Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

雪の盛岡、最終日

2011-01-31 | Weblog
午前から舞台美術ワークショップ。午後、ミュージカル・演劇講座の発表会。盛岡出身の演劇人たちのシンポジウム、現状をシビアに見据える次世代の意気や良し。閉会式。締めの挨拶を託される。これから三年連続で盛岡で「演劇大学」を開催することが既成事実のようにあっさりと決まる。すっかり雪に包まれた盛岡最後の日。実行委員会の皆さま、坂田さん、こんさんはじめ二十年以上のお付き合いの方々と、しみじみ、打ち上げ。
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夜中に雪、降り始める

2011-01-30 | Weblog
舞台美術ワークショップ、午後から夜にかけ、たっぷりと。その後、一番遅くまでやっている壌晴彦さんの朗読のワークショップも覗く。終えて交流会。盛岡がきわめて演劇の盛んな街であることを再確認。それにしても燐光群初めての盛岡公演が1990年、長いおつきあいをさせていただいている。……サッカーのせいか、夜中の人通りは少ない。
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海に降る雪

2011-01-29 | Weblog
ぱらつく雪の街。盛岡劇場へ挨拶に寄る。……『演劇大学』二日め。舞台美術ワークショップ初日。のんびりやろうと思う。……東京都教育委員会の日の丸・君が代通達に高裁が「合憲」。思想信条の自由を無視する反動判決。冗談じゃない。……映画監督の池田敏春さんの遺体が志摩大王崎沖で発見されたという。代表作『人魚伝説』撮影地近くらしい。八十年代後半、当時の妻・須和野裕子さんが燐光群に出演していたこともあったが、すっかりご無沙汰していた。合掌。
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雪の盛岡で、辺野古の暴挙を知る

2011-01-28 | Weblog
盛岡へ。『演劇大学』初日。「山元清多さん、井上ひさしさんを偲ぶシンポジウム」。いわてアートサポートセンター風のスタジオ。4年前「『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に 改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか」を上演した場所。パネラーは斎藤晴彦、流山児祥、坂手洋二、おきあんご、藤原正教、坂田裕一(司会)各氏。この手のものにしては充実した内容ではなかったか。きちんと話したことのなかった晴彦さんと遅くまで話す。……沖縄・辺野古では、日米当局が、シュワヴ基地敷地内、普天間から移転させようとする滑走路のための準備段階の工事現場を撮影できないように、目隠し用のフェンスを浜辺に設置し始めた。かと思うと、水陸両用戦車14台が、アセス調査さえ日の出の1時間経過以降という自主規制を破り、夜型のジュゴンの食餌活動時間内に、リーフ外の揚陸艦から、サーチライトを照らし上陸したという。サンゴを砕き、油をまき散らし、絶滅危機種も含んだ大浦湾の生物たちの生息を脅かす暴挙であり、移設拒否の民意を侮辱するパフォーマンスである。
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ばたばた進む一日

2011-01-27 | Weblog
午前中、国際交流基金。「アジア劇作家会議」の小総括とインドネシア報告、私は行けない今年八月メルボルンの打合せ。……芸能花伝舎で文化発信戦略について芸団協調査研究部の取材を受ける。昔この部担当になったことがあるがあまりお役に立てなかった。罪滅ぼしのように真面目に話す。同席した米屋尚子さんとは彼女がNHKの番組の司会をしていた時に出演して初めて話したのだと思う。もう20年前。続いてロビーで秋の公演打合せ。終えて流山児氏と演出者協会事務局で諸々話す。夜は南谷朝子さん出演の芝居を観る。
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自分のテリトリーの中での一日

2011-01-27 | Weblog
歯医者、そして図書館、次回公演舞台打合せ第一回め、そして劇団ミーティング。すべきことは多い。演劇とは何か。明確な答など出ない。それよりも実感と体験が教えてくれる。自分のことしか考えられない者は、現場には要らない。
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千葉通い

2011-01-25 | Weblog
午前中から千葉で授業。といっても今日は千葉を拠点とする三条会の関美能留君と一緒、というか、メインは彼に喋ってもらった。彼の出世作『ひかりごけ』の映像を観る。利賀の演出家コンクールで最優秀になったのが、もう9年前という。このとき俳優の多くがスキンヘッドにしたので、びんびんのフィジカルシアター系と勘違いされてきたというのは笑える。関君ももはや演劇界で「若手」というわけではないというのも現実。……この講座枠を受け持つ徳ちゃんも一緒に大学前の喫茶店で食事。ケチャップぶちまけ型の胃もたれナポリタン。麺もちゃんと炒めてあるべきだ。……だんだん時間が経つのが早くなっている。焦る。
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生姜ブームらしい

2011-01-24 | Weblog
先週、徳之島伊仙町のYさんに取れたて生姜をどっさりいただいた。生姜佃煮も黒糖も焼酎も持たせてくださった。今は生姜ブームらしく、公演時も生姜シロップの差し入れがありがたかった。風邪を引きかけた時、威力を発揮。以前、チューブ入り生姜で生姜湯を作って飲むスタッフもいた。昔、岡山では「ひやしあめ」といって、茶色い生姜砂糖飲料を夏場に移動屋台で売っていた。不衛生と言われ学校で禁止令が出た。頻繁に飲んだこともなかったが魅惑的な味だった。食紅色の紅ショウガは苦手だが、生姜じたいはほとんど何に入っていても違和感を感じない。久々にショウガ焼きを作ったが、やはり元気が出る。ニンニクに比べ匂いの心配がなく、下ろさず短冊にすれば食感もよし、今後さらに市民権を得るだろう。季節柄、ソーメンに入れて食べられないのが残念。ジンジャラー、ショウガラーを名乗る人もいる。永谷園生姜部というのも発見。
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吉祥寺の映画館は3D眼鏡100円買い取り制

2011-01-23 | Weblog
必要あって映画『グリーン・ホーネット』観る。かつてTVシリーズでブルース・リーが演じた運転手カトーは日本名のまま(「ケイトー」と発音)、上海出身の中国人に設定されている。『ベストキッド』がリメイクされノリユキ・パット・モリタがジャッキー・チェンに転じたのと同様、もはやハリウッドでも日本人の影は薄い。カトー=強く優れた中国とダメ息子世代のアメリカがどうつきあうかについて考察された映画である。……帰宅するとテレビでスピルバーグの『宇宙戦争』をやっている。後半少し見るが、自動車修理工の役で出ているはずの『だるまさんがころんだ』2008年版ジョン役エド・バサロは見つけられず。
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いちにち高円寺

2011-01-22 | Weblog
座高円寺で会議など。佐藤信芸術監督と話。オープンからもうすぐ二年、劇場の持つ「批評性」のようなものが、よりくっきり見えてくるのだろう。……保険の利く整体医院に寄り、ほぼ治った半月盤の確認。ここには座高円寺アカデミーの生徒も通っている。協会事務所でパソコンを広げる。夜は座高円寺に戻り戯曲セミナー。二度目の講座なので、戯曲のためのブレインストーミング・ワークショップ。短いフレーズの集積から見えてくる、「いま」。
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自転車で高円寺へ

2011-01-21 | Weblog
夕刻に自転車に乗って出かけるのはなんだかもの悲しい感じがする。日が暮れてから出かけるよりはいいのだが。……協会事務所で座高円寺での2012年度劇作家協会プログラム打合せ、広報部打合せなど。主演者急病降板のごたごたの中で稽古しつつ新作も書きつつある渡辺えりさん、何本立てかのハードワーク真っ最中の鈴木聡さんに比べると、私とマキノノゾミさんは比較的ゆっくりした時期のように思えるが、油断するとつけはすぐに回ってくるのだな。……座高円寺に芝居を観に行くと、客席に知り合いがものすごく大勢いる。
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まだ大手会社は米パンを作らない

2011-01-20 | Weblog
最近よく言われる「巣ごもり」状態だろうか、物書きとして家に籠もる時は籠もる。別種の仕事が入るとぜんぜん帰らないのだが。家にいれば台所にも立つが、わざわざ家で蕎麦をうったりパンを焼いたりキムチを漬けたりしようという気にはならない。米でパンを作れる家庭用パン焼き機「GOPAN」というのが爆発的に売れているらしいが、購入者に男性が多いのだという。年末に農業高校の劇で、米パンづくりに取り組んでいる話があって、なるほどとは思ったし、米の消費を延ばすことには賛成するけれど、米粉が小麦粉よりうんと安くならないと、そんなにブームは続かないのではないか。
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「勝手に決める」のはリーダーシップではない

2011-01-19 | Weblog
米軍普天間飛行場の移設先と日米が勝手に決めつけている名護市辺野古に建設予定の代替施設について、自民党政権時代に出ていた滑走路2本の「V字案」と鳩山政権下に浮上した滑走路1本の「I字案」。ゲーツ米国防長官は「日本政府のリーダーシップ」に言及、春の日米首脳会談に向け、日本政府はいずれか判断を急ぐよう求められている。「V字案」を先走る前原外相に北沢防衛相が「沖縄の頭越しで決めるのは稚拙」と言っているらしいが、そもそも建設計画じたいが頭越しなのだ。地元住民を無視した「同盟強化」ってなんだ? それにしても民主党の自民党化は、もう誰も皮肉を言わないほどに自明のこととなったようだ。
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夕方の風の冷たさ

2011-01-18 | Weblog
朝から千葉で授業。東京に戻って代々木駅から紀伊国屋新館へ、資料探し等。すいていてとても楽だが、経営は大丈夫なのだろうか。デモンストレーションされていたイギリスの遺体解剖DVDに驚く。それにしても新宿にいるといろいろな人にばったり出くわす。夜は打合せ二件。
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ちょっと上の世代は議論好きが多いが

2011-01-17 | Weblog
外出するつもりもなく仕事を消化していたが、夜に座高円寺1へ、TAGTAS円卓会議2「国家と演劇1」を傍聴。理論家集団のはずが、脈絡なく聞こえる話が延々と続く。ゲストの芸団協・米屋尚子さんの「(国家の側に)法律で演劇を規定するようなことはさせたくない」という一言以上に印象に残る言葉はなかった。しかしTAGTASメンバーは、一人一人を見ていけばそれぞれ面白い人たちではある。後から聞いたが、2日前の会議では些細なことから紛糾したそうで、参加者たちの緊張ゆえなのかも。
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