Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

日本劇作家大会2019 大分大会 開催決定!

2018-04-27 | Weblog
正式な記者会件等は、またあらためて。



日本劇作家大会2019 大分大会 開催決定!

2014年の豊岡大会以来、5年振り7回目の劇作家大会の開催が決まりました。
日本全国の演劇人が大分に集い、劇作や舞台芸術に関する数多くの企画を、複数の会場で同時多発的に催します。
劇作家大会は劇作家・演劇人のみならず、どなたでもご参加いただける文化イベントです。

【日程】
 2019年1月24日(水)ー27日(日) 全4日間
【会場】
 ホルトホール大分(メイン会場)
 コンパルホール
 平和市民公園能楽堂
 iichiko総合文化センター
 大分駅周辺の市街地、など

主催:
日本劇作家大会2019大分大会実行委員会
一般社団法人日本劇作家協会

http://www.jpwa.org/main/
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あの少女像が舞台に登場した

2018-04-24 | Weblog
たった二日の上演が、今まさに行われていると知り、沖縄にもよく行っているキム・キガンさんの芝居を観なくちゃと、かねてから思っていたので、ブレヒトの芝居小屋に急遽赴き、『キャラメル』を観る。
キム・キガン+東京演劇アンサンブルの洪美玉の、二人芝居。松下の旦那がチョイ出てはいるが、まあ二人芝居である。
慰安婦のことが出てくる劇ではあるが、最後に、なんと、あの少女像が、舞台に登場した。
この少女像、なぜだか東京演劇アンサンブルが、ずっと持っているのである。
その辺の経緯は、話すと長いことになりそうだということで、そちらの劇団さんにお尋ねいただきたい。

この劇場〈ブレヒトの芝居小屋〉が来年6月で、なくなってしまうという。
なんとかならないのか。

〈ブレヒトの芝居小屋〉では、6年前、東京演劇アンサンブル公演・日韓合作の『荷』を演出させていただいた。
作=鄭福根、訳=石川樹里。
音楽は大友良英で俳優が一部生演奏もした。音響デザインで島猛が完璧に応えた。
加藤ちかの舞台美術は他に類を見ないことをしてもらった。本水も使った。
照明は竹林功、劇団スタッフとのコンビネーションもうまくいった。
衣裳は、実は私の父の学生時代の友人であったという、緒方規矩子さん。
振付は、俳優に容赦のない、素晴らしき采配の矢内原美邦。
演出助手が、赤澤ムック!
宣伝美術は沢野ひとしさん!
今思うと、なんとも賑やかなスタッフ陣だった。
東京演劇アンサンブル・メンバー、韓国からの俳優陣の競演。
いろいろと懐かしい。
同じ会場だから、観ているとやはり思い出してしまう。
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正解は「ふらい焼」でした

2018-04-23 | Weblog
「さて、この食べものは、いったい何という名前で売られていたでしょう。」ということで、いろいろお寄せいただきましたが、

正解は「ふらい焼」でした。

Facebook上で音響家の近藤達史さんがご指摘のように、埼玉県北部地域「行田、熊谷辺りでのおやつの逸品」、その通りです。

「ふらい」とだけ言うのが一般的なのかもしれません。写真の熊谷の店では、「ふらい焼」になっていました。

フライといっても揚げ物ではなく、油を引いた鉄板で水溶き小麦粉を焼く料理。どうやら昔はフライパンで焼いていたことからフライ焼きと呼んでいたようです。

広島焼きや関西の「べた焼き」のようなまず溶いた粉を焼くお好み焼きと違うのは、具が極端に少ないこと。

広島風お好み焼きを愛する身としては、だいぶ違うんだけどなあ、という感想が出てきます。

ただ、百年近く前に、行田の女工さんたちのおやつとして発祥したと聞くと、当時としては貴重なものだったのかもしれないと思います。

それにしても、メリケン粉を溶いて円形に焼く料理というのは、世界中にあります。

との国でも、肉などのだしの味や野菜の水分が合わさることで、おいしくなるのではないかと思います。タマゴを載っける例もありますね。
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食べもの写真が好評だったので

2018-04-22 | Weblog
食べもの写真が好評だったので、また掲載します。

さて、この食べものは、いったい何という名前で売られていたでしょう。

場所は、関東地方のある土地です。

昨日、取材先で、看板に惹かれて入りました。

おかみさんは、名物だと言っていますが、真偽はわかりません。

午後6時過ぎに、もう店を閉める感じでした。

調理時間は五分かかっていません。

写真のものはスタンダードで、四百円。


正解者に、商品等は出ません。
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たまには。

2018-04-21 | Weblog
先日、神田川沿いを散歩して、吉祥寺まで歩いた。途中、久我山でふらりと入った、かねてから一度は寄りたかった川沿いの店で、珍しくラーメン。ランチタイムが終わるところで、珍しく行列がなかったのだ。普通のラーメンに味玉をつけた。たまにはこういうのもいいものだ。味玉はおいしかった。割って何度かに分けて食べると、なおうまかったのは確かだが、なんだか味玉の存在感が印象のかなりの部分を占めてしまい、私はラーメンを食べたかったのだが、全体でラーメンを食べたという印象が霞んでしまった。そういうことはあるものだ。決して満足していないわけではないのだが。何かの教訓にこういうのがあったような気がするのだが、思い出せない。
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「いかなる理由があろうとも、許されない」ではなく、ただ処分するべきではないか。

2018-04-20 | Weblog
現職の幹部自衛官が民進党の参議院議員に罵声を浴びせたことについて、

自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長が、

19日の定例会見で、

「いかなる理由があろうとも、許されないというのが私の立場だ」

と述べたという。


私はこれを電車内の字幕ニュースで見て「うーん」と唸ってしまった。

私の日本語感覚では、

「いかなる理由があろうとも、許されない」

というのは、それなりに正当な「理由」があるみたいに響いてしまうのだ。

「心情の自由はあるけど、口にしちゃダメ」というふうに受け止められてしまうのだ。

「そのような理由の発言なら、ただ「許されない」でなく、厳罰処分を以て自衛官の職を退かせる」

でないと、おかしい。


「私の立場だ。」もヘンだ。まるで、場合によっては違う立場も有り得るみたいではないか。


「隊員の規律の保持」を徹底していく、のであれば、

「いかなる理由があろうとも、言ってはいけないことを言った」ではなく、

「そのような言葉が出てくること自体で、その人は不適格」と断じるべきである。


国会議員に対し「お前は国民の敵だ」と脅迫することが

「理由があるのはわからんでもないけど、今は言っちゃいけないんだから、ダメ」

というふうに対処されているように、響いてしまう。

「組織として、自衛隊として、絶対に許さない」なら、罷免するだけだ。


統合幕僚長が「シビリアンコントロールが崩れているとは思っていないが、疑義が生じていることは謙虚に受け止めないといけないと思う」なら、「今は言っちゃいけないらしいことを外に口に出して言わない」という「隊員の規律の保持を徹底」ではなく、
「ダメだから失格」として、厳重処分をしてみせる以外はない。

「懲戒処分も含めて厳正に対処する」では、おかしい。

なにが「含めて」だ。


発言した3等空佐について、「今後の調査結果を踏まえて」などと含みを持たせることなく、クビにする以外の対処はあり得ない。

調査するとしたら、彼の仲間たちを洗い出し、彼らも排除することためのみのはずだ。


写真は、関東大震災直後の1923年9月3日、兵士達が主導して虐殺が行われた、東大島界隈の現在。
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「財務大臣が辞任」ならよかった

2018-04-18 | Weblog
先刻、ある方面から「財務大臣が辞任」というふうに聞こえてきたので、それは素晴らしいと思っていたが、セクハラ発言疑惑が報じられた福田淳一財務次官が辞意を表明しただけだった。肩透かしというか、がっかり。

記者達のぶら下がり会見で、福田氏は、辞任について、「財務省が厳しい状況にある中で、職責を果たすことは困難」が理由だという。

「週刊誌に掲載された自分についての記事は、事実と異なる」「裁判の中で争っていきたい」という。
セクハラ疑惑の録音の音声については、「自分の声は自分の身体を通じて聞くので、録音された声が自分のものかどうかわからない」、「あんな発言をしたことはない」「あんな酷い会話をした記憶はありません」「接客業の人と話すことはある」「会話の全てを順番に取っているふうにもみえない、くっつけているように見えるので」と言う。

「報道が出ること自体が不徳のいたすところ」というが、森友問題も関係なく、ただ今回のセクハラ報道が理由というのなら、「セクハラをしていない」のなら、辞める必要はないのではないか。

これらも含めて「森友問題隠し」の延長のように思われてならない。
財務次官の任命責任があるから財務大臣が辞職すべしという言い方もわかるが、本来は「文書改竄問題」のほうが問われていることを、忘れてはならない。

麻生財務相も、何の必要もないのに、ただ世界政治の中で仲間はずれにされている印象を誤魔化すため、トランプに会いに行っている安倍首相も、とっとと辞めて、少なくとも、事実を明るみにできる体制にしてほしい。


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「日本の軍隊」は「国民の敵」を殺してきた。

2018-04-18 | Weblog
幹部自衛官が国会野党議員に「お前は国民の敵だ」と罵声を浴びせた。
自衛隊配備が強化されている今、文民統制が問われている。
「統幕長が謝罪、処分検討」というが、名前もきちんと出し、罷免はもちろん、自衛隊の内部問題にせず、「脅迫」行為できちんと裁かれるべきである。

新聞には「戦前の軍隊思わせる」という見出しもあったが、もしも「戦前回帰」が本当ならば、この事件が深刻なのは、「戦前の軍隊」が、戦時でなくとも、自分たちにとって邪魔な政治家のみならず、罪もない人々を殺してきたからである。

今は平和な町並みにしか見えない東大島界隈。関東大震災の翌々日、現在改装中の東大島文化センター付近から都営新宿線が地上に出るあたり(写真)の北側までが当時は空き地であり、中国人虐殺の最大の現場となった。

警察、自警団、民間人も加わったこの虐殺を主導したのは、当時の日本の軍隊である。

警視庁広瀬久忠外事課長直話(1923年9月6日)によれば、「9月3日大島町7丁目に於て鮮人放火嫌疑に関連して支那人及朝鮮人300名乃至400名3回に亘り銃殺又は撲殺せられたり。」とある。

また、『関東戒厳司令部詳報』「震災警備ノ為兵器ヲ使用セル一覧表」によれば、
「3時ごろ、先述の岩波少尉以下69名、三浦少尉以下11人の部隊が、人々が「約200人の鮮人団を連れて来て、その始末を協議中」のところへ現れ、これをすべて殺害したのである。」

資料は加藤直樹著『九月、東京の路上で』(ころから刊)より。



幹部自衛官罵声事件の概要は以下の通り。

防衛省統合幕僚監部指揮通信システム部に所属する30代の男性3等空佐が16日夜、参院議員会館近くの路上で、民進党の小西洋之参院議員に暴言を繰り返したことが分かった。小西氏が17日の参院外交防衛委員会で「『おまえは国民の敵だ』と繰り返し罵声を浴びた」と述べた。制服組トップの河野克俊統合幕僚長が同日、小西氏に謝罪。小西氏は国会で自衛隊のイラク派遣日報問題を取り上げていた。野党はシビリアンコントロール(文民統制)の観点から、国会で追及する方針。
防衛省によると、3佐は帰宅してランニング中の16日午後9時ごろ、小西氏と偶然会ったと説明している。(共同通信)
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震災の記憶を辿って町を歩きます

2018-04-17 | Weblog
これからしばらく、時間の許す限り、震災の記憶を辿って町を歩きます。

この震災とは、関東大震災のことです。

1923年9月。

写真は、東大島の、その年9月3日に事件のあった、中国人・朝鮮人虐殺現場付近。
慰霊碑のような、壁に刻まれた文字の跡。
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「ちびっ子相撲」の女子排除と、財務事務次官女性記者セクハラの相関性

2018-04-15 | Weblog
「ちびっ子相撲」に女児を参加させないよう要請した日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、その理由を「安全確保のためです」「男子はけがをしていいというわけではないが、女の子が万一、けがをして顔に(一生残る)傷が残ることになってはいけない。安全面も考えてそうなった」という。だから「女性排除ではない」そうだ。

この「ちびっ子相撲」の件は本来ここまで広くマスコミに出ることではなかったかもしれないが、京都府舞鶴市での巡業で、土俵上であいさつをしていた多々見市長が突然倒れ、看護師の女性らが駆け寄り救命処置をしている最中に、若い行司が「女性の方は土俵から下り てください」と場内アナウンスで促した事件が物議を醸し、その世論を受けて浮上したのだろう。
救命処置を妨害したとしか思えないこの事件には「命よりも『女人禁制』の伝統が大事なのか」と批判が集中して当然だったと思うが、女子の方だけに「顔に傷が残る」リスクを言うことも、明らかに「差別」である。危険があれば児童が怪我をしないように講じればいいだけのはずだ。やはりこの国は性差別廃止後進国だ。というか、後退している。

録音の公表で詳細が明らかになった財務事務次官の女性記者に対する「セクハラ事件」の報道を見ていると、セクハラという以上に「女性記者」に対する「差別」だと感じる。この事務次官は記者が男性であったときも「抱きしめていい」「胸さわっていい」「手、縛っていい」と言うのだろうか。まあ言う可能性だってあるわけだが。

女性記者の質問にうんざりな表情を見せる昨今の菅官房長官の表情など見ていると、おそらくこの国の「指導者」たちは、「男性記者なら何をされてもいいというわけではないが、女性記者が万一、セクハラをされて心に一生残る傷が残ることになってはいけない。安全面も考えてそうなった」と理屈を付けてでも、女性記者を排除したいのではないかと思う。

もちろんそれは、けがをするのが女性記者の方ではないだろうからだ!


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「小林丼」をいただきました

2018-04-14 | Weblog
作家の秋山真志さんのお誘いで、鎌倉の「ひろみ」で天丼を食べたことを告白しておかねばなるまい。

このお店は往年の鎌倉文士や映画屋さんが通った店ということで、小津安二郎監督が選んだネタだけが載っている「小津丼」、小林秀雄さんが選んだもの=アナゴ、魚、かき揚げが載った「小林丼」が、それぞれお二人の生誕百年のさいに、ご遺族の承諾を得て、裏メニューから表メニューになったのだという。
小津安二郎監督がアタマをツマにして酒を飲んでいたという「小津丼」はクルマエビ等が載っているということだったが、アナゴ好きの瀬戸内出身者としては、「小林丼」を選んだ。野菜(精進揚げ)やエビを拒んだ小林秀雄先生の心中は知る由もないが、おおいに賛同できる内容であった。
これぞ天丼、という醍醐味だった。江戸前といえば江戸前ということらしいが、魚もアナゴも柔らかく、衣が硬くなく薄くて好みである。しかも衣の質感はむしろ極めて肯定的に確実に口の中に残る。今まで食べたことのある天丼とは明らかに違うものだ。もうよそで天丼を食べたくない(次に鎌倉に来られるのがいつか、この店に寄る機会があるのか、コストパフォーマンス的にどうなのかという点で困難を伴うため、そんなことを呟いても、とうてい無理なのだが)。

さすが文士の裏メニュー、睡眠時間二時間半で原稿を仕上げたばかりの身には、染みた。
ただの食いしんぼではない。鎌倉文化に触れたのだ、と胸を張っておこう。

食べ物写真はなるべくアップしないという方針を破り、文化財保存ということで、例外的に掲載。
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久しぶりの小三治師匠

2018-04-14 | Weblog
柳家小三治独演会へ行きました。
逗子文化プラザ・なぎさホール。
作家の秋山真志さんが主宰される「鎌倉はなし会」。もう四十四回めになるという。

秋山真志さんのお誘いで参加させていただくのは、板橋文夫・梅津和時コンビのジャズコンサート以来。

久しぶりの小三治師匠、昨年に頸椎の手術が成功したということで、お元気そう。
長いマクラの後、「千早ふる」。中入りを挟んで、「野ざらし」。
語り口の見事さ、展開の鮮やかさは言わずもがな。いまや人間国宝ということになっているわけだが、独特のざらざらした感触がなくなることはなく、生々しいのが素敵だ。

私が80年代に小三治さんを取材した頃はバイクに凝っていて、ライダーズチーム「転倒虫」を率いて、かなり長いツアーもやっていた。
バイクに凝っていたのは四十から五十までだったということで(ヘルメットが重くて頸椎を痛めたのではないかと本人談)、御年七十八ということだから、私が某誌の仕事で何度か小三治さんを取材したのは、三十年前ということになる。
あの頃の師匠より今の私の方が年齢が上とは。
なんだか時間の経過の速さに唖然とする。

燐光群旗揚げ公演から何度か出演している美香がやっている北鎌倉の喫茶店「ミンカ」にぜひ行きたいのだが、また時間が合わず、未だに一度も行けていない。
明日提出の原稿もあり夕方までビシビシに仕事してからの鎌倉行きだが、ほぼ目途はついているとはいえ結局今また仕事に戻っているのである。
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大人達は、本当に未来を考えているのだろうか。

2018-04-13 | Weblog
文書を偽造した時点で誰かが責任をとらねばならないだろう。
偽造せねばならなかった事情があるほどの、その内容じたいが問題なら、そのことも裁かれねばならないだろう。
佐川という人が裁かれないと、この時点で決められる根拠はないはずだ。
理屈に通らないことを推し進めた人たちが正当化されていいはずもない。

子供達は見ている。
ズルができる、ズルしていいのだということを学ぶ。
そのことの重さを、感じないのだろうか。
大人達は、本当に未来を考えているのだろうか。


2月、チェンマイのセブンイレブンで買ったカップ焼きそばを、食べてしまった。
パッケージの写真のように具が一杯入っていたりはしない。
カップ焼きそばだけど湯切り口はない。
そして、からい。
セブンイレブンで普通に売っているからスタンダードのもののはずだが、からい。
タイの日々を思い出して、少し和む。
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安倍首相は観る映画を間違えた

2018-04-12 | Weblog
安倍首相は『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』を鑑賞したというが、観る映画を間違えたのではないか。
嫌な人間だが強権発動してうまくいったチャーチルの成功譚を観て、そうだ、人に何と言われようと嫌われようと突っ走っていれば何とかなるという誤った認識を強めてしまったらどうするのか。

官僚・政治家が隠していた文書を暴かれる『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』を観て、あちゃー、どうせ暴かれてしまったのだから、もう諦めた方がいい、と悟っていただきたい。

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』には、劇作家でもあるトレーシー・レッツが出ている。
『8月の家族たち』で知られている作家だ。
『8月の家族たち』はブロードウェイ版のディナー時の母親の暴走のおかしさは、かなりのものだった。冒頭十五分がほとんど父親役のひとり語り(メイドに語りかけている)なのも忘れられない。

私はトレーシー・レッツ作品『BUG』の日本版を演出した。これは本当に面白い芝居で、日本版を出来たことは嬉しかった。圧倒的な情熱を必要とするこの劇を、また再演する日が来るだろうか。
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本多一夫さん吉川英治文化賞贈呈式と、下北沢にできる新劇場について。

2018-04-11 | Weblog
吉川英治文化賞の贈呈式に行きました。
受賞者の一人が、我らが下北沢の、劇場群のオーナー、本多一夫さんだったからです。
八つの劇場を抱える奮闘が評価されたのだ。
場違いなのですが、本多さんからご指名があれば、他に稽古本番などない限り、お祝いに馳せ参じましょう、

本多さん一つ目の劇場・ザ・スズナリができたのが1981年、三十七年前です。
私がスズナリデビューしたのは、その年です。

あのとき本多さんは四十六歳だったのですね。
今の私より十歳若い……!

お祝いの杯を近しい人たちと交わしながら、
演劇の楽しさ、なくなることのない夢、歳月の残酷さ、伝えていくことの難しさ、いろんなことをヒリヒリと感じます。

本多さんと同時受賞が、なんと、日本盲導犬協会。戌年の本多さんも喜んでおられたのかもしれない、ともあれ、しっかりとした盲導犬の闊歩する、珍しい授賞式でした。
そして、もう一人の受賞者が、写真画像再生の名手・村林孝夫さん。ちょっと説明しがたい感動的な仕事の方でした。
いろいろなことを知ることの出来た日でした。

で、本多一夫さんはこの賞をもらったことを機に(賞金を元手にということか?!)、早ければ年内にも、下北沢にもう一つ劇場を作るそうです。キャパ150、高さ5メートル。本多さんの下北沢九つ目の劇場。詳報はお待ち下さい。

なんだかいろいろなことを考えさせられると共に、我らが下北沢のことがこうして認められているということに、襟を正す気持ちにもなりました。
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