ほんの少し前、今からちょうど一カ月ほど前の11月中旬のこと。近所のチビッ子との陶芸教室開講に際して、「あと一カ月でクリスマスだね。そうだ、ツリーに飾るオーナメントを陶芸で作ってみようか」と提案してみました。
じつのところ、この「オーナメント」企画はウチの奥さんの発案によるもの。この人は今ではすっかりオバサンになってしまいましたが、かつて女の子だった頃の中学から大学までは横浜のミッション系の学校に在籍していた経緯にして、ごく自然に「クリスマスには陶芸のオーナメントもいいよね‥」なんて発想も出てくるのでしょう。
ひるがえって私はといえば、東京の下町に位置する都立高校にてコテコテの野球部とユルユルの音楽部を経て卒業の後、曹洞宗と深いつながりを持つ駒沢大学で学んだ身。仏教系大学、すなわち言い換えれば「ブッション系」大学の出身ですので、大学入学後のクリスマスは今一つ、ココロに響かなかったような。はなはだ申し訳ないのですが「いつもよりもより一層お酒を飲んでも良い日」といったような認識しかなかったような気がします。ことほど左様に、いつまでたっても「ステキに暮らす」なんてことは出来そうもありません。
さてさて、「ミッション系とブッション系にみるクリスマス・スタイルの一考察」はさておき‥。
「陶芸 de クリスマス・オーナメント」企画を提示されたチビッ子陶芸家さん達の反応はといえば、ほぼ私の想像したとおりとなりました。小学3年生のやんちゃ坊主・ヒロちゃんとケンちゃんは「オーナメント? なにそれ?」という感じで、いつものように自由気ままにワイワイガヤガヤと粘土細工に余念がない様子。
いっぽう、小学2年生の女の子・ワコちゃんは「クリスマス・オーナメント」という響きがココロに触れたようでした。、お母さんとともに粘土をこねて伸ばし、作業途中に自宅から『型抜き』を持ってきて心ゆくまで「オーナメント」作成にいそしんでいました。
乾燥、ならびに素焼きした後にワコちゃんとお母さんが色付けした「オーナメント」。
ここからが私の出番。作品ひとつひとつにうわぐすりをズブ掛けします。
ピンセットでつまんだ部位には、あらためて筆でうわぐすりをていねいに施していきます。
その他にもさまざまな工程を経て、うわぐすり掛けが終了。
素焼きした作品の表面に余分に掛かったうわぐすりを丁寧に剥いでいく作業は、ことのほか時間がかかります。
そして、制作開始から約1カ月ほどの期間を経て完成したワコちゃんとお母さんの共同作業による「クリスマス・オーナメント」が出来上がりました。
そして、つい先日‥。近所の小学生さんたちが今年最後のチビッ子陶芸教室にて、いつものようにワイワイガヤガヤ思い思いに粘土細工すること約2時間。
いやはや、このチビッ子たちとともに今年もいろいろありました。陶芸していたと思ったら、窓の向こうに飛ぶトンボを見つけて急に庭に飛び出してトンボ捕り‥。かとおもえば、庭に自然に生えてきたブルーベリーの実を見つけて一途に「収穫」し始めてみたり‥。じつにキメ細かいところにまで「センサー」を張り巡らせているチビッ子たちに驚かされ続ける日々でもありました。
今年最後の陶芸教室終了後、この日は「ちょっと早めのクリスマス」。いつもチビッ子陶芸教室をそっと支えてくれているお母さん方とともに、子どものシャンパンで「乾杯!」して、パーティはスタートです。
この日のパーティのプロデュース、ならびに料理の担当はもちろんウチの奥さん。なんだか数日も前からメニューを考えたりと準備に余念がない様子でした。まことにチカラが入っていました。日頃、チビッ子たちから「お母さん先生」と呼ばれていることもあり、「母性」に目覚めてしまっていますから‥。
チビッ子のお母さんから小坪漁港に上がったばかりのサバの提供を受けたり、また、調理をいろいろと手伝っていただいたり‥。あらためて、ありがたい限りです。
パーティの締めは「サーティワン」のアイスクリームで。チビッ子は、ほんとにアイスクリームが好きみたいですね。
キャンドルに火を灯したり、アイスを選ぶ順番をジャンケンしたり、その一つ一つを決めるにもワイワイと大騒ぎ。私にも、あんな時代があった、かな・・?
パーティのお開き後、近所の通りまでお見送りし、お母さん方とちょっと早めながらも「良いお年を」、「来年もよろしく」などとご挨拶。そう、「今年も残りあとわずか」なんて具合に少々の感慨にひたっていると‥。
「先生、来年もオイラ達が一緒に遊んでやるからね」と、チビッ子の声‥。
心より「よろしくお願いいたします!」。
じつのところ、この「オーナメント」企画はウチの奥さんの発案によるもの。この人は今ではすっかりオバサンになってしまいましたが、かつて女の子だった頃の中学から大学までは横浜のミッション系の学校に在籍していた経緯にして、ごく自然に「クリスマスには陶芸のオーナメントもいいよね‥」なんて発想も出てくるのでしょう。
ひるがえって私はといえば、東京の下町に位置する都立高校にてコテコテの野球部とユルユルの音楽部を経て卒業の後、曹洞宗と深いつながりを持つ駒沢大学で学んだ身。仏教系大学、すなわち言い換えれば「ブッション系」大学の出身ですので、大学入学後のクリスマスは今一つ、ココロに響かなかったような。はなはだ申し訳ないのですが「いつもよりもより一層お酒を飲んでも良い日」といったような認識しかなかったような気がします。ことほど左様に、いつまでたっても「ステキに暮らす」なんてことは出来そうもありません。
さてさて、「ミッション系とブッション系にみるクリスマス・スタイルの一考察」はさておき‥。
「陶芸 de クリスマス・オーナメント」企画を提示されたチビッ子陶芸家さん達の反応はといえば、ほぼ私の想像したとおりとなりました。小学3年生のやんちゃ坊主・ヒロちゃんとケンちゃんは「オーナメント? なにそれ?」という感じで、いつものように自由気ままにワイワイガヤガヤと粘土細工に余念がない様子。
いっぽう、小学2年生の女の子・ワコちゃんは「クリスマス・オーナメント」という響きがココロに触れたようでした。、お母さんとともに粘土をこねて伸ばし、作業途中に自宅から『型抜き』を持ってきて心ゆくまで「オーナメント」作成にいそしんでいました。
乾燥、ならびに素焼きした後にワコちゃんとお母さんが色付けした「オーナメント」。
ここからが私の出番。作品ひとつひとつにうわぐすりをズブ掛けします。
ピンセットでつまんだ部位には、あらためて筆でうわぐすりをていねいに施していきます。
その他にもさまざまな工程を経て、うわぐすり掛けが終了。
素焼きした作品の表面に余分に掛かったうわぐすりを丁寧に剥いでいく作業は、ことのほか時間がかかります。
そして、制作開始から約1カ月ほどの期間を経て完成したワコちゃんとお母さんの共同作業による「クリスマス・オーナメント」が出来上がりました。
そして、つい先日‥。近所の小学生さんたちが今年最後のチビッ子陶芸教室にて、いつものようにワイワイガヤガヤ思い思いに粘土細工すること約2時間。
いやはや、このチビッ子たちとともに今年もいろいろありました。陶芸していたと思ったら、窓の向こうに飛ぶトンボを見つけて急に庭に飛び出してトンボ捕り‥。かとおもえば、庭に自然に生えてきたブルーベリーの実を見つけて一途に「収穫」し始めてみたり‥。じつにキメ細かいところにまで「センサー」を張り巡らせているチビッ子たちに驚かされ続ける日々でもありました。
今年最後の陶芸教室終了後、この日は「ちょっと早めのクリスマス」。いつもチビッ子陶芸教室をそっと支えてくれているお母さん方とともに、子どものシャンパンで「乾杯!」して、パーティはスタートです。
この日のパーティのプロデュース、ならびに料理の担当はもちろんウチの奥さん。なんだか数日も前からメニューを考えたりと準備に余念がない様子でした。まことにチカラが入っていました。日頃、チビッ子たちから「お母さん先生」と呼ばれていることもあり、「母性」に目覚めてしまっていますから‥。
チビッ子のお母さんから小坪漁港に上がったばかりのサバの提供を受けたり、また、調理をいろいろと手伝っていただいたり‥。あらためて、ありがたい限りです。
パーティの締めは「サーティワン」のアイスクリームで。チビッ子は、ほんとにアイスクリームが好きみたいですね。
キャンドルに火を灯したり、アイスを選ぶ順番をジャンケンしたり、その一つ一つを決めるにもワイワイと大騒ぎ。私にも、あんな時代があった、かな・・?
パーティのお開き後、近所の通りまでお見送りし、お母さん方とちょっと早めながらも「良いお年を」、「来年もよろしく」などとご挨拶。そう、「今年も残りあとわずか」なんて具合に少々の感慨にひたっていると‥。
「先生、来年もオイラ達が一緒に遊んでやるからね」と、チビッ子の声‥。
心より「よろしくお願いいたします!」。
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