第1コリント10:13
『あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。』
人は他人の試練は小さく見えても、自分の試練は大きく見えます。
人の試練に対しては心も痛めないのに、自分が同じ目に会うと神につぶやきながら、まるでこの世で自分だけがその試練にあっているように錯覚します。
「神様。何で私にこんな試練を与えるのですか」と絶望してしまいます。
試練と言っても同じではないですね。
時には非常に激しい試練に見舞われることもあります。
ハワイで火山爆発があり、溶岩が住宅地に流れて来ました。
目の前で自分の家が完全に燃え尽きた様子を見て、住民は笑いしか出なかったと言いました。
悲しみが大きいと涙も出ないですね。
反対に訳の分からない笑いが出て来ます。
思考が止まる感覚だと思います。
聖書の人物で一番試練が多かった人物は、使徒パウロだと思います。
彼は毎日が死の連続であると告白しました。
あらゆる迫害だけでなく、肉体の試練もあり、使命の重い十字架も背負っていました。
しかし絶望感をパウロから感じることはありませんでした。
それは試練に目を留めるのではなく、助けて下さる神に目を向けていたからです。
そしていのちの主である神に信頼していました。
試練の中でも神に信頼する人は神の助けを受けます。
【祈り】
主よ。様々な試練がありましたが、ここまで守られてきました。感謝します。
【聖句をノートに書きましょう】
－試練－
- 第2コリント1:8-10
- マタイの福音書5:10-12
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