(1)の続きです
~CM明け~
(当時の音源をもとに、中居君の若い声が流れる 「おまえら、明日ちゃんと起きろよ!中居正広のオールナイトニッポン!」)
中居 「何、オレ。 加藤茶みたいなこと言ってた・・ハッハハハ(スタッフも笑)・・・・茶~さんみたいなこと言ってたのね、俺ね。 笑っちゃうな~、おい・・」
「・・今の俺なんだね、でも。なんか言ってたのかな・・ さて、中居正広のオールナイトニッポン。え~・・そもそも、僕がオールナイトニッポンやってたの・・知らない人と・・人も多いのではないか、ということで こんな企画をお届けしましょう・・」
(エコー)
「中居正広オールナイトニッポンとはなんだったのか~~・・・」BGM♪
中居 「さあ、もはやSMAPファンの間では幻とも言われる「中居正広オールナイトニッポン」とは、いったいどんな番組だったのか・・ちょっと振り返ってみましょう・・ えー・・「初回の放送の時には、体調があまりよくなくて・・本番前、トイレでもどしていた。」・・・・・・・・・・・何、それ・・なんか憶えてるような気がするな・・これ、初回の時に限らず、だったんだよね。」
「初回が、1993年。11月。 ねぇっ。・・えー、月曜一部は、中島みゆきさん、えー・・デーモンさん、大槻ケンジさんなどが担当をしていた。 ちなみに中居君の前に一部を担当していたのは、加藤いづみさん。 あー、これ・・・あの・・なにか僕にできること 歌ってるようなひと・・バブルの香りが・・えー 少し残ってるような時代だったので、製作費が贅沢。 スタッフが沢山いました。」
「 ディレクター1名・・金井さんかな、モッチー・・AD、コバヤシくん・・変わってないんだね。 ・・長いんだね、付き合いね。 ミキサー・・しみずくん、いたねえ~・・構成作家4名。・・ささがわくん!・・・しのはら!・・ ささがわくんって、あの~・・なんか“おぎやはぎ”みたいな感じのコだよね?・・しのはらくん!・・あのデッカイのね。・・あそちゃん!?・・あそちゃん、どーしてんだろぉ。・・全く・・あそちゃん、女の子ね。・・・あ・・年齢、俺より下だったっけ?上だっけ?・・わっかんないね。 みやじま!・・・み・や・じ・ま・・って誰だっけなぁ~・・・ あぁ!!いたねえー!・・みんなやってるのかな?」
「(スタッフから何かを聞いて)えっ?構成作家を?・・テレビの?ラジオの?・・うん・・ この“ささがわくん、しのはらくん、あそちゃん”・・え~・・“みやじまくん”そして、コバヤシくんはねみんな・・金井さんっていうディレクターにね、コテンパンにいじめられた時代ですね。」
「・・・いじめられてたね~・・ねっ?」
「だって、本番中だよ? ん・・まぁ言うと、俺がハガキ・・例えば・・今の原稿・・えー・・『さあ、もはやSMAPファンの間ではマ ボ ロ シ とも・・ (小声で)え、何?これ“マボロシ”でいいの?・・マボロシとも言われる中居正広オールナイトニッポン、いったいどんな番組だったのか、ちょっと振り返ってみましょう~・・』 って、CMバン!と行くとする。」
「そーすると、バァー・・・っとディレクターが来て、「マボロシって言っとけよ!ちゃんと本人に、このヤロー。」・・・俺の目の前だよ。」
「 「なぁーにやってんだよ、オマエら。」・・って、俺の目の前でそーいう話をしてから、俺の横に来て、(一転、優しそうな声で)「じゃ、次 このコーナー行くからね~」・・・(スタッフ笑い声)・・・ウラオモテがある、というのかな?あれ。(スタッフ 笑)」
「俺の前では、いいコちゃんしてる・・って分かりやすい構図とはちょっと違うんだよね。 あれ珍しいよね?(スタッフ 笑)・・ 俺の前で、「おい、だから中居にコレを何べんもハガキを読ませておけ、フリガナ振るとかあるだろ!なあ!? おまえら、なんべんも言わせんなよ おまえら、これ仕事なんだよ。バーカ!」・・・俺(の方に)周りこんで、「じゃ、中居 次は気分良くいってみよっか~」・・・って、ちょっと囁いたりしちゃったりして。」
(スタッフ 笑)
「・・あの・・分かりやすいタイプじゃ・・ だから、長いものには巻かれろ・・とはちょっと違うよね。 俺、全然「長いもの」じゃないんだけども・・でも、そーいう人いるじゃん? なんか、嫌われたくない人の前ではイイコちゃんでいる・・っていう・・のとはちょっと違うよね。」
「俺の前ですっげー 気分悪くさせてくれんの(笑)俺のこと。・・・ アハハハハッ(スタッフと笑)」
「で、俺に喋る時は、(可愛い声で)「じゃ、これはね・・ここんとこはチョット優しめに・・ラジオのみんなコソ~ッと聞いてるから。ねっ!」・・ボソボソボソ・・「調子イイ感じでいってみよ~!」・・・あれ、なんだろね?」
「それ、毎週。」
「もぉね、俺・・俺が直接言われるんだったら、だったら、俺・・「マボロシぐらい ちゃんと言えよ」とか。「ここちゃんと、噛むなよ」って言うのはいいんだけど・・ なんか、4人が怒られるんだよね。 もぉ みんな泣きそうな顔してたよね。」(スタッフ 笑)
「その後、そのディレクターが、ブースに戻って・・スタジオん中に残ってる作家と2人がまた・・これが気まずいのよ。作家もさあ、ハガキ選んでんだけども、心ここにあらずで、ずっと下向いて・・下向いてるのよ。 で、俺がそこそこオモシロイ話しても、ピクリともしない(笑)・・・」
「ピ!クリともしないのよ!?」
「わーらわねえし・・・で、途中からちょっと慣れてきて、笑うんだけど・・ 笑うのも仕事だって、多分教わってるんだと思うのよ。(笑)・・スタジオの中で・・いる放送作家やディレクターはあるていどウケなきゃいけない、リアクションしないと教わってんだろうけど、それも出来なくなっちゃって。 途中から笑うのも・・また、その笑い方がすっげー・・ヘタクソなのよ。 もぉ びびっちゃったのかなんか知んないけど。(笑)」
「・・・そんなオールナイトニッポン・・だから、贅沢だった・・ホントだから、本番前になんか・・なんか カツ丼かなんか頼んでるんだよね。 うどんとカツ丼を・・セットで頼むのよ。 で、俺はァ もぉ 腹減ってるからぁ 食う・・食ってから、ハガキをこう・・読んだりとか・・してんだけども、これ・・俺だけじゃ申し訳ないな~・・と思って、たまーにみんなに買ったら・・って言ったら・・」
「(ディレクターのマネ)いいんだよ、コイツらは。 もぉ スターだけ食べてもらえばいいから。」(スタッフ 笑)
「・・・何、その感じ?」
「いや、みんなお腹空いてるでしょうし、これから長いから・・・ 俺が11時ぐらいに入んのかな? だいたい、11時ぐらいに入るんだけど、そん時にいつもやっぱり、頼んでもらってて・・・「コイツら、大丈夫なの。 スターが食べて、練習して、ねっ?ハガキをチャチャッ とやる。 コイツらは食べなくていいんだよ。」「な、オマエら・・なっ?」・・・「はぁ~い・・(情けなさそうな声)」 ・・「僕ら・・僕ら、飯はいりませぇん・・
」 ワハハハッ(笑)」
「え?オールナイトってこういう番組なのかなぁ?って。」
「だから俺、想像したよね。 あ・・俺が中学、小学校の時、聞いた・・とんねるず、たけしさんもこんな雰囲気でやったんだろうな~・・って。 スタッフは、いびられ・・その中で・・あ、こーいう中でも面白い雰囲気を出すのがプロなんだろなー・・と、思ったら・・ そんなんじゃないみたいだね(笑)・・カカカカ」
「・・・ねぇっ。」
「さぁ、『1年間の番組だったわりには、ゲストが沢山登場。 SMAPのメンバーはもちろん、赤坂晃くん、佐藤アツヒロくん、森口博子さん、・・・ラモスさん、浅草キッド、ヒロミさんB21・・ホンジャマカの2人。』・・ナインティナインも来てた・・ナインティナインはそうねえ~・・僕が月曜日一部で・・ナインティナインが二部をやってた時代があったんですねー。」
「 『他に憶えてることはありますか?』・・あの・・ニッポン放送のね、まだ有楽町の地下の・・あの、シャワールームにね、あのー・・その当時、僕一人暮らし・・いちばん・・一人暮らしをして何年目か分かんないんですけど、冬場にお風呂がね、あの・・壊れちゃったんですね。」
「あのー・・お手洗いで水流す時も、洗面所で水流す時もシャワー浴びる時も、水を流すと床から水が湧いてくる・・っていう・・お風呂になって・・ほんで、これは修理しなければいけないんだけでも、修理するまでには・・昼間にいないといけないから・・・ 結局、家の近くの・・早く終わった時は銭湯。 ・・・があったんだけど、銭湯が24時までなの。 で、銭湯も(笑)ムリだから・・オールナイトが終わって、3時なって、シャワー浴びて・・あのシャワーの水の出が悪いの。 ほんっとにもう、チョロチョロ・・チョロチョロ・・ってしか出ないのね。 それで、シャワーを浴びて・・帰ったのを憶えてるな。 ねぇっ。」
「ね・・あそこには幽霊が出るっていうんだって? ・・・これ誰が流したの?こういう話を・・誰か・・誰かしらこういうの言うね・・」
「あっ!ミュージックソンもやってたね。 ミュージックソンで、にじゅう・・じゃあ、あの~24時間やってる中の1時から3時は復活しましょうか・・って。 そん時は、石橋さんが来られたんですねぇ~。」」
「石橋さんがオールナイトニッポンやった以来、何年ぶりぐらいかに来たのかな?・・(石橋さんのマネ)「なぁにやってんだよ」・・みんなんかビクビクしたね、石橋さん来てね。 で、石橋さん でけぇからさ・・ハハハ(笑)・・みんなその当時のディレクターさんか分かんないけど・・・「ホントに石橋、来たぁー」みたいな。 その後、南原さんとかに来てもらったの憶えてるんだよな。」
「その次の年だっけな? ミュージックソンやってる時。・・このミュージックソン!はねぇぇ・・・・(囁くように)ツライわぁ。」
「これ、12時からだっけ?・・これねえ、12時からじゃダメ。 こぉれ、ムリ。俺なんかの・・俺ね、これ土日でしょ?・・24、25だっけ? 土日の日があって・・土曜日なんかね・・「OH!エルくらぶ」ってあるでしょ?「OH!エルくらぶ」って番組があって・・朝の情報番組の、俺 アシスタントやってた・・(笑) 山咲千里と、宮本亜門が司会をやっている・・朝の・・だから、今で言ったら「王様のブランチ」みたいな番組。2時間かな。9時-11時ぐらいの。」
「その・・ワンコーナーをなんか・・俺、持ってたのよ(笑)レポーターみたいな。 それが、9時-11時で、その「OH!エルくらぶ」をやってから、なんかチャリ・・あ、ミュージックソンだったのかな?」
「ほんで、僕がぁ ま・・だから、ねえ?9時・・・から生だから・・大体、7時半か8時ぐらいに入んなきゃいけない。結局、6時ぐらい。6時・・6時半ぐらいに起きたのかな? で、前の日とかも、年末で忙しい・・って感じで。 あんま寝ないで「OH!エルくらぶ」行って・・そのままミュージックソンとか行って・・もう、夕方ぐらいから眠いのよぉ!」
「で。 一日経って、なんか・・「24時間テレビ」とかさ、「27時間テレビ」とかは、絵があるからさ、黙っててもさ・・なにか面白いこと言ってるな・・・と思ったら、チョット手を叩いたり・・・ハハハッ(笑)カカカ・・」
「なんか・・・ラジオはキツイよね。・・・・・常に喋ってないといけないから。・・うん・・」(by中居君)
「放送事故うんぬん・・・ってまではいかないかもしんないけど。 ね、有名人が来たりするんだけど、「ありがとうございます」・・って言っても、もうやっぱり・・ねーむいし・・でも、ずーっと貧乏ゆすりみたいのしてるし・・なんかァ・・汗かいてるし・・ で、ちょっとさあ(笑) あの・・スタッフもさ、最後・・・って感じで俺を泣かそうとすんのよ。」
「カカカカ(笑)」
「あれ、なんだろね? なんとか泣かそう的なのってあるよね? 俺・・そんな泣くタイプでもないし。・・そんなの憶えてるわぁ・・ねえ~。」
「さあさ、そんな中で・・オールナイトニッポンと言えば、ハガキのコーナー。 「クイズうっかり八兵衛」・・知らないっ。「これって俺だけ」・・知らない。 「お願いDJ」「ポロリの本音」・・「初恋の人に会いたい」・・「乙女色のページ」・・「マッチの・・???」・・「×××シンヤの告白コーナー」「有名人はんとうめい・・??」・・・ひとつも憶えてないワぁ。 何なのこれ、これ誰考えたの?(スタッフ 答える)・・(囁くように)ささがわ・・・会いたいなぁ~・・ささがわさん!・・」
中居正広のANN(3)へ続く
続きは後ほどアップします。