Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「ENGEKI:Japanese Theatre in the New Millennium 4」刊行。

2019-05-22 | Weblog

「ENGEKI:Japanese Theatre in the New Millennium 4」が刊行されました。

四年前から、劇作家協会が文化庁の助成を得て、出版事業として刊行している「英訳戯曲集」です。

今回、収録された戯曲は、

タニノクロウ「地獄谷温泉」(翻訳 ボイド眞理子)
市原佐都子「毛美子不毛話」(翻訳  小川彩)
瀬戸山美咲「彼らの敵」(翻訳  William Andrews)

です。


今回の編集委員は、土田英生、前川知大、ボイド眞理子、小川彩(オガワアヤ)、私、でした。

以前に“HALF A CENTURY OF JAPANESE THEATER”として十年にわたって刊行していた英訳出版事業が、復活した形です。

この「英訳戯曲集」の有効な海外贈呈先について、ご推薦・ご紹介の対象がありましたら、坂手ないし劇作家協会(office@jpwa.jp)に伝えていただければと思います。

今後も事業は継続します。

まもなく第五期の選定です。


………

“HALF A CENTURY OF JAPANESE THEATER”のバックナンバーについては、以下を御覧ください。
http://www.jpwa.org/main/books/english

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『いとこ同志』に於ける、中山あい子さんへのリスペクト

2019-05-20 | Weblog

名古屋の perky pat presents16 公演『いとこ同志』、上演終了とのこと。お疲れ様でした。

自分が10年以上前に書いた劇を観ていてあらためて思いだしたのは、この劇の中には、中山あい子さんへのリスペクトが多く含まれているということだ。

初演では渡辺美佐子さん、名古屋版では川村ミチルさんの演じた「中間小説の女流作家」のモデルは、ある角度から見たら、中山あい子さんのことなのである。そうだった。そう思いながら書いたのだった。

「時代」と「人」、なのだ。

今年、あい子さんの娘である女優・中山マリによる『あい子の東京日記』を上演したのも、御縁である。

『あい子の東京日記』は、おそらく、年内にも、東京以外のどこかの街で、上演されることと思う。

 

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ネオンホールと呼ばれる長野の小劇場

2019-05-19 | Weblog

ネオンホールと呼ばれる長野の小劇場がある。

行ったのは先月だが、趣のある小劇場・ライブハウスである。

狭いが、とても味わい深い。

最近長野県内に通うことが増え、いろいろな視察や交流をさせてもらっている。

自分の街を大切にする人たちとの出会いは、豊かである。

ネオンホールのプロデューサー・増沢珠美さんとも初めて話をすることができた。

人と人が繋がるさまざまなネットワークが、上田での劇作家大会には生かされることになると思う。

豊かな出会いが、確実に実るはずだと思う。

 
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ウミガメの来る浜に防波堤が建てられる③ この浜にはヤギもいた

2019-05-18 | Weblog

自然に恵まれた奄美大島西端近くの、嘉徳浜。

環境や自然の循環を無視した土木開発工事が行われようとしている。

日本に他に例のない「オサガメ」の産卵地であるだけでない。

私が行ったとき、野生のヤギ三頭を見つけた。

浜に直接川の水が入り込む形の特殊な浜だが、その川の向こうにいた。
 
工事が進めば、彼らの棲息にも影響が出るのではないだろうか。
 
 
写真がピンぼけで申し訳ない。

  

「ウミガメの来る浜に防波堤が建てられる」の①は、既にお知らせした。

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/70b534ff36fb8735a22295d69e03d5ab

 
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少年王者館『1001』、新国立劇場で「令和事変」を予言する

2019-05-17 | Weblog

少年王者館『1001』、新国立劇場で開幕。

二回の追加公演も含め、前売り完売状態らしい。

めでたい。

 

劇団の総合力の高さ。天野天街氏の天才に、あらためて驚嘆。

最終的に新国立の小劇場が「おっきなスズナリ」に見えて、愉快。

たんにファンタジーなのではない。「令和事変」を予言するような批評性に貫かれている、ラディカルな作品なのだ。

傑作。少年王者館も天野天街氏も、これまでにない評価を得るだろう。

当日券はあるのだろうから、未見の方は、ぜひ。

 

少年王者館についての過去プログ。

http://www.oujakan.jp/1001.html

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/489d2c4900ffa4ed3604703ec24344c4

 

少年王者館『1001』、新国立劇場公演の詳細。

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/0cede725b6c737276ae964d05afb77d9

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ウミガメの来る浜に防波堤が建てられる②

2019-05-16 | Weblog

自然に恵まれた奄美大島・嘉徳浜の、環境や自然の循環を無視した、土木開発工事。


ほんとうに、何のために議会があるのかと思う。

 

「ウミガメの来る浜に防波堤が建てられる」の①は、既にお知らせした。

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/70b534ff36fb8735a22295d69e03d5ab

 

 

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奄美大島の繁華街には憲法九条の立て看がある

2019-05-15 | Weblog

奄美大島の繁華街には憲法九条の立て看がある。

井上ひさしさんの名前もあった。

三角広場になっているので、時にはスタンディングなどしているのだろう。

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ウミガメの来る浜に防波堤が建てられる

2019-05-11 | Weblog

日本に他に例のない「オサガメ」の産卵地である、奄美大島・嘉徳浜が、土木開発の危機にさらされている。 

工事の計画は発表されていたが動きはなかったという。私が奄美大島に着いたその日に、浜の入口に防波堤の工事開始を予告する看板が立てられたというニュースが入った。

ちょうどカメの産卵期が始まったばかりだというのに、である。

 

翌日、その嘉徳浜を訪れた。大島の西端に近い。

浜に直接川の水が入り込む形の特殊な浜で、なるほど出産に適しているのだろう、なだらかな浜が続いている。

かなり長い時間そこにいたが、ほんとうに素晴らしい。

曇りの日だったが、私は、グレーに染まった浜も好きだ。

写真の手前は、自然がみずからつくった浜の段差である。おもしろい。

 

オサガメは二億年前、恐竜の時代からその形を変えていないという、両腕が逞しく発達した、古代的なウミガメ。アジアでは生息がほとんど確認されなくなってきたため、絶滅危惧種としてユネスコとIUCNでも保護が求められているという。

浜を覆う防波堤を作ることで、陸の自然と海の自然が往還することができなくなる。砂の質も変わる。生物の棲息の場を分断するに等しい、暴挙である。ダムが川の自然を遮断するのと同じだ。


この島の自然を「世界自然遺産」にという流れに、逆行しているように思われるのだが。


 
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東京に帰っています

2019-05-11 | Weblog

四月末は長野各地に五日、二日半だけ東京にいて、五月には鹿児島・奄美、一日だけ名古屋で、ようやく久しぶりの東京。

鹿児島以降は宿にはまったく泊まっていない。人の家ばかりである。お世話になりました。

 

各方面にいろいろなことがあって、感想とかがまとめにくいのだが、ある共通した印象はある。

いろいろな事象が「もはやこうするしかない」という段階として、受けとめられている。可能性が封じ込められているという感覚に覆われている。

ある意味、困惑と苦しみが現在を覆っている。それでも人間は立つしかない。

 

今後については、まあ自分にしかできないのかもしれないことは、やはりやらなくてはならないのだろう、と、思う。

 

写真は鹿児島の「ブラシの木」。

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今日は「黒糖の日」

2019-05-10 | Weblog

今日は「黒糖の日」だという。

朝飯がわりに鹿児島の黒糖菓子「げたんは」(写真)を囓っていたら、ちょうどそのことを知って、びっくり。

「げたんは」は下駄の歯に似ていると言われている黒糖の駄菓子である。鹿児島空港で、初めて存在を知って、買った。

もちろん今日の日付が五月十日、 『こ(5)くとう(10)』 の語呂合わせからだという。

 

ただ、今日が「黒糖の日」といっても、「沖縄黒糖の日」であって、鹿児島ではないのかもしれない。

「沖縄黒糖の日」は、「沖縄県含みつ糖対策協議会が2010年に制定。8つの島で製造され、島ごとに風味が異なる沖縄黒糖を全国にアピールし、より一層の消費拡大につなげるのが目的」というのである。

「黒糖焼酎」は、酒税法に関連した国税庁の通達によって、含糖物質を使って「焼酎」が作れるのは熊本国税局大島税務署が所管する奄美群島に限られていることから、ここは、沖縄産のものはないはずのように思われるのであるが、じつは奄美で作られているにも関わらず、原料の黒糖を沖縄から取り寄せて作っている場合も多いという。

以前に徳之島で黒糖焼酎にも使われる黒糖の精製の現場を何度も取材したが、徳之島以外の奄美本島産の黒糖焼酎はむしろ沖縄原産のものが多数派ということだ。

「鹿児島黒糖の日」というのは聞いたことがない。残念ながら鹿児島ではきょう「黒糖の日」を祝ってはいないのだろう。


 

 

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商店街のアーケードで自衛隊の装甲車がお披露目されるという事実の先にあるもの

2019-05-09 | Weblog

商店街のアーケードで、自衛隊の装甲車がお披露目されていたというのは、事実である。

自衛官が子供たちを抱き上げその上に載せて敬礼させていたことも、事実である。

 

写真は、ゴールデンウィークの鹿児島商店街。

その時、私自身が撮影した。

 

その後、鹿児島県であるところの奄美大島の自衛隊配備の様子を取材し、島の人たちの話を聞いた。

配備を容認する人たちの多くは、「自衛隊基地が置かれている島」になることによって、自分たちの島が「標的」になる可能性について、ほとんど考えが及んでいない、という現実がある。

 

 
 

 

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名古屋の加藤智宏さんが『いとこ同志』を上演

2019-05-07 | Weblog

名古屋の加藤智宏さんが、今週から拙作『いとこ同志』を上演する。

 

初演は、十五年近く前。

渡辺美佐子、串田和美、佐藤アツヒロ、宮本裕子の出演。

松本市民芸術館・実験劇場のほぼこけら落としでの上演だった。

松本に泊まり込んでの稽古、思い出深い作品である。

美佐子さん、串田さんのコンビは、初演演出の私が見とれるくらいに、かっこよかった。

佐藤アツヒロ君は光GENJIの人だが、私はアイドルに詳しくないので、ただただ気のいい頭もいい若い男優との仕事を楽しんだという記憶である。宮本裕子さんとのコンビは相性がよかった。

私の芝居にしてはロマンチックで、キスシーンがやたらとあるのだった。

再演は佐野史郎さんが加わり、沖縄も含めた全国ツアーをした。

今年急逝された島次郎さんが、初演の準備中、急病で入院。発病されたのはこのときだった。そこで急遽、島さんの盟友でもある堀尾幸男さんに美術をお願いした。
びっくりするような汽車の車輌のセットだった。それが後半に思いがけない場所に転換する。

懐かしい。

 

旧知の川村ミチルさんも登場する名古屋版、楽しみである。

5月9日から12日間。名古屋の小劇場にしてはロングランである。

私は9日に観に行きます。

 

Perky pat presents 16『いとこ同志』

5月9日 ~5月20日

会場 円頓寺les Piliers  

住所は、 〒451-0042 名古屋市那古野1丁目18番

https://www.facebook.com/events/844160342589998/permalink/863018757370823/

 

 
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『誰がために憲法はある』、「GWは連続満席でした!」とのこと。

2019-05-07 | Weblog

「GWは連続満席でした!」とのこと。

私のトーク回でその神話が崩れることになっても仕方ないが、それでも一人でも多くの人に見ていただきたい。

5月10日(金)10:30の回、終了後、登壇します。

 

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  

 

急なことですが、ポレポレ東中野で上映中の映画「誰がために憲法はある」トークイベントに出演します。5月10日(金)10:30の回、終了後です。

この映画は、私が何度も仕事でご一緒させていただいた渡辺美佐子さんが演じる『憲法くん』(原作 松元ヒロ)と、渡辺さんたちが毎年夏に繰り返し上演してきた『夏の雲は忘れない~一九四五・ヒロシマナガサキ』についてのドキュメンタリーが収められています。

この映画の製作者でもある弁護士・馬奈木厳太郎さんとご一緒します。

連日超満員ということだし、安田純平(ジャーナリスト)、前川史郎(「原水協通信」編集長)、古川健(劇作家)、そして『憲法くん』原作者である松元ヒロさんの後ということなので、さすがに緊張します。

未見の方は、ぜひ。

映画「誰がために憲法はある」【追加トークイベント決定!!】

ポレポレ東中野でのトークゲストが続々と決まっています!! 10時30分の回の上映後、連日トークイベントを開催中です!!

5月7日(火) 前川史郎(「原水協通信」編集長)×井上監督

5月8日(水) 古川健(劇作家)×馬奈木弁護士

5月9日(木) 松元ヒロ(スタンダップコメディアン)×井上監督

5月10日(金) 坂手洋二(劇作家)×馬奈木弁護士

 

※ 5.5(日) 上映後 トークゲストは安田純平さん(ジャーナリスト)、馬奈木厳太郎さん。 5.6(月) 上映後 トークゲストは井上淳一さん(本作監督)なのですが、こちらはもう満席がみこまれているらしく、情報はあげられなくなっているようです。

 

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/5d8e5b0301d45fcdaebc215897080e9e

https://www.facebook.com/tagatamekenpou/posts/2305295086418127

https://twitter.com/tagatame_kenpou/status/1124667491035242496

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なぜ商店街に自衛隊装甲車が

2019-05-06 | Weblog

なぜ商店街で自衛隊がデモンストレーションを。しかも子供たち相手に。

こどもの日も憲法記念日もねじ曲げられてしまう、天皇代替わりと自衛隊増強の現実。

写真は、自衛隊配備が進む奄美大島の状況を背景に、鹿児島の商店街アーケードにて。子供を装甲車上に高く抱き上げ立たせ、敬礼させている。

自衛官募集の表示も。

こんなの尋常なことじゃない。

 

もっとも、「安倍はやめろ」「憲法壊すな」をただ繰り返し言うだけの、年長者しかいない「護憲デモ」も、市民に受け入れられているようには思えないのだが。

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映画「誰がために憲法はある」トークイベントに出演します 5月10日(金)10:30の回、終了後です

2019-05-04 | Weblog

急なことですが、ポレポレ東中野で上映中の映画「誰がために憲法はある」トークイベントに出演します。5月10日(金)10:30の回、終了後です。

この映画は、私が何度も仕事でご一緒させていただいた渡辺美佐子さんが演じる『憲法くん』(原作 松元ヒロ)と、渡辺さんたちが毎年夏に繰り返し上演してきた『夏の雲は忘れない~一九四五・ヒロシマナガサキ』についてのドキュメンタリーが収められています。

この映画の製作者でもある弁護士・馬奈木厳太郎さんとご一緒します。

連日超満員ということだし、安田純平(ジャーナリスト)、前川史郎(「原水協通信」編集長)、古川健(劇作家)、そして『憲法くん』原作者である松元ヒロさんの後ということなので、さすがに緊張します。

未見の方は、ぜひ。

映画「誰がために憲法はある」【追加トークイベント決定!!】

ポレポレ東中野でのトークゲストが続々と決まっています!! 10時30分の回の上映後、連日トークイベントを開催中です!!

5月7日(火) 前川史郎(「原水協通信」編集長)×井上監督

5月8日(水) 古川健(劇作家)×馬奈木弁護士

5月9日(木) 松元ヒロ(スタンダップコメディアン)×井上監督

5月10日(金) 坂手洋二(劇作家)×馬奈木弁護士

 

※ 5.5(日) 上映後 トークゲストは安田純平さん(ジャーナリスト)、馬奈木厳太郎さん。 5.6(月) 上映後 トークゲストは井上淳一さん(本作監督)なのですが、こちらはもう満席がみこまれているらしく、情報はあげられなくなっているようです。

 

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/5d8e5b0301d45fcdaebc215897080e9e

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