Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『ここには映画館があった』岡山にて千秋楽

2013-12-09 | Weblog
燐光群 創立30周年記念 第四弾 『ここには映画館があった』。
名古屋、尼崎とツアーしてきましたが、いよいよ岡山にて千秋楽です。
本日9日(月)19:00開演 岡山市立市民文化ホール。
二階席も見やすくお座りになれるようになりましたので、まだまだ当日券を出せます。
岡山近隣の皆さま、是非おいでください。

昨日のブログで「O」としたラーメン屋は「鬼次」という店です。「営業中」で電気が点いたまま店の鍵が閉まっていた謎は、「ご主人がネギを買いに行っていた」という真相をご本人に聞いて、解決しました。

写真は、飛行機の中のシーン。映画館なのになぜ飛行機なのかは、御覧になってお確かめください。
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与党の名護市包囲

2013-12-09 | Weblog
自民党石破幹事長は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関する仲井真弘多沖縄知事の埋め立て承認について、テレビ番組で「(来年1月19日投開票の)名護市長選前に、何とか知事に承認をもらえる環境を整える」と述べたという。
つまり、自民党沖縄県連、自民系国会議員、宜野湾市長らに加え、沖縄県知事までもが「辺野古移設容認」となれば、完全に包囲された形の名護市長一人が「反対」を継続することが困難になるだろうと策謀しているのだ。
これは逆に、石破幹事長が、保守系が分裂する名護市長選の候補一本化に関し「告示(1月12日)前日まで(一本化に)努力はしなければならない」「仮に知事承認が得られたとすれば、移設容認派の分裂に何の意味があるのか」とも発言しており、「一本化」に躓いている現状から、「容認派」の名護市長選勝利を困難と考えていることの証しだ。
名護市の稲嶺進市長は「名護市民の誇りをかけて移設に断固反対する」として、移設に向けて政府が提出した辺野古沿岸部の埋め立て申請を仲井真弘多知事が承認しないよう求める市長意見案を出している。戦後68年間も沖縄に米軍基地が集中し、米軍による事件・事故が頻発している現実について「子や孫たちに負の遺産を残す判断をすべきでない」と考えるのは当然だ。
こうなってくると、もともと「名護市長選後に判断する」とほのめかしていた仲井真知事の動向は極めて重要である。彼がどのような外圧にも屈せずあくまでも「県外移設」を求めていくことを信じたい。
だが、知事がどのように動こうと、とにかく名護市民の選挙での判断は、沖縄と日本政府・米軍の関わりに於いて、そしてこの国の民主主義のあり方を巡って、極めて重大な岐路である。
稲嶺市長は、安全性が懸念されるオスプレイの配備や埋め立てによる環境への影響、ジュゴンやウミガメなどの保全などを挙げ、辺野古埋め立てにかかる国の環境影響評価(アセスメント)のずさんさを批判している。
また、在沖米海兵隊のグアムやオーストラリアへの移転計画があるにも関わらず「辺野古移設が唯一の解決策」とする日本政府の主張は整合性を欠くと指摘している。
8~10月に名護市民から集めた意見は約2500件に上り、そのほとんどが反対意見だったという。
与党の政策が、極めて真っ当な「地元の民意」に挑戦しているのが現実なのである。
訳知り顔で「沖縄の犠牲はやむを得ない」「充分な補償をすれば納得するはず」と嘯くヤマトの人たちは、現実を知るべきである。
少なくとも秘密保護法案に反対する人たちは、名護市で民主主義が守られるか否かが問われている厳しい現実に対して、敏感さをなくしてはならない。
コメント (1)
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