Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

イベルメクチンはコロナに効くのだろうか

2021-11-30 | Weblog

夏頃、ある業界の、科学的な専門家でもある人に、新型コロナ感染症の予防・治療薬として、イベルメクチンの名を挙げられた。ご本人も服用しているという。値段は高いとされているが、ある程度の数をまとめて買っておけば、月に一錠飲めばいいだけだから、という。じっさい、彼はコロナにかかっていないし、効くのだ、という。ワクチンを打つつもりはない、ということだった。

イベルメクチンは、家畜用の抗寄生虫薬として知られている、具体的には腸管糞線虫症又は疥癬の治療薬として承認されている「駆虫剤」だけに、別目的の人間のクスリとしては疑問視する人たちもいる。人間用に処方される場合は、過剰摂取にならぬように注意すればということでもあるのかもしれないのだが。

アメリカでは「反ワクチン」の右派が、イベルメクチンを推奨してるともいう。「国際的陰謀に乗せられてワクチンを打つよりはいい」ということなのだろう。

イギリスでは昨年前半に処方されていた例を、私は知っている。これはいずれ詳しく記す。

いっぽう、世界保健機関(WHO)は、イベルメクチンをCOVID-19に対する治療薬として使用することは臨床試験以外では推奨されないとする声明を発表している。想定される重大な副作用は、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、皮膚粘膜眼症候群、肝機能障害、黄疸、血小板減少、意識障害等があるという。

日本では、国産治療薬の開発が急がれる中、東京都がこの11月から、複数の製薬会社が進める臨床試験(治験)への協力を開始したという報道を見た。いくらなんでもスタートが遅すぎないか、とも思うのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイホールだけではない

2021-11-29 | Weblog

伊丹アイホールについての行政判断が話題になっているが、

他の某公立劇場も次年度から、主催事業や提携をやめて、貸館専門になるという。

これはどういうことか。

コロナ禍下の変化なのか。

一つ一つの事象が同じような理由で起きているわけではないかもしれないが、演劇を取り巻く環境は、なにか得体の知れない方向に向かっているのかもしれない。

注視しなければならない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コロナが日常」への回帰? オミクロン株って、なんだ?

2021-11-29 | Weblog

オミクロン株って、なんだ? コロナは、終わらないのか?

お隣の韓国の深刻さには胸が痛むし、いろいろな専門家にも話を聞いてはみたが……。

 

 
なんだか、マスクが基本スタイル、夜遊び無し、こんな「コロナが日常」が、むしろ心地よいという人たちがいる。
まあそれは、一種の「ひきこもり礼賛」みたいなことで、それはそれでその「ある種の人たち」にとっては、それが安泰だったみたいで、「今まで通り」よりは、その「新たな日常」への回帰ということが、なんとなく社会の中で求められているような気もするが……。 
 
「ひきこもり」を描いたとされる作品『屋根裏』が知られているためらしくそういう質問も来る私としては、いろいろ尋ねられるたび、困ってしまうのだが。
 
 
もちろん、私は「病気」が嫌いである。
 
健康第一。

勘弁してください、という言葉が浮かんでくる。どうしても。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、東京公演千秋楽

2021-11-28 | Weblog

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演は本日までです。

2時開演。

劇場でお待ちしています。

 

 

左から、鴨川てんし、鬼頭典子、大浦千佳、町田敬介、猪熊恒和 撮影・古元道広 

 

 

 
東京公演

http://rinkogun.com/Seattle_Tokyo.html

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猪熊がクマを持つ

2021-11-27 | Weblog

この劇は、クマとあだ名される猪熊が、巨大なクマの縫いぐるみを持っております。

楽しそうです。似合っています。

この辺りをもっと早く公開して、楽しい芝居であることを知ってもらっておくべきだったかな。

 

 

左から、町田敬介、猪熊恒和、大西孝洋 撮影・古元道広 

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演は明日までです。

本日は、7時。

あすは、2時。

劇場でお待ちしています。

 
東京公演

http://rinkogun.com/Seattle_Tokyo.html

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京公演は明日までです

2021-11-27 | Weblog

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演は明日までです。

本日は、2時と7時。

あすは、2時のみ。

劇場でお待ちしています。

 

 

 

 

左より、重田千穂子・川中健次郎・武山尚史・鬼頭典子・さとうこうじ 
撮影◯姫田蘭 
 
東京公演

http://rinkogun.com/Seattle_Tokyo.html

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』出演中の大浦千佳は、「座高円寺の子」である !

2021-11-26 | Weblog

座高円寺で28日 (日) まで上演中の『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』に出演中の大浦千佳は、じつは、座高円寺 劇場創造アカデミー第二期の卒業生なのである。

座高円寺地下稽古場での稽古、そして劇場で過ごす、二週間。彼女にとっては、ホームグラウンドでの活躍である。水を得た魚、という言葉があるが、「水」についての言及の多いこの芝居での参加は、たんなる奇遇とは思えない、のである。

養成部門を持った公共劇場としての座高円寺にも、改めて注目していただきたいと思う。

 

 

燐光群『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演は、28日 (日) まで。あと四ステージ。

本日夜は、東京新聞記者の片山夏子さんをお迎えしたアフタートークがあります。

 

写真は、地下稽古場にて。二十日くらい前。

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、東京公演は、あと四ステージ。

2021-11-26 | Weblog

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

東京公演は、28日 (日) まで。あと四ステージ。

会場は、座・高円寺1です。

 

本日夜は、東京新聞記者の片山夏子さんをお迎えしたアフタートークがあります。

 

右より、町田敬介、大浦千佳、鴨川てんし、大西孝洋 撮影・姫田蘭。

 

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「保守」の視点

2021-11-25 | Weblog

寺脇研さんが、『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』を観て、Facebookで次のようなメッセージを寄せてくれた。その通りだとも思うし、考えさせられる。

座・高円寺で上演中のこの芝居は、是非観ていただきたい秀作です。
東日本大震災や原発事故を扱った多くの芝居の中で最高傑作だと思うわけは、反権力の視点からだけでなく、「保守」の視点からもこの問題を見つめていると思うからです。
西部邁先生がこの芝居を観たら、どうおっしゃるだろうか。原発の問題を追及するのは「保守」の側にとっても重要です。原発事故によって失われたものの多くは、私たちの社会の歴史であり伝統でも風土でもあるのですから。
 
 
 
 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

東京公演は、28日 (日) まで。

会場は、座・高円寺1です。

 

左より、猪熊恒和・鬼頭典子・大西孝洋 撮影・姫田蘭。

 

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、東京公演は、28日 (日) まで。

2021-11-25 | Weblog

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

東京公演は、28日 (日) まで。

会場は、座・高円寺1です。

 

右より、重田千穂子・大西孝洋・鬼頭典子 撮影・姫田蘭。

 

 

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謎の存在は、これでした

2021-11-25 | Weblog

一昨日のブログで、謎の存在が、登場します、と言っていましたが、謎の存在は、これでした。

クマとあだ名される猪熊が、巨大なクマの縫いぐるみを持っております。

左:猪熊恒和 右:大西孝洋 姫田蘭撮影 

 

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

 

 

一昨日のブログ ↓

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/f12041783488640ef645271a8ec88857

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月27日(土)19時の部、アフタートークゲストは、下平憲治さん(Save the 下北沢)です

2021-11-24 | Weblog
『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』11月27日(土)19時の部、アフタートークゲストは、下平憲治さん(Save the 下北沢)です。
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご参加頂けます。
 

本作は、「町」についての話でもあるので、下北沢を背負う下平氏に、登壇していただくことにしました。

 

下平憲治氏 プロフィール

1962年生まれ。長野県出身。全国を飛び回る歯列矯正専門医。古典的なゲームと下北沢に造詣が深い。文壇将棋名人。日本バックギャモン協会顧問。意外とカジノ問題に詳しい。旧来型の下北沢再開発見直しを求める Save the 下北沢代表 市民運動の展開の中で保坂展人世田谷区長を擁立する。現在は下北沢東通り商店街副会長。ライブバー&カリー下北沢Never Never Land 店主。

 

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月26日(金)、アフタートークゲストは、片山夏子さん(東京新聞記者)です

2021-11-24 | Weblog
『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』11月26日(金)19時の部、アフタートークゲストは、片山夏子さん(東京新聞記者)です。
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご参加頂けます。
 
本作は、片山さんの著書「ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録」より、引用、参照させていただいています。

 

 

 

片山夏子氏 プロフィール

埼玉新聞入社後、出生前診断の連載「いのち生まれる時に」でアップジョン医学記事賞の特別賞を受賞。のち中日新聞に入社し、臓器移植問題や原発作業員の労災問題などを取材。東日本大震災後は東京電力や旧原子力安全・保安院などを取材し、事故収束作業や日常、家族への思いなどを綴った「ふくしま作業員日誌」を連載中。2020 年、同連載により「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」大賞受賞。著書「ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録」でも受賞多数。

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフタートーク

2021-11-24 | Weblog

アフタートークは、自由にやればいいものと、思ってはいる。

月曜日のアフタートークのゲストは、弁護士の馬奈木厳太郎さんでした。

いや、自分で言うのも何だが、こんなアフタートークは、かつてなかった。

現状に対する怒りと、現状の事実についての確認の、重要性。

馬奈木さんのパワフルさ、豊かさ。

自由にやりながら、こんな緊密なトークは、なかなかないのではないか、と、思った。

手前味噌ですみません。

 

福島の酒造りから現実を見据えるこの新作は、作り手の予想を超えて、観てくださった方々それぞれの感想が湧き起こっているという気がする。

ありがたいとも思うし、私たちも気を引き締めていきたいと思います。

 

 

 

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、日曜まで上演中です。

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月25日(木)19時の部、アフタートークゲストは、佐藤慧さん(フォトジャーナリスト  Dialogue for People代表理事)です

2021-11-23 | Weblog
『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』11月25日(木)19時の部、アフタートークゲストは、佐藤慧さん(フォトジャーナリスト  Dialogue for People代表理事)です。
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はご参加頂けます。

佐藤慧さんとは、昨年暮れに初めてお話ししたのですが、なんだか話が合って、ずいぶん遅くまでお話ししてしまいました。

『ファインダー越しの3.11』から十年、佐藤さんに見える「現在」について、聞いてみたいと思います。

 

佐藤慧氏 プロフィール

1982年岩手県生まれ。NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)所属フォトジャーナリスト、ライター。同団体の代表。世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国籍−人種−宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。著書に『しあわせの牛乳』(ポプラ社)、同書で第二回児童文芸ノンフィクション文学賞など受賞。東京都在住。

 

 

『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』、上演中です。

http://rinkogun.com/index.html

[ 東 京 ]11月19日 (金) 〜28日 (日) 座・高円寺1

[ 岡 山 ]12月5日 (日) 岡山市立市民文化ホール

[名古屋]12月8日 (水)・9日(木) 愛知県芸術劇場

[ 伊 丹 ]12月11日 (土) 〜13日 (月) AI・HALL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする