神を偽り者にする嘘つき

 

第1ヨハネ1:10

『もし、罪を犯してはいないと言うなら、私たちは神を偽り者とするのです。神のみことばは私たちのうちにありません。』

 

神のことばが鏡のように自分たちの内面を写すならば、何が見えてくるでしょうか。

 

最近の技術は凄く、お腹の胎児のエコー写真を見るとあまりにもリアルなので驚きます。

肉眼ではまったく見えない胎児の表情までもとらえてあります。

生まれる前から胎児の顔を見ることが出来ます。

 

それ以上に神のことばは、心の中に何があるかを全部見せます。

罪がないと言い張った者も、神のことばを心に当てると罪というものが鮮明に映ってきます。

心の深い所にあるものも見えてきます。

 

私も神のことばで自分を見た時に自分がとんでもない罪人であることが分かりました。

罪人のかしらであることが分かりました。

 

神に出会った人は、誰も「罪を犯していない」と言えないです。

自分の口で「私は罪人です」とはっきり言います。

 

【祈り】

主よ。嘘を嘘とも思わない人がとても多いです。罪の自覚がありますように。

 

【聖句をノートに書きましょう】

－偽り－

• 第1列王記22:23
• 詩篇59:12
• 詩篇101:7

 

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錯覚する者たちの言い分

 

エゼキエル書33:17-19

『あなたの民の者たちは、『主の態度は公正でない』と言っている。しかし、彼らの態度こそ公正でない。

正しい人でも、自分の正しい行いから遠ざかり、不正をするなら、彼はそのために死ぬ。

悪者でも、自分の悪から遠ざかり、公義と正義とを行うなら、そのために彼は生きる。』

 

正しい人、良心が聖い人は言い訳をしません。

過ちを犯したならば謝ります。

自分の過ちや罪を認めます。

そして悔い改めます。

 

しかし悪い者は自分の過ちを認めず、罪を転嫁し、他人のせいにして自分は悪くないと言います。

謝ることもせず、自分には罪がないと言います。

 

苦難にあった時に不平を言いながら、神は公正ではないと言った覚えはないでしょうか。

 

不平を言う人たちは自分が犯した罪に対して認めることも悔い改めることもしないです。

神の間違いだと罪を転嫁します。

 

かたくなな心からそのような誤った判断や不平が出ます。

神は民の罪や咎に対して有無を言わせず罰する方ではなく、恵みと憐れみのある方なので悔い改めることを願っておられます。

 

その神の心を知らず言い訳することは恵みを失うことになります。

 

【祈り】

主よ。錯覚は自由ですが、命取りになる錯覚もありますね。

 

【聖句をノートに書きましょう】

－悪者－

• 詩篇31:18
• 詩篇32:10
• 箴言10:24

 

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聞く耳のない心のかたくなな者

 

エゼキエル書33:32

『あなたは彼らにとっては、音楽に合わせて美しく歌われる恋の歌のようだ。彼らはあなたのことばを聞くが、それを実行しようとはしない。』

 

主のことばは私たちの魂を生かすことばです。

私たちにとっていのちのパンになることばです。

そして私たちを真理の中に導くことばです。

 

ある人たちは高いお金を払って誰かの講演会に行きます。

世界的に有名なある投資家とランチをしながら話をするだけで、億単位のお金を払う人もいると聞きました。

興味あることに対しては惜しまずお金を払い、真剣に話を聞きます。

 

しかし、いのちのことばに対しては、人々は本当に無関心です。

礼拝に参加してみことばを聞く時間でも、関心が他にあって違うことを考える人たちもいます。

たとえ聞いていても心に留めるのではなく、軽く聞いて流していきます。

 

ですからいつも聞いてはいますが、成長することも変わることもないです。

 

【祈り】

主よ。聞いても悟らないのは主の恵みのチャンスを逃すことですね。聞く耳を持ちます。

 

【聖句をノートに書きましょう】

－聞くべきことば－

• マタイの福音書9:12-13
• ヨハネの福音書3:16-17
• 使徒の働き16:30

 

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権力を恐れるな

 

エレミヤ書42:11

『あなたがたが恐れているバビロンの王を恐れるな。彼をこわがるな。──主の御告げ──わたしはあなたがたとともにいて、彼の手からあなたがたを救い、彼の手からあなたがたを救い出すからだ。』

 

生きた権力は物凄く強く見えます。

強い国の権力者はその権力を使って弱い国や国民を圧迫します。

 

弱い国と国民はその権力を恐れ、萎縮して何も言えなく、いつ彼らの支配下になるかを心配します。

歴史を見ても、今の世界情勢を見ても、強い国の権力者の振る舞いは実に高慢です。

 

人々が気付いていないことがあります。

権力を握っている者は自分が一番だと思って高慢な態度を取ります。

 

しかし神は彼らを見て嘲笑います。

なぜならその権力を与えたのが神であることを彼らが知らないからです。

神が最高の権力者であることを知らないです。

 

詩篇2:2

『地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。』

 

詩篇2:4

『天の御座に着いている方は笑い、主はその者どもをあざけられる。』

 

詩篇2:10-12

『それゆえ、今、王たちよ、悟れ。地のさばきづかさたちよ、慎め。

恐れつつ主に仕えよ。おののきつつ喜べ。

御子に口づけせよ。』

 

神に仕える者たちは、地の権力者を恐れるのではなく、神を恐れることです。

すると神は世の権力者の攻撃から彼らを守って下さいます。

 

神は神の民が堕落すると、悪い世の権力者を使って懲らしめます。

しかし悔い改めて立ち返り、神に頼るならば、彼らを敵の手から助け出して下さいます。

 

【祈り】

主よ。神には誰も立ち向かうことが出来ない力があります。神を甘く見る人間は愚か者です。

 

【聖句をノートに書きましょう】

－権力者－

• 伝道者の書7:19
• マルコの福音書13:9
• ローマ13:3

 

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三つ撚りの糸は簡単に切れない

 

伝道者の書4:12

『もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。』

 

一匹狼のような人に憧れを持っている人もいると思います。

力があるように、自立しているように、魅力的な人に見えるかも知れないです。

 

たしかに見た目は格好よく見える部分があるかも知れないです。

しかし人間は１人では生きていけない存在です。

 

体が一つの部分だけで生きられないように、人間も協力しながら生きていく存在です。

人と係わることを嫌がる人は、困った時に誰も助ける人がいないので一番本人が困りますね。

 

聖書には「互いに」ということばがよく出てきます。

愛し合う関係、助け合う関係、仕え合う関係の重要性を語って下さいました。

 

１人では出来ないことも助け合うことで出来るようになりますし、協力することで大きなことも出来ます。

１人で頑張るより、助け合いながら頑張る方がより良い結果を得ることになります。

 

１人の力は弱くても二人三人の力は強いことは言うまでもないですね。

 

ガラテヤ6:2

『互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。』

 

【祈り】

主よ。助け合うことは本当に重要ですね。

 

【聖句をノートに書きましょう】

－互いに－

• エペソ4:32
• ヨハネの福音書13:34
• ローマ12:16

 

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