Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

ソウル版『屋根裏』続演決定!

2009-06-29 | Weblog
ソウル版『屋根裏』、『ユーリンタウン』いずれも満員札止め続く中、千秋楽。皆さまおつかれさまでした。新国立劇場『現代能楽集 鵺』も舞台場当たりが始まったはず。関わる現場の賑やかさから離れ、私は引きこもりイプセンと向き合う使命。……と、ソウルから連絡。『屋根裏』アンコール要望の声高く、フットワークのいいアルコ芸術劇場は調整の末、現行スタッフ・キャストを確保、7月中旬に上演再開したいという。承諾する。『ユーリンタウン』も再演すべし!
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吉祥寺を駆け足

2009-06-28 | Weblog
呻吟しつつ進めるイプセン。元の戯曲の面白さをそのまま取り込もうと欲張りすぎてはいけないと腑に落ちフィードバックの方向。帰宅しすぐ吉祥寺シアターへ。振付協力をお願いしている矢内原美邦さん作・演出・振付『五人姉妹』。矢内原、羊屋白玉両氏とアフタートークに出演。様々な現在の課題が現れているので喋りやすい。……ところで、既に非現実めいた存在感だったマイケル・ジャクソンは死の前日、リハーサルを見事にこなしていたという。生きものの不条理。

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新国立劇場『現代能楽集 鵺』 稽古場での通し稽古

2009-06-27 | Weblog
振付など入ってバージョンアップ。紅一点・田中裕子さん、新たな試み多く楽しい。三津五郎さん、現代劇の範疇を越えたところのハマリ方、さすが。村上君の野性と純粋、たかおさんの濃い屈折。コトバの多層性と向き合い、体現する俳優の仕事はヘビー。挑戦的という自覚はあったが、自分もこんな劇は見たことがない。ただ、どうも既視感あるなと思ったら、具体的関連は全くなく、演出・鵜山氏も微塵も考えていないと思うが、どこか「テリー・ギリアム的」の印象。

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劇詩『ブラン』

2009-06-26 | Weblog
読み終えるのに6時間かかる超大作。ブラン担当の大西孝洋はじめ皆、漢字と独自の文体に苦しみ、へろへろになりつつ完走。もともとイプセンが劇としての上演をどこまで想定したか怪しいレーゼドラマだが、それにしても長い。実際の全編通し初演も6時間半だったとか。最終幕では皆ハイになり、なんだかちょっとしたことがあっても笑ってしまう。宗教のこと等、以前は腑に落ちなかったところがわかったり、たいへん勉強になった。
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6月よ、急ぐな

2009-06-25 | Weblog
今日は『野がも』を読む。周到に書かれているが奇妙な戯曲。読後感の不快さも計算ずくか。それにしても机に向かって黙読とみんなで読み合わせすることの違いは大きい。梅ヶ丘から高円寺へ環七を北上する自転車移動。座 高円寺二階で劇作家協会戯曲セミナー。アカデミーの生徒もいるので七十人くらいか。今日は『ユーリンタウン』はマチネのみなので誰にも会えず、なんだか寂しい。一ヶ月ロングランの手応えは吉と出た。佐藤信芸術監督と今後の展望について少し話す。

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ひさびさの太陽光

2009-06-25 | Weblog
午前、ウォーキング中の木場勝己さんに遭遇。木場さんは私が十五年前都営住宅に越してきて以来のご近所。四年前大雨で思うところあったらしく少し離れた場所に引越されたが、やはり神田川沿いはホームグラウンドなのだ。たまたま稽古は木場さんがtpt版でブラック判事だった『ヘッダ・ガブラー』を読む。沢野ひとしさんの差入れトマトに感謝。新国立劇場では今日、評議員会・理事会があったという。ソウル版『屋根裏』、『ユーリンタウン』は今週限り。時は過ぎゆく。
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雨の夜

2009-06-23 | Weblog
『現代能楽集 イプセン』稽古。といってもまだ途中の新台本は渡さず、取り上げる四作を読む。『人形の家』。描かれる男性本位の社会構造は「今も変わっていないか」「これからも変わらないのか」論議。「絶対変わりゃしないよ」というわかったふうな物言いを私は否定する。いつもの梅ヶ丘に馬渕英俚可、紺野美沙子のお二人。新鮮。……週刊朝日に新国立劇場芸術監督問題の記事。新国立劇場側のコメントは、いま現場で堪えている鵜山氏に対して、あまりに失礼である。
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息子からデンタルフロスをもらった

2009-06-22 | Weblog
じめじめというより、じとじとの感じ。梅雨が嫌われるのがよくわかる日。世間は父の日というが、そもそもこういう記念日は誰がどうやって決めたのだろうか。はたしてどのくらいの人が父親にプレゼントか何かしたりしているのだろうか。……私は行けなかったが、新国立劇場では『現代能楽集 鵺』初の通し稽古。考えてみれば初日まで十日余り。私が見積もった上演時間内に必ず収まるはず。

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なんてじめじめした陽気だろう

2009-06-21 | Weblog
「なんてじめじめした陽気だろう」は、日本のある劇作家による有名な台詞。一日じゅう家を出ず。家のワキに植えたキュウリを見に出ただけ。珍しく野球が休みの息子に昼飯のざるうどんと共にいただく山芋について教える。いろんな人から電話とメールの嵐。目の前にある、雑務と原稿と。ほんとうに捗らない。何をどうすべきかはわかっているし、進めてはいる。引きこもり執筆の日だが、息子の買ってきた「プルートウ」最終巻だけは読む。深夜に雨、涼に向かうか?
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なんだかじめじめした陽気

2009-06-20 | Weblog
「新国立劇場の自省と再生を願う演劇人の声明」記者会見。井上ひさし、永井愛、松岡和子、流山児祥氏らと。芸術監督選定問題についての過去二回の質問に、新国立劇場運営財団執行部から、納得できる説明・回答が返ってこないことに対して。愛さんは新国立劇場運営財団理事辞任を表明。午後、演出者協会事務所、日韓フェスの話など。そのまま机を借り、残って自分の仕事。夕方から虎ノ門で、制作打合せ。四半世紀前、酒屋の配達バイトをしていた官公庁商社エリア。
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『炎の人』

2009-06-19 | Weblog
椅子に寝て早起き、仕事する。睡魔に襲われつつ。歯医者。午後、銀河劇場『炎の人』。市村ゴッホの凝ったメイク。荻野目、大鷹、中嶋、お銀さんらが複数の役を兼ねることが効果的。栗山演出による三好十郎戯曲の再生。私の父は絵を描くので、岡山まで巡演した滝沢修版の話はよく聞かされていた。「ゴッホの絵はあんなに速く筆は動かさない」と口癖のように。夕方から新国立劇場『現代能楽集 鵺』第三部の稽古を見る。
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ソウルを離れて一週間

2009-06-18 | Weblog
日韓演劇フェス『壁の中の妖精』。演出ソン・ジンチェク氏と挨拶。主演キム・セイニョの魅力、迫力。音響は歌のディバーヴ効き過ぎと思うが。二人の娘ソン・ジウォンはソウル版『屋根裏』に教師とニュースキャスターの役で出演中。福田善之脚本のエッセンスが韓国にうまく移し替えられている。韓国の話になったので韓国語の響きがよけい生きるのだろう。その後、新国立劇場で打合せと『現代能楽集 鵺』第二部の稽古を見る。
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雷が鳴っている

2009-06-18 | Weblog
歯医者。いろいろな連絡。仕事捗らず。新人稽古発表会。ミーティング。数人を除いて劇団員ほぼ全員が揃う。三十人以上のミーティングは、やはり一度にとらえられる視野を越えている。終わって、韓国の話などせがまれるが、さわりだけで、次の機会に。雑務を終え帰宅。鵜山さんにコピーをもらった60年前の小林秀雄のイプセン論は面白い。

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東京女子大は善福寺にあった

2009-06-16 | Weblog
思うように原稿が進まない。いろいろな連絡も多い。ともあれ夕方、東京女子大で宇沢美子さんの講演会「ハシムラ東郷 他者を語る/他者で語る」。女子大にモグリで入っているような不思議な感じ。講演最後に学生たちに紹介される。『ハシムラ東郷』は11月下旬より座 高円寺1にて上演予定。それにしても、トンジョってこんなに近くだったんだ。雨模様となり、自転車を駅前に置いて梅ヶ丘BOXへ、新人自主稽古の経過を見る。

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「なべげん」シャツ

2009-06-15 | Weblog
私がソウルに行っているあいだに弘前の劇団「渡辺源四郎商店」(通称なべげん)のプリントシャツを、息子が勝手に着ている。「洗濯物の中に混じっていたから」と言い訳するが、どうやらこのブコツなシャツが気に入っているらしい。着ればいい。北九州に「なべげん」という鳥鍋のうまい店があって、一昨年だったか、当地へ旅公演で行った劇団「なべげん」主宰畑澤氏に、是非その店に行くよう進言したら、店主と意気投合、「なべげん」シャツどうしを交換してきたらしい。
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