Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

開幕二週間前を切ってしまった !

2023-06-30 | Weblog

稽古開始からそろそろ一ヶ月。時が過ぎるのを早く感じる時期になった。特にこの一週間を早く感じて、なんと、開幕二週間前を切ってしまった。

『ストレイト・ライン・クレイジー』、稽古場を移動して、気分一新、とにかく、前に進んでいます。

 

 

写真、大西孝洋。

これは、三週間前の稽古風景。

撮影・姫田蘭。

 

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』はコロナ禍下の厳しい上演となり、座組内に感染者が出て、20ステージの予定中、8ステージしかできなかった。否、初日から中止になり開幕できず、なんとか8ステージやれただけでも、奇跡のようなものだったかもしれないのだが。今年もまだまだ注意深く稽古しています。

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

上演情報。前売り開始しました。

http://rinkogun.com/Straight_line_crazy.html

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絵本『ヤギと少年、洞窟の中へ』

2023-06-30 | Weblog

絵本『ヤギと少年、洞窟の中へ』池澤夏樹・文/黒田征太郎・絵 

やはり、「本」という形になっているべき書物に出遭った。

池澤夏樹さんの紡ぎ出した物語は、複式夢幻能の構造を備えている。

物語の持つ、ある種の「普遍」を感じさせるものである。

 

「慰霊の日」6月23日(金)に、沖縄「ひめゆりピースホール」で、喜納吏一と宮城さつきによる三線の演奏と本書の朗読、池澤夏樹と黒田征太郎によるトークイベントが行われ、行った方々からは、深く感銘を受けたという声が届いている。

 

出版元は、スイッチ・パブリッシング。

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稽古場移動

2023-06-29 | Weblog

梅ヶ丘のアトリエから、劇場原寸大のとれる広さの、別な稽古場に移動。

梅ヶ丘では写真のような狭さだったから、拡がりのある場所にうつると、動きや空気が、本番仕様に確定してくるし、まったく違ったものになってくる。

暑くなってきた。まもなく七月。

いよいよ、待ったなし。

 

撮影・姫田蘭。

 

 

 

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

上演情報。前売り開始しました。

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『ストレイト・ライン・クレイジー』出演の樋尾麻衣子 映画 『福田村事件』 にも出演

2023-06-28 | Weblog

『ストレイト・ライン・クレイジー』出演の樋尾麻衣子は、森達也監督の話題作、映画『福田村事件』にも出演している。百年以上前の関東大震災のさいの「事件」を描くものだ。

『ストレイト・ライン・クレイジー』も百年前の場面から始まる。

百年前の人間を演じるとはどういうことか。悩ましくも、前向きに、考えている。

 

『福田村事件』公式サイト

https://www.fukudamura1923.jp

 

 

写真は樋尾麻衣子。半月以上前の稽古一週目。撮影・姫田蘭。

 

 

 

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

上演情報。前売り開始しました。

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まっすぐ走るしかない 『ストレイト・ライン・クレイジー』

2023-06-27 | Weblog

『ストレイト・ライン・クレイジー』稽古たけなわ。

題名通り、まっすぐ走るしかない。

狂ったように、か、どうかは、わからない。

あの膨大な台詞量を、昨年イギリス初演のレイフ・ファインズは走りきった。

すごいことだと思うが、日本版も、走りきる。もちろん。

 

レイフ・ファインズ氏は何歳か歳上かと思っていたら、私より一つ若いらしい。なんともはや。

数日前亡くなったアメリカの作家コーマック・マッカーシー氏は、「惑星思想」の観点から惹かれた『ザ・ロード』が印象的だが、なんと89歳で亡くなられたという。さすがにもう少し若いと思っていた。

世代論はあまりしない方だが、この40年くらいの間で、「世代」という括り方も、意味が大きく変わってきたと思う。

 

 

写真、大西孝洋。

二週間前の稽古。

撮影・姫田蘭。

 

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』はコロナ禍下の厳しい上演となり、座組内に感染者が出て、20ステージの予定中、8ステージしかできなかった。否、初日から中止になり開幕できず、なんとか8ステージやれただけでも、奇跡のようなものだったかもしれないのだが。今年もまだまだ注意深く稽古しています。

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

上演情報。前売り開始しました。

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稽古場 『ストレイト・ライン・クレイジー』

2023-06-26 | Weblog

稽古を続けている。

当たり前のことだが、劇団にはいろいろな人間がいる。

二十代の新人も、七十代の先輩も。

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、皆が同時に舞台に立つ。

 

写真は、二週間前の稽古なので、まだ台本を持っている。撮影・姫田蘭。

もちろん、皆、マスクをつけている。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』はコロナ禍下の厳しい上演となり、座組内に感染者が出て、20ステージの予定中、8ステージしかできなかった。否、初日から中止になり開幕できず、なんとか8ステージやれただけでも、奇跡のようなものだったかもしれないのだが。今年もまだまだ注意深く稽古しています。

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

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奇跡のような

2023-06-24 | Weblog

たまたま前を通ると、昨年ご主人が亡くなられて以降閉じられていたあの店に灯がともり、中に人々の姿が。

私がもっとも贔屓にしていたラーメン屋である。

まさかと思ったが、ご主人がご存命の時のあの空気が。

奇跡のようだった。

 

閉店後の皆さんと、少しだけ立ち話をしていく。

往時のスープは維持されているという。

まだ週末中心の不定期営業という。

それにしても。

復活が有り得るとは。

 

 

撮影は許可を得ています。(ピースサインをしているから当然ですけど)

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台詞の多い戯曲

2023-06-23 | Weblog

『ストレイト・ライン・クレイジー』は台詞の多い戯曲である。

いや、他の戯曲も台詞の多い物はいくらでもある。

『ストレイト・ライン・クレイジー』は台詞が少人数に集中していて、また、役によっては、ある場面だけに集中していたりする。

翻訳ものであるから、どうしても言葉に距離があるともいえる。

俳優は難儀である。

とにかく、立ち向かっていくだけである。

 

写真は、川中健次郎、猪熊恒和。十日前の稽古なので、まだ台本を持っている。撮影・姫田蘭。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』はコロナ禍下の厳しい上演となり、座組内に感染者が出て、20ステージの予定中、8ステージしかできなかった。否、初日から中止になり開幕できず、なんとか8ステージやれただけでも、奇跡のようなものだったかもしれないのだが。今年もまだまだ注意深く稽古しています。

 

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

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ハッピーアワーは遠く ニューオリンズらしさ ⑱

2023-06-22 | Weblog

稽古に入ってしまうと、もうほんとに帰宅は夜になり、スーパーマーケットも閉まっている時間になっていたりする。それが連日。今日もぎりぎり閉店寸前の店で半額割引の惣菜を買って帰る。前回ニューオリンズのハッピーアワーのことを投稿したりしたが、夕方だけの日本流ハッピーアワーは今の生活からは遠く、午前中は事務手続きに忙殺され、そしてとにかく稽古場に行けば、演劇のことだけを十時間やるという暮らし。それでいい。幸せだ。そういうこと。

 

写真は、バーボンストリートわきの居心地の良かった店。奥まったところにある。長居はしなかったけど。

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『ストレイト・ライン・クレイジー』 の 森尾舞

2023-06-18 | Weblog

『ストレイト・ライン・クレイジー』稽古始まって、半月、経過。

昨年夏『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』以来の、森尾舞さん出演である。

この役は彼女だと初めから決めていた。

撮影・姫田蘭。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』はコロナ禍下の厳しい上演となり、座組内に感染者が出て、20ステージの予定中、8ステージしかできなかった。否、初日から中止になり開幕できず、なんとか8ステージやれただけでも、奇跡のようなものだったかもしれないのだが。今年もまだまだ注意深く稽古しています。

 

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』は、燐光群の創立40周年記念公演第1弾。
 
『ストレイト・ライン・クレイジー』は、ニコラス・ハイトナー演出、レイフ・ファインズ主演により、2022年に初演されました。ニューヨークの「都市計画」史にまつわる「報告劇」の手法を折り込みながら、作者デヴィッド・ヘアが物語型のストレイト・プレー『スカイライト』『エイミーズ・ビュー』などの醍醐味をも存分に発揮、昨秋〈ナショナルシアターライブ〉上映でも好評を博した、最新作です。
主人公は、現代アメリカの都市計画を推進したカリスマ行政官ロバート・モーゼス。アメリカじゅうに公園や道路を多く建設し、スラムをなくし、文化施設リンカーンセンターを建造、国連をニューヨークに誘致するなどして、市民の生活を変えました。彼が実現した都市形態の多くは、現在もそのまま残され、運用されています。世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と称された彼は、全長627マイルの高速道路を建設し、直線狂(ルビ : ストレイト・ライン・クレイジー)とも呼ばれていました。政治家でも実業家でもない立場であるにもかかわらず、彼は計画の実現に腕力をふるい、時に「民主主義」の味方とされ、またあるときは傲慢な野心家と揶揄されることもありました。その半生の光と影を、ジェイン・ジェイコブズらモーゼス以外の実在の登場人物たちの姿と共に、描きだします。
 

7月14日(金)〜30日(日)

下北沢ザ・スズナリ

 

作 デヴィッド・ヘア   

翻訳 常田景子   

演出 坂手洋二

出演○大西孝洋 猪熊恒和 森尾舞 武山尚史 南谷朝子 鴨川てんし 川中健次郎 中山マリ 

坂下可甫子 遠藤いち花 樋尾麻衣子 尾形可耶子 西村順子 徳永達哉 瓜生田凌矢 島藤昌代

 

上演情報。前売り開始しました。

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長いハッピーアワー ニューオリンズらしさ ⑰

2023-06-17 | Weblog

普通「ハッピーアワー」は、平日などの夕方、開けたばかりの酒を出す店にお客を誘引するための時間限定の割引で、5時〜7時などに行われるのが一般的であるはずなのだが、ニューオリンズで、あまりにも長いハッピーアワーを設定する店に遭遇した。

ここんちは、月曜の朝5時から金曜の夜9時までずっとハッピーアワーなのだ。

112時間ぶっ通しのハッピーアワーなのだ。

つまり、金曜の夜9時から月曜の朝5時までの週末時だけ、正規の値段なのだ。

それだけ平日に客を呼び込むのがたいへんなのだろう。

この店もバーボンストリートだったはず。

 

蒸し蒸ししてきたので、初の暑気払い投稿。

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途中休憩のない『レオポルトシュタット』

2023-06-17 | Weblog

いくつもの時代を経巡る『レオポルトシュタット』は、大作と言っていい構えの作品だが、途中休憩はなく、二時間台前半で走りきる。ウエストエンドやブロードウェイで上演される作品は、幕間休憩が売店の稼ぎどきだったりもするのであろうが、作り手が意志を貫いたのだと推察する。

今現在稽古している『ストレイト・ライン・クレイジー』も、大作ではあるが、できれば途中休憩のない上演を果たしたい。そのためにはいろいろなハードルを越えなくてはならない。

『レオポルトシュタット』の姿勢に学ぶところ、大である。

 

 

『ストレイト・ライン・クレイジー』上演情報

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俳優座劇場の閉館

2023-06-17 | Weblog

俳優座劇場閉館の報が届く。

俳優座劇場さんからもご挨拶の手紙が届く。

経営が成り立たなくなったのであろうことは、わかる。

みんな困るだろう。東京にはこのサイズの劇場があまりないのだ、じっさい。

私が俳優座劇場で演出した初演作品は、三本。

自転車キンクリートstoreで演出させていただいた『ウィンズロウ・ボーイ』、燐光群『民衆の敵』、俳優座劇場プロデュース『兵器のある風景』。

美術の島次郎さんとの仕事も忘れられない『ウィンズロウ・ボーイ』は、扇田昭彦さんに激賞されたのが懐かしい。あの頃、あなたは演出だけの仕事がもっと評価されていい、「笑い」の要素があることについて日本の観客は身構えていてもったいない、というようなことを会うたびに言われた。

観客としても多くの作品を観た。小劇場ばかりしか知らなかった頃にはすごく間口があるような気がしたものだが。

いまの劇場に改築されてからは「俳優座シネマテン」という、夜10時からの映画上映もあったはずだ。そちらは何を見たかがうまく思い出せない。

その新装オープンのときから、バー〈HUB〉はあったはずだ。

自分は新劇の人間ではないと思っていたが、今、この時代に、新劇の殿堂がなくなるというのは、残念すぎる。

せつない。

劇場経営は、公立でなければリスクが高すぎてできない、ということになっていくのだろうか。

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座高円寺 新芸術監督はシライケイタ氏

2023-06-16 | Weblog

座高円寺・新芸術監督はシライケイタ氏に決定。来月から就任。おめでとうございます。期待しています。

長い間芸術監督を勤められた佐藤信さん、お疲れ様でした。

外部委員4名と区職員2名で構成される選考委員会が、第一次は書類審査、第二次ではプレゼンテーション、ヒアリングにより選考。最近の文化関係の選考が書類重視であることは、助成金の場合などで批判される場合もあったが、今回、杉並区は、選考委員と選考の採点内容を全て公表しており、これはこれで透明性は高い。僅差の中で、「熱意・意欲」も重視されていることが、読み取れる。今回の決定は妥当だと思うが、書類重視じたいは選考委員の人選が適切でなかったり、知識に偏りがある場合、うまくいかない場合も出てくると思う。区の独自性が出てもいいだろうし、他の選び方もあっていいという気もする。

40年来の杉並区民としては、杉並区出身のシライ新監督に大いに期待したい。

 

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新進芸術家海外研修制度の募集

2023-06-15 | Weblog

今年度の新進芸術家海外研修制度の募集が行われるようです。

いわゆる「在外研修」のことです。

国費を得て、海外に長期研修する機会です。

8月1日(火)必着。

 

私は「在外研修」の経験はありません。自分は31歳で初めて外国へ行ったのですが、もっと早く行けば良かったとも思いますし、その人なりの判断ができる年齢で行けばいいのだと思います。

さまざまな「在外研修」に行った人たちの成果を幾つか見てきました。やはり得がたい体験でしょう。

 

詳細は以下の通り

https://www.zaikenbunka.go.jp/recruitment

 

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