Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

韓国現代戯曲ドラマリーディングX 来年1月、詳細決定

2020-12-20 | Weblog
韓国現代戯曲ドラマリーディングX 来年1月、詳細決定。
私は副会長なのですが、自分の本番の寸前で、あまり関われません。
残念でなりません。
 
日韓演劇交流センター、今後の存続も含めて、内外で討議が盛んです。
ここ四半世紀、ある意味で、私は、日韓の関係に多くを助けられて、生きてきました。
ここしばらくはあまり関わりを持てていませんが、私が関わるかどうかということを超えて、この活動の継続を望んでいます。
というか、日本が、韓国に学ぶべき点が増えています。
 
 
韓国現代戯曲ドラマリーディングⅩ

2021年1月27日(水)~31日(日)
座・高円寺1
 
『激情万里』 
(1991年初演) 
作:キム・ミョンゴン
翻訳:石川樹里
演出:南慎介
出演:加藤亮佑 川鍋知記 日下部そう 小林あや 小林咲子 ししどともこ(カムヰヤッセン) 田崎哲也(ambrosia) とみやまあゆみ 永野和宏(劇団新人会) 蒔原朋実 松井壮大 山崎丸光 山森信太郎(髭亀鶴) 吉村公佑 渡邊真砂珠
2021年1月27日(水)19:00
2021年1月30日(土)14:00 
30日 アフタートーク 南慎介×キム・ミョンゴン(リモート参加)
今日も新派劇団「北極星一座」開演の銅鑼が鳴り響く。
演目は『長恨夢』。尾崎紅葉の『金色夜叉』を翻案した大衆劇である。
「朝鮮の匂いがする偉大な芸術」を夢見て、ホン・ジョンミンら若手俳優はシンパ劇団を脱退するが、時代は彼らの理想を許さない。日本への抵抗か、服従か。共産主義か資本主義か。北か、南か。真の芸術を目指す若者たちは残酷なまでの二項対立に巻き込まれていく。
朝鮮半島を駆け抜けていった数々の戯曲、歌、そして俳優たちが描き出す、日帝時代から朝鮮戦争まで20年以上に渡る韓国近代演劇史クロニクル。
 
『椅子は悪くない』
(2002年初演)
作:ソン・ウッキョン 
翻訳:上野紀子
演出:鄭義信
出演:國崎史人 小飯塚貴世江(キヨエコーポレーション) 酒井和哉 根本大介 矢内文章(アトリエ・センターフォワード)
2021年1月28日(木)19:00
2021年1月30日(土)18:00
30日 アフタートーク 鄭義信×ソン・ウッキョン(リモート参加)
ふと通りかかった家具屋の前に置かれてあった椅子に、カン・ミョンギュはたちどころに心奪われた。カン・ミョンギュいわく、「歯を抜いた何年か後に、偶然その歯を見つけた」瞬間だった。すぐさま彼はその椅子を手に入れようとする。けれども店主のムン・ドクスは売るのを渋る。なぜなら、その椅子は息子のソンウがつくったもので、単に店先に飾っていたに過ぎなかった。それでも、ミョンぎゅの椅子への狂おしい思いはとどまるところを知らない。それほどまで椅子を欲しがるカン・ミョンギュに妻のソン・ジエは嫉妬を覚え……
椅子をめぐって、カン・ミョンギュ、ソン・ジエ、ムン・ドクス、ソンウの激しいバトルが展開される。それは恋なのか? 所有欲なのか? それとも……?
 
『加害者探求‐付録:謝罪文作成ガイド』
(2017年4月初演)
作:ク・ジャヘ
翻訳:洪明花
演出:西尾佳織
出演:石山蓮華 斉藤沙紀 辻村優子 中島愛子(張ち切れパンダ) 中西聖羅 堀光太郎 山﨑千里佳
2021年1月29日(金)19:00
2021年1月31日(日)14:00 
31日 アフタートーク 西尾佳織×ク・ジャヘ(リモート参加)
加害に関する歴史を記録するこの書は、全て、自発的参加によって作成され、完成と同時に燃やされるものとする。作成それ自体に意味があると考えるためである。世の中のすべての芸術は詩性を持つ。よってこの書においては、芸術そのものを〈詩〉とし、芸術に携わる者は〈詩人〉、未だ〈詩人〉ではなく志望している者を〈習作生〉とし、芸術界を〈この世界〉と表記する。
この世界を記録するためにここに立つ。生来の狂人として生まれ、この世界で加害者になるしかなかった詩人たちが自ら記録し、自ら罰を下す、最初で最後の唯一の一冊……『加害者探求』。
シンポジウム
『これからの日韓演劇交流』
パネラー 大笹吉雄 シム・ジェチャン シライケイタ イ・ホンイ
2021年1月31日(日)17:00
チケット発売中!!
料金 1500円
通し券4000円(日韓演劇交流センターのみ取扱)
全席自由
チケット取り扱い
座・高円寺チケットボックス
03-3223-7300(10時〜18時・月休)
窓口10時〜19時
https://za-koenji.jp/

日韓演劇交流センター
050-5327-9826(11時〜18時)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稽古2日目。

2020-12-20 | Weblog
稽古2日目。

こんな御時世に、また新しく芝居を作ることができる環境に、感謝。

稽古は五時間だが、あっという間。

充実している、というべき。

美術の加藤ちかも来て、私たちは稽古前に早く来て打ち合わせし、読み合わせの合間に、あれこれ相談。

充実している、というべき。

二十六年前、この稽古場の二階に、劇団員でもある加藤ちかと、舞台監督の森下紀彦、編集者の豊田勇二と、私と、劇団との、共同事務所を作った。

私たちは、成長できているのかどうかはわからないが、大人にならざるを得なくなり、今がある。
人間は、出会い、共に生き、時に離れていく。

だが、繋がっている。

友が真に友であるとき、おためごかしの言葉はいらない。


写真は、この芝居のリアル小道具が入っている、箱たち。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする