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Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『KYOTO』オリジナル版はロンドンで上演中です

2025-04-18 | Weblog
『KYOTO』オリジナル版は、ロンドンで現在も上演中である。

ロンドン・ソーホープレイス。

以下の各紙誌で五つ星の評価です。
BROADWAY WORLD誌 「京都は今見るべき唯一の演劇」
WHATSONSTAGE誌 「世界を少し動かす重要な演劇」
ALL THAT DAZZLES誌 「京都は2025年最初の見逃せない演劇」
LIBBY PURVES (THEATRE CAT)誌 「爽快です」

英オリジナル版での、京都での気候変動枠組条約締約国会議(COP3)の「開催国議長」役で出演中のトーゴ・イガワ氏と、海外公文書研究調査の専門家である奈良大学の高橋博子さんと、『KYOTO』日本語訳の、翻訳作業を進めています。

ロンドンでもっとも話題を呼んでいるといって過言ではない作品の日本版上演ができることを、心から嬉しく思います。

6月27日〜7月13日
下北沢ザ・スズナリ



1997年12月、先進国の排出する温室効果ガスの削減について、初めて法的拘束力を持つ数値目標が設定された「京都議定書」。
満場一致で採択された気候変動枠組条約締約国会議(COP3)の開催地が京都であったことから、「京都」の名を冠しています。
『KYOTO』は、その決定に至る国際会議と周辺を描きます。

RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)と、『ジャングル』で世界的成功をおさめたグッドチャンス社が、共同製作しています。
作者は、ジョー・マーフィーとジョー・ロバートソン。(「ダブル・ジョー」と称されているようです)
演出は、映画監督としても知られるスティーブン・ダルドリーとジャスティン・マーティン。

本年度 オリヴィエ賞 作品賞・助演男優賞にノミネートされました。

燐光群による翻訳版 6月27日〜7月13日 下北沢ザ・スズナリ
上演詳細は近日発表します。

大作につき、追加出演者を募集中です。
オーディションを四月中に数回に分けて行います。
ご希望の方は、燐光群「KYOTO」出演者募集係にメールでご連絡ください。詳細をお伝え致します。
rinkogun@alles.or.jp


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さようなら、中澤日奈子さん

2025-04-17 | Weblog
中澤日菜子さま

あなたに「坂手さん、久しぶりにいかがすか?」と誘われ、大学劇研の後輩矢野陽一君と,そのまた後輩であるあなたと、某居酒屋で島根の肴と地酒を堪能したのは2020年の10月でした。しっかり呑んだのはあれが最後でしたね。
Facebookとは奇妙なもので、そうした過去の情報がネット上のどこかに保存されていたのです。

あなたがどうもどこかに行ってしまったというので、みんなおろおろしています。
あまりにも突然のことで茫然とするしかありません。
石垣島で亡くなったと聞きましたが、私もここ数日東京にいないので、よりいっそう現実感がないです。

劇作家協会の戯曲セミナーに最初に受講生として入ってくれて、その後、「研修課」という専攻過程がスタートしたとき、私の担当ゼミにも、最初に入ってくれました。嶽本あゆ美さんと、ずっと一緒でしたね。
あなたの戯曲の魅力は、どちらかというとあなたが志向していた幻想的な方向よりも、リアリズムの方向のほうが明確に表出される、ということを,確かに私は言いました。その幻想譚要素のある戯曲たちも濃密で、色彩と空間の捻れた動きが、読む物を吸引する腕力がありました。そう。「動いている感じがする」世界を書くことができる書き手でした、あなたは。

結果としてあなたは、リアリズムならむしろ小説でという判断に至り、散文、小説という場で受賞し、そこから大きく才能を開花されたのでしたね。
たしか阿佐ヶ谷の飲み屋で、「『お父さんと伊藤さん』で、「伊藤さん」のモデルは、ちょっと坂手さん入ってるんですよ」と言われ、「ふふふ、君は同じことを十人以上の男性に言っておるだろう」と返し、「なんでわかるんすか!」というおバカ会話をしたのが、昨日のことのようです。

『お父さんと伊藤さん』映画化で広く知られるようになり、小説単行本第二弾『おまめごとの島』で、幻想的な方向をリアルな小説に本気で偲ばせ始めたと思ったら、『PTAグランパ』のドラマ化で、また路線が拡がり、すっかり人気者になりましたね。その後、ちょっと悩みながら、これからどういう方向に進んでいくか、模索の時代が続く中で、ある方向性を見出したと思われた矢先にいなくなってしまわれたのでは、多くの読者もあなたをどこに追いかけていけばいいのかと、困ってしまいます。

私が芝居に使うために巨大な縫いぐるみ「くまきち」をもらったのは、4年前。届けてくれてありがとう。あいつはまだうちにいます。
ご自分もたいへんな時期に、こちらに何かありそうだと「大丈夫すか?」と連絡をくださっていたのにも、感謝です。
私たちは誕生日が同じ3月11日なので、今年も先月、お互いに誕生祝いのメッセージを交換したのが、最後のやり取りでした。

同じ時代に生きた、それだけで幸せで、あなたのことを大切に思う多くの人たちとともに、あなたと一緒にいることは変わりません。

とにかくゆっくりお休みください。
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厄年は卒業したはずだったが

2025-04-16 | Weblog
厄年は気にしない、と決めたのは、そういう年齢を越えたと思っていたからでもある。

もう厄年は卒業。

のはずであった。

しかし、そうは問屋が卸さない。

そういうものだろう。

もともとそういうものを信じていなかったくせに、年齢がそれを越えたからといって,無事になったというわけではない。

それに加えて……、は、また、おいおい。
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残念なことです

2025-04-16 | Weblog
おい、勝手に先にゆくなよ。 いっぱい話したいことあるんだ。

あなたが素敵な人だったことはみんなに知ってほしい。

私と誕生日が同じ、あなた。

あなたが亡くなった日の桜の写真を挙げます。



現状、あなたが亡くなられたことは娘さんが書き込んだあなたのFacebookでしか世の中に知らされていないのですが、多くの方が悲しむと思います。
私は先程、あなたと同期のDに教えられて知りました。



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ままかりの酢漬け、柚子入り

2025-04-15 | Weblog
これはやられた。

まったく郷土愛のない男、と、自分自身で嘯いていたが、どうやらそうではないらしいと気づいた。
みたいなこともある、昨今。

ままかりの酢漬け、柚子入り。

これはうまい。

やられた。

ままかり,という魚は、隣の家にまんま(ご飯)を借りに行くほど、ご飯が進む,うまい魚、という意味でネーミングされたものだ。

しかし。

たいした魚も捕れない内海の瀬戸内で、保存できるように酢で締めたりみりん干しにした小魚であるままかりは、味付けされていることもあり、おかずになりやすい、まあ、そういうものだ、と、ただ思っているのである。
というか、岡山で育った私も、そんなにままかりを食べたことはない。
まあそういうものだろう。

お土産品としては,魚部門で、横綱か大関クラスに、いるだろう。
いや、サワラもあるし⋯、下津井のタコも…、まあ、それはいい。買いやすい、持ち帰りやすいのは、ままかりだ。

なんにしても,今回、その酢漬けに、柚子を入れた。
これは、素晴らしい。
保存するために酢漬けにした、というストーリーが、消えた。
おいしいのである。
感動しました。

ただ、しかし、ご飯のおかずにするより、酒を呑みたくなるので、
名前の、ままかり、を、裏切ってしまうことになりそうである。
さけかり、酒借り、という名前はない。それは不粋だ。
持っていって、その家で一緒に呑むというのは、有りだな。

以上、聞き流してください。

ままかりの酢漬け、柚子入りは、お薦めです。
ヒットしてほしいのである。







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「もっと国が努力をしていれば、もっと早く米軍基地の撤去も進んだんじゃないか」

2025-04-14 | Weblog
琉球新報によれば、中谷元防衛相が10日の参院外交防衛委員会の伊波洋一氏(沖縄の風)への答弁で、

米軍普天間飛行場の全面返還が実現していないことについて

「もっと沖縄県が努力をしていただければ、もっと早く普天間の移転も進んだんじゃないか」
「早期にこういったことを克服して一日も早い工事の完了を図ることが解決の手段だ」

と、自身の見解を述べた。。

中谷氏は、普天間飛行場の危険性除去には「辺野古が唯一」とする従来からの政府方針を改めて説明した。

伊波氏が言うように軟弱地盤がある限り工事が完了するめどがあるとは思えない。

沖縄の人や、状況を知る者からすれば、

「もっと国が努力をしていれば、もっと早く米軍基地の撤去も進んだんじゃないか」

と言いたい。


写真は、昨年夏。
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桜も見納め

2025-04-14 | Weblog
桜も見納めかな、と思う。
この時期に自宅でずっと仕事をしていて、どこにも出かけられなかったけど、ご近所の用やウォーキングくらいはさすがにまったくしないでもないから,桜を見ている時間はいつになく長かったかもしれない。

うんざりするような出来事が多く起きる。
まあいちいち言及しないが。

レディジェーンに行けなかったことだけが心残りだ。



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goo blogサービス終了のお知らせ と ブログの引越し

2025-04-14 | Weblog
goo blogサービス終了のお知らせ
というのが、唐突に。

どうやら、

ブログの引越し

を、
しなければならないようです。

さて、どこに引っ越したものか。

ブログに詳しい方、引っ越し先について、ご意見いただけましたら幸いです。

どのみちすぐには引っ越せないとは思いますので、当分はこちらも続くと思いますが。

毎日千人くらいの方が見てくださっている大切なコミュニケーションツールなので、続けてゆくに越したことはないのですが。

さて。


※    ※    ※    ※

この度、2025年11月18日をもちまして、
goo blogはサービスを終了することとなりました。
これまで私たちは、「みんなの好きを応援する」ことを大切に、みなさまの想いが世界中に届き、読者の心を動かし、共感を呼ぶ──そんな場を目指して運営を続けてまいりましたが、この度サービス終了というお知らせをすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

2004年3月のサービス開始から21年にわたり、ご愛用いただき誠にありがとうございました。

■今後のスケジュール
・2025年11月18日のサービス終了まで、順次機能を終了させていただきます。詳細なスケジュールはこちらをご覧ください。
 サービス終了後には、すべてのブログの閲覧ができなくなります。

・2025年4月16日 ブログ引越し・データダウンロード機能提供開始
・2025年4月21日 書籍化機能再開
・2025年6月9日  アプリ版有料会員新規受付停止、アプリ版課金停止
・2025年6月30日 「ブログ訪問者数に応じたdポイントプレゼントキャンペーン」・「goo blogを読んで毎日dポイントをもらおう!」終了 /アプリ版課金停止
・2025年7月1日 新規ブログ開設終了
・2025年8月1日 新規web版有料会員受付停止
・2025年9月30日 goo blogアプリ終了
・2025年10月1日 新規記事・コメント投稿終了 / 有料課金停止
・2025年11月18日 サービス終了

■他社ブログサービス様への移行・データのダウンロード
※2025年4月16日より、全ユーザーの引越しデータの作成が可能になります。
※初めは、ご利用をご希望される方が多いことが想定されます。一定期間をおいてご利用されることをお勧めします。
現在メンテナンス中の、バックアップ機能は、2025年4月16日に「引越しデータ作成」機能として再開予定となっております。

推奨するブログサービスは、Amebaブログ様・はてなブログ様になります。
※推奨するブログサービスは、記事と投稿時に使用された画像も引越しができることを確認しております(絵文字は引越しできません)。

goo blogのデータはMT形式と呼ばれるフォーマットで出力されます。MT形式に対応しているサービスであればインポートは可能ですが、ご自身で画像のパスが変わっているかなどを確認するようお願いいたします。

詳しくはこちらをご覧ください。


とのこと。
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空飛ぶクルマって

2025-04-14 | Weblog
空飛ぶクルマって、空を飛ぶんですよね?
車輪で動くんじゃないんですよね。
クルマじゃないはずです。
空飛ぶ乗り物には別な名前がありますよね。

空飛ぶクルマ。
わからないです。
安全じゃないそうです。
大阪万博ではデモ飛行さえ中止とのこと。

やめときましょう。

そもそも車輪で動かないし。
クルマじゃないし。




写真は、6年前のロシアにて。
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春の味覚

2025-04-13 | Weblog
どうやら春の味覚ということらしいので、先週いただいた、アスパラガス。
おひたしである。
なるほど。
なんとなく春らしい。
ありがたい気がする。

噛んでみたときのかたさが、ちょっとだけ想定外の感じが、なかなか良いのではないかと思う。

富良野のアスパラガスをいただいたときの感動も忘れられない。

アスパラベーコンという料理もあるが、なんだかもったいない気がする。アスパラはアスパラでいただきたい気がする。
沖縄の田丸さんちの島らっきょはベーコンと黒胡椒で炒めると最強だが、あれは双方が味を引き立て合うからだ。
相性というものがあるのだろう。

銀ビスのお菓子「アスパラガス」は謎の食べものというかただのビスケットがアスパラガスの形をしているだけということになるのだが、あれもゴマが引き立て役で成立している気がする。その銀ビス「アスパラガス」のミニサイズというものが出たはずだが、形だけ模したものがミニサイズということになるとなんだか不条理感は増す。まだ食べたことはないはず。

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タケノコ泥棒はしていません

2025-04-12 | Weblog
新鮮なタケノコをいただきました。
杉並区内で生えていたのを売っているのを購入。
あく抜きはかんたんに。
新鮮な野菜のおいしさ。

写真のタケノコを盗ったりはしていません。
はい。
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言い訳

2025-04-12 | Weblog
もう半月以上、最低限のこと以外では外出せずにいた。

映画はもちろん、芝居もまったく観にいっていない。
ほんとうに不義理だらけである。
たいへん申し訳ない。

一ヶ月前頃に、むやみに映画を観にいったが、そういう感じはまったくなくなってしまった。

やることがあるからではあるのだが。
ロンドンの劇世界の中にずっといる時間がただ過ぎてゆくのだが。
翻訳作業は、自分で書き下ろすよりも全体時間としてかかる、ということはないとは、思うのだが。

とにかく劇場に行っていない。
出かけなくなると、まあ、そういうものだと思い始めて、ひとり頷くのである。

写真は、2年前のロンドン。
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桜の季節も過ぎてゆくのだろう

2025-04-12 | Weblog
徹夜続きの翻訳作業、一段落。
ちょっとグロッキーである。

一段落、といいうのは、三人の共訳なので、また,別な人に渡して、戻ってくるのを待つのである。
ただ、同時に、全体のことも考えなければならない。
配役のこと、香盤のこと、舞台美術、衣裳のこと。

さて、桜の季節も過ぎてゆくのだろう。

重くなってきているはずの花びらだが、なんだか盛大に散る感じではなさそうである。

京都といえば、桜,というメージを、じつは作者たちも思っているみたいで、
戯曲『KYOTO』にも、桜のイメージが出てくるのである。


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テアトロ5月号に 劇場という「場」について を書いています

2025-04-12 | Weblog
テアトロ5月号に 劇場という「場」について を書いています。

篠本賢一さんの新連載の声の話が面白いです。
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関税145%は、喧嘩売っている以外にはならないでしょう

2025-04-11 | Weblog
アメリカが中国への関税を145%に引き上げたと。
関税145%は、喧嘩売っている以外にはならないでしょう。
中国が対抗すれば、どんどん数字は上がっていくのだろうか。

だめでしょう。
いいいかげんにやめないと。

こんな非現実感の現実で育った子どもたちがリアルをはき違えていくことも心配。

そう。やはりリアルは大切で。リアルかどうかで物事をはかる能力が人間から欠落していく気がする。

畜生こっちは徹夜明けで気が張ってんだよ。

中国はラーメンを発明しただけでも偉大なので,尊重して頂きたい。写真は大昔の岡山ラーメンのチャーシュー麺だけど。
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