サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ロック

2016年06月25日 | サカタだよ
ぼくの楽しみは昼に取材か散歩して夜に原稿かブログ書いて暇なとき焼酎ロック飲むこと、
だから仕事があってもなくても毎日やること同じ……働いてるのか遊んでるのかわからない
宙ぶらりんな毎日です。



ぼくがいる編集部は毎月10日と25日に雑誌を出していて、10日発売の特集を担当する
班と、25日発売の特集を担当する班があります。ぼくは10日発売の班なので、25日の
クロワッサンでは特集にぜんぜん関わってません。が、遊んでるわけではなく、定例という
連載のようなページを毎号やってます。(星のめぐりで定例がない号もある)



ハレ―彗星のように忘れたころ当番が回ってくる恐ろしい定例もありますが、そういうのは
べつにして、普段やってる定例は「ART」「MUSIC」「BOOK」の3つです。どんな雑誌にも
ありそうな、覇気のないオジサンがやりそうな、といったら叱られそうな、定番の定例です。



「ART」では今回、国立新美術館で開催中のルノワール展にちなんで、傑作といわれる
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」をどうすればもっと楽しく、刺激的に、興味深く鑑賞
できるかと思って、ちょっと変なことをやってみてます。仕事といえば仕事だけど、遊びと
いえば遊びです。



「MUSIC」では苦節15年、じぶんを励ます「ファイト・ソング」にネットで火がついて念願の
メジャーデビューを果たしたレイチェル・プラッテンに話を聞きました。



後日、15年の下積みで鍛え上げたライブパフォーマンスはどんな感じだろう? と思って
編集部を抜け出し、ショーケースライブを見に行ってみました。遊びといえば遊びだけど、
仕事といえば仕事です。聞いた話の確認です。裏を取るってやつです。



あっ、出てきた! レイチェル・プラッテン……じゃなくて、レイチェルの「ファイト・ソング」に
日本語詞をつけて歌う動画コンテスト(たぶん)の優勝者、なつみちゃん。なつきちゃん?
19歳と、司会のダイノジのエアギターじゃないほう、大谷ノブ彦43歳。



コンテスト優勝者が歌ったあと、本人登場。さすが盛り上げるのうまい!ネットで火がついた
だけあって、お客さんがスマホで写真を撮ろうが、動画を撮ろうが気にしない。それどころか
いまどきのロックな人は積極的にスマホのカメラに目線を決めてくる。



これが家でラインとかnanaとかYouTubeとか見てる世界中の人に伝わることを知っての所業。
1カメ、2カメ、3カメ……とカメラを追うかのように、スマホ持ってる人を追う。



どうですかお客さん!どうですか!世界に中継してますか!動画再生回数、億いってますか!
撮影してください!どうぞ投稿してください!



みずから率先してスマホやタブレットに囲まれに行く。わかってるなあ、いまの時代に必要な
パフォーマンスのあり方。というより見ていて勉強になっちゃった。



引きの映像もどうぞ……とばかりに、小高いところに立つ。



キーボードも弾いてみせる。衣装もすごいな。

 





正直なところ、最初のうちは遊び8割、仕事2割のつもりで眺めていたけど、SNSの時代の
ステージパフォーマンスってこうなんだ……と学んでしまった。自分はステージには立たない
けど、よく覚えておこうと思いました。ロックも変化してますね。



「BOOK」はプラトン、イエス、マキャベリ、ガリレイ、デカルト、ルソー、カント、ダーウィン、
マルクス、ニーチェ、フロイト、ウィトゲンシュタイン、ハイデガーといった人たちが、いかに
誤解されているかを記した本について、小浜逸郎さんにお話を聞きました。これも仕事と
いえば仕事だし、遊びといえば遊びです。

ちなみにクロワッサンの記事を書いているライターさんのクレジットのなかで、四方田幸子
(主に特集)と黒井亜麻(主にART)と浅田ルイ(主にMUSIC)はサカタだよのペンネーム
です。(クレジットなしが基本形ですが)

関連記事:  プレイ?
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