箴言11:2
『高ぶりが来れば、恥もまた来る。知恵はへりくだる者とともにある。』
神が創造したもので最初に高慢になった者はルシファーでした。
その者に対して語られたことばが、『エゼキエル書28:11-19』にあります。
全き者の典型で、知恵に満ち、美の極みでした。
油注がれた守護者ケルビムとして神に任命され、神に仕えていました。
しかしその者が高慢になって神に反逆しました。
神の座を狙いました。
そのことで神の前から追い出され、サタンになり、不幸な歴史が始まりました。
栄光を受けていた者が恥を受ける者になりました。
高慢の基礎を築いたのはサタンであり、そのサタンが人間を誘惑した時に、人間も高慢な罪を犯したので、人間も神様の前から追い出され恥を受ける者になりました。
高慢は神様が忌み嫌うものです。
箴言16:18
『高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。』
【祈り】
自分の中にある高慢を打ち砕いて下さい。
《 ３分バイブルボイス 》
【裁き】最後の時のさばきの火：アモス書7章
箴言18:21
『死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。』
ことばがその人の死と生を支配するとまで言われたのは、それほどことばが重要であることを強調しています。
マタイの福音書12:36-37
『わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。
あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」』
さばきの日に、ことばも裁かれることは恐ろしいことです。
それなのに人間はことばを軽々しく使って多くの罪を犯し、自分の人生をますます困難の中に導いています。
主のことばを聞いて分かっているはずなのに、口がきよめられず、無駄なことばが多いです。
人に対してのろいのことばも平気に使います。
ですから言葉で犯した罪をいつも悔い改めないといけないです。
口任せで好き勝手に話したすべてのことばも、主の前に悔い改める必要があります。
自分が発したことば通りのことが自分に降りかかることを考えるならば恐ろしいです。
これからはことばを慎重に言うことも重要ですが、今まで発したことばに対しては必ず悔い改めることです。
【祈り】
数えきれないほどのことばの罪を犯しました。赦して下さい。
《 ３分バイブルボイス 》
【悪魔・サタン】サタンの惑わしに気をつける：ヨハネの福音書8章
箴言21:2
『人は自分の道はみな正しいと思う。しかし主は人の心の値うちをはかられる。』
ヨブ記を読んで悟ったのは、人間は自分の主張がみな正しいし、自分の道もみな正しいと思っていることです。
ヨブがひどい試練に会い、ヨブに必要なものは慰めなのに、親しい友達3人はみんな自分の経験、主張が正しいと信じて、
ヨブを早く悔い改めさせるのが自分たちの使命だと思ってヨブを責めました。
自分たちがまるで裁判官で、ヨブはさばきを待っている者と思って激しく責めました。
あなたの罪を認めなさいと。
ヨブはヨブで自分にはこんなひどい目に会うほどの罪は思い当たらないと反論しました。
人間のこのような主観的な思いは間違いだらけです。
人間はみんな罪人です。
それなのに自分は正しく、他人が悪いと思う傾向があります。
しかし主は真実を知っておられる方です。
そしてそれには騙されないです。
主は正しい裁判官で、人の心も行動もすべて知っておられます。
人間の主張に騙されないです。
主のことばで自分を正しく見るようにしないといけないです。
【祈り】
正しくない知恵や知識を自慢する愚かな者になりませんように。
【ベリーズ】
カリブの宝石と言われる国です。
スペインやイギリスによって植民地にもなりました。
小さな国ですが、人口の3倍の年間100万人の観光客が訪れる国です。
マヤ人が昔住んでいましたが、今は多民族国家です。
ギャングの対決で犯罪率と殺人率が高いです。
貧富の差も大きく、貧しい者は電気も水道もない状態です。
カトリックが一番多く、次はプロテスタントです。
政府に犯罪組織をつぶす知恵が与えられますように。
貧しい人たちをあらゆる犯罪から守って下さい。
教会がみことばと祈りによってしっかりと立ちますように。
主のいのちと福音の力が現れますように。
《 ３分バイブルボイス 》
【罪】罪の悪循環：ヘブル12章
箴言17:25
『愚かな子はその父の憂い、これを産んだ母の痛みである。』
自分の親で苦労する子どもよりも、自分の子で苦労する親のほうが圧倒的に多いです。
愛情と関心を持って大事に育てても、親に対して悪いことをし、問題を起こす子どもは多いです。
札幌のホテルで人を殺した30代の女性もその一人です。
お父さんもお母さんも逮捕されましたが、お母さんの証言で「自分は娘の奴隷であった」と言いました。
娘に敬語を使い、娘は家庭の中で女王様でした。
どこから間違ったのかは分かりませんが、そんな風になるとは誰が思ったでしょうか。
娘にどんな事情があれ、その娘は生まれて来なければ良かった人の中に入ると思います。
一人の人を殺し、その家庭に深い悲しみを与えました。
親の人生もめちゃくちゃにしました。
子どもは親の恩を考えないといけないです。
出エジプト記20:12
『あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである。』
【祈り】
親に何もせず文句ばかり言う子どもたちが悔い改めますように。
【グレナダ】
カリブ諸島にある国です。小さな国で人口も少ないです。
香辛料の島としても有名です。ナツメグ世界一の輸出国です。
公用語は英語です。
宗教はキリスト教が96.6です。カトリックと聖公会、プロテスタントです。
経済は農業と観光業に依存しています。
まことの神を体験する人々が増えますように。
《 ３分バイブルボイス 》
【信仰】信仰のバランスが崩れるならば：ヨシュア記1章
箴言19:21
『人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。』
人間は自分のいのちも人生も、自分のものではないのに、自分のものだと錯覚して生きています。
自分のものだと主張しても、いつそれが消えていくのかを知らないです。
生まれながら家族も国も自分が計画して選ぶことなど不可能です。
そして自分の人生も絵に描いたように計画通りにはならないです。
ですから笑ったり泣いたり失望したり、苦しんだりします。
運が良かった、運が悪かったと言って自分自身を慰める時もあります。
今日のことばは、混乱や心配の中にいる人には慰めになることばです。
心配事、思い煩いが募る時に、このことばによって主に自分の重荷をおろすことが出来ます。
そしてすべてをゆだねて主の計画がなるように、主の導きを待つことです。
貪欲な人には気に入らないことばだと思います。
自分の計画通りにならないと気が済まない人には受け入れたくないことばですが、うまくいかない時に、主の別の計画があると思うことです。
ですから悩みがある人、欲深い人、そしてすべての人に必要なことばです。
【祈り】
主が私のために立てた計画通りになって来たことを体験しています。主の導きを感謝します。
【サントメ・プリンシペ】
西アフリカの小さな島国です。
無人島であった島にポルトガルが本国の囚人とアフリカの奴隷を移動させ、サトウキビ農場を運営しました。
国民はアフリカ人とポルトガル人の混血が一番多く、ポルトガルの影響でカトリックが56％として一番多いです。
しかし名目上の信徒で宗教と関係なく先祖を崇拝する伝統的なアフリカの宗教的慣習を行っています。
国は負債が多く、とても貧しいです。
現地にある教会を真理の上に堅く立たせて下さいますように。
異端の勢力も増えているので、人々が彼らに惑わされませんように。
政治が安定し、経済が良くなって飢えの問題が解決されますように。
《 ３分バイブルボイス 》
【祈り】一番恐ろしい武器は：エレミヤ書33章
