詩篇35:1-3
『主よ。私と争う者と争い、私と戦う者と戦ってください。盾と大盾とを手に取って、私を助けに、立ち上がってください。槍を抜き、私に追い迫る者を封じてください。私のたましいに言ってください。「わたしがあなたの救いだ」と。』
ダビデは戦いの勇士でした。
彼を有名にしたのは巨人ゴリヤテとの戦いで勝利したことでした。
そして次々と彼は戦いに出れば必ず勝利しました。
しかしその彼がなぜこのような祈りをしたのでしょうか。
戦いには戦争のような戦いがあります。ダビデは戦争の時は国と民を守るために勇敢に戦いました。
しかし個人的に自分を妬んで自分のいのちを狙う者に対しては戦争の時のようには戦いませんでした。
すなわち自分のいのちを守るために殺人の罪は犯しませんでした。
相手を恨み、相手のいのちを取りたいとは思いませんでした。
すべてをご存じである神様に委ねました。神は「殺してはならない」と語りました。
ですから緊迫した状況の中でもダビデは神様に祈りました。
そして神様はダビデの祈りを聞いて下さり、ダビデのいのちを狙った者が戦争に出た時に敵によって殺されるようにしました。
ダビデはその死に対して何の責任も負う必要がありませんでした。
もし私たちが直接自分の手で復讐するならば、自分でもその代価を払わなければなりません。それは厳しいものになります。
ローマ12:19
『愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。』
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