Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

防衛費倍増案に反対します

2022-04-30 | Weblog

防衛費倍増案に反対します。

 

現政権は、防衛費を対GDP2%以上、つまり現行の5兆円台から10兆円台に倍増させることを要求したというが、未曾有の国家経済破綻に責任ある政権のやることか。世界第三位になるという防衛費がなぜこの国に必要なのか。自衛隊は「必要最小限度の組織」ではなかったのか?

国家安全保障戦略、防衛計画大綱、中期防衛力整備計画の安全保障三文書に盛り込むべき提言案をまとめたというが、おかしなところだらけだ。

そもそも「専守防衛」であるはずの憲法に違反している。

「国家防衛戦略」という言葉がヘン。なんで「防衛」が「戦略」なんだ。

「敵基地攻撃」は「反撃能力」と名称を変え、ミサイル基地ばかりでなく、指揮統制機能への攻撃も含むと主張。軍備施設のみならず一般施設まで攻撃可能になる。

 

南西諸島に自衛隊基地を作って、自衛隊が戦闘の主体となるように仕組むアメリカの計画に素直に従っているだけだ。

戦争を止めるのは、軍事力ではない。外交だ。その「常識」が、この国にはない。

アメリカへの盲目的な依存を疑わない者たちが愛国心を語る歪さがピークを更新している。

 

しばらくニュースをちゃんと見ないでいたら、こんなことになっている。

かつて安倍政権下の安保法制制定のさいは、表現者としてそれに反対する動きをとったが、現在の、多くの表現者団体のみなさんは、もう何も声を挙げることはないのだろうか。

当時、安保法制反対の言説を批判した人たちは、あそこで最低限の歯止めをかけるべきだったという悔しさを、共有してくださらないのだろう。

 

文化予算こそ、倍増、どころか、十倍くらいにしてもらいたいものだ。

 

 

 

写真は、2019年、ロシア。

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おやじのせなか

2022-04-29 | Weblog

2005年の記事です。

朝日新聞のこのシリーズ、今も続いているみたい。

父が、この切り抜きを、書棚の見えるところに置いていました。

親孝行になったのかどうか、は、さておき、ともかく、こんな親子だったわけです。

朝日新聞の菅野みゆきさんに、あらためて感謝します。

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父・坂手得二が永眠いたしました

2022-04-25 | Weblog

本年4月19日、父・坂手得二が永眠いたしました。

生前に故人が皆様から賜りましたご厚情に対しあらためて感謝申し上げます。

 

 

 

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下北沢に生きる

2022-04-17 | Weblog

東京にいないことも多いのだが、運良くタイミングが合って、下北沢LIVE HAUSで、スガナミユウさんのライブへ。

We Need Culture の活動でおつきあいの始まったスガナミさんだが、本来のライフワークに触れられて、最高でした。

びんびん伝わってきました。

私たちはここに居るって。居るからには、前を向こうって。

 

先週。

 

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未来を向いていくだけだ

2022-04-15 | Weblog

最近、身近な世界に、色々と、揉めごと、やっかいごとが多い気がするのだが、そのうちの一つが丸く収まった旨、今し方、伝えてきた。

他人様の事に構ってられないところもあるのだけれど、だいじな仲間であるから、こちらだって気にもなる。

とにかく、近しい者同士がぶつかっている場合ではない。

共通の敵に立ち向かい、未来を向いていくだけだ。

不得意なこと、いやなことは、それでなんとかなるなら人に任せればいいし、何もかも背負い込むことはない。ジャッジするのはお互いでなくて、未来の人に委ねていいところだってあるのだ。

苦しいことばかりが多い気がしている昨今だが、少しでも解決していくことがあるなら、それはありがたいことだ。

すこしほっとする。

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ロシア語を見たら「不快」というのか。

2022-04-15 | Weblog

JR恵比寿駅西口改札内に設置されているロシア語の日比谷線への案内表示が、4月になって撤去されていたという。

日本語、英語、韓国語、ロシア語の4か国語で「中目黒」「六本木」と記していたが、4月7日の始発からロシア語の案内のみを無くしたというのだ。ロシア語があるはずの所には「調整中」と書かれた紙が貼られていたという。

ロシアのウクライナへの侵略で「ロシア語の表示」を見た客から「不快」を訴える声が複数あり、JR東日本東京支社広報課は、「複合的な事情を踏まえての決定」したという。

結局、ロシア語表示は戻されたというが、これ、「ヘイト」です。差別です。アウトです。

属性によって敵視し、決めつけ、排除するというのは、絶対にやってはいけないこと。

あまりのことに、茫然とした。

この国、戦争するぞ、平気で。

ダメだよ。こんなことじゃ。

なんの根拠もないのに「不快」っていうのを訴えたら受け入れられるというのも、どうなんだ。

それにしても、がっかりして、うんざりする。

 

ネガティブなことをごり押しすれば通るという愚かさによる不毛な諍いが、多すぎる。

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桜のことなど忘れていた

2022-04-10 | Weblog

写真は先月末。

桜のことなど忘れていた。

桜が満開になりかけているな、と思ったあたりから、身辺にいろんな事が起こりまくって。

なんとかするしかないことばかりなのだが、愚痴を言っているわけではなく、ただ、すれ違ったみなさんにも、遠くから見守ってくださるみなさんにも、ご理解いただけるようお願いするのみ。

花見どころか、「夏日」だぜ。いやはや。

 

 

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ミカンがわからない

2022-04-10 | Weblog

わが下北沢は愛媛県じゃないので、ミカンじゃないだろう。

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梅ヶ丘 『明日のハナコ』は、 高校生無料、のど飴付き。

2022-04-08 | Weblog

本日から、梅ヶ丘BOXで上演中の 『明日のハナコ』は、 高校生無料、のど飴付き。

福井の高校演劇界から全国区で話題になっている、『明日のハナコ』 なのですが、高校生に見てもらいたいということなのです。

 

なので、「なかったことにされた高校生の2人芝居がきっちり面白かったので自分たちでさくっとやってみる会」さんとしては、「 高校生無料、のど飴付き」という料金設定に決定しました。

現役高校生に、見てほしいなあ。

 

詳細は御覧ください。

https://sites.google.com/view/hanakoyattemiru/?fbclid=IwAR3h45ZXA_3NBwGiXiJ0TwIjf1JjDFApO7iERDXGd2bx3yQS8t-qAD_Ekv4

 

Twitter です。

https://twitter.com/yattemirukai?s=12

 

 

添付は、上演各回の、出演者組み合わせ。

【出演/演奏など】
石倉来輝(ままごと)
川田希
田中祐希(ゆうめい)
福永マリカ
光瀬指絵(ニッポンの河川|スイッチ総研)
茂木大介
森谷ふみ(ニッポンの河川)

【演奏】
井高寛朗

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鬼婆の棲家、地震で割れる

2022-04-08 | Weblog

昨年秋の燐光群の芝居にも登場した、歌舞伎や能などの題材になっている「安達ケ原の鬼婆」伝説。

その鬼婆の棲家とされているのが、福島県二本松市の観世寺「黒塚の岩屋」。

その中の「蛇石」が、先月16日の地震で割れ、傾き、倒れかけていたという。場所は、出刃洗の池(血の池)に隣接する。割れたときには「バキッ、バキッ」という大きな音が聞こえたという話もある。

 

この場所に連れて行ってくれたのは、もと原発作業員の方で、「この辺りにはほんとうに鬼婆が居たんですよ」「証拠も残っているんです」と言って、案内してくださった。

地元のみなさんに愛されている場なのである。

鬼婆のゆるキャラというものまで存在するのである。

 

しかし、地震の怖さというものを、あらためて深く感じる。

 

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本日から梅ヶ丘で 『明日のハナコ』 やります

2022-04-08 | Weblog

本日から、梅ヶ丘BOXで、 『明日のハナコ』 やります。

昨年から高校演劇界で話題になっている、あの『明日のハナコ』 です。

 

梅ヶ丘BOXで行われるのは、「なかったことにされた高校生の2人芝居がきっちり面白かったので自分たちでさくっとやってみる会」によるものです。

メンバーは、ニッポンの河川/スイッチ総研の俳優・光瀬指絵さんたちなのですが、全回キャストの組み合わせが違うということです。10日(日)までです。

 

そして、【大事なおしらせ】 として、

『明日のハナコ』当日券について。 本公演は当日券の販売はございません。 完売回以外は【開演の2時間程前までご予約可能】です。ご予約無しでご来場された場合は大変申し訳ございませんがご入場いただく事ができません。感染症対策としてご理解賜りますようお願い申し上げます。

とのことです。

 

詳細は御覧ください。

https://sites.google.com/view/hanakoyattemiru/?fbclid=IwAR3h45ZXA_3NBwGiXiJ0TwIjf1JjDFApO7iERDXGd2bx3yQS8t-qAD_Ekv4

 

Twitter です。

https://twitter.com/yattemirukai?s=12

 

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小沼さんの新著です

2022-04-05 | Weblog

燐光群2月公演『 Speak low, No tail (tale).  すぴぃくろう のぅ・ている 』の作者・ 小沼純一さんの新著『ふりかえる日、日 めいのレッスン』(青土社)が、出版されました。

上演作の世界とも、ちょっと重なります。

私は事前に読ませていただいていたので、小沼ワールドを再認識する手掛かりにもなりました。

 

本をめくると、やはり小沼さんは詩人としてスタートした人ですから、紙面に、活字が、言葉が、浮かびあがる美しさとして、すっと届いてきます。

言葉は、本は、美しいものなのです。

 

ちなみに、この本の表紙に描かれているのは、小沼邸に飾られている縫いぐるみのウォンバットであり、私の家にも同様のウォンバットがあるのです。

 

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憲法無視どころか虐殺肯定の安倍元首相

2022-04-03 | Weblog

時事通信によれば、安倍晋三元首相は3日、山口市内で講演し、岸田文雄首相が能力保有を検討する敵基地攻撃について「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」と述べたという。安倍氏は「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」と強調した、ともいう。

 

この国は憲法で、専守防衛は許されても、他国への攻撃はしてはならないことになっています。基地だって攻撃はしてはならないのです。論外。

 

で、中枢って何ですか。

その場所を中枢と見なすのは誰ですか。

意図的にやったとしても誤撃したという言い訳が通ってしまうこの現実を、容認するのですか。

それは、劇場でも学校でも平気で攻撃して、民間人を虐殺することを肯定しているということを、意味しています。

いま、そうしたことが、異国とはいえ、目の前に起きていて、多くの人たちが苦しんでいることを、理解できないのですか。

 

なぜこんな発言が許される。

最悪の人間が長く総理大臣の座についていて、この国の常識良識は、完全に麻痺してしまった。

 

 

 

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嘘をつく気分になれません。

2022-04-01 | Weblog

嘘をつく気分になれません。

ざんねんですが。

 

 

まあ、そう言っていること自体がホントかどうかわからないとも言えるのですけれどね。

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