Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

再告知。 来年1月18日(土)、関西版「月いちリーディング」に、ゲスト出演します。

2019-12-31 | Weblog

再告知。

来年1月18日(土)、関西版「月いちリーディング」に、ゲスト出演します。

関西方面の皆様、ぜひぜひご参加ください。

 

15時開演(受付開始、開場は14時45分より)
場所 common cafe
(地下鉄谷町線中崎町駅4番出口徒歩1分)

入場無料

 
 


…………………………………………………………………………

 

「月いちリーディング」

リーディングそのものに出演するわけではなくて、その戯曲についていろいろ話をする役割です。

東京で既に十年行われている劇作家協会の「月いちリーディング」は、オフ・プロードウェイの「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」が毎週月曜日にやっているリーディングのやり方を日本にも導入して、「座・高円寺」開場を期して、始めたものです。リーディングへの質疑の方法は当時「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」の副芸術監督だったリンダからもらった「リズ・ラーマン・システム」マニュアルを参考にしました。

「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」がリーディングをどのようにやっているかだけでも話は長くなるのですが、それは、いずれまた。

 

…………………………………………………………………………

 

第15回関西版月いちリーディングのお知らせ

公募された戯曲から一作品を選び、俳優によるドラマリーディングのあと、その場に集った全員で戯曲についてディスカッション。

月いちリーディングは戯曲のブラッシュアップの場であるとともに、劇作家・演出家・俳優・制作者、そして観客の出会いの場でもあります。

2020年1月18日(土)
15時開演(受付開始、開場は14時45分より)
場所 common cafe
(地下鉄谷町線中崎町駅4番出口徒歩1分)

入場無料

ご予約受付中! ご予約はカルテットオンラインもしくはメールでお願いします。

カルテットオンライン→https://www.quartet-online.net/ticket/m15
*このページの予約するボタンから予約ページにいけます)

メール→jpwa.kansai@gmail.com
(件名を予約とし、お名前、人数、ご連絡先をお願い致します)

採用戯曲
河合穂高『春の遺伝子』

ゲスト 
坂手洋二(燐光群)
金哲義(劇団May)


出演者
河本久和(空の驛舎)
九谷保元 
神藤恭平(DanieLonely)
シンドウミチル 
橋本健司(桃園会)
繁澤邦明(うんなま)
松原一純(A級MissingLink)
山本つづみ

 

https://www.facebook.com/jpwakansai/?eid=ARDQQgCaS8toH-JFCyzKA41ek2Ota6vrqNGh_dT6Te9z2fE9g75440gT9ZjUG9GfzQrmzZwQSniU9GuM

 




 

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『憲法くん』で終わった一年。

2019-12-31 | Weblog

『憲法くん』で終わった一年。

それはとても幸せなことでした。

世の中のことに向き合いながら、逆に、世の中や身近にある、つまらないことを忘れられるくらいに、演劇に集中できたからです。

松元ヒロさんが、「日本国憲法」を擬人化するというアイデアを発明されてから、22年。

演劇化をさせていただきました。

ヒロさんが「『憲法くん』はみんなのものです」と言ってくださったことを、鵜呑みにさせていただきました。

ありがとうございました。
 

そして、今年も素晴らしい出会いが、出会い直しが、幾つも、ありました。

残念なことも、いっぱい、ありました。

当然でしょう。

まあ、人間にはいいときも悪いときもあります。

そして、私は今年、何度か、「良いときも悪いときも友だちが、友だち」と、何人かの人に言いました。

それだけしんどいことがいろいろあったのです。

支えたり、支えられたり、です。

 

とにかく、走り続けます。

私とヒロさんの、秘密の共通点が、じつはありまして、それは私とヒロさんが「陸上選手」だったということです。もちろん世代が違います。そして、運動選手として嘱望されて進学されたヒロさんと、インタハイには補助員で参加した私という著しい格の違いはありますのでおこがましいのですが、まあ、ほんとに、大先輩です。ちなみに、私の県では岸田敏志さんも陸上競技の先輩です。で、陸上部というのは、トラック・フィールドと分野が大きく分かれていて、それぞれが自分の競技を持っていて、各自の種目をやりながら、いろいろ跨いで一緒にやったりバラバラだったり、でも、同じチームです。その自由さと共感の共存が、どうやら「劇団」と似ているんじゃないかなと、ヒロさんと話したりしたりもしたのでした。

 

そして今も、走り続けています。

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初めてロシアに行った年

2019-12-30 | Weblog

今年はどんな年だったかと問われれば、初めてロシアに行った年、と答える部分は大きい。

モスクワ空港のトランジットは別とすれば、である。

劇作家の先輩たちもロシアに傾倒された方が多い。

近いところでは、岩松了さん、そして、斎藤憐さん。

 

十年前まで、年末は、憐さんから必ず電話がかかってきた。正月はいつに来るのだ、と。

 

写真、赤の広場。

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ひろば

2019-12-29 | Weblog

広場に、人が集まり、誰かの声に耳を傾ける。

演劇は、そこから始まる。

ヤースナヤ・パリャーナ。トルストイの領地、生まれ育った屋敷がある。

ここで彼は農民たちのための学校を開いた。

農民学校の教材「アーズブカ」。トルストイは、戦争から帰り、長編小説を書くことに疲れ、この「アーズブカ」に書いた一つ一つが、自分の仕事の中で最も重要なライフワークであると考えていた。

そうして『イワンのばか』は、『アーズブカ』に書かれた。

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「イワンのばか」の物語は、実はロシアではそれほどポピュラーではない

2019-12-28 | Weblog

「イワンのばか」の物語は、実はロシアではそれほどポピュラーではない。サンクトペテルブルグの児童図書館に行っても、司書の方に聞いて、探さないといけなかった。

勤勉さを示すだけではだめなのか? 物語としての工夫が足りないのか? けっきょくは資本主義と軍国主義の世の中ということなのか。

「イワンのばか」の話は、原則的に戦争はしない、金銭を使わない、科学は不要、そのうえ時代によっては皇帝=王様がいなくても国は成立する、皇帝と百姓に違いがないとしている危険思想の物語ということだったのだろうか。「働かざる者食うべからず」を打ち出し、「これを読まずして社会主義を語るなかれ」というべき内容でもあるように思われるのだが。現代生活に欠かせぬ三要件、政治・経済・社会を正面切って否定し、それを守るために命を賭け戦争に命をかける者を愚弄しているということになるのだろうか。

「トルストイ主義」は危険だったのか。私有財産の否定,素朴な農民生活を尊び、非暴力主義をとる。白樺派もガンジーも読んだとされているのだが。

昔話のセオリー。純朴かつ愚直な男が最後には幸運を手にする。そして悪魔が失敗することを子供たちが喜ぶのは、バイキンマンの今にも繋がる。

ともあれ、この物語の終わりは決まっている。悪魔は滅び、イワンは今も生きているのだ。私はトルストイの悪魔への感情移入も感じる。それが「イワンのばか」を書いた直後にトルストイを「イワン・イリッチの死」に向かわせたのではないかとさえ思う。

 

写真は、 ヤースナヤ・パリャーナ。トルストイの里。

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燐光群では新人を募集しています(冬期募集)

2019-12-27 | Weblog

燐光群では、共に演劇を創造していく劇団員を募集しています。意欲と情熱のある方の参加をお待ちしています。

情報をこちらに挙げてませんでしたので、あらためて載せます。

 

……  ……  ……  ……  ……  ……  ……  

 

新人募集!冬期募集

12月30日(月)必着締切

<対象>俳優・演出助手・制作スタッフ等

<応募資格>燐光群・坂手洋二作品を観ていること

<応募方法>

○第一次審査(書類選考)履歴書と作文をA4サイズで作成し、以下にご郵送頂くかe-mailでお送り下さい。
履歴書=要写真貼付。氏名・ 住所・電話番号・メールアドレス(PC / 携帯共)・身長・体重・年齢(生年月日)を明記のこと。
作文=「燐光群・坂手洋二の作品を観た・読んだ感想」
「自分について」各800字以内
観たことのある、あるいは読んだことのある、燐光群また は坂手洋二の作品を挙げて下さい。

○第二次審査(面接・実技試験)
書類審査通過者に追ってお伝えします。

○送付先 〒154-0022 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202 燐光群 新人募集係 または、rinkogun@alles.or.jp

○電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。

rinkogun@alles.or.jp または FAX 03-3426-6594 でお受けいたします。

https://www.facebook.com/rinkogun/


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北風の季節

2019-12-27 | Weblog

ついに北風の季節になった。

ヒートテックの出番だが、シャツだけ。

手袋は新しいのになる。(百円のじゃなくなったぞ!)

自転車は買い換えることになりそう。これまで部品は二つ取り替え、騙し騙し使ってきたが、直すところを全部直すと、たいへんな額になることがわかったので。5年以上は持ったのだから、まあいいか。

自転車用のパラシュートパンツ(ズボンの上に履く防寒用)も次回の遠乗りから、履くだろう。

耳当てはまだ出さない。

とにかく風邪はひきたくない。ひくわけにはいかないのだ。
 
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高江ヘリパッド建設強行はやはり「官邸マター」だった

2019-12-27 | Weblog
沖縄県東村高江の米軍ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、和泉洋人首相補佐官が二〇一六年九月、建設現場の隣接地域に施設を所有する電源開発(Jパワー、本社・東京)の会長を官邸に呼び、建設への協力を求めていたことが明らかになった。東京新聞が入手したJパワーの内部文書には「海外案件は何でも協力しますから」と記されており、協力の見返りに同社の海外事業への支援を伝えていたという。望月衣塑子さんの署名記事が出た。
 
第一報は、沖縄タイムスの阿部岳記者による。

和泉氏は政府のインフラ輸出の司令塔。当初は協力を断っていた同社に「本件は官房長官直結で私が仕切っている」と菅義偉官房長官の存在を強調しながら、便宜を示唆し、翻意を迫っていたという。
同社は「国の強い要請と受け止める」と承諾。和泉氏は海外事業への支援など利益供与を申し出ている。
彼らはこうしてヘリパッド建設反対の運動を封じ込めようとしたのだ。

「沖縄やんばる海水揚水発電所」は廃止されているが、これを推進したのは沖縄県民を裏切った仲井間元知事だ。あのエリアに行くたびに襲う「嫌な感じ」にはやはり根拠があったのだ。

和泉氏は「米国政府は、日本政府は沖縄関連で何もしていないと見ている。本件は日本政府も汗を流している証拠として、二十年間、放置されていた件を動かした。(後略)」
防衛省の担当者は「米国との合意に基づき期限内に建設を終える必要があった。補佐官には現場の状況を含めて報告していた。(後略)」と話す。

高江ヘリパッド建設強行はやはり「官邸マター」だった。

アメリカの言いなりになることで権威を保とうとする官邸の異常さ。

怒りしかない。


写真は2年前夏の高江。
 
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019122790065638.html?fbclid=IwAR3iZGlPTRgkBF0YsrdeUZT985W8l14oNLRYmL8DaKivvSA_x1e6UY_08CE
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気持ちはロシアの中に

2019-12-26 | Weblog

世の中にはいろいろなことがあるだろうけれど、とにかく気持ちはロシアの中に。

ボルガ川、半年前の思い出。

緩やかにでも、舟は進んでいく。

むかしむかし、進みたい方向を見ていればそこに着けるよ、と、言っていたのは誰だったか。

 

「イワンのばか」は「憲法くん」とそっくりだ。人はなかなかイワンのようには生きられない。

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詩織さんの事件と検察審査会

2019-12-26 | Weblog

12/25付の日刊ゲンダイが、検察審査会について書いている。

好記事だが、正直、検察審査会についてはあまりにも一般に知られていないので、この記事の意味が正確に伝わるかどうか心許ない部分もある。

検察審査会じたいの存在には、大きな意義がある。裁判員制度が導入されてからいささか影が薄くなったが、ほんとうに長い間、陪審裁判の可能性も含めて、市民の司法参加という意味では、現実にある制度として、とても大切なものだった。検察審査会に参加したOBの皆さんが体験を書いた記録集も、とても読み応えがあった。「民主主義」を体感できるものだった。

当時「陪審裁判を考える会」にもいた私が書いた「危険な話 OFFSIDE」は、日本で検察審査会について描いた最初の演劇作品ではないかと思う。1988年のことだ。而立書房から刊行されている。関心のある方は読んでみてください。

http://rinkogun.com/Yoji_Sakate/entori/2010/4/8_Tokyo_trial.html

ともあれ、安倍政権が山口某を庇って動いた可能性があるなら、それは一事件に於けるひどさだけでなく、検察審査会の存在や意義を貶めたことになる。事実なら私は許さない。

 

………   ………   ………   ………

 

詩織さんの不服を却下 アベ友「不起訴」検察審査会の疑惑 公開日:2019/12/25

伊藤詩織さんが元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を訴え、勝訴した民事訴訟。東京地裁が「合意のない性行為」と事実認定したことを受け、東京地検の不起訴処分に批判が集まっている。山口氏が“アベ友”だったため、逮捕に続き、起訴も免れたのではないか。起訴して刑事裁判で白黒ハッキリさせるべきだ――。そんな声が湧き起こっているのだ。 だが、検察自ら腰を上げ起訴する「再起」の道はあるものの起訴は極めて困難だ。2017年5月の詩織さんの不服申し立てに対して、検察審査会が同年9月「不起訴相当」の決議を下しているからだ。検察審査会は有権者からくじで選ばれた11人の審査員が、「不起訴」の妥当性を判断する制度。「一事不再理」により、詩織さんは再度申し立てできないのである。

ところが、検察審査会の審査に疑惑があったとしたら話が違ってくる。「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」(八木啓代代表)の情報開示請求に対して、東京第六検察審査会は昨年12月、一部文書を開示しているのだが、八木代表は驚いたという。

「通常、法的なアドバイスをする補助弁護士が付くのですが、詩織さんの審査会にはいませんでした。審査員は法的な論点を理解できません。また、どんな証拠が提出され、どのような議論を経て『不起訴相当』の判断に至ったのかの理由が一切示されていないのです。ちゃんと審査されたのか疑問です」 例えば、小沢一郎衆院議員の陸山会事件を巡って、2013年に検察審査会が下した「不起訴不当」の決議では、A4で14枚にわたって詳細な理由が示されている。

さらに、八木代表の目を点にさせたのが、審査員選定の立会人だ。過去には立ち会った検事と判事の実名が開示されていたが、詩織さんの審査会分はなぜか黒塗りだった。突然の不可解な変更について、八木代表が審査会に問うと事務局は「自筆署名なので個人情報とみなし、今回から不開示にした」と答えたという。

「安倍案件である森友問題と詩織さんの検察審査会は、不透明で異例ずくめという印象です。恐ろしいのは、市民が下した判断だけに“悪しきお墨付き”になること。実際は、政治介入の余地があり、そのことを外から一切検証できないのです。まずは、メディア、国民が検察審査会に関心を持つことが必要です」(八木代表)

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ニコン・セタンの代表作、タイ×日本共同制作作品の出演者を追加募集

2019-12-25 | Weblog

タイを代表する劇作家・演出家ニコン・セタンの、「Yasukuni」という通称で知られる代表作『安らかな眠りを、あなたに(仮題)』の、タイ×日本共同制作バージョンの出演者を、追加募集します。

ニコン・セタンは燐光群との共同製作で『リタイアメン』を共同演出・出演。同作は、東京、マニラ、チェンマイ、バンコクのツアーも敢行しました。(写真はバンコク公演)

来日中のニコンと相談し、来年3月下旬に上演する『安らかな眠りを、あなたに(仮題)』(作:ニコン・セタン 演出:ニコン・セタン + 坂手洋二)の出演者枠を広げることにしました。

応募要項は以下の通りです。

作文=「「自分について」燐光群・坂手洋二の作品を観た・読んだ感想」各800字以内 + 観たことのある、あるいは読んだことのある、燐光群また は坂手洋二の作品を挙げて下さい。

○第二次審査(面接・実技試験)
書類審査通過者に追ってお伝えします。

「燐光群 オーディション係」として、郵便かe-mailでお送り下さい。12/30必着締切。※早期終了の可能性あり。

○送付先 〒154-0022 世田谷区梅丘1-24-14 フリート梅丘202 燐光群 新人募集係 または、rinkogun@alles.or.jp
または FAX 03-3426-6594 でお受けいたします。

○電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。 

 

https://www.facebook.com/rinkogun/

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はじかれたくなきゃ努力しろ

2019-12-25 | Weblog

小泉進次郎環境相が、グレタ・トゥンベリさんらの環境保護活動について「大人たちに対する糾弾に終わってしまっては、私はそれも、未来はないと思っている」「大人を糾弾するのではなくて、全世代を巻き込むようなアプローチを取るべきだ」と語っているという。頭が悪いのだろうか。

彼女たちの活動は始まったばかりだ。そしてめざましく世界に影響を与えている。「大人たちに対する糾弾に終わってしまった」と決めつけるとは、なんと傲慢なのだろうか。

「一過性ではだめで、本当に持続可能で、かつ非連続のイノベーション(技術革新)が起きるような環境」が必要だというが、そんなえらそうなことを言うくらいなら、とっくに自分がそうしていなければならないだろう。

「何か一部の世代、一部の国、一部の業界、そういったところがはじかれるようなことは招いてはいけない」というが、自分がはじかれているという前提で、ちゃんとやっていこうとしているのだろうか。「化石賞」をもらって違和感がなかったらしいから、ひょっとしたら、環境のためきちんと努力する姿勢を見せない自分と自分の国が「はじかれる立場」にあると気づいていないのか。

そもそもグレタ・トゥンベリさんは誰かを「はじいていく」とは一言も言っていない。

それにしても「はじかれる」とは、なんとみじめったらしい、いやらしい理屈だろう。小泉環境相やその陣営は、自分と意見の相容れない人をはじいてきたし、これからもはじいていくつもりなのだろう。

はじかれたくなきゃ努力しろ。それだけである。

 

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今年最後の授業終わる

2019-12-24 | Weblog

今年最後の授業終わる。学生が去った後に、しばらく書き仕事。

大学に通うのは久しぶり。

今は教える立場といっても、いちおう母校なので、いろいろな記憶が甦ってくる。

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オペラ『イワンのばか』に向けて

2019-12-23 | Weblog

オペラ『イワンのばか』に向けて、午前のミーティング。

美術・堀尾幸男、衣裳・宮本宣子、作曲・萩京子、舞台監督・森下紀彦、演出助手・城田美樹。今日来られなかったけれど、照明・竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)、振付・山田うん、舞台監督助手・神永結花。最強のスタッフが揃う。

続いて、劇場下見終了。

堀尾さんのアイデアは私には経験のない種類のものなので、とにかく新鮮である。

トルストイ世界の生々しさが、どこまで出せるか。

 

写真は、原作者 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの、墓。

 

こんにゃく座 『イワンのばか』

2020年2月6日(木)~11日(火 祝)

あうるすぽっと

http://www.konnyakuza.com/syusai.html

 

これからまた別な打ち合わせである。

 

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関西版「月いちリーディング」ゲスト出演のお知らせ

2019-12-23 | Weblog

来年1月18日(土)、関西版「月いちリーディング」に、ゲスト出演します。

リーディングそのものに出演するわけではなくて、その戯曲についていろいろ話をする役割です。

東京で既に十年行われている劇作家協会の「月いちリーディング」は、オフ・プロードウェイの「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」が毎週月曜日にやっているリーディングのやり方を日本にも導入して、「座・高円寺」開場を期して、始めたものです。リーディングへの質疑の方法は当時「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」の副芸術監督だったリンダからもらった「リズ・ラーマン・システム」マニュアルを参考にしました。

「ニューヨーク・シアター・ワークショップ」がリーディングをどのようにやっているかだけでも話は長くなるのですが、それは、いずれまた。


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第15回関西版月いちリーディングのお知らせ

公募された戯曲から一作品を選び、俳優によるドラマリーディングのあと、その場に集った全員で戯曲についてディスカッション。

月いちリーディングは戯曲のブラッシュアップの場であるとともに、劇作家・演出家・俳優・制作者、そして観客の出会いの場でもあります。

2020年1月18日(土)
15時開演(受付開始、開場は14時45分より)
場所 common cafe
(地下鉄谷町線中崎町駅4番出口徒歩1分)

入場無料

ご予約受付中! ご予約はカルテットオンラインもしくはメールでお願いします。

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河合穂高『春の遺伝子』

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金哲義(劇団May)


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河本久和(空の驛舎)
九谷保元
神藤恭平(DanieLonely)
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