Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

授賞式で辛口

2009-03-31 | Weblog
岸田國士戯曲賞授賞式。審査過程を報告する役目を果たす。粛々と経過を説明。審査会を振り返って実況すると意外とシビアなことを言っていることになるので厳しいかとも思ったが、適度に笑いを取りながら進めたせいか、列席の皆さまは納得してくれた様子。蓬莱竜太さんは初めて話したけれど聡明な感じの人だ。本谷有希子さんと話しているとA新聞のY女史に「オジサンが若い娘と話して楽しげな図だ」と言われる。失礼な。お二人ともおめでとう。久しぶりに岩松了さんといっぱい話す。
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日曜日暮れ時の散歩/I.S.O

2009-03-30 | Weblog
一日中仕事もいかがなものかと思い、散歩気分で明大前キッド・アイラックへ。I.S.O.ライヴ。一楽儀光(perc)、Sachiko M(sine waves)、大友良英(tt, g)。何年か前の高円寺以来。超満員。即興の概念はずいぶん変わってきているんだな。研ぎ澄まされた修行のようであり、自由に「いま」の幅を広げる時間感覚であり。Sachiko・大友コンビは欧州ツアーから帰ったばかり。じつは二人を引き合わせたのは私なので、久々の再会、話に花咲く。今週はキッドで二人それぞれのソロも。大友・飴屋法水が来月やるピットインでのパフォーマンスは興味津々。
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平田オリザ二本立て

2009-03-29 | Weblog
ブザンソン劇場製作の国際合作『ユートピア』。オリザ篇の舞台裏版担当の劇作・演出家アミールのイラン・イスラム圏演劇の話が新鮮。その足で、まぶてぃ推薦の久しぶり飴屋法水演出『転校生』。冒頭の低周波音響は文字通りシビレル。『CVR』を思い出す。終演後「今日はオリザ・デーだったよ」と本人に言う。「ソウルで」と別れる。来週火曜オーディション後に合流予定なのだ。やはり4月からソウルの鄭義信さんにも良い屋台を教えてもらう約束だったが、今回はすれ違いのようだ。
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冷える雨

2009-03-28 | Weblog
桜が咲いているのに、ぶり返す寒さ。来週ソウルでのワークショップ・オーディション、三百人から六十人に絞られた候補者からさらに出演者を選ぶための、使用テキスト、タイムテーブルと組合せなど準備。他にも仕上げねばならない書類。諸々の事務処理。思いのほか進まないが、仕事のバイオリズムを修正しつつ少しずつ前へ。昨年11月に京都文教大学での講座「物語と現代社会」紀要掲載用の校正、二時間よくもこんなに喋ったものだと我ながら呆れつつも、ようやく終える。
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さよならシアタートップス・トークショー

2009-03-27 | Weblog
気分転換に新宿御苑をちらり一時間ちょっとの散歩。何年ぶりだろう。せっかくの陽気が冷え込んできたので、駆け足っぽい感じだったが、三色の花びらを付ける桜など珍しげに見る。午後、シアタートップスお別れのトークショー。皆さま、お疲れさま。その後、流山児氏も合流して永井愛さんに新国立劇場理事会の話など聞く。いろいろ思うが、今現在は伝聞でコメントするのは差し控えたい。
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翻訳戯曲集の進展

2009-03-27 | Weblog
劇作家協会の事業で文化庁の助成を受けたフランス語訳戯曲集第一巻が届く。『屋根裏』と岡田利規『3月の五日間』、前田司郎『生きてるものはいないのか』が収録されている。マニラのロディ・ヴェラから拙作『現代能楽集 三人姉妹』をタガログ語の短編アンソロジー戯曲集に収録したいとの連絡。今年は韓国語で『屋根裏』『だるまさんがころんだ』『上演されなかった「三人姉妹」』等の戯曲集も出る予定。
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日韓決戦

2009-03-25 | Weblog
WBCのテレビは付けっぱなしにしていたが本気で観てはいないかんじであった。ところが延長戦は観入ってしまう。イチローはさすがである。勝利インタビューは口が勝手に喋っている感じだったが。午後は清水弥生戯曲の検討にも追われる。夜はミーティング。いろいろなことを決定しなければならない。いろいろ厳しいが前向きに。……今日は永井愛さんが、因縁の新国立劇場理事会に出ているはずである。
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250人の焼肉大会

2009-03-24 | Weblog
原稿進まず。なんとか頑張る。夜はかなり遅れて鄭義信さん御祝いの焼肉の会。着いてすぐに外波山文明さんと一緒にホルモンの焼き手となる。遅く着いたから仕方ないのだがもうホルモンしか残っていないのだ。そして焼いても焼いてもみんなが待ち受けている! 溢れる人、人、人。煙、煙。250人ぶんの焼肉を用意してあったというが、人間というのはかくも食べるものなのだ! その後は松本祐子さん誕生祝いとなり静かに飲みほっと一息。
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大学同窓会

2009-03-24 | Weblog
吉祥寺で小物と靴を買う。無印良品とABCマート。フツーの消費者である。夕方から大学同窓会に初めて参加。125期生が卒業後25周年に行うという数字合わせもあってか大がかりなもの。参加者1300人。司会は同じ国文科の紺野美紗子さん。自分もそうだが一年生のとき同級の実行委員Hさんの情熱に押されてか身近な同期生もかなり来ている。ほんとうに25年以上ぶりの人が多い。自分は一年生の時しかいなかった演劇研究会の面々も何人か。見た目の年齢の重ね方にはかなり個人差がある。25年後にもまた大同総会をするという。
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自由と不自由

2009-03-22 | Weblog
外出予定キャンセル。朝あった連絡への対応で一つ目の要件は断念。午後届いた別なモノへ対応、さらに二件キャンセル。既に出かけていたらぎりぎり諦めて翌日持越しだったかも。私個人で融通できそうなことなら優先して対応しなければならないという種類の連絡なので仕方ない。それはそれとして締切原稿の一つがまだ書ききれない。私は劇団であり会社の人間でもあるが実質は自由業かもしれず。自由とは不自由である、と言ったのは誰だっけ。……などと思っていたら夜遅くに朗報一つ。
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雨上がりに自転車

2009-03-21 | Weblog
劇団の新人試験。面接、俳優志望者は体操と台詞も。体操の最後に、世界中どこに行ってのワークショップでも必ずやっているあの課題も。今日で全部の組がすんだわけではないが、目星はついてくる。受験者の相手役を勤めてくれた杉山・宮島『屋根裏』教師役の競演を楽しむ。制作志望者に質問していて一瞬の既視感があり、去年の今頃に座・高円寺の職員面接をしたときを思い出す。劇団という場所もまた公共性を持っているからだろう。劇場、劇団、演劇、翻訳すればすべて「theater」。

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快晴を日本晴れというのはどうかと思うが

2009-03-20 | Weblog
気候は完全に春。太陽が眩しい。午前中は息子の卒業式。遅れていったので国歌斉唱に立ち会わずにすむ。知り合いの杉並区議が来賓で来ている。横目に見るWBC、なんだか日本は試合数の半分は韓国戦になっているのが妙だ。韓国で月末から行うソウル版『屋根裏』キャストのワークショップ・オーディションの内容をつらつら考え伝える。明日から劇団の新人採用試験もあるのだが。原稿が進まずパソコンに向かうだけの一日。
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なぜか「文化祭」

2009-03-19 | Weblog
「さよならシアタートップス 最後の文化祭」初日。演劇祭でなく「文化祭」なのは世代的ノスタルジアだろう。東京サンシャインボーイズ復活公演『returns』は三谷幸喜版『二十世紀少年』+『HEROES』。田窪桜子・今井浩一両氏編集によるパンフレットは、手間と気持ちが入っている労作であり、八十年代以降「小劇場」の詳細な資料ともなっている。燐光群は過去四回この劇場で上演しているが、それはカンパニーとしては登場数十八位なのだそうだ。私も26日にトークショーに出る予定。
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新国立劇場芸術監督問題、国会に

2009-03-18 | Weblog
参議院文教委員会で民主党・神本美恵子議員が新国立劇場芸術監督問題について文科省次官に質問。この質疑は、以下のアドレスで見られます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=3085&tx
国会中継がネットで見られる時代。この委員会には自民党・義家弘介ヤンキー先生もいるんだが、にやにやして私語が多い。寝ている委員も。
夜は日本ミステリー大賞・鶴屋南北賞授賞式。鄭義信さんに御祝い。一昨年暮れ、彼が『焼肉ドラゴン』を書き上げた日、新国立劇場近くの居酒屋で祝杯をあげたのを思い出す。八十年代に同じ編プロでバイトしていた石田衣良さんにも挨拶。
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花粉の季節いよいよ

2009-03-17 | Weblog
協会会報用対談原稿の校正やっと終える。久々に神田川沿いを花粉よけマスクを装着してランニングしていたら、映画の撮影をしていて足止め。撮影の様子などまったく見ずに待っていてカットの声がかかり、また走り出したら、出演者らしい金髪の若者に「坂手さん」と声を掛けられる。誰かと思えば中川晃教君。

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