第1ペテロ3:13
『もし、あなたがたが善に熱心であるなら、だれがあなたがたに害を加えるでしょう。』
聖徒たちが不当な苦しみを受けたり、迫害されたりするのは、その背後にサタンの力が働いています。
それによって聖徒たちが善を捨て、悪に陥り、さらにキリストを否定し、救いの道から離れさせるためです。
ですから聖徒たちはたとえ迫害があっても、その中でますます善を行うことでサタンの策略に勝たなければなりません。
聖徒たちは肉体を殺すことが出来ても、たましいを殺すことが出来ない人間を恐れてはいけないです。
【祈り】
主よ。いつも善を行うことに心に留めて生きることが出来ますように。受けることばかりを考えるのではなく、与えることをもっと考えながら日々の生活が出来ますように。よきサマリヤ人になれますように。
【聖句をノートに書きましょう】
－善行－
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第1ペテロ3:9
『悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。』
恵みに対しても悪をもって報いるのが人間です。
しかし神様は自分に悪を行い、侮辱を与えた者に対しても祝福を与えなさいと命じました。
私たちはこの命令に対して、どれほど実行しているでしょうか。
未だに私たちがそのように出来ていない相手がいるでしょうか。
聖徒の敬虔は祝福の実践にあります。
【祈り】
主よ。心の狭い私を赦して下さい。主のことばを聞いても実行出来ずにいる私を赦して下さい。みことば通りに実行出来るように愛と力を与えて下さい。心の地境を広げて下さい。
【聖句をノートに書きましょう】
－祝福－
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第1ペテロ3:7
『同じように、夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。それは、あなたがたの祈りが妨げられないためです。』
この世の中は、性の違いが女性の地位の下落の原因になっています。
肉体的に女性が弱いことを差別の原因にしていますが、神は最初から男と女の地位を差別したのではありません。
男と女を違うものとして造り、違う役割を与え、お互いに助け合うようにしています。
もし夫婦間でも互いに尊敬と愛がなく、軽蔑し迫害するならば、そこに幸せがあるでしょうか。
妻が弱い器だとするならば、そこに必要なものは関心です。
弱い器を乱暴に扱うならば壊れるので、気をつけて扱うように、妻に対してもそのようにしなさいと勧めています。
妻を愛し尊敬するならば、妻も夫を愛し尊敬します。
自分が蒔いたものが自分に返ってくることも覚えましょう。
立派な夫は立派な妻を作ります。
【祈り】
主よ。あまりにも近くにいるからその価値が見えず、いつも一緒にいるから礼儀と配慮が足りないかも知れないです。愛と尊敬を取り戻し、神のことばに従うことが出来ますように。
【聖句をノートに書きましょう】
－夫が妻に対して－
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第1ペテロ3:1-2
『同じように、妻たちよ。自分の夫に服従しなさい。たとい、みことばに従わない夫であっても、妻の無言のふるまいによって、神のものとされるようになるためです。
それは、あなたがたの、神を恐れかしこむ清い生き方を彼らが見るからです。』
初代教会でも信徒の多くは女性で、彼女たちの夫はほとんど異教徒でした。
そして多くの女性が夫から信仰を反対され、偶像崇拝することを要求されたりしました。
信仰を選ぶならば、家庭の中で自然に争いが起こります。そして権利を主張することで迫害にあったりしました。
その時にどのようにすべきかを教えています。
柔和な心で従順することを勧めています。
この従順は自分の信仰まで捨てて無条件に従順することではなく、信じる妻がさらに成熟した信仰で心を柔和にし、その行いを清いものにしていく時に、その振る舞いを見て、夫の心が主に立ち返って救われるようにしなさいと勧めました。
信じない人に対して口先だけの伝道で、真実な行いがないならば、それが何になるでしょうか。
大きな愛と従順を生活の中で見せる時に、伝道が力を発揮すると思います。
【祈り】
主よ。家庭の中に秩序と調和と平安がありますように。すべての家族が、家庭の中で幸せを感じますように。支配したり、支配されたりではなく、愛し合い、助け合うことが出来ますように。
【聖句をノートに書きましょう】
－夫婦－
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第1ペテロ2:25
『あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。』
救われる以前の姿と救われた後の姿が全く違うことが分かりますか。
小さい子供が迷子になった時の状態と親と再会した時の状態は全く違います。
迷子の時は不安と恐れを持ってさまよいますが、親が見つかった時の安堵感と喜びは大きいものです。
救われる前の私たちの姿も迷子のような状態です。
しかし、救われた後の姿は、自分の魂の牧者であり、監督者であるキリストに出会った喜びと安堵感で心が平安になります。
聖徒を羊に、キリスト自身を牧者に例えて語りながら、イエス様はさらにご自身を“良い牧者”と呼びました。
羊を食い物にするオオカミのような存在ではなく、いのちを張って羊を守る牧者であるからです。
【祈り】
主よ。主に出会うまでは自分がどこから来て何のために生き、どこに向かって行くのかも知りませんでした。しかし、今は良い牧者である主に守られ、導かれているのでとても安心です。いつまでも共にいて下さる主に感謝します。
【聖句をノートに書きましょう】
－牧者－
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