Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

これが「スカイライン」 『藤原さんのドライブ』 終了

2022-11-30 | Weblog

燐光群 『藤原さんのドライブ』、本年すべての公演を終了致しました。

皆様、お疲れ様でした。

御覧くださったお客様、ありがとうございました。

 

活躍したのは「スカイライン」。

このクルマこそ主役という意見もありましたが、この存在は、あらゆる場面を成立させる「能舞台」でもあったような気がします。

 

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 『藤原さんのドライブ』

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

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岡山に帰ってきた 『藤原さんのドライブ』

2022-11-29 | Weblog

岡山でのいろいろな出会いを経て誕生した、藤原さんの「愛のスカイライン」が、全国の旅の最後、ついに、岡山の舞台に登場します。

 

燐光群 『藤原さんのドライブ』、本 29日夜・岡山市民文化ホール公演 が 千秋楽です。

 

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる、本作。

ぜひご覧くださいますよう、お願い申し上げます。

 

 

11月29日(火)午後7:00開演  岡山市立市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

 

写真 猪熊恒和 川中健次郎 円城寺あや

撮影 姫田蘭

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

『藤原さんのドライブ』 パンフレット掲載文

 

 私がハンセン病について考えるようになったきっかけは、『カウラの班長会議』の創作時である。戦時中の1944年、オーストラリアのカウラで起きた日本兵捕虜の集団脱走暴動「カウラ事件」を描いた作品だ。自らも捕虜の一人でありながら、ハンセン病罹患のため一人用のテントに隔離され、脱走暴動に加わることなく事件を体験した、立花誠一郎さんの存在を知ったのだ。

 立花さんは帰国後、岡山県瀬戸内市長島の国立ハンセン病療養所に入った。『カウラの班長会議』の御縁で、いろいろお話をうかがう機会があった。立花さんは手先が器用なため、入所直後は所内で理髪の仕事を担っていたほか、運転免許を取得し、他の入所者の里帰りやこだわりの場所への遠出のさい、自分のクルマを運転してあげていたと聞いた。立花さんの運転歴は四十三年に及び、最後に乗っていたクルマはエルグランデだったという。『藤原さんのドライブ』にはスカイラインが登場するが、立花さんが購入した二台目のクルマが、スカイラインだった。クルマの話をされるとき、とてもいきいきとされていたことを思い出す。

 七年前、渡辺美佐子さんをお招きして『お召し列車』という劇を作った。長島にあったハンセン病罹患者のための全国で唯一の公立高校「新良田教室」について、そして入学するため全国各地の「新入生」が「お召し列車」と呼ばれる特別車輌で移動した旅について、実際に体験された元患者の皆さんに取材した。

 本作の戯曲執筆にあたって、あらためて療養所での「運転」について調べた。療養所にいながら運転免許をお取りになった常念さんとも、お話できた。現在はコロナ禍下ゆえ、Zoomでのインタビューだったが、療養者の皆さんにとって、クルマで外出できる「自由」を獲得したことがいかに大切だったか、あらためて知ることができた。

 物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションであるが、「新良田教室」研究の第一人者である丹羽弘子さんからも、あらためてお話を聞いた。卒業生の島外での就職のためにも、免許取得が奨励されていたのだ。

 また、今回のスタッフ・キャストで、映画『NAGASHIMA~“かくり”の証言』を鑑賞させていただいたが、その映像のみならず、監督である宮崎賢氏の著述も、戯曲執筆の参考にさせていただいた。

 死への決起である「カウラ事件」の要因は、戦時下に兵士たちを縛った「戦陣訓」の教えである。戦死せず捕虜になることは「恥」であり、日本に残した家族たちも非難されると考え、多くの捕虜たちは偽名を使い、所属していた部隊、階級等についても、偽った。そして、ハンセン病療養所でも、ほとんどの人たちが、感染者を出したことで差別される可能性のある家族への影響を考え、偽名を使った。捕虜として、また、隔離を余儀なくされる患者として、二つの場所で「偽名」を使わざるをえなかった立花誠一郎さんは、五年前、96歳で亡くなられた。

 立花さんに『カウラの班長会議』神戸公演を観ていただけたことは幸いだった。戦友たちを思って目頭が熱くなりました、とおっしゃった。

 そして、もしも立花さんがご存命だったら、コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地での、新たな「感染症」に対するさまざまな対応を見て、どう思われただろうと思った。

 歴史は繰り返すわけではない。差別と疎外は形を変えて続いてしまっている。「ミサイル射撃」の報道に惑わされ、国境近辺の離島に自衛隊基地を置くことを正当化しようとする現実がある。カウラ事件の悲劇とハンセン病隔離政策の不条理を、決して忘れることなく、それを乗り越えた立花さんのような先人の努力と苦難の歴史から学び、今後の私たちの糧にしなければならないのだ。

 

 本作『藤原さんのドライブ』では、「歴史上の感染症療養所の島」に、現代の世界を襲った「新たな感染症の罹患者たち」が連れてこられて、「二つの感染症の人々が出会う」姿が、描かれる。

 過去の名前を捨て、新たな名前を選び、外の世界と一切の関係を断つことを強制され、監視されていることが当然であるという日常。そんな場所に連れて行かれたとき、現代の私たちは、過去の教訓に学ぶしかないはずなのである。

 

                                       坂手洋二

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 『藤原さんのドライブ』

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

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燐光群 『藤原さんのドライブ』、29日夜・岡山市民文化ホール公演 が 千秋楽です。

2022-11-28 | Weblog

燐光群 『藤原さんのドライブ』、29日夜・岡山市民文化ホール公演 が 千秋楽です。

 

岡山公演は大千秋楽、明日です。

11月29日(火)午後7:00開演  岡山市立市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

 

写真 大西孝洋 円城寺あや 三浦知之 坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

撮影 姫田蘭

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行っています。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

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【日本語字幕を必要とされる方へ】 『藤原さんのドライブ』 の アクセシビリティ

2022-11-28 | Weblog

 『藤原さんのドライブ』 の アクセシビリティ。

【日本語字幕を必要とされる方へ】

上演中にお手元のモニターで字幕をご覧頂けるサービスを予定しています。 数に限りはありますので、事前にご連絡ください。

 

岡山公演は明日です。

11月29日(火)午後7:00開演  岡山市立市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

 

写真は、名古屋公演のさいの開場後。字幕モニターの状況です。

 

 

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『藤原さんのドライブ』 名古屋公演は 本日2時の回のみです !

2022-11-27 | Weblog

『藤原さんのドライブ』愛知県芸術劇場公演、本日までです。

今日 11月27日(日)午後2時の回で、終了です。

劇団としては、新人の活躍に、注目していただきたい。

皆、からだを張っています。

 

写真 遠藤いち花

撮影 姫田蘭

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』名古屋公演のご案内

【名  古  屋】

11月26日(土)午後2時・7時

27日(日)午後2時

愛知県芸術劇場 小ホール

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行っています。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<以後の ツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

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クルマの街で、本日開幕 『藤原さんのドライブ』 愛知県芸術劇場公演

2022-11-26 | Weblog

『藤原さんのドライブ』愛知県芸術劇場公演、本日開幕です。

今日 11月26日(土)は、午後2時・7時

あす 27日(日)は、午後2時 計3ステージ

クルマの街で上演する、『藤原さんのドライブ』。これもまた、格別です。 

 

写真 猪熊恒和 円城寺あや 尾形可耶子 三浦知之 

撮影 姫田蘭

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』名古屋公演のご案内

【名  古  屋】

11月26日(土)午後2時・7時

27日(日)午後2時

愛知県芸術劇場 小ホール

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行っています。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<以後の ツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

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愛知はクルマの町だから

2022-11-25 | Weblog

愛知は、クルマの町、だから。

『藤原さんのドライブ』、ぜひ観ていただきたい。

ただ、このクルマは、残念ながらスカイラインを模して作ったものなのですが……。

 

『藤原さんのドライブ』愛知県芸術劇場公演、これから場当たりです。

 

写真 大西孝洋 猪熊恒和 鴨川てんし 川中健次郎 

撮影 姫田蘭

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』名古屋公演のご案内

【名  古  屋】

11月26日(土)午後2時・7時

27日(日)午後2時

愛知県芸術劇場 小ホール

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行っています。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<以後の ツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

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『藤原さんのドライブ』 名古屋公演は 11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

2022-11-25 | Weblog

『藤原さんのドライブ』愛知県芸術劇場公演のため名古屋に入りました。

昨夜は、これまで四十年お世話になっていた七ツ寺共同スタジオへ表敬訪問。七ツ寺共同スタジオ50周年記念公演『夢の肉弾三勇士』が上演中止となったことへの陣中見舞いと、同スタジオの中心となって活動されてきた二村利之さんがニッセイ・バックステージ賞を受賞された御祝いを兼ねて。二村さん、吉戸さん、名古屋に来ていた愛知出身の美術家である加藤ちかさんにもばったり。

『藤原さんのドライブ』の上演会場は、愛知県芸術劇場 小ホールです。お間違えのないよう。

絶賛仕込み中です。

 

…… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 

 

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』名古屋公演のご案内

【名  古  屋】

11月26日(土)午後2時・7時

27日(日)午後2時

愛知県芸術劇場 小ホール

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行っています。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<以後の ツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

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長門市を離れて

2022-11-24 | Weblog

長門市を離れて名古屋へ移動中。

 

ルネッサながとは、ふだん和物の演目も多く、客席両サイドに桟敷席もありました。

昨日は、お客様がとても熱心に見てくださったのがわかりました。

 

 

明後日は名古屋、そして岡山である。

 

<今後のツアー 予定>

 

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

 

 

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長門市公演終了

2022-11-23 | Weblog

『藤原さんのドライブ』長門市公演終了。

今までで一番早くバラシが終わったのではないか。

 

次は名古屋、そして岡山である。

 

<今後のツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

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クジラとの御縁が続く

2022-11-22 | Weblog

長門は捕鯨の町なのですが、前回こちらに来たときは、和歌山の捕鯨のメッカ・太地から移動してきたので、なおさらそのイメージがあるのかもしれません。

クジラとの御縁が続く人生です。

 

 

 

 

 

 

「ルネッサながと」に入りました。燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』 初の長門市公演です。

 

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと 昼二時開演

 

燐光群初の長門市での公演です。

山口県下の公演としては、2003年の『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』以来となります。

絶賛 前売り中です !

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行います。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

主催○山口県立劇場 ルネッサ長門

協力◯セゾン文化財団

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<今後のツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

https://www.renaissa-nagato.jp/events/rinkougun

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長門は捕鯨の町

2022-11-22 | Weblog

「ルネッサながと」に入りました。燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』 初の長門市公演です。

長門は捕鯨の町!

前回来たときには「くじら資料館」に行きました。

https://kujira-nagato.com

 

 

 

 

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』 初の長門市公演のご案内

 

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと 昼二時開演

 

燐光群初の長門市での公演です。

山口県下の公演としては、2003年の『CVR チャーリー・ビクター・ロミオ』以来となります。

絶賛 前売り中です !

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行います。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

 

 

主催○山口県立劇場 ルネッサ長門

協力◯セゾン文化財団

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会  

 

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<今後のツアー 予定>

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

https://www.renaissa-nagato.jp/events/rinkougun

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『藤原さんのドライブ』 伊丹公演は 本日14時が最後です

2022-11-20 | Weblog

『藤原さんのドライブ』 伊丹公演は 本日14時が最後です。

昨夜はお客様の熱が最高で、ごく自然に、ダブルコールでした。

写真は、川中健次郎という劇団員。もう36年、劇団を一緒にやっています。あ、でも、彼より前からのメンバーも、います。

そういう奇跡のような劇団なのです。 いや、でも、劇団というより、バンドかな、とも思うのですが。

 

撮影・姫田蘭。

 

 

 

燐光群『藤原さんのドライブ』、二時の開演がラストです。

このあと、 長門→ 名古屋→ 岡山とツアーは続きます。

 

<会場>

伊丹 AI・HALL

<開演時間>

あとは、20日(日) 14:00

<全席指定>

一般前売 3,500円   ペア前売 6,600円   当日3,800円

若いお客様への割引が充実しています。 U-25/学生 2,000円   高校生以下 1,000円

「U-25」は二十五歳以下という枠です。

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

皆様お誘い合わせの上、ぜひご観劇くださいますようお願い申し上げます。

 

〈ツアー予定〉

 

長門公演

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと

https://www.renaissa-nagato.jp/events/rinkougun

 

名古屋公演

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

岡山公演

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

 

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伊丹公演 上演中です 『藤原さんのドライブ』

2022-11-19 | Weblog

燐光群『藤原さんのドライブ』、伊丹公演 開幕しています。

今日は二時と七時、明日は二時の開演です。

このあと、 長門→ 名古屋→ 岡山とツアーは続きます。

 

写真は、中山マリ。元気です。(撮影・姫田蘭)

 

<会場>

伊丹 AI・HALL

<開演時間>

11月18日(金) 19:00  

19日(土) 14:00 / 19:00

20日(日) 14:00

<全席指定>

一般前売 3,500円   ペア前売 6,600円   当日3,800円

若いお客様への割引が充実しています。 U-25/学生 2,000円   高校生以下 1,000円

「U-25」は二十五歳以下という枠です。

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

皆様お誘い合わせの上、ぜひご観劇くださいますようお願い申し上げます。

 

〈ツアー予定〉

 

長門公演

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと

https://www.renaissa-nagato.jp/events/rinkougun

 

名古屋公演

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

岡山公演

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

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『藤原さんのドライブ』、本日 伊丹公演 開幕。

2022-11-18 | Weblog

燐光群『藤原さんのドライブ』、本日 伊丹公演 開幕です。

伊丹→ 長門→ 名古屋→ 岡山の、四都市ツアーです。

 

<会場>

伊丹 AI・HALL

<開演時間>

11月18日(金) 19:00  

19日(土) 14:00 / 19:00

20日(日) 14:00

<全席指定>

一般前売 3,500円   ペア前売 6,600円   当日3,800円

若いお客様への割引が充実しています。 U-25/学生 2,000円   高校生以下 1,000円

「U-25」は二十五歳以下という枠です。

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

写真は、出演者の中の、U-25メンバー三人と、U-25でない三浦知之。

左より 遠藤いち花、三浦知之、坂下可甫子、宅間脩起。

撮影・姫田蘭。

 

皆様お誘い合わせの上、ぜひご観劇くださいますようお願い申し上げます。

 

〈ツアー予定〉

 

長門公演

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと

https://www.renaissa-nagato.jp/events/rinkougun

 

名古屋公演

【名  古  屋】   11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

http://rinkogun.com/Fjiwara_itami_nagoya.html

 

岡山公演

【岡  山】   11月29日(火)岡山市市民文化ホール

http://rinkogun.com/Fjiwara_Okayama.html

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