Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

花粉、来る

2011-02-28 | Weblog
韓国現代戯曲ドラマリーディング最終日。合間に来年に向けた日韓会議も。会場は満席。連日の盛況。お疲れ様。……花粉が暴れ始めている。目薬が有効。
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世田谷かソウルか

2011-02-27 | Weblog
稽古はインドネシア語と韓国語の会話シーンがとてもたいへん。……夜、ジュオンとサンファ、ミョンファとシアタートラムへ、金曜から土曜まで韓国現代戯曲ドラマリーディングが開催されている。二人の作者と初めて話す。批評家でもある『道の上の家族』の張誠希さんはなんと沖縄マニアだという。映画化もされた『爾 王の男』の金泰雄さんは自称「エアコン・ジョーク」(意味わかりますね?)を連発。一昨年<坂手洋二フェスティバル>を開催してくれたアルコ劇場の前芸術監督チェ・ヨンフンとも久しぶりに話す。
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梅ヶ丘インターナショナル

2011-02-26 | Weblog
午前中、富士見ヶ丘小学校で生徒たちの芝居。篠原久美子脚本、関根信一演出。手間を掛けた仕事。……燐光群出演4回目のトニー・ブルールと通訳してくれるtomoも加わり、インドネシア語、韓国語、英語が行き交う稽古場は愉快。インドネシア語、タガログ語、英語の交錯した『南洋くじら部隊』以来、既視感というか、懐かしい。……3月ロンドンでのリーディングに向けて、常田景子さんから『ブラインドタッチ』英訳改訂稿が届く。伊川東吾さんニコラス・バーターさんとのやり取りを経て磨き上げてくれた。
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「日本人だから」でいいのか?

2011-02-25 | Weblog
久々に会うユン・サンファは金髪長髪で若返っている。ソウル市立劇団のワーニャ役者なのだが。これはこれで面白い。……ニュージーランド地震の報道は、なぜかいちいち琴線に触れる。今という時代に英語を勉強しようとする彼らも、彼ら自身を生きている。……自民党は、国旗を侮辱目的で(?!)汚したり損壊した場合、「国旗損壊罪」として刑罰を科す刑法改正案をまとめた。違反したら2年以下の懲役または20万円以下の罰金。日の丸燃やす芝居したらお縄頂戴か? 憲法で保障された表現・信仰の自由はどうなる。
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高円寺からは吉祥寺回りで帰る

2011-02-24 | Weblog
毎日、長すぎない時間配分での稽古は贅沢な気がする。その環境を皆、活かしてほしい。……夜は劇作家協会の会議。ここしばらく一種の安定期といえる協会活動だが、いろいろなことが進みつつある。終えて、餃子を食べたいというマキノ氏の意見で、歩いている先に見つけた台湾料理の店へ。味良し。……ニュージーランド地震。邦人が多くいたことで身近に感じてしまう切実さ。……岸田國士戯曲賞の候補作読破までもう一息。
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梅ヶ丘だけに梅ざかり

2011-02-23 | Weblog
日中韓国語の混じる稽古は愉快だ。……ゲゲゲの旦那と三浦君で『ザ・シェイプ・オブ・シングス』をやっているようだ。このニール・ラビュートという作者はけったいな人で、人を食った作品が多いのは確か。この戯曲は昔にアメリカ版を観たが、最後のどんでん返しで客席に「そりゃーないよ」という空気が蔓延したのを覚えている。といっても、これがネタバレにはならないという珍しい種類の劇だ。観られず残念。
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ソウルと梅ヶ丘が繋がる

2011-02-22 | Weblog
一昨年、韓国版『屋根裏』を演出したのも、昔のような最近のような。あのソウルの、そしてシドニーでの、かつての『屋根裏』海外版演出のそれぞれ二ヶ月ずつ滞在の日々は、たいへんではあったけれど、得難い体験だった。イ・ジュオンはソウル版『屋根裏』と同じ役とはいえ、日本語の台詞も多く、これからがたいへんだ。
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世界は動いている

2011-02-21 | Weblog
シアターコクーン『わが友ヒットラー』。説得力ある木場勝己さん、六月に下北沢ザ・スズナリでの燐光群新作『推進派』でご一緒するのが楽しみ。……高江関係の東京集会など行きたかったが、目の前のことが多すぎる。申し訳ない。と思っていたら、東京デモで逮捕者が出たという。米国大使館前を歩くコースを警察が強制的に変更し、同館へ申し入れ文を渡すため信号を渡ろうとした人が赤坂警察に捕えられた。中東・北アフリカ・中国での民主化デモとそれへの抑圧は報道されているが、この国で起きていることも広く知らせるべきだ。……さて、『裏屋根裏』、チケット発売開始です。劇団ホームページのアドレスも変更いたしましたので、よろしく。http://rinkogun.com/Next.html
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マッチ売りの少女

2011-02-20 | Weblog
座高円寺で、MODE『マッチ売りの少女』を観て、今回演出の松本修さんとアフタートーク。別役実作、1966年初演。……同作を私が新国立劇場で演出したのは2003年。その時の出演は富司純子、寺島しのぶ、猪熊恒和、手塚とおる。美術は妹尾河童、照明は竹林功、音響は島猛、衣裳は宮本宣子、舞台監督は田中伸幸というチームだった。もう八年も経っている。いろいろなことを思い出しながら観ていた。
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徳之島にも下北沢にも

2011-02-19 | Weblog
今回の徳之島講演は、ほーらい館四本館長に本当にお世話になった。感謝。……朝に出発するが、飛行機がいろいろトラブル、遅れて羽田に。午後、稽古。小山萌子が屋根裏セットの中に入っている姿は新鮮だ。……夜、桃園会を観る。……そして孫家邦氏と久々に話す。おめでたい件、それぞれいろいろ抱えている件についての話。大学同期の友人と言うべきだが、実は彼と大学の中で顔を合わせたことは一度もないのだ。
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島と人の豊かさ

2011-02-18 | Weblog
あいにくの雨。伊仙町ほーらい館ホールで講演。「地域国際化等先導的支援事業」の枠。ほとんどが演劇に関係のない方々、戦中派から高校生、フィリピンからの在住者まで、幅広い参加者。幸い、熱心に耳を傾けてくださり、ただ一人も帰る方はなく、質疑応答も真摯な内容で、二時間を終える。菓子作りのプロであり「徳之島の自然と平和を守る会」の福元洋子さんから、最高に美味しいよもぎ餅をいただく。夕方、ふたたび精糖工場に。まだ熱い、できたての純度百パーセント黒糖に感動。夜、大久保町長と話。米軍基地移設反対の件ばかりでなく、「現場」というものについて深く考えさせられる、充実した時間。
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島はいい天気の日だったが

2011-02-17 | Weblog
今年二度目の徳之島。黒糖精製工場、竈の史跡等を見る。「抑止力は方便」との鳩山発言を「保育園のぼんぼん」とやっつける島の人たちの民意。日米共同声明に代替地として名指しされた当地としては当然だろう。……高江に負傷者出る、の報。沖縄防衛施設局・作業員による強引な作業強行により、ヘリパッド設置反対支援者の女性が押し倒され、頭部打撲、全治10日という。なりふりかまわぬ権力の暴力制圧を見過ごしてはならない。
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目撃されているらしい

2011-02-16 | Weblog
ここ二日間、東京で稽古だ。ホームグラウンドだが、安心している余裕はない。……夜、吉祥寺からバスのルートで東京演劇アンサンブル『道路』。久しぶりのブレヒトの芝居小屋。なんと恵まれた環境であろうか。……複数の初対面の人に、私を見かけたことがあると言われる。うかつなことはできないな。
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エジプトと日本は違う、か?

2011-02-15 | Weblog
帰京していて高江の工事強行の報に胸を痛める。……永田洋子死すの報は先週だったが、赤軍・反日武装戦線関係など「政治犯」で死刑・無期刑を受けている獄中の人々の多くが病気らしい。エジプトの「革命」が報道を賑わせているが、他国のこと、過去のことと遠くのように思わず、この国も市民が立ち上がることができると考えていかなければ、あまりにもむなしい。
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この愚かさを許すな

2011-02-14 | Weblog
共同通信によれば、鳩山前首相は首相在任中の昨年5月、普天間基地移設について「最低でも県外」という自らの主張を断念した理由として挙げた在沖縄海兵隊の「抑止力」について、「(移設先の候補が)辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と述べたという。今更、何に対する言い訳か。辞任の時点でもひどかったが、平然とそんなことを言う現在も許し難い。責任ある立場の者が言葉を尊重しないことに対して国民全体の感覚が麻痺していないか。……読売新聞によれば米民主党上院歳出委員長は普天間移設問題について「この夏行われる日米首脳会談において解決されるだろう。我々は辛抱強いが、米国があとどれだけの間、何もしないで見守っていられるかわからない」と恫喝したという。移設関連予算を削るなという内政干渉だ。しかし09年2月「グァム移転協定」の時点では、「海兵隊をグァムに移すことが抑止力を強化するものである」と日米両政府が認識している。現在の事態を招いたのは見当違いの方向でアメリカに媚びた民主党政権であり、日本側の失政である。
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