Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

まだまだ慣れない Zoom 講座

2021-02-28 | Weblog

Zoom で講座をするようになって、あっという間に半年。大学の講義はぜんぶ Zoom だった。

昨夜は劇作家協会の戯曲セミナー・研修科で、三時間。ゼミ形式である。

昨夜の受講生は九名。メンバーは協会の規定で戯曲賞受賞者・最終候補者に限られていて、現役バリバリの人たちでもあるから、ゼミ形式で皆が意見を言い合うと、じっさい、内容はすこぶる濃い。 多くの演劇の講座は往々にして「初心者向け」に終わりやすいと感じてきたが、そうではないと胸を張れるものであるとは思う。

たまたま一人芝居に取り組んでいる方が複数いたので、昨夜は「一人芝居」をテーマにしたが、三時間あっという間だった。この忙しいメンバーがよく三時間も、と思うが、それがオンラインの強みだろう。皆が互いに刺激を受けているのは、とてもいい。

私も旧作『たたかう女』を読んでもらった。岡本麗さん主演で1995年初演だった。

あと、作者であるリサ・クロンさんから直接、講座での使用許可をもらって、彼女の一人芝居の代表作『ツー・ポイント・ファイブ・ミニット・ライド』を皆に読んでもらった。リサ自身が演じるその劇をニューヨークで初めて観たときのことは忘れられない。その後、アスタープレースのスタバで初めて話したのを覚えている。そして六年前、彼女は「ファン・ホーム」の脚本・作詞で、トニー賞を獲得した。

『ツー・ポイント・ファイブ・ミニット・ライド』の日本版は篠井英介さんに演じてもらった。充実した日本版が出来たと思う。扇田昭彦さんが面白がり、とても関心を持ってくださった。終演後、質問攻めに遭ったのである。リサにも来日してもらって森下スタジオでワークショップをやってもらった。篠井さんとリサも意気投合していたのが、楽しかった。あれからもう二十年になろうとしている。

『たたかう女』はもうすぐ、EPADの戯曲アーカイブで、ネット上で無料で読めることになる。はずである。

 

昨年末からデバイスが増えたのだが、講座では iPadをカメラ・マイク用にして、ノートパソコンで戯曲を読む、というやり方にした。Zoom ミーティングをスケジューリングしているのはノートパソコンのほうなので、そちらもオンにしておかねばならないため、画面とマイクを切っている。なので私は2画面なのである。写真は、講座終了直後の、スクリーンショット。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機内食の「たこ焼き」

2021-02-28 | Weblog
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山には〈映画の冒険〉がある

2021-02-27 | Weblog

岡山市奉還町にある映画グッズ専門店〈シネマ・コレクターズ・ショップ『映画の冒険』〉。

映画関連のパンフレットやポスター、ちらし、DVD、レコードなどを扱い、全国に知られている。

オーナーの吉富真一さんは、旧知である。もう40年以上のつきあいなのである。彼が岡山大学の映画部で活動していたとき、私が大学祭の映画部が出していたテントに出入りして、知りあった。当時、私は岡山芳泉高校で、陸上部と映画部に属していた。その頃、岡山・倉敷は、自主上映が盛んだった。私はその影響をダイレクトに受けている。

40歳を前に脱サラし、自分のやりたい仕事に乗りだし、成功させている。吉富さんは〈岡山映画祭〉にも関わっている。最近、岡山で映画撮影が行われることが多いというが、ただの偶然とは思われないのである。

私も何かにつけてお世話になっている。燐光群の岡山公演の元締めも、御願いして久しい。

コロナ禍下、店は繁盛しているという。持ち込まれる映画関係物も増えたという。外出自粛による「巣ごもり」が長く続いたため、身の回りの整理をする人が増えたということらしい。著名な映画人も、大切に扱ってもらえると知っているからか、処分する映画関係の書物等を吉富さんに託すことが増えてきているらしい。

とくかく、映画グッズは、ここに聞けば、たいていのものが揃う。店内を片付けている時期らしい。久しぶりに立ち寄ったが、ものすごい物量なのに、整然としている。もちろんネット販売もしている。

 

岡山に行かれる機会がありましたら、ぜひ立ち寄っていただきたいと思う。

 

Web

http://ww3.tiki.ne.jp/~yoshitomi/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瑳川哲朗さんがお亡くなりになっていた

2021-02-26 | Weblog
瑳川哲朗さんがお亡くなりになっていた。
 
「大江戸捜査網」の渋く剛胆な二枚目として、子供の頃に強い印象を持っていた。他の俳優とは違った何かがあった。
 
シアターV赤坂という劇場を運営されていた時期があって、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』の再演、追加公演をさせていただいた。
 
私が脚本を書き下ろした蜷川幸雄さん演出による『エレンディラ』で、ヒロインの祖母役を豪快かつ繊細に演じてくださった。何かの雑誌で生涯で印象に残るせりふとして『エレンディラ』を挙げてくださった。ご自分の代表作とも言っておられた。
瑳川さんのあの声が、「エレンディラのおばあちゃん」の声として息づいたときの衝撃、原作にはないラスト近くの屋上の病床シーンの演じ分けの巧みさ、忘れがたい。
 
最後にお目にかかったとき、「そろそろ一緒に芝居やりましょう」と言うと、喜んでおられてはいたが、「からだ次第だなぁ」とも、おっしゃっていた。
 
ちょうど、上演前の数年間お世話になった、翻訳・研究家の野谷文昭さんから、新版の『エレンディラ』を含むガルシア・マルケス短編集をいただいたところだった。(写真)
 
本当に残念である。
 
ありがとうございました。
おつかれさまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スカイラインGTRの椅子がほしい

2021-02-26 | Weblog

今回の高校演劇審査のための徳島滞在で、記憶に残る体験の一つが、会場への移動のさいに大窪先生のスカイラインGTRに乗せていただいたことである。

私が子供の頃から「GTR」は神格化されていた。そのうち「ケンメリ」が発売され、なんだかスカイライン方向がずれていったようにも感じたが、「ケンメリ」は「ケンメリ」なりの魅力もあったのだとは思う。(「ケンメリ」というのはわからない人には何のことやらなのだが「ケンとメリーのスカイライン」という謎のフレーズで宣伝されていた型だからだ)

乗せてもらったのは2001年型で、このころの出力は280馬力くらいになっているという。

私はこのクルマの椅子がほしい。座り心地というより、身体にフィットする感じが半端ではない。ランバーサポートにすぐれていて、長時間乗っていても疲れないだろう。私の仕事用にほしい。

 

徳島名物は、阿波踊り以外にはあまりない、というか、自分の土地のものを売り出していく、ということに頓着しない県民性を感じた。お城はあるが天守閣はない。天守閣をつくって観光客を呼び込むなどということには関心がないらしいのである。

徳島ラーメンというものがあるらしいが食べる機会はなかった。テイクアウトの徳島餃子というものは買ってみた。レンコンを刻んだものが入っているが、徳島の人間の間ではその事実は必ずしもポピュラーではないらしい。

徳島の「こだわらなさ」は、何だか好きである。それはつまり、こだわることは別に持っている、ということではないかと思うのだ。そう感じさせる特性は、貴重である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 Don't miss ピンク地底人3号のオンライン演劇『サバクウミ』

2021-02-25 | Weblog

ピンク地底人3号による、初のオンライン演劇である『サバクウミ』は、「手話を使った声劇」の第一弾でもあるという。

演劇を映像化する際、最大のデメリットになる「俳優の声が致命的に平板になる」現象を逆手に取り、発語を使わない言語こそ、今、演劇が求めていることだと仮定した野心作だ、と、本作の製作陣は、謳っている。

じっさい、これは、実践を伴いながら、手話をモチーフに描く演劇であり、これまでに見たことのない劇空間が広がっている。

そして、そうした構造的実験に集中力を傾けているゆえか、シンプルにしないと新しい挑戦に向かいがたいと思ったのか、内容そのものは、何だか妙に素直である。私の知る限り、ふだんは男の子っぽく振る舞うことの多いピンク地底人3号だが、自身の描く登場人物の中にある、男性の甘え、身勝手、ナルシズム、マゾヒスティックともいえる依存傾向等、混乱と矛盾に満ちたその心象が、なんら恥じらうことなく描きだされ、展開されていく。どうやらこの男の子は、女子に叱られたいのである。その瞬間を素敵だと思っている。作者自身がそれを告白しているともいえる。

いま、ピンク地底人3号に注目する人なら、見逃せない、と思うはずである。

 

ともあれ、まず、日本初の本格的な「手話を使った声劇」として、観る価値がある。

そして、ピンク地底人3号の作品群の中で、一つの分岐点となる予感に満ちた作品なのだ。

映画『2001年宇宙の旅』への言及は、この映画への偏愛がなければなかなか消化しづらい面もあるだろうけれど、ジャームッシュや無声映画へのオマージュのようなモノクロ部分、三人の登場人物の静謐な集中力に満ちた眼差し等、作者の映画と演劇への愛がダイレクトに伝わってくる。

 

嘘がつけない男、自分の考えが自分でもよくわかっていないかもしれないがなぜか前へ前へと進んでいく男、ある意味、誠実なのかダメなのかわからない男を演じさせたら関西ではナンバーワンと言われている(はずである)橋本浩明は、この、彼にしか出来ない路線を、ぶっちぎりで走っている。もう十年以上前、彼は三年間ほど東京に出てきて私の劇団にいたことがあるのだけれど、自分にとって馴染みのいい関西に戻った。私は止めなかった。そこで、棚瀬美幸、樋口ミユ、ピンク地底人3号といった、彼の個性と才能を引き出す作・演出家と出会い直し、さらに独自の領域を拓いている。六年前、NHKのドキュドラマ『東海道五十三次合作絵巻 日本画を創った巨匠たちの旅立ち』の四人の主要人物を燐光群メンバーに演じてほしいというオファーがあったさい、猪熊恒和、大西孝洋、杉山英之の三人に橋本浩明を加えたのは、もちろん、彼の個性に一目置いているからである。

 

 

配信で演劇を観るのはどうも、という方も、お試しいただきたい。上演を収録した演劇ではない。映像を使うことで、演劇と映画の双方を批評しているのである。

おそらく皆さんの想像よりは上をやっている。

 Don't miss である。(「見逃すな」である ※念のために翻訳)

 

 

オンライン演劇『サバクウミ』

2021年ひ2月23日(火)10:00〜2月28日(日) 23:59
動画配信サイト PIA LIVE STREAM にて公開

上演時間|63分

✔︎生の舞台のライブ配信ではなく、劇場にて収録された作品の動画配信となります。上記の配信期間であれば、24時間、お好きなタイミングでご覧いただけます。
※一部メンテナンスの時間がございます。(メンテナンス中はURLの引取ができません。)
✔︎一度チケットを購入いただければ、2月28日23:59まで、何度でもご覧いただけます。

販売期間| 2月23日(火)10:00~2月28日(日)18:00
料金|2000円(税込)戯曲データ付き (手話がわからない方にも戯曲片手にお楽しみ頂けます)

別途手数料がかかります。
ぴあシステム利用料: 220円
決済手数料:クレジットカード 0円 コンビニ振込 220円

───────────────────

ごく稀に、私が、立っている、この地面を、激しく、揺さぶる人が、現れる。
もう、私は、かつて暮らしていた、世界に、戻る事は、出来ない。
その人は、優しく、甘い、手話を、使った。

多くの「音」、についての、演劇を、作ってきた。
にも関わらず、彼女(彼)のような人が、客席に座る、可能性を、まるで、考えてこなかった事を、私は、恥じる。
と同時に、私は、欲望する。

あの人の、隣で、嗅いでみたいのだ。
あらゆる、手話の、「音」の、香りを。

ピンク地底人3号



【出 演】
高橋映美子
のたにかな子
橋本浩明

【スタッフ】
作・演出|ピンク地底人3号
撮影・編集|タニガワヒロキ
撮影協力|mtakeda/山崎正悟(junksharp)
舞台監督|小野かっこ
舞台美術|久太郎(Anahaim Factory)
照明|林 鈴美
音響|森永恭代(サファリ・P)
音楽|Ryushin Aizawa
戯曲協力|尾庭恵子
手話協力|笠井賢一郎
宣伝美術|chanmi
制作|秋津ねを(ねをぱぁく)
劇場|in→dependent theatre 1st
企画・製作|ももちの世界

 

https://momochinosekai.tumblr.com/next?fbclid=IwAR3v0gkFCND1aow005H3zHu2cPpvWdoAlsVu3QG6MwsNKSaN_jFLCIkSe9E

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さとうこうじが石森章太郎を演じた、映画「トキワ荘の青春」

2021-02-25 | Weblog

市川準監督が1995年に製作した映画「トキワ荘の青春」は、漫画家の卵たちが過ごしたトキワ荘での日常を、史実に基づきフィクションとして仕上げた珠玉の青春映画、である。

つい最近まで『草の家』に出演していたさとうこうじが、石森章太郎を演じている。

もう四半世紀前の映画なのだ。

高井戸に住んでいる時代、高井戸駅のホームで市川組が撮影してるのに出くわしたことを思い出した。あれはいったい何の映画だったのだろう。

 

http://tokiwasou2020.com

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二階席貸し切りの高校演劇審査 徳島にて

2021-02-24 | Weblog

福島から徳島へ。

高校演劇審査員で徳島に来ている。

二階客席からたった一人で観る。二階は貸し切りである。ゲスト審査員は私一人なのである。

たった一人、ではなく、立った一人として、立ち上がったり位置を変えたりして観ることも出来る。贅沢である。と、考えるべきであろう。

コロナ禍下、この仕事のため事前にPCR検査もした。

東京から来た私は警戒されて当然なのである。

会場や時期の変更も含め、県の方針と現場の先生方がギリギリのところで折衝された結果である。

私は会館の二階にゾーイング措置をとられ(隔離とは呼ばないのである)、控室から二階客席への導線は、私専用となっている。

 

こんな時代状況でも十代後半の演劇部員たちは、溌剌として取り組んでいる。

頼もしい限りである。

 

そして、徳島の高校演劇は、とてもアナーキーな一派がいるのである。

素晴らしいのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日帰りで福島・須賀川へ 『鼬』公演は今日まで

2021-02-23 | Weblog

一昨日は、日帰りで福島・須賀川へ。シゲこと・佐藤茂紀(写真右)と流山児祥氏が企画し、福島の演劇人と流山児チームが三年越しで育んできたプロジェクト・『鼬』を、観に行った。公演は今日まで。

予定していた公共劇場が震災の影響で使用できず、そう決まったその日にグランシア須賀川という結婚式場が上演場所を提供してくれることになったという。会場変更しての決行である。

宇都宮から成田カイリさんのクルマに同乗させていただく(ありがとう!おつかれさま)。山田勝仁さんも同行。

 

会場でどの顔を見ても、みんな明るい!

人の輪のありがたさ、演劇の可能性を感じさせてくれる一日だった。

 

今日の公演は 11:30〜 15:00〜 の2回。

グランシア須賀川

https://www.grancia.jp/banquet/facility/?fbclid=IwAR2MxYGC9jv4RBPEGbYltnWT1FEjbWIJn0qgYZY9NzGhRZMBmM66Axm2qiY#f2

 

 

『音楽劇☆鼬2021 ~真船豊『鼬』から~』

●文化庁委託事業 令和2年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
日本の演劇人を育てるプロジェクト 演劇人交流育成公演

上演台本・佐藤茂紀

演出・流山児祥

助演出/大信ペリカン
音楽/諏訪創
振付/北村真実
舞台美術・舞台監督/小林岳郎
照明/横原由祐
音響/島猛
映像/太田龍馬
演出助手/畝部七歩
舞台監督助手/山下直哉
イラスト/ヨコヤマ茂未
宣伝美術/江利山浩二(KINGS ROAD)
アシスタント・プロデューサー/佐々木雅彦、米山恭子
プロデューサー/流山児祥

出演

林正子
瑠華
牧田純一
星郁也
佐々木雅彦
流風青波
鶴園結香
ブンブン丸
禹穣熙
大森優輝
山下直哉
大久保裕
松明家五老介
大多鬼丸ショースケ
伊藤弘子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーツカウンシル東京が「スタートアップ助成」を開始

2021-02-23 | Weblog

アーツカウンシル東京が、「スタートアップ助成」を開始する予定だという。若い才能が今後の芸術活動への地歩を築くための「スタートアップ」を後押しするという。

こういうものが必要だと思っていた制度であるが、まだ認知されていないようだ。昨今、「若手支援策」「法人格がなくても申請できるもの」があるべきだと考えられてきたが、これは歓迎すべきものだし、この延長上で奨学金的な若手支援策も打ち出されていいと思う。

 

「スタートアップ助成」は、新進の芸術家・芸術団体等を対象とする新たな助成プログラム。個人の場合は活動を初めて主催してから3年未満、又は、都内で自ら主催した公開活動の実績が5回以内であること。団体の場合は、団体設立から3年未満。法人格は必要ない。

対象は、2021年9月1日以降に開始し、2022年5月31日までに終了する事業。年4回の公募を予定しており、申請のチャンスは多い。助成上限額は、個人30万円・団体100万円。東京都内又は海外で実施される公演、展示、アートプロジェクト、国際フェスティバルへの参加、国際コラボレーション等が対象。申請受付期間は2021年5月6日(木)からで、5月31日(月)の消印有効。 

 

https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/grants/startup-grant-program/46048/?fbclid=IwAR0RvG0LrkrNL3cyXWIn236PLzymrnO-b_rIcjZy4EBzN0tcz9EVckafbe0

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『草の家』を終えて、新宿に出る

2021-02-21 | Weblog

『草の家』上演中は、下北沢と自宅の行き来に終始した。

土曜日は、久しぶりに新宿に出た。何だか新鮮に感じた。

そして、あらためて、今年は異様な暖冬だと思った。

 

消化すべき作業がまだまだ残っている。

原稿が進まない。

深夜、何年越しかになる、ある映像を確認する。

 

そして今日、連絡が届く。

土曜日に新宿で行ったPCR検査の結果が届く。

陰性であった。

 

写真は、『草の家』より、間宮啓行、円城寺あや、鴨川てんし 撮影・姫田蘭。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『草の家』 に登場する「はかり」は 全てホンモノです

2021-02-20 | Weblog

『草の家』 に登場する「はかり」は、全てホンモノです。

まあ、それはこんなもの、ホンモノそっくりに作る方がかえって費用がかかります。それはホンモノになりますよ。

で、どうホンモノかというと、作者・守安久二子さんのご実家が、もと秤屋であり、作中描かれているはかりについての記述は、これらの「はかり」のある家で彼女が実際に暮らしている中で着想されたという、戯曲自体に対しても、リアルなホンモノということなのです。

で、劇に使用したこれらの「はかり」は、作者の岡山のお宅に、戻されるのです。

 

写真は、『草の家』より、「天秤ばかり」を手にした猪熊恒和、間宮啓行 撮影・姫田蘭。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『草の家』と、課題消化の日々

2021-02-19 | Weblog

『草の家』は、無事に千秋楽を迎えたが、並行して様々な課題を抱えている二月である。

じつは戯曲を書いていた。それは某誌の再出発号のための書き下ろし短篇である。あまり人に言っていなかった。劇場入りの頃、まさか私が戯曲を書いているとは、誰も思っていなかっただろう。

そして、様々な数字をまとめる仕事。年度末のものもある。これは皆さん同じのはず。

これから予定されている複数の舞台の準備いろいろ。これもまた口外できないことがある。用意はしても、今後の助成金の決定がどうなるかによっても左右される。

そして、あれやこれやの作業や確認。たぶん私しか気にしないというより、これは後々のために明確にしておかねばということで、気づいてしまった以上はいろいろと動かなければならない、ということもある。わかる人にはわかっていただけると思う。

文化支援についての活動も、出来ることとできないことがあって、申し訳なく思うが、お役に立てないままに『WeNeedCulture at DOMMUNE #失くすわけにはいかない』は、昨日に実施され、あとは、菅義偉内閣総理大臣ら六名に送った【文化芸術分野への公的支援についての公開質問状】への彼らの「回答」に対する、WeNeedCulture 側の対応を考えなければならない。

で、オンライン開催で、谷賢一氏を講師に迎えた「せりふを読んでみよう  ── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ 」も担当の一人として開催していて、一応一日六時間の講座も、可能な限りつきあっている。オンラインゆえのことをいろいろと実地に知る必要があるからだ。で、最終日の今日は、夕刻、最後のトークセッションに登壇する。この講座は、いずれZoom映像が無料公開される予定である。

で、今月中に久しぶりに東京以外の二箇所に出かけることは決まっている。一つは事前のPCR検査を求められている。

まあなんでこんな文を書いているかというと、もちろん皆様への言い訳である。

かと思うと、いま、洗濯機の水漏れが見つかった。やれやれである。

 

写真は、『草の家』より、鴨川てんし、円城寺あや、間宮啓行 撮影・姫田蘭。

この劇には「リンゴ酢」が登場する。上演時に使っているものは中身は違うのだが、ホンモノは身体によさそうである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『WeNeedCulture at DOMMUNE #失くすわけにはいかない』 放送始まっています!

2021-02-18 | Weblog

必見です。

2/18 23時過ぎから、WeNeedCulture が、菅義偉内閣総理大臣、麻生太郎財務大臣、萩生田光一文部科学大臣、梶山弘志経済産業大臣、宮田亮平文化庁長官、山口那津男公明党代表の6名に送った【文化芸術分野への公的支援についての公開質問状】に対する彼らの回答を紹介し、それについて論評します。

 

 

『WeNeedCulture at DOMMUNE #失くすわけにはいかない』

 

放送始まっています!

 

 

アート・カルチャー・エンターテインメントを愛するすべての方へ

『WeNeedCulture at DOMMUNE #失くすわけにはいかない』

生放送です!

https://youtu.be/_gpwrkG8nuY

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『草の家』 公演終了

2021-02-18 | Weblog

燐光群『草の家』 全公演が終了しました。

このような時期にご来場くださいました皆様、本当にありがとうございました。

今後とも劇団として、未来に向けて精進してゆきたいと思います。

 

 

燐光群『草の家』

作:守安久二子 演出:坂手洋二

2月5日(金)〜18日(木) 下北沢ザ・スズナリ

 

写真 樋尾麻衣子 山村茉梨乃  撮影・姫田蘭

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする