本日の朝日新聞 be フロントランナーに、中居君。
新聞を手に取られた方も多いし、ネットでも記事を見れますから わざわざここに紹介する必要はないのかもしれない。
でも今は、スマファンは草の根運動中なので(笑)
最近出回っているな妙な報道とは違う、ひじょうに公平で冷静な取材内容。
中居正広 を誤解してしまっている一般の方々の1人でも多くの人の目にとまれば・・・ とここでもしつこく、文字レポします。
ちなみに。
紙面の端っこの方にある、“プロフィール”欄に嬉しい言葉があったので、ここにも引用します。
(オリンピックキャスターなど中居君のスポーツ番組の関わりについて、NHK・チーフプロデューサー談)
「(中居君は)「スポーツを見る目がしっかりしているうえ、一般人の目線でみんなが聞きたいことを素直に自分の言葉におきかえて選手に聞く。選手への強いリスペクトがある」と評する。」
そう、中居君は専門家ぶらない。いつだって視聴者に届けたい、という一心で子供や素人にも伝わるように質問したり、コメントしたり。 なにより、選手をリスペクトする気持ちがあるからこそ。 ちゃんとお仕事する方が理解してくれて嬉しい。
be フロントランナー タレント 中居正広さん(43歳) 気配りと努力の「テレビの顔」
コチラ 朝日新聞デジタル
(1面)紙面の写真は、NHKで撮影されたという渋めの中居君。 年相応というか、記事と合ってるこの写真を選んでくださった、と思う。
~引用~
「 昨年12月、東京・渋谷のNHKのスタジオ。司会を務める特別番組「スポーツハイライト」の収録1時間前、CG撮影用のブルーバックで覆われたセットを見て、瞬時に、ゲストのアスリートたちのことを思った。「無機的な空間だから、緊張が増すかもしれない」。本番直前、選手たちに笑顔で声をかけ、表情をなごませた。
座る椅子の高さにまで目を配る。「人って足が地についていないと落ち着かないから」。相手のコンディションや体調も観察する。このこまやかさがゲストの生きた表情と言葉を引き出す。「そこは繊細でありたい」
テレビのレギュラー番組が6本、うち3本はタイトルに中居の名前が付く。年末年始特番のMC(司会進行)は9本。SMAPのリーダーとして、アイドルでMCを行う先駆けとして、30年近く芸能界の第一線で走り続けてきた。
MCをこなす芸人やアイドルは多いが、番組を巧みに回しつつ、ゲストの言葉や感情を引き出すという点で、卓越した力を見せる。
SMAPが売れなかったころ、アイドルでは異例のバラエティーに挑戦。タモリ、笑福亭鶴瓶、明石家さんまら、MCの達人との共演を重ね、その背中を見て、力を培った。「誰かが指示してくれたり、監督してくれたりはしないので、本当に難しい。つねにいい意味での“自分づくり”を考えていないといけない」
バラエティーやスポーツ番組、歌番組、さらに戦争についてのドキュメンタリーや終活を語る番組まで領域は広い。番組ごとに立ち位置を変えるが、メインはゲストで、自分はあくまでもホスト役だと思っている。相手から目をそらさず、話には深くうなずく。根底にあるのはゲストへの理解、敬愛とリスペクトだ。
テレビでは軽妙、陽気な顔を見せるが、素顔は至って真面目だ。MCは入念な準備に支えられている。「器用ではないので自宅での準備がすごく大事です。それを怠ると自信を無くし、つまらないプレッシャーを抱えてしまう」
NHKでの収録前夜も、10時まで生放送に出演、帰宅後、朝5時まで番組を予習した。酒を軽くたしなみ、スーパーで買った総菜をつまみながら。「わびしい生活だと周りから言われますけど、僕にとっては最高の時間なんですよ」
傍らには分厚いノートを置く。考えたことや心に留めておきたい言葉を書きとめる。持ち歩き、読み返し、書き切れなくなると年に2、3冊、更新する。こんな作業を8年続けている。読書好きでも知られ、インターネットなどの芸能情報は一切見ない。徹底したアナログ派だ。
モットーは、自分の発言や行動に、評価や手柄、見返りを求めないこと。
人と群れるのも好まない。「SMAPでもみんなの意見がバラバラなのがすごく大事だと思うんです」
中年でトップアイドルという未知の領域へ。「そのぶんMCの幅は広がっている。自分の可能性がどこにあるか、つねに模索していたい (文・林るみ 写真・時津剛)」
(3面)紙面写真はモノクロ。NHK「スポーツハイライト2015」の収録後、番組プロデューサーと談笑する、中居君。両手をスーツのズボンのポッケに入れてラフな笑顔。
~引用~
「 『求められなければ、いつ身を引いてもいい』 中居正広さん タレント
―アイドルで司会もこなす先駆者ですね。
よくパイオニアとか言ってくださるけれど、その意識はまったくないですね。芸能の世界は実力と評価は比例していない。努力が結果につながるとも限らない。僕は運がよかっただけです。芸人さんには歯が立たない。その世界はスポーツのそれに近い厳しさがある。本当に面白い人だけが生き残れる世界ですから。
―「MCをする時は感情を安定させていたい」と言っています。
喜怒哀楽を出さないとか感情を押し殺すとかの意味じゃなく、つねに相手の気持ちを受け入れたり、相手の言葉を引き出したりできるということですね。ずっと心がけてきたことです。
自分の得意な相手や相性のいい人をつくると、その逆の苦手な人も出来てしまう。そういう感情を持たないことで苦手な人もなくせると考えたんです。でも私情を挟まないというのは大変な作業でした。
自分がどう思われるかは気になりません。評価を求めて、優しくしたりするのはよくない。あいつ、偉そうと思われても全然平気。自分の考えや思うことはちゃんと言いたいですね。
どう進化する
―43歳になりました。
年を重ねることには全然おびえていないし、リアリティーある人間でいたい。若いと言われますが、普通のおじさんです。ジムに行くとか、健康にいいことはしていません。
最近考えているのは、いつ白髪を染めないでオープンにするかということ。年相応の白髪のアイドルが1人ぐらいいてもいいんじゃないかなと。
後輩には力のある子が多い。それはいい刺激になっているかもしれません。ただプレッシャーはないです。僕と同じ道を歩いている子は意外といないから。
―SMAPのリーダーとしても28年です。
リーダーってニックネームみたいなものです。僕が言うのもなんですが、SMAPはいい年の重ね方をしてきたと思います。30代後半の中年にさしかかる時期は、みんな模索していました。乗り切れたかな。今は5人のバランスがよくとれていると思います。
ただ年齢とともに可能性が狭くなってきているのは間違いない。若い頃はああしたい、こうしたいと言えましたが、SMAPでも個人としても仕事が一巡し、次に何をするかが問われている。同じことをくり返しながらも、どう進化するか。まだ恥をかき、新しいところへ飛び込む勇気をもっていたい。
最近は自分のホーム(番組)で活動するクセがついているので、今年はよそにも行き、そこで、もがくことも大事かと思います。
ひとりが好き
―ずっと走り続けてきて、疲れませんか。
朝、起きて仕事に行きたくないと思う日はあります。仮病とバレるかなと考えたり。でも、まだ自分を求めてくれる人がいる以上、期待に応えたいです。
僕は基本的に仕事が好きじゃない。ウソだろと言われるけど、求める人がいるから頑張れる。求められなければ、いつ身を引いてもいいと思っちゃいますね。
―普段はひとりでいるのが好きだそうですね。
休みには家から出ませんね。この前も2日休みがあったんですが、食料を買い込み、一歩も出なかった。1年間、誰にも会わなくても平気じゃないかな。寂しいとか思わないんですよ。
―本を読むのも好きだと言っています。
残念ながら今は忙しくて読書を「封印」してるんですよ。読み出すと止まらなくなるので。この前、台湾に行った飛行機の中で、小説を読みふけりました。
―芸能情報は見ない。
インターネットなどの芸能情報や、人のことを書いた週刊誌とか、まったく見ないので、自分がどう言われているかもわからない。「見たほうがいい」と周りから言われますが、長年見ないでここまでやって来られたのでこれからも見なくても大丈夫かな、と。
20代のころには情報に流されていた時期もありました。今は、みんなと同じことをしない勇気も持ちたいと思います。
―最後に、ご自身から見た「中居正広」はどんな人でしょう。
うーん。僕が分析する僕ですか……。言えないですねぇ。自分のことは自分ですごくわかっています。でも、そのチャックはまだ開けたくない。隠すわけではないのですが、中居正広が「中居正広」を話すのはまだかなぁ。もうちょっと、時間がかかりますねぇ。
(取材は昨年12月23日)」
~プロフィール~
紙面写真は、1998年25歳で「紅白」の司会を史上最年少で決定し、記者会見の時のもの。久保純子アナと2ショット。
~引用~
「★1972年、神奈川県藤沢市生まれ。小学校では野球、中・高校ではバスケットボール部に所属した。
★88年、SMAP結成。91年、「Can’t Stop!! LOVING」でCDデビュー。
★95年、「サンデージャングル」スポーツキャスターに起用される。同年、「味いちもんめ」で連続ドラマ初主演。以後、映画「模倣犯」「私は貝になりたい」、ドラマ「ナニワ金融道」シリーズ、「白い影」「砂の器」「ATARU」などに主演。
★97年のNHK紅白歌合戦で、番組最年少白組司会に。計6回、紅白司会を担当。
★2004年、TBSの五輪メインキャスターに。計6回担当。NHKスポーツ番組部の田中廣喜チーフプロデューサーは「スポーツを見る目がしっかりしているうえ、一般人の目線でみんなが聞きたいことを素直に自分の言葉におきかえて選手に聞く。選手への強いリスペクトがある」と評する。
★現在、「SMAP×SMAP」のほか、「ナカイの窓」などソロでレギュラー番組5本に出演中。 」
(10面) <編集部から>
~引用~
「青b1、3面「フロントランナー」は、タレントの中居正広さん。取材したのは昨年暮れ、超多忙な時期でしたが、開口一番、「時間は気にしなくても大丈夫ですよ」。
こういうところが中居さんらしい気配りです。インタビューでは、おざなりの言葉はなく、質問の意図を明確にとらえている。
聞けば、ふだんから声や音に耳をすまし、ノートとともにレコーダーも持ち歩き、メモが間に合わないときはその声を録音しているそうです。
今年は他流試合にも挑戦したいと語っています。9日に放送された「人志松本のすべらない話」では人気芸人10人ほどを相手に話芸を披露し、「最優秀」に。
30年近く人気の最前線にいるのは実力と細やかさに加え、冷静かつ謙虚に自分を見つめる視点があればこそだと思います。(林るみ)」
中居君が、とっても中居君らしくて。
「よそにも行き、そこで、もがくことも大事かと思います。」ってのは、ガキ使とかすべらない話・・とかもあるのかなあ?(^m^)なんて思いながら
通常営業の中居君、「そのチャックはまだ開けたくない。」って言ってるけど、この記事見て「え?中居君ってこんな人?」ってビックリする人も多いと思うよ~。 それって、ある意味 チャックが・・かな。