Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

言葉の「重み」なんて知らないが

2010-01-31 | Weblog
稽古。進めるのみ。……合間にカップうどん「どん兵衛」の新製品「WHITE」。白い汁の「チャンポンうどん」なのだが横文字の商品名にする必然性は見あたらない。……帰宅して新聞。鳩山氏は何かを引用しないと演説できないらしい。ガンジーも震災遺族も迷惑だろう。「日米同盟によって支えられる東アジア共同体」って、何かを言ったつもりになっているのか? 「労働なき富」は社会的大罪? じゃあさっそく親の金や土地は全て寄付しなさい。「いのち」の大安売りに鳥肌が立つ。
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一日が早い

2010-01-30 | Weblog
10時間以上稽古場にいる日々。日中しか連絡とれない相手もあるのにいったん稽古場に入るとそれきりになってしまう。諸々雑務等追いつかぬまま森下へ。電車内でも岸田賞候補作を読む。風邪の者もいたりいろいろたいへん。大西孝洋が久々に顔見せる。舞台美術家・照明家・音響家が揃い、仕込み寸前の詰めをさらに。……島次郎さんは私たちとの共同作業『BUG』と新国立劇場『ヘンリー6世』を対象として、読売演劇賞スタッフ賞を受ける。二度目の最優秀賞になるか否かは来月わかるという。……深夜、傍らから聞こえてくる『朝まで生テレビ』、何の建設性もない話が続いている。
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見えてきた戯曲の風景

2010-01-29 | Weblog
座高円寺で劇作家協会プログラム会議。情報量多くもろもろ経過中だけに、限られた時間内での話は難しい。この劇場の計画が立ち上がった時期、大きく現実が進行した時期を顧みる。……残って、退院後初対面の佐藤信芸術監督に入院体験談を聞く。現状と今後の話。……稽古は追い込み、突き抜ける意志が必要。仮説にせよ自分のすべきことを構築する意志を持たなければ周りが見えてくるはずもない。世界に他に類のないことを試していると自覚せよ。
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日々刻々

2010-01-28 | Weblog
小学館で「せりふの時代」編集会議、森下で稽古、下北沢でユニークポイント、最後は梅ヶ丘BOXで劇作家協会劇場部会議。時刻場所など急遽決まった会議だが8人集まる。執筆中のマキノ氏、場当たり中のえりさんも。過酷な日々を送る中で、こういう打合せで同業者と顔を合わせると、お互いほっとする面もあるような気がする、と水木さん。
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新聞を眺めているだけだが

2010-01-27 | Weblog
ハイチに自衛隊を送る決定。早くはない。……韓国に続きフランスで翻訳出版される『上演されなかった「三人姉妹」』。今年、釜山市立劇場制作が決まり、再来年に向けロンドン計画も進行中。チェチェン勢力のモスクワ劇場占拠事件を背景にした劇がなぜか海外の関心を呼んでいる。アムネスティによれば、ウクライナにいるチェチェン難民がロシアに強制送還される可能性が出てきたらしい。モスクワでは、チェチェンでロ軍に強姦絞殺された少女の弁護士とフォローしていた記者が市街地で殺されたという。国際紛争の「解決」はかくも遠い。
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月曜日らしい気分のような

2010-01-26 | Weblog
今週は稽古以外の予定が山ほどある。やや溜息。午前はもろもろ溜まっている資料まとめに手間取る。午後から稽古。イタリア帰りの宮本さん登場。初めて通す。ほぼ1時間半になる見込み。芝居の性質上必要と判断し、明日から広い稽古場へ移る。吉祥寺の自転車往復に慣れてきているのでちょっと電車移動が面倒な気分になっている。……安い三枚肉を入手したので昨夜から超簡単沖縄料理でラフティーを作っている。同時に煮卵もできるので弁当に入れる。
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休日のようだ

2010-01-25 | Weblog
とりあえず好きな時間に起きる。といっても家族より早いのだが……。仕事や連絡もしながらだらしなく過ぎゆくまま午後へ。はっと見ると千秋楽午後四時開演なので黒色奇譚カナリア派へ。自転車で中野へ行っても二十分余に驚く。飛ばしすぎか。……四半世紀前の学生演劇ならば大喝采かもだが、しかし。ムックよ、どう進める? ……名護市長選、移設反対派の稲嶺氏が当選確実。キャンプ・シュワブ(辺野古)移設を反対してきて、何時間か反対テント村を預かったこともある身だが、快哉を叫ぶ気分でもなく。さあ、どうする。
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「本場」でなくてもいいけれど

2010-01-24 | Weblog
テキサスバーガーの宣伝は玩具を売る感じ。本当にテキサスで売られているわけでもあるまい。ファストフード店ではアップルパイもコロモにジャムでよくわからない食べ物。田舎者から見ると例の三角形に切り分けられたアップルパイは東京のお菓子というイメージだった。ところが本場アメリカではアップルパイは焼きたてにバニラアイスが載っていると聞いて数年経つが今も信じられない。……ぶっ通し稽古して三階稽古場から一階に滑り込み「地点」。太田省吾さんにまつわる記憶。やはり転形劇場を「本場」と考えてしまうところがあるのかな。太田作品の多い島次郎さんらと話しながら台湾料理をつつき軽く一杯。久しぶりにゆったりした時間。
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本番まであと半月

2010-01-23 | Weblog
「同性愛者」「服装倒錯者」と称される主人公の劇の演出をしていて、俳優陣に「こういう気持ちではないか」と説き、「声を少し高めに」「艶っぽく」とやってみせたりしていると、なんだかどんどん言葉遣いや仕草、身のこなしが、そういう人のようになってくるような気がしてならない。皆さん早く上達して、実践指導をしないですむようにしていただきたいものだ。……島次郎さんと助手の松村さんが舞台模型と共に登場。意外なほどすんなり最終決定部分がまとまってゆく。これまでのコミュニケーションがうまくいっているからこその醍醐味。
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時間感覚が変だ

2010-01-22 | Weblog
あたふたしつつ正午から稽古。あらためて前半の流れをおおまかにとらえる。夕方、一時間遅れて紀伊国屋演劇賞授賞式へ。賑やかではあるが、団体賞の流山児★事務所の劇団員が全員招かれているわけではないらしいのが残念。団員のみならず該当三公演の関係者が全員来れば会場の半分は埋め尽くされる感じになったはず。まあ、そうなったら、それはそれでたいへんであろう。塩野谷氏先導で楽しい飲み会が続くようだったが、原稿を抱える身なので新宿二丁目への移動には混ざらず帰宅。夕方からの式だったので時刻が早いのか遅いのか一瞬わからない。
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声が聞こえなければ

2010-01-22 | Weblog
あらかじめ計画や作戦を立てることはできる。しかし、それが稽古場や舞台でそのまま通用してしまうようでは、たいしたものにはならない。現場の人間どうしで相互に感じる部分が動き出さなければ、劇の世界は立ちあがってこないものである。その振り出しというか、きっかけはいろいろある。とくに声だ。少なくとも私は、俳優の声が確実に聞こえてこないと、劇に向かうための最初の判断を持ちにくい。待つしかない時もある。この仕事は、些か我慢強さが要求される場合がある。
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『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』の日々

2010-01-20 | Weblog
午後一瞬顔出ししてくださった島次郎氏曰く「読めば読むほどいい本」。作者ダグ・ライトが「日本語版上演によせて」という文を寄せてくれた。その末尾。「アジアで初めての公演! 主人公シャーロッテの物語が、慣習にとらわれず、時には過激な作品さえも上演することで評価を得ている燐光群によって上演されることをとりわけ喜ばしく思います。非常に名誉なことです。……彼女は、常に好奇心を絶やさず、生まれつき優雅で、計算された神秘の感覚をそなえた人でしたから、東京を大好きになっただろうと思います。そして東京も、彼女の訪問を楽しんでくれることを願います」
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まる一日、劇場にいる

2010-01-19 | Weblog
午前十時から素舞台状態の劇場下見。美術・客席プランは、ちょっとよそでは見られないものになるだろう。楽屋と事務所で打合せ、午後から三階稽古場へ。夜は島猛プランナー登場、音響もあと十日で固めたい。退館の十時半ぎりぎりまで。……自転車通勤は寒いけど、NY製耳当てが威力を発揮。天候が悪くなければ駅と電車に関わらない方が精神衛生上よい。……佐藤信さんが退院後一ヶ月近く、ご本人のブログ復活(http://kamomeza.net/)。めでたい。
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これぞ「夢オチ」

2010-01-18 | Weblog
世田パブで「演劇」を意識したという能の試みを観劇。上手下手両方に斜め後方へのびた橋掛り。柱も省略され視界を遮るものはないが、現代西洋舞台美術理論では禁じ手の完全シンメトリー構図ゆえか、居心地悪い感じも。夢オチの古典なればこそ、『邯鄲』の夢が覚める寸前からの件りはダイナミック。これをやりたかったのだろう。スモーク等、幾つかの効果は要らない気がする。萬斎「宿の女主」が怪しいテイストで、全てわかっていて糸を引いている陰謀家に見えてしまうのは狙いなのかな。……帰宅して息子の借りてきたDVD『パッセンジャーズ』観る。なんとこれがハリウッド最新スタイルの夢オチ。
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イタリアから

2010-01-17 | Weblog
イタリアからメール。未知のローマ大学の大学院生。彼女が以前、私の戯曲『くじらの墓標』を卒業論文にしていて、いままた『いとこ同志』で論文を書きたいという。……そういえば今、宮本宣子さんはイタリア旅行中である。私のイタリア体験は二年ちょっと前に『屋根裏』リーディングでミラノ・ピッコロ座に呼ばれた一度きりである。フェスティバル指定の大衆食堂でしか食事しなかったが、イタ飯はやはり本場がうまかった。
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