Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

長谷川孝治さんが亡くなっていた

2023-01-29 | Weblog

青森の長谷川孝治さんが亡くなっていた。

劇団「弘前劇場」が活動をしなくなり、どうやらご病気という風の便りもあったが、胃がんで亡くなられていたのだ。

 

1991年、弘前で燐光群が初めて公演した頃は、弘前の人だった。

劇作家協会がらみで、いろいろなこともあった。

高校演劇の人でもあった。

彼が青森の美術館の人になってから、『だるまさんがころんだ』を青森に招聘しようという話をいただいたが、実現しなかった。

 

私がインドネシア、フィリピン、アメリカの演劇人と国際合作『南洋くじら部隊』を上演した話に、明確に触発されて(というか、詳しくやり方を説明したら、彼はノリノリになった)、長谷川さんもフィリピンとの合作を作った。燐光群によく出演しているマイレス・カナピさんが初めて来日して劇に出たのは、その「弘前劇場」の芝居だった。まだ当時は「弘前劇場」にいた畑澤聖悟さんが、相手役だったはずだ。それが長谷川さんが海外との交流を盛んにするようになったきっかけであることは間違いない。

 

長谷川さんに呼ばれて、青森での彼の「自殺防止演劇」のツアーに同行し、付属して開催された講演に出た。何箇所かを巡回した。私は喋っただけだ。不思議な仕事だった。長谷川さんはツー・シーターの赤いスポーツカーで移動した。

 

個性の強い人だったから、感想は尽きないし、いろいろ思いだしてくることはある。

彼は彼の道を選んだのだし、悔いはないだろうと思う。

 

 

 

 

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韓国現代戯曲ドラマリーディング ネクストステップVol.1 開催中です

2023-01-28 | Weblog

韓国現代戯曲ドラマリーディング ネクストステップVol.1 開催中です。

明日まで。

 

シム・ジャチャン先生、ソン・ギウン君、イ・ソンゴン韓日演劇交流協議会会長ら、旧知の皆さんと再会。

二年おきに行われるこのイベントは、2年前はコロナ禍だったため、この感じで開催できるのは、嬉しい。

 

 
シム先生の記事
 
概要は以下の通りです。
 
 
20年前、日韓の演劇交流を推進するため、隔年で相互に行ってきた「韓国現代戯曲ドラマリーディング」も、昨年、10 回目・20年の取り組みを終え、新たな交流へと発展させることとなりました。
演劇7団体からの委員も新たになり、〈20年間の演劇交流のノウハウを使い、次世代の演劇人の育成と、韓国との演劇交流を進化させてゆく〉ための、第一歩となります。
今回は、演出家・俳優だけでなく翻訳者も公募で選出しました。
「ネクストステップ Vol.1」と装いも新たに、
2023年1月25日(水)〜29日(日) 座・高円寺1にて
韓国戯曲2作品をリーディングにて上演いたします。
コロナ禍で3年ぶりに、韓国から作家を含めた演劇人も来日し、
最終日29日には、シンポジウムも開催します。
時代も背景も全く異なる骨太な2作品が上演されます。
皆さまには、ぜひ足をお運びいただけますと幸いです。
 
■上演作品
 
『⻘々とした日に』
作:チョン・ギョンジン
訳:村山哲也
演出:藤原佳奈 
翻訳監修:沈池娟
出演:辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん) 廣川真菜美
二宮啓輔 石川朝日 はぎのー
坂口彩夏 渡辺香奈(青年団) 鈴木歩己
湯川拓哉 岡本易代(アニマ・エージェンシー)
富名腰拓哉 川喜田涼真 伊藤大晃
 
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』 
作:ユン・ソンホ
訳:鄭世奈
演出:早坂彩
翻訳監修:浮島わたる
出演: ひのあらた(東宝芸能) 平吹敦史
酒井康行(舞夢プロ) 佐乃美千子(オフィス松田)
金聖香 矢崎まなぶ(LUCKY RIVER) 西村由花
 
■劇場
座・高円寺1(杉並区立杉並芸術会館)
〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
JR中央線「高円寺」駅 北口を出て徒歩5分
 
■スケジュール
2023年1月25日(水)〜29日(日)
全6ステージ(各3ステージ)
『⻘々とした日に』(青)
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』(寂) 
1月25日(水)19:00 (青)
1月26日(木)19:00 (寂) 
1月27日(金)19:00 (青) ★
1月28日(土)14:00 (青)*/19:00 (寂)  ★
1月29日(日)14:00 (寂) /☆16:30〜シンポジウム
★:アフタートーク
*:託児サービスあり
※開場時間は開演の30分前
※シンポジウムは入れ替え無し・単独参加の場合は準備が整いしだい受付開始・開場
 
■チケット
全席自由 税込
一般:1,500円
学生:1,000円(日韓演劇交流センター扱いのみ)
★シンポジウムのみ:500円 ※ドラマリーディングの半券提示で無料になります
 
【取り扱い】
・日韓演劇交流センター 《当日精算》
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久しぶりに紀伊國屋演劇賞授賞式

2023-01-27 | Weblog

何年ぶりかで、紀伊國屋演劇賞の授賞式に行きました。

最近お世話になっている名取事務所さんが、団体賞。韓国戯曲の上演「そんなに驚くな」の不条理は、森尾舞さんの熱演もあったが、昨年の上演の中でも特筆されるべきものだろう。名取さんたちの沖縄との関係の強さも含めて、このコロナ禍下に大活躍されていて、存在感の強さがあったと思う。名取さんのスピーチはユーモアに溢れ機知に富んだもので、これが最初だと後の人たちがたいへんだろうなと思った。

柴田義之さんは、ご出演の「夜の来訪者」も観たが、まあかなり昔(若いとき)から「おじさん」的な役割が多かったものの、泥臭さに魅力のあった人なので、確かに「大富豪」は新境地ということでしょう。

金守珍さんは、マイクの要らないボリウムなのにマイクで喋ってたいへんな大音声だったが、長い長いつきあいだけに、感慨深い。まだ受賞されていなかったことに、逆に驚いた。

円の内藤裕子さんのスピーチは、満場を涙に包んだ。プロデュースでなくきちんと人材を抱える「劇団」という存在の意義とその存続の厳しさは、私たちも共有している。

他の受賞者の方は、ほとんどおつきあいがない方だったが、枝元萌さんも、成河さんも、含めて、皆さん、おめでとうございます。

 

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年度最後の講義

2023-01-26 | Weblog

火曜日、年度最後の講義を終えた。

レポートの採点は残っているが、以後は全てオンラインである。

大手出版社に就職の決まった学生と、私にわかる範囲で出版業界の話を、する。その学生の就職先は、もともと独自の方法でメディア・ミックスを推進してきた会社なので、それはとてもいいと思うのだが。あらためて、紙の媒体よ、生き延びてほしい、と、切に思う。

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韓国現代戯曲ドラマリーディング ネクストステップVol.1 開幕しました

2023-01-26 | Weblog
日韓演劇交流センター主催『韓国現代戯曲ドラマリーディング ネクストステップVol.1』開幕しました。
 
まだまだお席がありますので、ぜひお越しください。
 
シム先生はじめ来日される韓国の皆さんにお目にかかれるのも楽しみです。
 
概要は以下の通りです。
 
 
20年前、日韓の演劇交流を推進するため、隔年で相互に行ってきた「韓国現代戯曲ドラマリーディング」も、昨年、10 回目・20年の取り組みを終え、新たな交流へと発展させることとなりました。
演劇7団体からの委員も新たになり、〈20年間の演劇交流のノウハウを使い、次世代の演劇人の育成と、韓国との演劇交流を進化させてゆく〉ための、第一歩となります。
今回は、演出家・俳優だけでなく翻訳者も公募で選出しました。
「ネクストステップ Vol.1」と装いも新たに、
2023年1月25日(水)〜29日(日) 座・高円寺1にて
韓国戯曲2作品をリーディングにて上演いたします。
コロナ禍で3年ぶりに、韓国から作家を含めた演劇人も来日し、
最終日29日には、シンポジウムも開催します。
時代も背景も全く異なる骨太な2作品が上演されます。
皆さまには、ぜひ足をお運びいただけますと幸いです。
 
■上演作品
 
『⻘々とした日に』
作:チョン・ギョンジン
訳:村山哲也
演出:藤原佳奈 
翻訳監修:沈池娟
出演:辻響平(かわいいコンビニ店員飯田さん) 廣川真菜美
二宮啓輔 石川朝日 はぎのー
坂口彩夏 渡辺香奈(青年団) 鈴木歩己
湯川拓哉 岡本易代(アニマ・エージェンシー)
富名腰拓哉 川喜田涼真 伊藤大晃
 
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』 
作:ユン・ソンホ
訳:鄭世奈
演出:早坂彩
翻訳監修:浮島わたる
出演: ひのあらた(東宝芸能) 平吹敦史
酒井康行(舞夢プロ) 佐乃美千子(オフィス松田)
金聖香 矢崎まなぶ(LUCKY RIVER) 西村由花
 
■劇場
座・高円寺1(杉並区立杉並芸術会館)
〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
JR中央線「高円寺」駅 北口を出て徒歩5分
 
■スケジュール
2023年1月25日(水)〜29日(日)
全6ステージ(各3ステージ)
『⻘々とした日に』(青)
『寂しい人、苦しい人、悲しい人』(寂) 
1月25日(水)19:00 (青)
1月26日(木)19:00 (寂) 
1月27日(金)19:00 (青) ★
1月28日(土)14:00 (青)*/19:00 (寂)  ★
1月29日(日)14:00 (寂) /☆16:30〜シンポジウム
★:アフタートーク
*:託児サービスあり
※開場時間は開演の30分前
※シンポジウムは入れ替え無し・単独参加の場合は準備が整いしだい受付開始・開場
 
■チケット
全席自由 税込
一般:1,500円
学生:1,000円(日韓演劇交流センター扱いのみ)
★シンポジウムのみ:500円 ※ドラマリーディングの半券提示で無料になります
 
【取り扱い】
・日韓演劇交流センター 《当日精算》
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高尾山は富士山じゃないと思いますが

2023-01-22 | Weblog

我が愛する京王電鉄の宣伝広告に、「冬の高尾山は、富士山だ。」というのが、ある。

雪を被った高尾山が、形状も含めて、富士山に似ている、というのは、わかる。

だが、高尾山は高尾山であり、富士山ではない。

まあ、高尾山より富士山のほうがエラい、というふうには言っていないと、信じよう。

まあ、でも、「富士山は、冬の高尾山だ」とは、言わないだろう。

 

似たような例では、

我が故郷・岡山の牛窓が、「日本のエーゲ海」と宣伝しているのには、うんざりさせられる。

目の前にうつくしい瀬戸内海の姿があるのに、その傍らに大看板で「日本のエーゲ海」と書かれていたら、辟易させられて当然であろう。

 

なんて呟いていたら、「東洋のガラパゴス○○島」「東京のチベット△△区」などというのもある、と聞いた。△△区がチベットなら、その北上のS県は、いったい、どこになるのだ。

 

 

 

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フリーランス舞台スタッフのための労災保険の勉強会

2023-01-22 | Weblog
拡散依頼が来ましたのでアップします。
「フリーランス舞台スタッフのための労災保険の勉強会」が行われます。
1月30日 17時30分開場 18時開催  会場= 小劇場楽園
私も協力しています。
 
詳細は以下の通りです。
 
 
舞台で働くすべての人たちへ
 
劇場やホールでの事故や怪我は本人も周囲もつらいものです。
脚立から落ちたり、倒れてきた道具の下敷きになったり、どんなに気をつけていても事故は完全にはなくなりません。
現場や通勤での事故や怪我、万が一のとき、自分や家族を、そして生活を守るために、労災に入りませんか。
 
芸能従事者用労災(特別加入)は、舞台にかかわる仕事をしていれば、俳優でもスタッフでも、フリーランスの個人が入れる安くて補償が手厚い保険です。
掛け金はご自身の収入に応じて選べて、仕事上の労災と通勤災害の医療費は保障されます。
また休業の補償も掛け金に応じて治療が終わるまで支給されます。
 
労災について、気にはなっていたけどよく分からないという人が多いと思います。
この説明会は、そんなあなたのために、労災の仕組みや成り立ち、どうすれば入れるかなどを保険センター理事長の森崎さんが具体的に分かりやすく解説してくれます。
 
2023年1月30日 17時30分開場 18時開催
小劇場楽園 
東京都世田谷区北沢2丁目10−18
 
参加はメールにて受け付けております。
件名「労災説明会参加希望」
希望参加人数と氏名、メールアドレスをお知らせください。
定員になり次第受付を終了します。
みなさまのご参加お待ちしています。
 
協力 本多劇場グループ
 

 

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大阪でも走ったようです

2023-01-19 | Weblog
一昨年に書き下ろした短編『ランナーもマスクを』が、大阪で上演されました。
短編だけど、出演の二人は、ずっと走り続けている芝居です。
まあ、「その場走り」だけれど、限りなく「歩く」に近いスピードにもなるとは思います。
 
上演はもう終わってしまっていて、関西方面の皆さんに告知など事前にできずにすみません。
 
「七の会」第2回公演 二人芝居3本立て
~Stay Home あの時僕らは~
一心寺シアター倶楽
・「ランナーもマスクを」作:坂手洋二 演出:髙口真吾
出演:小安展子・芦屋雁三郎(小雁倶楽部)
・「ここにおる」作・演出:樋口ミユ(PlantM)
出演:森本研典(劇団太陽族)・髙口真吾
・「つくりばなし」作:柴幸男 演出:小安展子
出演:上海太郎・小林みね子
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ものすごく久しぶりに行った居酒屋でマスターのライブ告知を受ける

2023-01-16 | Weblog

ものすごく久しぶりに行った居酒屋でマスターのライブ告知を受ける。

高円寺、一徳。

ライブは吉祥寺 mandala 2、21日19時より。

 

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高齢者は「集団自決」できませんよ

2023-01-14 | Weblog

「高齢者は集団自決すべき」という発言、ほんとうにあったのですね。

呆れました。

発言への批判もあほらしいのですが、

高齢者は「集団自決」できませんよ。

高齢者の孤立、孤独の現実を、見るべきです。

「集団自決」という言葉の使い方の酷さもさることながら、その問題を、まず考えないと仕方がないですよ。

多くの孤独な高齢者たちは、わざわざ集まって「集団」を形成することはありません。だからこそ、「高齢者は集団自決すべき」の「集団」という言葉の用い方は、「一度にまとめて殲滅すべし」という、おそろしい意図を感じさせます。

 

映画「PLAN 75」は、燐光群の中山マリも出演しています。問題提起の映画としても優れていますが、高齢者の孤立、孤独の現実、その心の風景を描いているところに、価値があります。

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ナショナル・シアター・ライブ 「レオポルトシュタット」は 必見です

2023-01-13 | Weblog

ナショナル・シアター・ライブ2023「レオポルトシュタット」は、必見。

作者トム・ストッパードの親族の過去からの歴史を扱う最終的には自伝的作品ということだが、そうした実感がなければ描ききれない細やかさがある。

プロットの作り方が圧巻で、これは、戯曲を書こうとする者にとっては、とても刺激になる思う。大文字の歴史の物語と家族・個人、社会を覆う不条理と極めて個人的な感情、相対する要素を対峙させ混ぜ合わせる作者の技量のすごみは、どの観客をも震撼させるものだが、戯曲を書く者こそこの仕事に敬意を払い、感じ入るところ大であろう。

上演については、複数の役を同じ俳優が演じるキャスティングの選定が、際立った効果を上げている。これは舞台上演でないとできないリアリティと迫力だ。

舞台であるウィーンは、燐光群が初めて海外公演をした場所。1994年の〈ウィーン芸術週間〉に『神々の国の首都』で招聘された。その「ユダヤ人地区」だった場所を、案内されたことを思い出す。ウィーンでは三度の劇団公演をしている。最後にやったのは『屋根裏』だ。

好評のためか、一週間限定上映の予定が、上演中の劇場では19日まで上映が延長されるという。私という人間を信頼しない方でも、今回ばかりは、騙されたと思って観に行っていただければと思う。

昨年の新国立劇場の日本版は未見だが、ぜひ再演してくださると嬉しい。

映画監督のスピルバーグはトニー・クシュナーら劇作家と多くの仕事をしていて、『太陽の帝国』は、原作が別にあるものの、シナリオを書いたストッパードの、もう一つの「過去」と重なる作品だ。

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米海兵隊が「離島有事」のために「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設するという

2023-01-10 | Weblog
11日に日米の外務・防衛担当閣僚がワシントンで開く安全保障協議委員会(2プラス2)で議題になる見通しらしい。

読売新聞は「島しょ部にとどまって戦う中核を担う機動部隊で、長射程の対艦ミサイルや防空機能を備える。具体的には、小規模なチームに分散して各離島へ展開し、敵からの攻撃をかわしながら相手の艦艇や航空機の進出を食い止め、制海権の確保を目指す」としているが、島しょ部は中国軍のミサイル射程圏内である。要は、「進出を抑える時間稼ぎ」「捨て石」の構図だ。

沖縄が戦火にさらされることが、大前提となっているのだ、

陸上自衛隊の第15旅団がこれに加わることが予想されているということで、この間の南西諸島への自衛隊配備の方向性が「日米合同作戦」として明確になったということでもある。これは昨今喧しい、日米による中国に対する「挑発」の、決定打である。

日本の憲法は、戦争を放棄している。第二次世界大戦の惨禍の教訓が、まったく生かされていない。こんな事態が進行していることを、断じて許してはならない。世論調査では、防衛費のための増税には、七割以上が反対しているはずだ。政党が、マスコミが、ちゃんと仕事をしてほしいし、世論のうねりを、期待する。閣議決定という違憲のやり方で暴力的に進行している「日本の軍事化」の動きを、いま止めずして、どうするのだ。

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揃っていなくても許して下さい

2023-01-08 | Weblog

揃っていなくても許して下さい。

片方がなくなってしまった手袋を捨てずにとっておいて、また別な片方がなくなってしまった手袋が出てきて、それが右だけとか左だけとかにならなければ、こうして種類は揃っていなくても、合わせて使うことができる、ので、使います。あれ、左右が違うぞ、と思われた方、お許し下さい。決して「左右揃えないのが粋である」というファッションが流行っているわけではありません。たぶん。

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「異次元」という言葉をそんなふうに使わないでいただきたい

2023-01-07 | Weblog

「異次元」という言葉をそんなふうに使わないでいただきたい。

 

言葉の意味を破壊するという意味では、安倍氏を見事に継承している岸田政権。

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物理の先生が物理の劇を上演します

2023-01-06 | Weblog
今年度の高校演劇四国大会で最優秀(文部科学大臣賞)・創作脚本賞となった徳島県立城東高校「21人いる!」の作者でもある、よしだあきひろ氏は、現役の高校の物理の先生です。
 
来年の鹿児島での全国大会にも行くようです。
 
高校演劇というフィールドで、やすやすと世界レベルのアバンギャルド作品をものにしてきた、よしだあきひろ氏。
かつて「日本で一番レネ・ポルシェに近い」と評したのは私である。
 
彼が自分の新作ではなく、マイケル・フレイン氏の傑作『コペンハーゲン』を上演する。
物理の先生が物理の劇を上演する、というわけだ。
 
詳細は以下の通り。
高校生以下  1,000円 (理系大学生・院生は500円引き)という料金設定が、泣かせる。
 

ロッシュ限界公演「コペンハーゲン」

作:マイケル・フレイン  翻訳:小田島恒志  演出:よしだあきひろ

場所:梅ヶ丘BOX

日時 1月7日(土)19:00 1月8日(日)14:00/19:00 1月9日(月)14:00

チケット料金 一般3,500円   高校生以下  1,000円 (理系大学生・院生は500円引き)

 

https://stage.corich.jp/stage/184928

 

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