Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『イワンのばか』稽古場は、あと三日。

2020-01-31 | Weblog
『イワンのばか』稽古場は、あと三日。

この写真は、作曲の萩京子さんがスコア全てを仕上げてきたとき、珍しく、稽古場で乾杯したときのもの。

初日間近。
とにかく、タフになるしかない。


こんにゃく座・オペラ『イワンのばか』上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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『イワンのばか』あと一週間で初日。

2020-01-31 | Weblog
『イワンのばか』稽古場写真を挙げていなかったと思って、もう半月以上前のものを挙げます。

あと一週間で初日。
とにかく、タフになるしかない。

イワン役は、佐藤敏之である。



こんにゃく座・オペラ『イワンのばか』上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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募っていたが、募集はしていない

2020-01-29 | Weblog
募っていたが、募集はしていない
殺したけれど、殺人はしていない
殴ったけど、暴力は行使してない
盗んだけれど、窃盗はしていない
休んだけれど、サボってはいない
行為はしたが、姦淫はしていない
飲んだけれど、飲酒はしていない
生きてるけど、人生はやってない
芝居はするが、演劇はやってない

虚偽を言うが、嘘つきではない


日本語の意味を衰弱させることに貢献したことで、
総理大臣からは罰金をいただきたいです
たぶん一生掛けても補えないでしょう
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「共産党」ではなく、いわれのない差別を繰り返す側のほうが問題だ

2020-01-28 | Weblog
沖縄県浦添市内にある西銘純恵県議(共産)の事務所に23日午後、政治団体の街宣車3台が乗り付け、「殺人政党」「殺すぞこらー」などと罵声を浴びせたという。
何年前だったか、辺野古浜の基地建設反対の監視テントにいたさい、そうした「沖縄の右翼」が数台の街宣車で乗り付けてきたことがあった。
ほんらい右翼は「反米」でないとおかしいだろう、沖縄ならなおさらではないか、と、常々思うのだが。
彼らは相手を「共産党」と言挙げして襲撃したのだが、意味がわかってやっているのだろうか。

京都市長選が迫っているが、京都新聞に、現京都市長の門川大作陣営が、対立候補へのネガティブ・キャンペーンとして「共産党の市長は「NO」」という広告を出した。冗談ではなく、こんな広告の存在にも、掲載した京都新聞にも、唖然とする。
そこに多くの「推薦者」が名を連ねている。
千住博氏は京都造形芸術大学学長当時に現市長を応援してきた経緯から、今回も推薦者として名前を連ねていたが、「千住はアーティストとして、意見の多様性や、議論の必要性を大切にしています。今回のような、ある特定の党を排他するようなネガティブキャンペーンには反対です。まるで千住博がこの様な活動に同意しているような意見広告に、千住の許可なく無断で掲載されたことを大変遺憾に思います。」と、Webで発表している。
http://www.hiroshisenju.com/news?fbclid=IwAR20pAD-KqcCfSvI1t3Ct9EDpfJMFBFwZeGtHVe7GR4p9XhMYLuzTvfo2Aw

もちろん、「共産党」ではなく、いわれのない差別を繰り返す側のほうが、問題だ。

写真は、沖縄名物・スクカラス。
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ロシアの寒さを想像する

2020-01-28 | Weblog
トルストイの聖地にして、オペラ『イワンのばか』の舞台、ヤースヤナ・パニャーナについて記し、昨年六月に訪問したときの写真もブログにアップしてきた。

そのときは、ヤースヤナ・パニャーナに何度も来ているという人が、こんなに良いお天気だったことは一度もない、という好天で、私のヤースヤナ・パニャーナへの印象も、それに基づいた、明るく、おおらかなものになっている。

だが、ロシアである。
あんな好天は滅多にないというのだから、今なんか、ものすごく寒いに決まっている。
そういうことも想像しなくてはならない、『イワンのばか』稽古場である。

昨日は、衣裳パレード。宮本宣子さんのこだわりとトータル・イメージの豊かさ。こんにゃく座衣裳部の豊かな経験値と、惜しみない献身。とても華やかな気持ちにさせられる。こんかいの堀尾幸男さんの舞台美術は、ふだんの私の舞台よりも明るいので、衣裳がとても映えるだろう。早くお客様にお見せしたい。
昨日は振付にも時間をかける日で、引き続き山田うんさんとの共同作業をたのしんでいる。

帰りは小雨だったが、傘嫌いの山田うんさんと一緒に、稽古場から宿河原の駅まで、早足で歩いた。そのときはそこまで感じなかったが、その後電車から最寄り駅で降りたときに、とても寒くなっていて降りも強くなっているのを感じた。
寒さとは、一種の恐怖を与えるものである。短い時間の間に、気温が下がり、事態は深刻になる。

今回掲載の写真も、雪に閉ざされた状態になっていたら、ぜんぜん違う世界に見えるだろう。
ロシアの寒さを想像することも大切だと、あらためて思った、『イワンのばか』である。


来月6日より上演です。
上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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『イワンのばか』と「神様」

2020-01-27 | Weblog
こんにゃく座さんで、トルストイ原作のオペラ『イワンのばか』に取り組んでいる。

原作に出てくる「神様」の意味を、私たちはどのように捉えるべきなのか、と考えてしまうときがある。

「神様」は、「悪魔の天敵」であるという以上に、イワンたちの生活にとって何なのか。

私はイワンにとっての「神様の思し召し」が、他の人達の思うはずのこととは若干違うものとして描いている。

それが原作の解釈として正しいかどうかはわからないが、そのような世界を描こうとしている。




こんにゃく座・オペラ『イワンのばか』上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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日々

2020-01-26 | Weblog
関西版月いちリーディングに行った日と他の唯一のオフで授業とミーティングだった日以外は、連日こんにゃく座に通っている。
『イワンのばか』稽古場での稽古と作業はあと八日間。最後の一踏ん張りである。

行かなくはいけないところにずいぶん行けず、やらなければならないことがやれなくて、不義理だらけである。
隙を見て、林海象さん演出の『かげぜん』だけは、観ることができた。結末がわかっていても楽しめる人情劇で、「安心してみていられる」ということを選択する制限の中で、監督のこだわりと生々しさが見える瞬間もあり、簡単そうで難しいところもクリアしていた。俳優さんたちもみんな好印象。

写真は、トルストイさんのお墓である。本当に、土が盛ってあるだけなのだ。

大学の先輩、四柳雅人さんの訃報が届いた。とても明るくて、人気のある人だった。演劇研究会の公演だけでなく、学外のミュージカルなどにも出ていた。西武百貨店に就職、社内でもとても目立っていたはずである。
昨年、退職、俳優復帰を宣言、じつは一緒にやろうとも話していたが、しばらくは自由を満喫したいという様子だったので、慌てていなかった。劇団の制作についても相談するつもりでいた。これからいろんな話をしていこうと思っていたのだ。
大学の先輩では、かなり前の、関井稔也さんの訃報もショックだったが、本当に残念です。
まるで方向性の違うお二人だったが、それぞれが、私を演劇の世界に誘ってくれた。如月小春さん没後二〇年でいろいろ回想していた八〇年代頭の、あの頃。今よりも泥臭いけれど、人間と人間が出会うことは、もっと自由だった気がする。
ご冥福をお祈りします。
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「せりふの読みかたワークショップ」、初日と最終日は、一般公開しています 最終日は話題の四人のトークセッションあり

2020-01-25 | Weblog
「せりふの読みかたワークショップ」、初日と最終日は、一般公開しています。
一般参加者による見学が可能です。
定員になるまで、まだまだ受け付けています。

劇作家協会によるこの企画、私も最後に講師をしたのは一昨年の秋ですが、見学の一般参加者の皆さんに、かなり愉しんでいただけたと思っています。

今回の「せりふの読みかたワークショップ」、講師は中津留章仁さんです。

最終日2月2日(日) 15:00〜のトークセッション「戯曲読解と俳優教育について」に登壇するのは、中津留章仁、中村ノブアキ、古川 健、横山拓也の四人。さいきん演劇界で話題をさらっている顔ぶれである。
今回は私は参加できませんが、きっといい話が聞けるのではないかと思っています。


⋯⋯⋯⋯⋯⋯

「せりふの読みかたワークショップ」の言い出しっぺは、私と中津留君である。継続性のある企画として考えている。私も二回講師をしたが、中津留君はもう三回目のはずである。
俳優と劇作家が出会う、貴重な機会である。

詳細は以下の通り。



2020年
1月30日(木)・31日(金)・2月1日(土)2日(日)開催!
せりふを読んでみよう

── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ ──
第10回 講師:中津留章仁

実力のある俳優を目指そう!〜戯曲読解と発語を学ぶ

俳優訓練の場は数多く存在しますが、戯曲読解を学べる場は多くありません。戯曲を深く読み解くことができなければ、折角学んだ技術を生かすこともできないのです。この企画は、劇作家がどのように書いているか、その秘密を直接俳優に語りかけることで、戯曲を読み解くコツを学んでいただこうというワークショップです。戯曲読解が上手くなれば、せりふを発語する能力が増します。そうすることで、俳優たちはまた新たな地図を手に入れることができるでしょう。

中津留章仁
1973年生まれ。大分県出身。TRASHMASTERS主宰。日本劇作家協会理事。
2000年にTRASHMASTERSを旗揚げ。以降すべての作品の作・演出を手がける。主な作品に、12年『黄色い叫び』『背水の孤島』、18年『埋没』、19年『オルタリティ』など。青年劇場『みすてられた島』、劇団民藝『篦棒(べらぼう)』、劇団青年座『断罪』など外部への脚本提供も多い。千田是也賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、讀賣演劇大賞選考委員特別賞など受賞多数。

《次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト》
文化庁委託事業「2019年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、一般社団法人日本劇作家協会
制作:一般社団法人日本劇作家協会

せりふを通して出会う貴重さ  ── 坂手洋二
劇作家と俳優は、せりふを通して出会います。俳優という未知の他者の解釈を経て、その肉声として発された「せりふ」と出会い直すことは、劇作家にとって貴重な経験です。また、劇作家自身がどのように「せりふ」を構築したかをじかに知ることは、俳優にとっても、意義があるはずです。両者のセッションを実現する、唯一無二の講座です。

戯曲の書き癖  ── 古川貴義
完璧な戯曲なんて、そうそうありません。粗さもあれば、それぞれ固有の“戯曲の書き癖”もあります。でも、その粗さや書き癖は、戯曲を読み解く糸口になり、時には戯曲の良さになることだってあります。俳優には、読解のヒントを。劇作家には、自作を振り返り次作に活かす機会を。さあ、せりふを読んでみよう。

来たれ! 劇作家とその志望者  ── 安坂駿一
俳優はせりふの発語について学ぶ。劇作家はその様子を“目撃”する、あるいは素材となるせりふを提供する。このワークショップに劇作家が参加する意味は、音声化・肉体化されるにふさわしいせりふについて、深く考えることにあります。生き生きしたせりふを書くための“発見”ができる機会です

▽ スケジュール
2020年1月30日(木)
 *一般公開! 13:00―16:30=オリエンテーション・稽古
1月31日(金)
2月1日(土)
 両日とも終日=稽古
2月2日(日)
 10:30ー12:00=稽古
 *一般公開!13:00ー16:30=リーディング・講評・トークセッション

▽ 会場
  一般公開日(1/30および2/2)
  芸能花伝舎 創造スペース(東京都新宿区西新宿6-12-30)
  初日はA1、最終日はB1b
  稽古日(1/31および2/1)
  トム・プロジェクト稽古場 (東京都墨田区太平1-12-5)

▽ テキスト
中津留章仁『みすてられた島』
*受講の方は台本全編をお送りいたします。

2月2日(日) 15:00 トークセッション「戯曲読解と俳優教育について」
 登壇:中津留章仁、中村ノブアキ、古川 健、横山拓也


 お申込み
   [受講] 俳優  応募受付期間=12月18日(水)〜1月15日(水) 終了しました
   [聴講] 劇作家 応募受付期間=12月18日(水)〜1月21日(水) 21日まで延長して受付中
   [見学] 一般  予約受付開始= 受付中!

募集要項
俳優・劇作家共通

[定員]
 ・俳優:10名程度/劇作家:5名程度
[応募受付期間]
 ・2019年12月18日(水)0:00〜1月15日(水)23:59
[応募先]
 ・ jpa.serifu@gmail.com
[選考]
 ・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
 ・書類選考ののち、1月20日(月)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
 ・上記アドレスからのメールが受信できるようご設定ください。

俳優

[受講料]
・4日間 4,000円 (別途テキスト代がかかる場合があります)
・書類選考後、受講の決まった方に振込先をお知らせいたします。
[応募条件]
・年齢20歳以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特に戯曲の読解を学びたい方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ俳優応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書(俳優用) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
2)写真  バストアップと全身の2枚
[備考]
・オーディションなどで当日の予定がわからない方はご応募はお控えください。

劇作家
[参加費]
・無料 (別途テキスト代がかかる場合があります)
[応募条件]
・年齢不問
・1作以上の戯曲執筆経験がある方
・今後も書き続ける意志をお持ちの方、プロの劇作家を目指す方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ劇作家応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
 1)経歴書(劇作家) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
 

*上記のWordファイルのダウンロード・添付ができない場合のみ、メール本文に下記の必要事項を記載のうえお送りください。
・氏名・ふりがな
・住所・電話番号・メールアドレス
・年齢・性別
・演劇歴(学校・劇団等への所属、ワークショップ・セミナー等への参加)
・執筆経験(劇作家)または舞台歴(俳優)
・自由記入
・備考


《初日と最終日は一般公開!》

稽古見学/リーディング&トークセッション

見学者も学べるワークショップ!
筆記用具をご持参のうえ、メモをご自由にお取りください。
俳優・劇作家はもちろん演出家・演劇スタッフの方にもおすすめです。

ご予約受付中!
見学予約フォーム

[一般公開対象日] 両日来場の他、どちらか1日のみのご予約も承ります
 ・1月30日(木) 13:00ー16:30
   劇作家によるせりふワークショップをなぜ行なうのか。
   その趣旨を語るオリエンテーションと、稽古をご覧いただけます。
 ・2月2日(日) 13:00ー16:30
   リーディングと講師による講評ののち、休憩を挟んでトークセッションがございます。
   初日と併せてご覧いただくと、俳優のせりふの発し方の変化を知ることができます。
[入場料]
 ・無料


【担当委員】
   中津留章仁  坂手洋二  藤井ごう 古川貴義
   古川 健  村野玲子 安坂駿一 矢内文章 吉田康一

【お問合せ】
  日本劇作家協会 「せりふを読んでみよう」
  TEL: 080-9380-4025(担当:久保田)
  MAIL: jpa.serifu@gmail.com (「せりふを読んでみよう」専用)
  **お問合せはできるだけメールでお願いします
   jpa.serifu@gmail.comからのメールが受信できるようご設定のうえお問合せください。
   メール不着対応のためにお電話番号もお書き添えいただけると助かります。

http://www.jpwa.org/main/activity/serifu
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こんにゃく座に通う日々

2020-01-24 | Weblog
五年前のオペラ『白墨の輪』以来、久しぶりにこんにゃく座に通う日々。

トルストイ原作のオペラ『イワンのばか』。

人間力が半端ない、こんにゃく座。こんな豊かなカンパニーはそうざらにはあるはずもないので、ご一緒させていただけるありがたさと嬉しさの日々である。

水曜日は振付の山田うんさんと四時間みっちり振付をご一緒した。彼女とは考え方がとても近いところがあると私は勝手に思っていて、とても楽しくスリリングな時間だった。

美術の堀尾幸男さんとは『いとこ同志』以来、二度目のお手合わせだが、基本はリアリズムだった前回と比べ、今度は「堀尾マジック」を私自身が堪能させていただくことになりそうで、というか、既にそうなっている。衣裳の宮本宣子さんもノリノリで、ビジュアルを担って下さるお二人の「プロ中のプロ」の腕力に、唸らされている。

萩京子さんの曲は、本当に、美しく、インスピレーションに富んでいる。きのう岡原真弓さんに「なんであなた方はこんなに相性が良いの?」と言われたが、だとしたらそれは嬉しいことである。

照明の竹林功さん、舞台監督の森下紀彦さん、そして誰より頼りにしている演出助手の城田美樹さん、今週から参入の舞監助手の神永結花さん、といった信頼するスタッフはもちろん、こんにゃく座の今回出演しないスタッフたち、制作の皆さんの、ありえないほどの尽力に、心から感謝し、敬意を表する。

何より、うた役者さんたちの魅力、真摯さ。これから紹介してゆきたい。楽士の皆さんのプロフェッショナルぶりにも、日々、背筋が伸びる思いだ。

あと半月、とにかくいい舞台になるように、進めていきたい。


写真は、1月5日の、顔合わせ時。


こんにゃく座・オペラ『イワンのばか』上演情報

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トルストイを愛するレオニードさん

2020-01-23 | Weblog
モスクワの美術館で日本語ガイドをしていた、レオニードさん。
トルストイを愛する彼は、私たちが翌日にトルストイの生地にして聖地・ヤースナヤ・パリャーナを訪問する、お墓にも行くのだと聞いて、涙ぐんで、喜んでくださった。ヤースナヤ・パリャーナに行くのは一日仕事なので、
そして、興奮気味に話して下さるには、彼は、最近、日本の観光客がヤースナヤ・パリャーナを訪れる機会がめっきり減ったことを、残念に思っていたのだという。
ロシアの人々がいかにトルストイを愛しているか、あらためて感じいった。
昨年六月のロシアへの旅でのこと。

こんにゃく座・オペラ『イワンのばか』上演情報

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中津留章仁講師の「せりふの読みかたワークショップ」、まもなく開催

2020-01-21 | Weblog
劇作家協会による、中津留章仁講師の「せりふの読みかたワークショップ」、まもなく開催です。
参加劇作家募集は締切が今日までですが、一般参加者による見学は、定員になるまで、まだまだ受け付けています。

「せりふの読みかたワークショップ」の言い出しっぺは、私と中津留君である。継続性のある企画として考えている。私も二回講師をしたが、中津留君はもう三回目のはずである。
俳優と劇作家が出会う、貴重な機会である。

詳細は以下の通り。



2020年
1月30日(木)・31日(金)・2月1日(土)2日(日)開催!
せりふを読んでみよう

── 劇作家と俳優のためのせりふの読みかたワークショップ ──
第10回 講師:中津留章仁

実力のある俳優を目指そう!〜戯曲読解と発語を学ぶ

俳優訓練の場は数多く存在しますが、戯曲読解を学べる場は多くありません。戯曲を深く読み解くことができなければ、折角学んだ技術を生かすこともできないのです。この企画は、劇作家がどのように書いているか、その秘密を直接俳優に語りかけることで、戯曲を読み解くコツを学んでいただこうというワークショップです。戯曲読解が上手くなれば、せりふを発語する能力が増します。そうすることで、俳優たちはまた新たな地図を手に入れることができるでしょう。

中津留章仁
1973年生まれ。大分県出身。TRASHMASTERS主宰。日本劇作家協会理事。
2000年にTRASHMASTERSを旗揚げ。以降すべての作品の作・演出を手がける。主な作品に、12年『黄色い叫び』『背水の孤島』、18年『埋没』、19年『オルタリティ』など。青年劇場『みすてられた島』、劇団民藝『篦棒(べらぼう)』、劇団青年座『断罪』など外部への脚本提供も多い。千田是也賞、紀伊國屋演劇賞個人賞、讀賣演劇大賞選考委員特別賞など受賞多数。

《次代を担う劇作家を育成するためのプロジェクト》
文化庁委託事業「2019年度 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、一般社団法人日本劇作家協会
制作:一般社団法人日本劇作家協会

せりふを通して出会う貴重さ  ── 坂手洋二
劇作家と俳優は、せりふを通して出会います。俳優という未知の他者の解釈を経て、その肉声として発された「せりふ」と出会い直すことは、劇作家にとって貴重な経験です。また、劇作家自身がどのように「せりふ」を構築したかをじかに知ることは、俳優にとっても、意義があるはずです。両者のセッションを実現する、唯一無二の講座です。

戯曲の書き癖  ── 古川貴義
完璧な戯曲なんて、そうそうありません。粗さもあれば、それぞれ固有の“戯曲の書き癖”もあります。でも、その粗さや書き癖は、戯曲を読み解く糸口になり、時には戯曲の良さになることだってあります。俳優には、読解のヒントを。劇作家には、自作を振り返り次作に活かす機会を。さあ、せりふを読んでみよう。

来たれ! 劇作家とその志望者  ── 安坂駿一
俳優はせりふの発語について学ぶ。劇作家はその様子を“目撃”する、あるいは素材となるせりふを提供する。このワークショップに劇作家が参加する意味は、音声化・肉体化されるにふさわしいせりふについて、深く考えることにあります。生き生きしたせりふを書くための“発見”ができる機会です

▽ スケジュール
2020年1月30日(木)
 *一般公開! 13:00―16:30=オリエンテーション・稽古
1月31日(金)
2月1日(土)
 両日とも終日=稽古
2月2日(日)
 10:30ー12:00=稽古
 *一般公開!13:00ー16:30=リーディング・講評・トークセッション

▽ 会場
  一般公開日(1/30および2/2)
  芸能花伝舎 創造スペース(東京都新宿区西新宿6-12-30)
  初日はA1、最終日はB1b
  稽古日(1/31および2/1)
  トム・プロジェクト稽古場 (東京都墨田区太平1-12-5)

▽ テキスト
中津留章仁『みすてられた島』
*受講の方は台本全編をお送りいたします。

2月2日(日) 15:00 トークセッション「戯曲読解と俳優教育について」
 登壇:中津留章仁、中村ノブアキ、古川 健、横山拓也


 お申込み
   [受講] 俳優  応募受付期間=12月18日(水)〜1月15日(水) 終了しました
   [聴講] 劇作家 応募受付期間=12月18日(水)〜1月21日(水) 21日まで延長して受付中
   [見学] 一般  予約受付開始= 受付中!

募集要項
俳優・劇作家共通

[定員]
 ・俳優:10名程度/劇作家:5名程度
[応募受付期間]
 ・2019年12月18日(水)0:00〜1月15日(水)23:59
[応募先]
 ・ jpa.serifu@gmail.com
[選考]
 ・応募後3日以内に受付確認メールをお送りします(土日祝はやや遅れる場合があります)。
 ・書類選考ののち、1月20日(月)夜までに参加の可否をメールでご連絡します。
 ・上記アドレスからのメールが受信できるようご設定ください。

俳優

[受講料]
・4日間 4,000円 (別途テキスト代がかかる場合があります)
・書類選考後、受講の決まった方に振込先をお知らせいたします。
[応募条件]
・年齢20歳以上
・舞台経験2年以上
・プロの俳優として生計を立てていくことを目標にしている方、特に戯曲の読解を学びたい方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ俳優応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
1)経歴書(俳優用) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
2)写真  バストアップと全身の2枚
[備考]
・オーディションなどで当日の予定がわからない方はご応募はお控えください。

劇作家
[参加費]
・無料 (別途テキスト代がかかる場合があります)
[応募条件]
・年齢不問
・1作以上の戯曲執筆経験がある方
・今後も書き続ける意志をお持ちの方、プロの劇作家を目指す方。
・全4日間の参加が確実に可能な方。遅刻・早退不可。
[応募方法]
・件名を「せりふワークショップ劇作家応募」とし、以下の書類を添付してメールでお送りください。
 1)経歴書(劇作家) Word ⇐ ダウンロードのうえご使用ください
 

*上記のWordファイルのダウンロード・添付ができない場合のみ、メール本文に下記の必要事項を記載のうえお送りください。
・氏名・ふりがな
・住所・電話番号・メールアドレス
・年齢・性別
・演劇歴(学校・劇団等への所属、ワークショップ・セミナー等への参加)
・執筆経験(劇作家)または舞台歴(俳優)
・自由記入
・備考


《初日と最終日は一般公開!》

稽古見学/リーディング&トークセッション

見学者も学べるワークショップ!
筆記用具をご持参のうえ、メモをご自由にお取りください。
俳優・劇作家はもちろん演出家・演劇スタッフの方にもおすすめです。

ご予約受付中!
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[一般公開対象日] 両日来場の他、どちらか1日のみのご予約も承ります
 ・1月30日(木) 13:00ー16:30
   劇作家によるせりふワークショップをなぜ行なうのか。
   その趣旨を語るオリエンテーションと、稽古をご覧いただけます。
 ・2月2日(日) 13:00ー16:30
   リーディングと講師による講評ののち、休憩を挟んでトークセッションがございます。
   初日と併せてご覧いただくと、俳優のせりふの発し方の変化を知ることができます。
[入場料]
 ・無料


【担当委員】
   中津留章仁  坂手洋二  藤井ごう 古川貴義
   古川 健  村野玲子 安坂駿一 矢内文章 吉田康一

【お問合せ】
  日本劇作家協会 「せりふを読んでみよう」
  TEL: 080-9380-4025(担当:久保田)
  MAIL: jpa.serifu@gmail.com (「せりふを読んでみよう」専用)
  **お問合せはできるだけメールでお願いします
   jpa.serifu@gmail.comからのメールが受信できるようご設定のうえお問合せください。
   メール不着対応のためにお電話番号もお書き添えいただけると助かります。

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ほとんど人のいない大学

2020-01-21 | Weblog
本年度の大学の授業が、終わった。
補講なので、出席者が少ないかと思ったが、そんなこともなかった。
レポートの採点は残っている。

試験シーズンに入っているため、ほとんど人のいない大学である。
これはこれで、静かでいいものだ。

もともと演劇を勉強している学生ばかりではない、一般に広げて喋る講座の場合、自分自身もいろいろなことを考え直す機会になる。

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もちろんロシアにも魚屋はある

2020-01-21 | Weblog
もちろんロシアにも魚屋はある。

はい。



私がロシア文学に初めて挑み、しかもオペラにする『イワンのばか』。来月上演です。

『イワンのばか』取材時のロシアの写真をアップしています。

上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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トルストイの故郷・ヤースヤナ・パニャーナという舞台の原型

2020-01-20 | Weblog
ヤースヤナ・パニャーナ。
トルストイの聖地にして、オペラ『イワンのばか』の舞台、ヤースヤナ・パニャーナ。

ヤースヤナ・パニャーナという舞台の原型があることが、今回の仕事のバックグラウンドにある。
じっさいにその地に行けたことが、大きいのだ。

トルストイにとっては故郷だが、その地が素晴らしい故郷であることが、逆に彼を苦しめた面があるのではないかと、時に思う。
八十二歳でこの故郷を離れようと家出をし、客死した作家の屈折した思いを、私たちはただただ想像するしかない。
やはり故郷は「遠くにありて思うもの」なのかもしれない。


ロシア文学に初めて挑み、しかもオペラにする『イワンのばか』。来月上演です。

『イワンのばか』取材時のロシアの写真をアップしています。

上演情報

http://www.konnyakuza.com/syusai.html
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梅田駅の転落防止用ロープ

2020-01-19 | Weblog
梅田駅の転落防止用ロープ。左上に見える五本並び。
乗降時にはこうして上にあがっている。
ふだんは下がっていて、線路への侵入、転倒を防いでいる。
下がっている状態を見ると、ロープだけに、一瞬、右左どちらかに巻き込むのかと錯覚するが、上がるのである。

昨日は、まず、劇作家協会の戯曲セミナー研修科。
それから、「関西版月いちリーディング」。

新作上演を前にした、ピンク地底人3号。マイペースで書き続けている、南出謙吾。石垣島移住を控えた、棚瀬美幸。遅れて駆けつけてくれた、横山拓也。みんなそれぞれ元気そうで何より。
そして、岡山関係の劇作家たちとの出会いが多くあり、感慨深かった。
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