闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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お山の大将では国政を担えない

2012年09月10日 22時40分28秒 | Weblog
昨日でしたか、大阪維新の会が開催した現職国会議員らとの公開討論会、
ニュースなどで拝見したので、すべて見た訳ではありませんが、茶番でしたね。
かつて坂本龍馬が主宰する海援隊では、しばしば総がかりで激しい議論が
行われたと言われているだけに、維新の会のそれにはがっかり。
むしろ行わなかった方が良かったような気がします。

特に日本維新の会に参加する予定の国会議員の人たちの意識の低さ、
心の中では、本当は高い志があるのかもしれませんけど、
それにしては、将来の日本国のあり方に対する発言が皆無で
単に追い風が吹いている維新の会に参加する事が目的になっているような気がします

橋下さんはかなりご満悦なご様子でしたが、本当にそれで良いのですか?と言いたい
そうじゃないでしょう?! 日本国の明るい将来のためには、言いにくいことや
対立する意見があって、それらをひっくるめて議論を重ね、議論の中から
また新しい意見を生み出して最終的に集約して、実行すべきではありませんか。

「はい、皆の意見が一致しました」とか「相違がありませんでした」で終わるなら
単なる橋下新党の中のお山の大将にしか過ぎないではありませんか。
そういう意味では、橋下さんもトップの器ではないように思えますね。
真のトップなら、異なる意見を沢山引き出し、それらを集約して維新の会として
施策に結び付けるのが、真の民主主義におけるリーダーの仕事でしょう。

それでも少し期待するとすれば「維新八策も国政の場で磨いたものではなく
すり合わせるプロセスはこれからだ」と発言しているところに期待したい。
その中で本当に激しく議論されて、維新の会として集約し施策として
日本国の未来像を提示できれば、国民からの支持も取り付けられるだろう。

しかし残念ながら、それには時間がかかりそうですから、「近いうちに」解散
総選挙が行わるまでには間に合いそうにないと思われます。
それに賛同してもらえる大物同志の支援も必要ですから、根回しも必要ですしね。

その一方で「素人集団が国政など担えるはずがない」という意見もありますが
明治新政府の面子を見てみれば、志の高さは今の維新の会より数段高かったとはいえ
彼らだっていわば素人集団でした、それが年を重ねる毎に洗練された事を考えると
「素人集団だからダメ」とは言えないし、現状を作りだしたのは「プロ集団」だ
都も言えるわけで、そういう意見は全く当てになりませんね。

いずれにしても、夢の中で寝小便したような中途半端な維新の会では
最初は熱狂的に受け入れられたとしても、メッキが剥がれるように
国民の支持を急速に失っていくこのは、目に見えています。


今日目に付いた記事:
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  関係者はブラインドですね~、国民の多くは谷垣さんでは無理だと思っている

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 お山の大将では、所詮、地域政党が精一杯