Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

ジャコメッテイと別役実氏

2021-06-30 | Weblog

かつて別役実氏は、ベケット戯曲の登場人物たちを「ジャコメッテイの人物像を思い浮かべてしまうんだよ」と言われていた。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、昨夜のアフタートーク・ゲストは山口宏子さん。

2017年9月、別役実さんご夫妻と、山口さんと、ジャコメッテイ展(国立新美術館)にご一緒したときのお話などさせていただきました。

ジャコメッテイ作品と別役さんも、佇まいがとてもよく似ていると思いました。

ジャコメッテイは、人物だけでなく、動物の作品も素敵です。

 

写真は、ジャコメッテイ作品ではありません。なぜか入手していた針金細工のネズミくん。胴体がしっかりあるので、完全にはジャコメッテイ的でもありません。あしからず。胴体がクルミ、顔がナットなのが素敵です。クルミ=ウォルナット、と、ナットを掛けた駄洒落ではないと思いますが。

 

次回トークは 7/2(金)18時の回 

ゲストは、演劇評論家の、今村修さんです。

 

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、本日は夜の部、19時から、Bプログラムの上演です。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

 

 

 

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不寛容

2021-06-30 | Weblog

時代を象徴する言葉の一つは、「不寛容」だろう。

意図的に「分断」を起こす者たちもいる。誰かを罰することばかり考えている人たちもいる。

「不寛容」の象徴、と見えてしまう、仕切り付きのベンチ。公園などで見かけては、今でもどきっとしてしまう。

泥酔者・ホームレスの人が寝て、ベンチを占領することがないようにという目的で仕切りがつけられているらしいベンチは、あらゆるところで見かける。市民から苦情が寄せられ、都や区の公園管理課が導入したらしい。

森達也監督によると、広島平和祈念公園のベンチは、仕切り付きベンチは一つもないという。

諸外国にもそういうベンチはないとされているが、シンガポールにはあるという話も聞いたことがある。
 
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今夜のトーク・ゲストは、 山口宏子さんです

2021-06-29 | Weblog

あす 6/29(火)18時の回は、山口宏子(朝日新聞記者)さんとのアフタートークです。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

2017年9月、別役実さんご夫妻と、ジャコメッテイ展(国立新美術館)にご一緒したときは、山口さんとご一緒でした。

 

山口宏子

1960年生まれ。1983年朝日新聞社入社。東京、西部(福岡)、大阪の各本社で、演劇を中心に文化ニュース、批評などを担当。編集委員、文化・メディア担当の論説委員も務めた。共著に『蜷川幸雄の仕事』(新潮社)。

 

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、前売り開始しております。

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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〈メモリアル〉という名の〈フェスティバル〉 「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

2021-06-28 | Weblog

初の「4本通し上演」、敢行しました。

満席のお客様に、『いかけしごむ』『眠っちゃいけない子守歌』『舞え舞えかたつむり』『この道はいつか来た道』、四本を一挙に観ていただきました。

長い時間おつきあいくださったお客様に、感謝です。

構成を褒めてくださる方もあって、安堵しました。4作品の微妙な共通性、角度の違いを、お楽しみいただけたら、幸いです。

 

「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、〈別役実メモリアル〉という冠のシリーズの一つですが、これはどこかで〈フェスティバル〉である、とも意識しています。

コロナ禍下の御時世に不謹慎というお叱りもあるかもしれませんが、〈フェスティバル〉=お祭りの楽しさ、充実を、私たちの街に、取り戻したいのです。

個人的には、オリンピックより、別役実、なのです。

 

緊急事態宣言解除に伴い、増席いたしましたので、当日券も販売いたしております。ぜひ、飛び込みででもご観劇ください。

 

写真は、4作品の広告。撮影・姫田蘭。

 

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

パンフレットに記載した、ごあいさつ文です。

 

今回の別役実短篇集四作連続上演は、ほぼ共通のセットで上演される。

別役作品の舞台は、公園や道端、電信柱やベンチがあるという設定が多いから、人が通り過ぎる場所で足を止めたときに何かが起きる、事件に巻き込まれる、といったシチュエーションが多い。

だが私たちは、昨年上演した『天神さまのほそみち』もそうだが、通り過ぎる場所ではなく、「行き止まりの場所」を選んだ。

人々は、町の中の、ふと入り込んだ袋小路のような地点で、つまり、どん詰まりの場所で、出会い、やり取りすることになる。

屋内の設定の場合も、そこはほとんど、登場人物にとって「先のない場所」だ。

 

『いかけしごむ』は、なにしろ、イカの断片と消しゴムが似ていることに着目した別役さんが、こんな戯曲を書いてしまったことに驚かされる。都市の孤独、そして人間は何のために生まれ死ぬのかというテーマを読み取る人もいるだろう。私は一読して、この不条理な喜劇の理不尽な魅力の虜になった。

 『眠っちゃいけない子守歌』は、別役作品屈指のキャラクターが登場する。なにしろ、彼らは「世界と対決」するのだ。演劇の楽しさに満ちた、しかし、せつない作品だ。

今回上演する四本のうち唯一、テキレジをさせていただいたのが、『舞え舞えかたつむり』である。といっても、せりふのカットはない。別役氏のライフワーク〈犯罪症候群〉に向き合う第一作である本作は、今回、もっとも華やかで賑やかな作品になるはずである。

『この道はいつか来た道』は、実に不思議な戯曲である。別役さんはどこに向かおうとしていたのか、と思う。人生の終末期を描いた戯曲であり、今回の四本の中では一番最後に書かれた作品だが、執筆時の別役さんは現在の私よりやや若い年齢だ。

いろいろお話しするようになった頃の別役さんは、五十歳前後だったはずである。当時の私は、別役さんと同じく、最寄りの駅が西永福だった。私と別役さんは「この町」を共有していたともいえる。

この劇のため、一ヶ月以上、西永福も含めた杉並区内を通って、下北沢に毎日通っている。別役さんが予見していた「行き場のなさ」を痛感しながら、である。

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品で一つの作品であると考えています。くれぐれも、四作品全てを御覧いただきたく思います。半数の二本だけを御覧になるつもりだったお客様も、ぜひ後の二本を御覧いただけますと幸いです。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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まもなく、初めての「四本通し上演」。

2021-06-27 | Weblog

まもなく、初めての「四本通し上演」。プレビューを終え、〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」の、実質的な「初日」です。

上演順は、『いかけしごむ』『眠っちゃいけない子守歌』『舞え舞えかたつむり』『この道はいつか来た道』。

緊急事態宣言解除に伴い、増席いたしましたので、当日券も販売いたしております。ぜひ、飛び込みででもご観劇ください。13時からです。

 

写真は、『いかけしごむ』。撮影・姫田蘭。左より、荻野貴継、鬼頭典子。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

 

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『ロスト・イン・パンデミック―失われた演劇と新たな表現の地平』

2021-06-27 | Weblog

早稲田大学演劇博物館の、2021年度春季企画展 「Lost in Pandemic ――失われた演劇と新たな表現の地平」の図録を兼ねた書籍として、『ロスト・イン・パンデミック―失われた演劇と新たな表現の地平』が刊行された。

私も書いたので送られてきた。

これからコロナの話をする機会が増えそうなので、読まなきゃならないんだろうな。

しかし、重い現実である。じっさい、この本も、重いのである。

振り返る、という気持ちになれないということもある。我々はまだまだ、真っ只中にいるのだ。

 

https://www.waseda.jp/enpaku/publication/12251/

 

ロスト・イン・パンデミック

失われた演劇と新たな表現の地平

仕様:B5判・並製・カバー装・320頁

館内販売価格:1800円(税込)
監修:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
編:後藤隆基

 

※本展の図録を兼ねた書籍として、『ロスト・イン・パンデミック―失われた演劇と新たな表現の地平』を刊行します。現在館内にて先行販売中。6月26日より紀伊国屋書店 KINOKUNIYA WEB STOREにて販売開始します(予価1,800円〔税込〕)。
なお、上記書籍と一部内容が異なる異装版が、春陽堂書店より刊行され、6月25日より各書店にて販売される予定です(予価1,800円+税)。


 
演劇の灯は消えない――
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって、何が失われ、何を得たのか。
そして、この先の来るべき演劇の形とは――
100人をこえる舞台関係者の声をあつめ、コロナ禍の記憶を記録する。

本書「序にかえて」より
コロナ禍と舞台芸術についてふり返り、検証するといった営為は、ほんとうに事態が収束し、完全なかたちでなくとも、世界が落ち着きを取り戻した時点で、はじめて可能になるのだろう。けれども、いつか来るべきその日のために、この一年余の時間を、いま、記録にとどめておきたいと思う。ひとつひとつの記憶までもが失われぬうちに。それが、次の時間につながることを祈りながら。
演劇の灯は消えない―― 希望だけを安易に訴えられない切迫した現実を前に立ち尽くしてしまう瞬間もある。それでも、コロナ禍の苦境に立ちながら、劇場は扉を開け、舞台は幕を上げてきた。数多の制約をこえようとする新たな試みもうまれている。
希望と絶望のあいだを行きつ戻りつし、演劇そのものの存在や私たちの世界が脅かされている今だからこそ、後の時間を照らすための光の一片として、本書をご覧いただければ幸いである。

= 目 次 =

序にかえて
* * * *
コロナ禍の社会と演劇 近藤誠一
人間には芸術が必要なのだ 緒方規矩子
反面教師コロナ 矢野誠一
コロナとわたし 大笹吉雄
コロナ禍とシェイクスピア 松岡和子

Ⅰ 失われた公演と舞台の再開 * 図録篇

Ⅱ 2020年の演劇
[座談会]
経済的損失・支援策・興行市場 細川展裕×福井健策×瀬戸山美咲×山口宏子

[インタビュー]
歌舞伎は、不死鳥のように 安孫子 正
奇跡の一か月を創 池田篤郎
原動力は「怒り」だった 堀 義貴
「2.5次元ミュージカル」の強みが生きた 松田 誠
「芝居で食べていく」ために 吉田智誉樹

[対談]
小劇場の現場から 本多愼一郎×那須佐代子

[インタビュー]
エンターテインメントの土台を支える 吉田祥二

[対談]
イキウメ式オンライン活用術 前川知大×中島隆裕

[インタビュー]
オンライン歌舞伎で脚光を浴びた竹本の演劇性 竹本葵太夫
歌舞伎の伝統を残していく使命 四代目 中村梅玉
* * * *
孵化/潜伏するからだ 相馬千秋

Ⅲ 現場からの声
阿部海太郎/石川彰子/伊藤達哉/伊藤雅子/戌井昭人/井上麻矢/井上芳雄/岩崎加根子/荻野達也/奥秀太郎/堅田喜三代/加藤健一/加納幸和/河合祥一郎/川村 毅/観世銕之丞/嶽本あゆ美/木ノ下裕一/桐竹勘十郎/串田和美/熊井 玲/倉持 裕/小山ゆうな/齋藤雅文/坂手洋二/シライケイタ/白井 晃/鈴木 聡/関 美能留/瀬戸山美咲/高萩 宏/谷 賢一/タニノクロウ/内藤裕子/永井多恵子/中村 茜/波乃久里子/奈良岡朋子/西川信廣/西川箕乃助/西久保有里/野上絹代/野村萬斎/野村万作/蓮池奈緒子/林 与一/坂東玉三郎/福島明夫/藤川矢之輔/松本白鸚/麿 赤兒/水谷八重子/宮城 聰/やなぎみわ/山本卓卓/宮崎刀史紀/流山児 祥/渡辺えり/渡辺 弘/STAGE BEYOND BORDERS/ネットTAM

Ⅳ パンデミックと演劇 * 図録篇
[近世]疫病と近世演劇――東西興行界と安政五年 原田真澄
[近代]明治大正期のインフルエンザ流行と演劇――お染風とスペイン風邪 後藤隆基

Ⅴ コロナ禍の演劇
パンデミックとグローバリゼーション 吉見俊哉
コロナ禍下で待ちながら――――不条理の芸術と人間の尊厳について 岡室美奈子
災禍が生き返らせるもの 内田洋一
観客席からみたコロナ禍の舞台 山口宏子
コロナ禍と伝統芸能 児玉竜一
オンラインと共存し始めた演劇の現場から 伊達なつめ
消えた新作ラッシュ――コロナ禍中のミュージカル界 萩尾 瞳
コロナ禍と小劇場――――徳永京子
大衆演劇は強い 下野 歩
コロナ禍の児童青少年舞台芸術 長田(吉田)明子
新型コロナウイルスの高校演劇への影響 工藤千夏
試されているのは誰なのか
 ――コロナ禍の大学で「演劇を学ぶ」ということ 多和田真太良
新型コロナウイルス禍と伝統芸能と保存技術 前原恵美
劇場等における感染拡大防止対策としての換気調査と飛沫観測 奥田知明

Ⅵ 資料篇
〈失われた公演〉リスト抄
新型コロナウイルスと演劇年表
出品物一覧

= = = =

 

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「初日」が、あきました。

2021-06-26 | Weblog

「初日」が、あきました。

金曜の19時にAプログラムが開演、土曜の20時45分にBプログラム終演、という次第です。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、Aプログラム、Bプログラムに分かれていて、それぞれ二本ずつ。Aプログラム、Bプログラムの、計四本の初日があいたわけです。

27日の日曜日は、初めての「四本通し上演」。緊急事態宣言解除に伴い、増席いたしましたので、当日券も販売いたしております。ぜひ、飛び込みででもご観劇ください。13時からです。

 

写真は、『この道はいつか来た道』。撮影・姫田蘭。左より、間宮啓行、円城寺あや。

素敵な、大人の芝居になりました。

 

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

パンフレットに記載した、ごあいさつ文です。

 

今回の別役実短篇集四作連続上演は、ほぼ共通のセットで上演される。

別役作品の舞台は、公園や道端、電信柱やベンチがあるという設定が多いから、人が通り過ぎる場所で足を止めたときに何かが起きる、事件に巻き込まれる、といったシチュエーションが多い。

だが私たちは、昨年上演した『天神さまのほそみち』もそうだが、通り過ぎる場所ではなく、「行き止まりの場所」を選んだ。

人々は、町の中の、ふと入り込んだ袋小路のような地点で、つまり、どん詰まりの場所で、出会い、やり取りすることになる。

屋内の設定の場合も、そこはほとんど、登場人物にとって「先のない場所」だ。

 

『いかけしごむ』は、なにしろ、イカの断片と消しゴムが似ていることに着目した別役さんが、こんな戯曲を書いてしまったことに驚かされる。都市の孤独、そして人間は何のために生まれ死ぬのかというテーマを読み取る人もいるだろう。私は一読して、この不条理な喜劇の理不尽な魅力の虜になった。

 『眠っちゃいけない子守歌』は、別役作品屈指のキャラクターが登場する。なにしろ、彼らは「世界と対決」するのだ。演劇の楽しさに満ちた、しかし、せつない作品だ。

今回上演する四本のうち唯一、テキレジをさせていただいたのが、『舞え舞えかたつむり』である。といっても、せりふのカットはない。別役氏のライフワーク〈犯罪症候群〉に向き合う第一作である本作は、今回、もっとも華やかで賑やかな作品になるはずである。

『この道はいつか来た道』は、実に不思議な戯曲である。別役さんはどこに向かおうとしていたのか、と思う。人生の終末期を描いた戯曲であり、今回の四本の中では一番最後に書かれた作品だが、執筆時の別役さんは現在の私よりやや若い年齢だ。

いろいろお話しするようになった頃の別役さんは、五十歳前後だったはずである。当時の私は、別役さんと同じく、最寄りの駅が西永福だった。私と別役さんは「この町」を共有していたともいえる。

この劇のため、一ヶ月以上、西永福も含めた杉並区内を通って、下北沢に毎日通っている。別役さんが予見していた「行き場のなさ」を痛感しながら、である。

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品で一つの作品であると考えています。くれぐれも、四作品全てを御覧いただきたく思います。半数の二本だけを御覧になるつもりだったお客様も、ぜひ後の二本を御覧いただけますと幸いです。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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オリンピック、本当にやるんですね。

2021-06-26 | Weblog

オリンピック、本当にやるんですね。

私はもともと日本が開催地に選ばれたときから一貫して徹底的にオリンピックの東京開催に反対してきました。もちろん安倍政権への批判も含みです。

しかし、想像を遥かに超えて、オリンピック開催にまつわるあらゆる事象は、おかしなことだらけです。

そして、安倍は逃げ、小池都知事も都議会議員選挙とオリンピックを前に療養、姿を消しました。

虚しさばかりが募ります。

 

一生懸命、競技や現場の運営実務に励む人たちを、批判することは出来ないでしょう。

ただ、私は、オリンピック開催中、それとは無関係に、積極的に行動します。そう決めました。

誰にも止めることはできません。

何をするかは、これから、見守っていただければと思います。

 

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「初日」が二日に跨いでいます 本日はBプログラム

2021-06-26 | Weblog

「初日」が二日に跨いでいます。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、Aプログラム、Bプログラムに分かれていて、それぞれ二本ずつ。昨日、Aプログラムの「初日」は終了しましたが、Bプログラムは本日これからです。

『舞え舞えかたつむり』『この道はいつか来た道』、の二本。夜7時からです。

もっとも、昨日と今日は「プレビュー」という扱いで、販売も限定的だったため、客席には余裕があります。当日、ふらりとお越しいただいても大丈夫です。ゆったりとご観劇できます。また、Aプログラム、Bプログラムの並びは、どちらを先に観ていただいてもいいようになっています。Bプログラムから先に観ていただいてもなんら問題はございません。ぜひ本日、飛び込みででもご観劇ください。

あす27日は、13時から、四本の通し上演です。こちらはたいへん混み合っております。緊急事態宣言が解除されたため、増席ありで、当日券も販売はいたしております。

写真は、『舞え舞えかたつむり』。本日初めての本番です。撮影・姫田蘭。左より、武山尚史、町田敬介、杉山英之、猪熊恒和、鴨川てんし。

 

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

パンフレットに記載した、ごあいさつ文です。

 

今回の別役実短篇集四作連続上演は、ほぼ共通のセットで上演される。

別役作品の舞台は、公園や道端、電信柱やベンチがあるという設定が多いから、人が通り過ぎる場所で足を止めたときに何かが起きる、事件に巻き込まれる、といったシチュエーションが多い。

だが私たちは、昨年上演した『天神さまのほそみち』もそうだが、通り過ぎる場所ではなく、「行き止まりの場所」を選んだ。

人々は、町の中の、ふと入り込んだ袋小路のような地点で、つまり、どん詰まりの場所で、出会い、やり取りすることになる。

屋内の設定の場合も、そこはほとんど、登場人物にとって「先のない場所」だ。

 

『いかけしごむ』は、なにしろ、イカの断片と消しゴムが似ていることに着目した別役さんが、こんな戯曲を書いてしまったことに驚かされる。都市の孤独、そして人間は何のために生まれ死ぬのかというテーマを読み取る人もいるだろう。私は一読して、この不条理な喜劇の理不尽な魅力の虜になった。

 『眠っちゃいけない子守歌』は、別役作品屈指のキャラクターが登場する。なにしろ、彼らは「世界と対決」するのだ。演劇の楽しさに満ちた、しかし、せつない作品だ。

今回上演する四本のうち唯一、テキレジをさせていただいたのが、『舞え舞えかたつむり』である。といっても、せりふのカットはない。別役氏のライフワーク〈犯罪症候群〉に向き合う第一作である本作は、今回、もっとも華やかで賑やかな作品になるはずである。

『この道はいつか来た道』は、実に不思議な戯曲である。別役さんはどこに向かおうとしていたのか、と思う。人生の終末期を描いた戯曲であり、今回の四本の中では一番最後に書かれた作品だが、執筆時の別役さんは現在の私よりやや若い年齢だ。

いろいろお話しするようになった頃の別役さんは、五十歳前後だったはずである。当時の私は、別役さんと同じく、最寄りの駅が西永福だった。私と別役さんは「この町」を共有していたともいえる。

この劇のため、一ヶ月以上、西永福も含めた杉並区内を通って、下北沢に毎日通っている。別役さんが予見していた「行き場のなさ」を痛感しながら、である。

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品で一つの作品であると考えています。くれぐれも、四作品全てを御覧いただきたく思います。半数の二本だけを御覧になるつもりだったお客様も、ぜひ後の二本を御覧いただけますと幸いです。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」 ごあいさつ

2021-06-25 | Weblog

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

パンフレットに記載した、ごあいさつ文です。

 

今回の別役実短篇集四作連続上演は、ほぼ共通のセットで上演される。

別役作品の舞台は、公園や道端、電信柱やベンチがあるという設定が多いから、人が通り過ぎる場所で足を止めたときに何かが起きる、事件に巻き込まれる、といったシチュエーションが多い。

だが私たちは、昨年上演した『天神さまのほそみち』もそうだが、通り過ぎる場所ではなく、「行き止まりの場所」を選んだ。

人々は、町の中の、ふと入り込んだ袋小路のような地点で、つまり、どん詰まりの場所で、出会い、やり取りすることになる。

屋内の設定の場合も、そこはほとんど、登場人物にとって「先のない場所」だ。

 

『いかけしごむ』は、なにしろ、イカの断片と消しゴムが似ていることに着目した別役さんが、こんな戯曲を書いてしまったことに驚かされる。都市の孤独、そして人間は何のために生まれ死ぬのかというテーマを読み取る人もいるだろう。私は一読して、この不条理な喜劇の理不尽な魅力の虜になった。

 『眠っちゃいけない子守歌』は、別役作品屈指のキャラクターが登場する。なにしろ、彼らは「世界と対決」するのだ。演劇の楽しさに満ちた、しかし、せつない作品だ。

今回上演する四本のうち唯一、テキレジをさせていただいたのが、『舞え舞えかたつむり』である。といっても、せりふのカットはない。別役氏のライフワーク〈犯罪症候群〉に向き合う第一作である本作は、今回、もっとも華やかで賑やかな作品になるはずである。

『この道はいつか来た道』は、実に不思議な戯曲である。別役さんはどこに向かおうとしていたのか、と思う。人生の終末期を描いた戯曲であり、今回の四本の中では一番最後に書かれた作品だが、執筆時の別役さんは現在の私よりやや若い年齢だ。

いろいろお話しするようになった頃の別役さんは、五十歳前後だったはずである。当時の私は、別役さんと同じく、最寄りの駅が西永福だった。私と別役さんは「この町」を共有していたともいえる。

この劇のため、一ヶ月以上、西永福も含めた杉並区内を通って、下北沢に毎日通っている。別役さんが予見していた「行き場のなさ」を痛感しながら、である。

 

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品で一つの作品であると考えています。くれぐれも、四作品全てを御覧いただきたく思います。半数の二本だけを御覧になるつもりだったお客様も、ぜひ後の二本を御覧いただけますと幸いです。

 

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写真は、2017年9月、別役実さんご夫妻と、ジャコメッテイ展(国立新美術館)にご一緒したさいのもの。

ジャコメッテイ作品の手前に、別役さんの影。

別役さんは、私との、サミュエル・ベケットについての対談(「国文学」誌)で、「僕は、ベケットの登場人物は、みんなジャコメッテイの彫刻の姿で浮かんでくるんだよ」、と言われていた。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

 

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いよいよ明日 プレビュー初日です 6月25日(金)はAプログラムのみです

2021-06-24 | Weblog

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」。

いよいよ明日、プレビュー初日です。

 

6月25日(金)は、Aプログラムのみです。

『いかけしごむ』『眠っちゃいけない子守歌』の二本立てです。

 

 

写真 『いかけしごむ』 左より、荻野貴継、鬼頭典子 撮影・姫田蘭

 

 

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

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下北沢と路上飲酒・喫煙

2021-06-24 | Weblog

下北沢に毎日通うのは、私としては前向きな「ふだん」なので、楽しい日々である。

コロナ禍下、路上飲酒が問題になっていて、駅前広場にはこんな貼り紙が。

でも私は、この貼り紙というか看板の目の前の路上喫煙所が狭く(これはこれで「閉じ込められている感」があってかわいそうである)、タバコを吸う人たちがはみ出して路上にたむろしている方が気になる。

 

さて、いよいよあすは、Aプログラムのプレビュー初日。Bプログラムは翌日。

初日が二日間に跨ぐのは、初めてだ。

わくわくしている。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、前売り開始しております。

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

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『カウラは忘れない』 コメント付きチラシ

2021-06-23 | Weblog

『カウラは忘れない』 コメント付きチラシ。

明後日から各所で配布されます。

 

想田和弘(映像作家)

クリス・グレン(オーストラリア出身、ラジオDJ)

安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People/フォトジャーナリスト)

ジャン・ユンカーマン(ドキュメンタリー映画監督)

 

といった皆さんのコメントが入っています。

 

http://cowra-wasurenai.com

 

 

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そうか。父の日だったからか。

2021-06-22 | Weblog

そうか。父の日だったからか。

 

 

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劇場入りしております

2021-06-22 | Weblog

劇場入りしております。

「別役実の世界」を舞台に立ち上げます。

 

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〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」、前売り開始しております。

6月25日(金)〜7月11日(日)
下北沢ザ・スズナリ

『舞え舞えかたつむり』『眠っちゃいけない子守歌』『いかけしごむ』『この道はいつか来た道』、一挙、四本立て。

〈全4作品通し上演〉の日は四日しかありません。売り切れ必至ですので、〈全4作品通し上演〉をご希望のお客様は、早めにご予約ください。

他の日も、二時間程度の長いインターバルを挟んで、全四作品を御覧になれる日がほとんどです。観劇の合間には下北沢の街を散策していただき、一日で四作品を見ていただくことが出来ます。

四日間だけ、半数の二本だけを上演する日があります。スケジュールの問題で観劇のご都合が着かないときには、是非この日と別な回を組み合わせてみてください。

〈別役実メモリアル〉「別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました」は、四作品全てで一つの作品であると考えています。便宜上、二本ずつ分けて「Aプログラム」「Bプログラム」という表記もしていますが、くれぐれも、四作品全部を御覧いただきたく思います。

ご観劇料も、この規模の上演ではあまりない低価格でご用意しております。

 

http://rinkogun.com/Betsuyaku_Tanpen.html

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