Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

また夏が続いているのか

2013-10-12 | Weblog
政府の教育再生実行会議が、「知識偏重」と批判される現在の国公立大入試を見直し、高校在学中に基礎学力を測る到達度試験を創設、一次試験はセンター試験を衣替えした複数回受験可能な新しい大学入学試験に「改革」、2次試験はぺーバー試験がなく、面接など「人物評価」を重視するという。
「暗記・記憶中心の入試を2回も課す必要はない」というのはけっこうだが、「多面的・総合的に判断する入試」が、「面接」でいいのだろうか。
「面接」は、それなりに難しい。私自身、仕事柄、「面接」についてのノウハウは若干はあるつもりだが、それでもまだまだ難しさを感じている。
高校時代までの内申情報も重視されるだろう。今のご時世だと、そこまでの「素行」と「評価」で、かえって色眼鏡で見られてしまう疑いがないだろうか。
入試での「一発大逆転」は、減ることになりそうだ。いや、むしろそのための改革なのか?
「一芸入試」の方が、まだわかりやすい。
まあ、簡単に言えば、今の教育界の価値観での「人物評価」に、うさんくささを感じる部分があるということだ。

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午前中、次々に押し寄せる事務仕事。これは当分、続くのか。

サングラスかけて自転車漕いで稽古場へ。
それにしても自転車の左側走行を守らない輩が多すぎる。

重田千穂子さん、岡本舞さん、初めて加わるお二人のいる稽古場は新鮮だ。円城寺あやさんと、「三人組」の課題。

夜、青年座の檀臣幸さんの訃報にうなだれる。

暑い。明日は最高気温三十度だと? いったい今は何月だ。

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当たり前だが、プログにすべてのことを細かく記しているわけではない。
今は結婚して東京を離れた元劇団員にブログを始めるよう進言されたのは10年以上前だが、じっさいに始めるまでには5年以上かかった。
そしてこの夏で開始後5年が経過したことになる。
あの頃ツイッターはなかったから、「150字ブログ」は先見の明があると言われた。長文化することの多い昨今、それはどうやら外れた。
ただ、こうして日々を刻む意味が、明らかに当初とは違ってきている。
コメント (1)
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