ハバクク書1:2-4
『主よ。私が助けを求めて叫んでいますのに、あなたはいつまで、聞いてくださらないのですか。私が「暴虐」とあなたに叫んでいますのに、あなたは救ってくださらないのですか。
なぜ、あなたは私に、わざわいを見させ、労苦をながめておられるのですか。暴行と暴虐は私の前にあり、闘争があり、争いが起こっています。
それゆえ、律法は眠り、さばきはいつまでも行われません。悪者が正しい人を取り囲み、さばきが曲げて行われています。』
ユダよりももっと悪いバビロンを通して神の民を裁くことは、神の公義に違反するのではないかとハバクク預言者は神に不満を漏らしました。
ユダの民は自分たちの霊的状態に対しては関心がなく罪の生活をしていました。
神様が彼らを放置しているようにも見えました。
ハバククは預言者として神のことばを聞いていたので、民の罪と霊的状態はよく知っていました。
それでも神がなさることで理解出来ない部分があったので、疑問を神様にぶつけました。
今の世界の様子も似ています。
悪者たちが大いに活躍して世界をどんどん悪くしていくし、不義が至るところにあります。
堕落していく社会を見て希望が消えます。
しかし聖徒たちは見て見ぬふりではなく、歴史の主権者である神の公義の力が現れるように祈ることです。
神の正義と公正、真実はどんな時にも変わらないことを知って主に委ねて祈ることです。
【関連聖句】
エレミヤ書16:21
『「だから、見よ、わたしは彼らに知らせる。今度こそ彼らに、わたしの手と、わたしの力を知らせる。彼らは、わたしの名が主であることを知る。」』
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【ディボーション】圧倒的な勝利者:ローマ8章37節