Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「えんとつ」に「ねこ」が?!

2015-05-30 | Weblog
えんとつシアターのトイレ表示は、なぜか「ねこ」の絵が。しかも色違いカラーで。
今回のツアーに関しては「シアターねこ」「えんとつシアター」という初の劇場が、地域の手づくり方式という共通項があり、いろいろ意識していただけに、「えんとつ」に「ねこ」が?! というのは、なんとも不思議だ。

無事にえんとつシアター初日開幕。いい空気だ。満席。ありがたい。
新潟の皆さま、今日は二時と七時、明日は二時の上演です。お見逃しなく。
http://rinkogun.com/yaneura2015Niigata.html

昔のこととはいえ、新潟の監禁事件を扱っている場面があり、緊張する。
客席と舞台が近いため、これまでと違った緊張感もある。俳優も緊張する部分があるはずだ。
中学生武山くんの「××行為」が、目の前で行われるのは、この接近ぶりが、なかなか、うーむ、である。
円城寺あやがコーンフレークを囓るシーンの噛む音が接近しているが故にリアルで、生きものの営みのせつない感じが迫ってくる。

屋根裏のセットは奥の壁パネルが取り外し可能でいろいろなパーツにとっかえひっかえされて場面を変えることができるのだが、なんだかこの発想を楽しんでいるのは「サンダーバード2号」のコンテナ部分をとっかえひっかえすることに通じているのではないか、とふと思った。どうでもいいのだが。

新潟には「新潟ラーメン」というカテゴリーがあるが、麺が柔らかめで苦手である。その中では「ラーメン拾番」が細麺のかためである。塩ベースの魚介系であっさり。
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「えんとつシアター」の「えんとつ」には目がある

2015-05-29 | Weblog
「えんとつシアター」のロゴというかマークは、黄色と緑の二つのえんとつが並んだものだが、その右側の黄色えんとつの下の方に円が二つ開いている。
これは何か、目か、と尋ねたら、目だという。えんとつは私たちを見守っているのか、監視しているのか……!?
それはこれからの初日で確かめられるだろう。

「えんとつシアター」での『屋根裏』、本日初日。
夜7時半開演。
新潟界隈の皆さま、お初です。よろしく。

昨日夕方6時に劇場入りして、狭い劇場は物の置き場からして苦労してなかなかの難所ではあったのだが、とにかく真面目に準備、海外公演の準備の仕上げも相変わらず並行、最後の賄い飯は洋子班長特製のヅケ海鮮丼で、元気も意欲も維持し、バタバタしながらも、とにかく開幕だ。
これまでで一番、客席が舞台に接近した公演になるだろう。まさに新潟スペシャル。




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「えんとつシアター」はなぜ「えんとつ」を名乗るのか

2015-05-29 | Weblog
新潟の新たな小劇場「えんとつシアター」はなぜ「えんとつ」というネーミングなのか、謎が謎を呼んでいたのだが、前回新潟に来たときに、その真相というか、理由を知った。
劇場の真ん中にあって、ある意味邪魔な、この太い柱が、「えんとつに似ている」からだというのである。
まあ、もくもくと煙というか、何かを発信するという意味もあるのだろう。
常に何かを焚いている、活発さを維持していきたいという意味もあるのだろう。
高いえんとつがそびえ立ち、街の中で目立つ存在だということもあるのであろう。
ともあれ「えんとつシアター」での『屋根裏』、本日初日である。
夜7時半開演。
新潟界隈の皆さま、お待ちしています。

http://rinkogun.com/yaneura2015Niigata.html





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七ツ寺共同スタジオからえんとつシアターへ

2015-05-28 | Weblog
七ツ寺共同スタジオ(写真)に初めて行ったのは1982年の夏だ。
33年経っている。
『屋根裏』、密度の濃い空間になった。ベンチ椅子を駆使して本来の舞台部分まで桟敷席にして、満席の初日。
よい空気だ。
芝居をやっててよかったと思う。
大須に住んでいるという西田シャトナー君も来てくれる。
流れて天野天街氏とも話す。彼とはこの30年、よく嫌みを言い合いながら飲んだくれたものだなあ、と思う。
名古屋の天才肌の二人と一緒で、濃厚な夜であった。
翌日は夜に清水弥生と取材のためまたいったん東京。初めて会う方々と一緒だが濃厚な夜だった。この話はまたいずれ。
そしていま新潟に入った。
いよいよえんとつシアターである。
http://rinkogun.com/yaneura2015Niigata.html

合間にやることが多すぎてパニックである。諸々の連絡と相談に明け暮れている。
できれば台本を書く準備をしたいのだが。
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七ツ寺共同スタジオ公演

2015-05-26 | Weblog
『屋根裏』、名古屋再上陸である。
劇団としては『宇宙みそ汁』以来の、七ツ寺共同スタジオ公演。
名古屋の皆さん、ご来場お待ちしています。
27日(水) には午後2時開演の回もあります。平日昼の回ですが、このチャンスにとならいう方、ぜひいらしてください。

5月26日(火)19:00開演
27日(水) 14:00開演/19:00開演

http://rinkogun.com/yaneura2015Nagoya.html

かくいう私は新潟「えんとつ王」審査員を終えなんとか夜遅くいったん帰京、翌朝は座高円寺の指定管理者である劇場創造ネットワークの会議。
そして吉祥寺で来年の仕事の打ち合わせ。安堵した知らせも一つ。
高円寺に戻って劇作家協会事務所で会議を重ね、最後の会議は夜開始。一日中話ばかりしていた。
多くの皆さんはこの一日だけ東京にいるという私に合わせてくれたのだ。ありがたいことである。
その合間にも帰宅後も書類や諸々のやり取りがひっきりなし、対応が追いつかない。締切の迫っている事項、期限のある書類提出等も多々ある。落ち着かない。
久しぶりに自転車で東京の街を行き来していると、なんだか同じ国にいるような気がしない。でもあらためて東京も一つの「地域」だと感じる。
ともあれ明日『屋根裏』ツアーに戻る。
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「えんとつ王」

2015-05-23 | Weblog
「劇王」の新潟版「えんとつシアター」での開催からネーミングされた「えんとつ王」審査員のため、新潟に入っている。
平塚直隆、市川明美両氏と一緒に審査する。
「劇王」は日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家が、2002年よりプロデュースしてきた短編演劇コンテスト。
観客と審査員の投票によって勝敗が決められる。
2013年2月、開催10周年を記念して北海道から九州まで、全国各地の地区チャンピオンが集結し、 天下統一大会が開催された。
これをもって長久手での「劇王」は一旦休止となったが、「劇王」は日本各地に飛び火し、2015年2月、KAAT神奈川芸術劇場にて天下統一大会が開催。
これを新潟でやっている。
決勝戦はあす5月24日(日)15時から。
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さようなら扇田昭彦さん

2015-05-23 | Weblog
昼過ぎ、新潟のえんとつシアターに「えんとつ王」審査員のために入っていたら、連絡が入った。
扇田昭彦さんが亡くなられたという。まさかそんなと思った。
悪性リンパ腫のためという。
今月中旬まで、通常通りに原稿を執筆していたというが、不調を感じて受けた検査で最初は原因がわからず、やがて悪性リンパ腫が発覚。1週間の入院後、昨22日午後9時1分に亡くなったという。
葬儀・告別式は近親者のみで営み、後日、お別れの会を開く予定だという。
マスコミ発表で知るよりは、各種協会から演劇人に知らせた方がいいという配慮を受け、劇作家協会も中継して幾つかの団体にお知らせした。
そういう事情であったが、もういろいろマスコミに出てしまったので、記します。

永井愛さん、朝日新聞の山口宏子さんと電話で話すが、あまりにも現実感がなくて、茫然としてしまう。
東京で劇場に行って、観客席やロビーに扇田さんのお姿を見つけることは、本当に多かった。東京での演劇体験の一部だったと言っていい。
いろいろなことでお世話になったし、劇作家協会のことも含めて、相談させていただいた。
広い意味での演劇への愛を感じる方だった。偏らず、いつもやわらかな態度でいらした。
この訃報は本当に今でも信じられない。

『屋根裏』公演は充実した松山公演を終えた。本当に熱心なお客様ばかりで、二度御覧になる方も複数いらっしゃった。ありがたいことである。松山の皆さんの真面目さ、文化への関心の強さは全国でも有数ではないだろうか、初日以上の超満席となった松山千秋楽は、俳句甲子園の高校生や俳句関係者の方々も来てくださった。
シアターねこは素敵な劇場だ。これからさらに全国に知られていくことだと思う。
大阪に入り、ウイングフィールドの初日を明けることができた。
個人的にはパソコントラブルで往生した。心斎橋のアップルストアは駆け込み対応してくれないので大阪での対策は諦めた。
……ともかく、大阪ではいつも、心意気、のようなものを携えた演劇人たちと出会うことができる。よい初日だった。
ウイングフィールドではあす24日(日)は、 13:00開演/18:00 開演。日曜日にも夜に公演がある。ぜひお越しください。
http://rinkogun.com/yaneura2015Osaka.html


写真は、ウイングフィールドの外階段から見た、初日開幕寸前の時間の、月と星。
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松山シアターねこ公演

2015-05-20 | Weblog
御陰様でシアターねこ公演開幕。
初日は超満員。ふだんの劇場仕様よりも客席を拡大しているが(この芝居は舞台面積が通常よりも狭いのだ)、桟敷もぎっしり。
制服の高校生の皆さんも数十人。反応が生き生きしていて、こちらも楽しい。
翌日は平日昼でも椅子とベンチは埋まり、夜も初日くらいには埋まりそう。
熱心なお客様が多くいて手応えを感じる。
ありがたい。

写真は松山城に展示されていた刀と槍。
見ていない方には何のことかわからないかもしれないが、『屋根裏』には時代劇のシーンがあって、槍が登場するのだ。
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これでもオスプレイは危なくないのか

2015-05-18 | Weblog
報道によると、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが17日、ハワイ・オアフ島にあるベローズ空軍基地で訓練中に着陸に失敗し炎上、隊員1人が死亡した。
同機は海兵隊第15遠征部隊(司令部・カリフォルニア州)所属機。同州サンディエゴを出発し、米太平洋軍や中央軍に7カ月派遣される予定で、ハワイで訓練を実施していたという。
事故で21人が病院に搬送され、そのうち少なくとも12人が治療のために入院。現場となったオアフ島の空軍基地には消防隊などが駆け付け、大量の黒煙も上がり、現場周辺は騒然としたという。
事故原因について、海兵隊では調査中としている。
このオスプレイは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)にも24機配備されたものと同機種である。陸上自衛隊も同機種のオスプレイを2018年までに米側から計17機購入することを決め、佐賀空港への配備を検討している。数年前の一機八十億円という値段が、いつのまにか倍に跳ね上がっている。オスプレイ17機が総額3600億円で日本に売却されるのだ。米政府はオスプレイ本体のほか、代替部品、エンジン40基、赤外線前方監視装置40基などの売却を求めてきた。
このほか、米国防総省は今月11日、米空軍仕様で特殊部隊などの輸送に使用するオスプレイCV22を計10機、横田基地(東京都福生市など)に配備すると発表している。
オスプレイは開発段階などで事故が相次ぎ、「未亡人製造機」というあだ名を付けられるなど、当初から安全性を疑問視されている。日本以外の他国が購入を決めた例はない。
米政府監査院の報告書などによると、1991年6月、試作機が配線ミスで墜落。
翌92年7月には試作機で火災が発生し、7人が死亡した。
2000年4月、救出訓練中に墜落し、19人死亡。同12月、操縦不能で墜落し、4人死亡した。
10年4月、アフガニスタンで作戦中に墜落し、4人死亡。
12年4月、モロッコで訓練中に墜落し、2人が死亡した。
横田基地に配備される米空軍のCV22型機も、12年6月に米フロリダ州で墜落事故を起こしている。
13年8月、米ネバダ州の基地近くで、米海兵隊のMV22型機が着陸に失敗。
14年10月にも、ペルシャ湾上で米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが強襲揚陸艦マキン・アイランドの甲板から発艦しようとした際、エンジン出力が一時低下して発艦に失敗した事故があった。
飛行時間10万時間当たりの事故率はMV22が2・12件(14年9月現在)で、CV22は7・21件(15年1月現在)という。

話題となった映画『標的の村』の舞台となった沖縄・高江でも、N4ヘリパッドでのオスプレイ離着陸訓練は、今月になって活発化したところだ。
昨年からもうずいぶん長い間、高江には行けていないのだが、現地の離着陸の動画を見た。ひどい状態だ。
許し難い。
止めるなら今だ。
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シアターねこ入り

2015-05-18 | Weblog
岡山公演は日曜までだったが私は先に松山入りし、先週日曜に続いてシアターねこさん主催の戯曲講座を行う。二十人近い受講生。近隣の市や高知からも集まってくれた。受講生は個性豊かで楽しい。5時間ぶっ通しの講座は思ったよりタフで、その後も受講生の皆さんと食事しながら話。けっこうへとへとになる。帰宿すると劇団メンバーも三々五々松山に到着している。
松山の劇場は、シアターねこ。
名前が素晴らしい。
シアターねこ。
全国のネコ好きがうらやましがっているだろう。谷賢一くんも早くここで公演するがよい。
元幼稚園の、人に優しい空間だ。
NPO法人シアターネットワークえひめさんが運営している。
リーダーは鈴木美恵子さん、懐のある、素敵な方だ。
私は高校演劇四国大会の審査員、演劇大学松山などで松山に来たことはあるが、上演するのは初めてだ。
というか、四国じたいで劇団公演をしたことがない。
初四国である。
今年初の「海外」公演であるなどという輩もいたが、本州中心主義はやめよう。
ともあれ、ねこである。
トレードマークのネコのマークのシッポが長すぎるのを見て、「ネズミにも見える」と口走ってしまったことは、お許しください。

5月19日(火)19:00開演
  20日(水)14:00開演/19:00開演

平日昼公演もあるのです。
近隣の皆さま、ぜひおいでください。
さあ、これから搬入・仕込みである。

http://rinkogun.com/yaneura2015Matsuyama.html
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自分と同い歳のホールでの上演 岡山初日

2015-05-15 | Weblog
もう四月から何度目かになるわけだが、岡山にいる。
一昨日、松山のラジオに出演後、岡山市民会館建て替え地についての会議、終えて、宿舎で締切原稿を仕上げ、夜9時前にようやく岡山駅前商店街の音楽居酒屋「タイム・トリップ」で、「映画の冒険」の吉富さん、日本の劇場建築のオーソリティー・空間創造研究所代表・草加さん、岡山市職員の方々との会食に参入。ずいぶん盛り上がっていた。吉富さん、草加さんは、総社西中~総社高校の同級生だそうである。
昨日は仕込み、テレビに2本出演。
アンクル岩根のギャラリーにも顔を出す。面白い人たちが出入りしている岡山の新名所のようだ。オーナー岩根宏行さんは私が子供の頃から山陽放送の人気アナウンサーだった。
さて、岡山公演の会場、岡山県天神山文化プラザは、岡山県総合文化センターとして53年前に建てられたもので、つまり私と同い歳。味わい深い建物である。建て直しが決まっている岡山市民会館も味のある建物だ。文化センターという概念は、全国的にも早かったのではないだろうか。岡山は文化的に先駆性があったのだ。
以前は「文セン」という愛称だったが、いまは「天プラ」と呼ばれているという。耳で聞くと本当にただ「てんぷら」なのである。
ちょっとした高台にあり、戦前は岡山県庁、終戦直後は「連合軍が入っていた」という場所。
「文セン」時代はここに図書館があったので、中学高校時代の私は、自転車で30分かけて一山越えて来て、学習室のようなところで「勉強する」という名目で、とにかく街に出てくる、ということをしていた。
ここにあるホールじたいは、270席のこじんまりしたものだが、70年代に岡山の劇団ひびきの上演する清水邦夫作『楽屋』を見たのが、『楽屋』オリジナル版東京初演の直後だったはずだ。演劇に関心のない頃だったが、映画『竜馬暗殺』のシナリオを書いた清水邦夫作だから、見たのだ。朝日高校演劇部の『熱海殺人事件』も見た。
このホールは本家のつかこうへい事務所が故・三浦洋一さんもいた初期メンバーで『熱海』を上演したことでも知られている。
来るといつも懐かしい場所だ。
図書館や美術館が他に移り、今は展示もやっているが稽古場などもあり、岡山の様々な文化活動に貢献してきた。演出者協会の「演劇大学」も、五年前にやった。
燐光群と私がこのホールで上演するのは初めてである。まあいろいろどきどきする。「天プラ・ホールセレクション」ということで、共催公演である。
写真は、舞台側から客席を見たもの。『屋根裏』の低い囲み板と下手パネルの裏側が見える。
土曜夜6時の回の後には、大森雅夫岡山市長とのアフタートークもあり。いろいろと注目を集めてはいる。

『屋根裏』は十年近く前に岡山市アイプラザでも上演しており、岡山二度目の上演となる。
まあこの後、関西と名古屋で、それぞれ三度目の上演になるのだから、息の長い上演である。
ともあれ今回の岡山公演初日は今夜7時半からである。

http://rinkogun.com/yaneura2015Okayama.html
http://www.tenplaza.info/
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新潟・五月の八日間 スタート

2015-05-07 | Weblog
新潟演劇界の新たな拠点、えんとつシアター。
ついにグランドオープンしました。

私も、まずは「演劇大学inにいがた2015」に参加してきました。
「『屋根裏』の作り方」という講座もさせて頂きました。
えんとつシアターは、何とも懐かしい、味のある劇場です。

様々なイベントが目白押しです。
http://えんとつ.com/

「劇王」の新潟での前哨戦、「えんとつ王」というイベントも開催されます。
5月23日(土)・24日(日)。
「劇王」は日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家が、2002年よりプロデュースしてきた短編演劇コンテストで、観客と審査員の投票によって勝敗が決められるものですが、その新潟版です。
何と11団体が参加。
平塚直隆さん、シネウインドの機関誌「月刊ウインド」の市川明美さんと一緒に、審査員をすることになっています。

そして5月29日(金)~31日(日)、燐光群『屋根裏』の公演です。
5月29日(金)19:30開演
     30日(土)14:00開演/19:00開演
     31日(日)14:00開演
http://rinkogun.com/yaneura2015Niigata.html
<ご予約・お問合せ>
新潟古町えんとつシアター 070-6479-2927 
燐光群/(有)グッドフェローズ 03-3426-6294 ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp

というわけで、つまり私は今月、新潟に、というより、えんとつシアターに、のべ八日間いることになります。もう私の第二の故郷です。

残念ながら新潟名物「タレカツ」にはまだ遭遇していません。

昨日は早朝に新潟を発ち、岡山で取材等、最終近くに東京に戻り、延べ十時間新幹線でした。立ち乗り客も多いGW最終日の自由席でしたが、何とか座れました。まあ飛行機に乗っているよりは楽なものです。原稿地獄の中、東京生活に復帰です。ツアーが始まるしその前に地方仕事もあるので、まあそれもあと数日なのですが。

東京公演は十一日まで。お見逃しなく。
http://rinkogun.com/yaneura2015Tokyo.html
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日曜の夜に芝居を観ませんか

2015-05-03 | Weblog
『屋根裏』梅ヶ丘BOXでの8回目の公演、開幕。
国際バージョン『裏屋根裏』をのぞいても、オリジナル版だけでまもなく国内で通算二百ステージを越える。

さて、今日3日は日曜日である。開演は夜7時。
前回の『クイズショウ』でも試したが、今回は日曜でも夜の公演を行う場合がある。
多くの演劇公演で、土曜・日曜・祝日には夜公演を行わないことが増えてきた。
代わりに平日の昼にお客が入る場合が出てきている。不思議なことだ。
土曜・日曜・祝日には、夜はゆっくりしたい、家族やプライベートのための時間を過ごしたい、それは自然なことである。
しかし、あえて、である。公演期間中に日曜が二回あるなら一度は夜にやってもいいような気がする。
そんな試みだ。

大阪ウイングフィールド公演でも、5月24日の日曜日には13:00開演の回に続いて、18:00 開演の回があり、それが大阪千秋楽である。

とはいっても、今回の日曜夜の公演はその二回だけなのだが、今夜の東京のお客様、24日の関西のお客様、たまには日曜の夜に観劇というのも「あり」だと思われましたら、ぜひおいでください。

とはいえ今夜の夜7時の回は、日曜夜というより、ゴールデンウィークの中の一日という感じでもあるのだが。
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『屋根裏』岡山公演アフタートークに、大森雅夫市長が登場

2015-05-02 | Weblog
『屋根裏』岡山県天神山文化プラザ公演のアフタートークに、大森雅夫市長が登場。
「坂手洋二とゲストによるアフタートーク」として予定していたのですが、大森雅夫岡山市長をゲストとお迎えすることになりました。
本公演『屋根裏』や、岡山市の文化芸術の振興についてなどをテーマにお話しする予定です。どうぞご期待ください。

5月16日(土)18時の部 上演終了後になります。
本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方は、ご入場いただけます。

岡山公演の詳細は以下を御覧ください

http://rinkogun.com/yaneura2015Okayama.html
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二年ぶりの『屋根裏』ツアー、あす梅ヶ丘BOXにて開幕

2015-05-01 | Weblog
まず東京は、5月2日(土)~11日(月) 、梅ヶ丘BOX。
三月末日に『クイズショウ』が終わって5日後にもう稽古開始。あっという間に開幕だ。
6月後半、シビウ演劇祭までの、長丁場のツアーが始まるのだ。

写真は、昨日の通し稽古から。이주원(イ・ジュウォン)と、杉山英之。 

一昨年のイタリア・テルニ演劇祭以来の上演だ。
その一昨年ツアーはウクライナ・ヤルタでのチェーホフ演劇祭にも参加した。クリミア半島が、住民の意識も「ほぼロシア」であったのは確認できたが、国際情勢がこのように動くとは当時は思っていなかった。

[国内ツアー]
【岡山】 5月15日(金)~17日(日) 岡山県天神山文化プラザ
【松山】 5月19日(火)・20日(水) シアターねこ
【大阪】 5月22日(金)~24日(日) ウイングフィールド
【名古屋】 5月26日(火)・27日(水) 七ツ寺共同スタジオ
【新潟】5月29日(金)~31日(日) 新潟古町えんとつシアター

[ヨーロッパツアー]
6月 シビウ(シビウ国際演劇祭正式招待)・ブカレスト 他


http://rinkogun.com/
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