく。
今までは頭上にあった(ハズの)木が現在のストラクチャーでいまだに生い茂るそれはもう魚にとって立派なマンションである。
信頼のガマカツスピベ(廃盤)でもガン無視
凄い冷え込みの朝だが昨日までは結構暖かったので水温はそんなに下降してないはず。
ならば朝イチにベイトを捕食するために浅めのブッシュ近くに待機していてもおかしくはないだろうと。
この様にバスは割と水位の上下には対応出来る魚なのだが撃てども撃てども無視ゲーである。
頭の中には平水時の映像がありこの辺は陸でこんな角度でバンクが岬が~とイメージはある。
それを思い出しながらの釣りなのだが全く反応がない。
でもねこれが楽しいのだw
いや釣れないのは悔しいのだが早いテンポでルアーを撃ってゆく行為は凄く面白い。そしてブレード系は根掛かり少ないからリズムがいい♪
投げてナンボ
自力オーバーフローなんて初めて見た
だが気が付けば肝心なる朝イチの捕食音が待てど暮らせど聴こえてこない。
ちなみにこのリザーバーのメインベイトはワカサギでありそのワカサギが接岸していなければバスも一緒にディープに落ちているのかもしれませぬ・・・
シャローマンとして私はストラクチャーゲームが大好きなのだが余りにも反応のなさにゲームプランの変更を余儀なくさせられる。
厳しいのぅ
***
ラウンド2はディープ戦。
場所はややフラットな20mボトム。これも普段なら10mチョイなのに今日はガチ深海だ。
しかも肝心のベイトが全く魚探に映らない。もう全く。
ディープのキモであるベイトがいなければバスだってロクに光の届かないそんな深海はイヤだろう。
全域を魚探がけするなんて無理だけどいつもは溜まるフラットボトムには皆無でありそれでは一体ドコに行ったのか?
そんな感じでホプキンスを結んだものの大して投げずにこのラウンドも終了となる。
去年はコレで釣れたんだけどね
オイルフェンスの向うはゴミ地獄
八方塞がり(正確には2方だが)である。
ヤル気減退中ではなく済み
***
エキストララウンド。
こんな事(ホゲ)もあろうかとガイスー君はワカサギ仕掛けを仕込んでいたのだw
ボウズ逃れにはコレ
確かに魚探には映らないけど居ない訳ねーべ?とボートをオイルフェンスに固定し少しマヂでやってみようと。
私もお土産が確保出来るのならムジナさんへの顔も立つので仕掛けを貰って率先して参戦したのであります。
だが無釣の悪意はここでも容赦なく牙を剥く。
ワカサギ釣りの大基本はボトムでありその水深が20mだろうととりあえずボトムをとるのだ。だが圧倒的に穂先はピクリともしない。
彼はミニマム電動リールを2本用意してマヂの大マヂだw
無骨で恰好イイね
だが無視。
そこで朝イチ話したワカサギ師の言葉を思い出す。
「(ワカサギの)水深?1mダヨ」
そんな訳ねーダロ!!ウソツケ!
と、声を出して突っ込みはしないがそれは我等のワカサギ常識からかけ離れた回答だった。
確かに中層ってのは往々にしてアリだけど表層ってのは聞いた事ない。
1m?覗けば見えんじゃね!?
いや実際は濁って1mすら見えないのだがそんなレンジに居る訳・・・プルプルプル?!
いたわマヂデ?
痩せてるけど大きい
マジのマジで仕掛けを合わせてもロッドストローク分の水深でどうみても1mから2m。そのレンジで確かにアタリが出たのであります。
魚探上ではノイズかゴミかと思っていた点がまさかのワカサギけ?
ただしワッと居る訳ではなくたまに回遊してくる毎にポツポツと釣れる程度。時速10匹までもいかないレベル。
そしてガイスー君の専用ロッドはアタリを良く拾うのだが私のデストロイヤーはほぼ無視とこちらは時速1匹かよw
多頭掛けは本日珍事レベル
何とか形になりました
それでも1匹づつ拾い集めて40匹近くになりこれでお土産確保につきエキストララウンドは終了。
さぁ最終ラウンドだよ!
***
ワカサギの水深がマヂで1mだったのは衝撃的だったがそう考えれば水没するブッシュでベイトを待つのはバスにとって決して非効率な話ではないはず。
そして日中陽が当たったサイドなら水温もそれなりで今更寒いからと言ってスプークもしてないだろう?
時刻は既に夕方であとスロープまでのワンストレッチしかチャンスはない。
ガイスー君はマッチザベイトのミノー、私はスピナーベイトでだが・・・
Bカスに望みを託す
はい何事もなく終了致しました・・・
共にノーバイトノーフィッシュの完全試合負けであります。が、それでもバスフィッシングは楽しかった。
結果は残念だけど一投一投一秒一秒に期待値がありその静かなる興奮はとても面白かったと思う。
んー今期のバスはこれで終了かもしれませんが今年は例年にないレンタルボートでのバス釣行を頑張った。
あの難攻不落の丹沢湖での1匹も久し振りの相模湖のおチビさんも全部メモリアルだったかと。
やっぱバスはいい。たとえ無釣の深みだとしてもw
んで来期はかの八郎潟を再び視野に入れておりましてチマチマしがちな関東バスマンとして敢えてライトタックルの限界に挑戦しようかとも思うのであります。
とにかくそんな妄想で来年が楽しみならそれはそれで生きる為の善しであります。
やはりバス釣りはルアーフィッシング原点でありこれからも我が人生のアイコンですねメイクドラマ!