サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

施設使用料?

2020年04月22日 | サカタだよ

日本いつのまにか日本じゃなくなってる? そう感じる頻度がこの2020年ぐんと増えました。

大きな変化はおそらく1970年ごろ、伝統との断絶という形でこの国じゅうを襲いましたけど、

それから50年たった2020年すべてが金目になるという非常事態があたりまえの顔しはじめて、

こんなの日本じゃない……と、つぶやきたくなります。

卑近なところで最近、アスリートの練習を撮影してインタビューする連載でとある一流選手の

アポを取ったら、マネージメント事務所がその選手の所属チームの練習場で撮影できるように

するから、1時間2万円の施設使用料をチームに払えるかと尋ねてきました。これは前代未聞

です。所属チームの練習場で所属選手が練習するところを撮影して施設使用料を求められる?

なにそれ……。

ボッタクリかなと思いました。タレントが歌を出すときレコード会社でプロモーション活動の

一環として取材を受けて、会議室なり応接室なりの施設使用料をレコード会社に1時間2万円

払えるかと尋ねてくるようなものです。たとえが却ってわかりにくい? タレントと選手では

そもそも立場が違いますが、選手の練習場で撮影するのに金品を求められたことは編集者生活

25年いちどもありません。

「先に提示してあるギャラとは別に、その施設使用料あんたが懐に収めるつもりか?」なんて、

ストレートに聞けるわけないので婉曲に「領収証をいただけるようなら当日現金払いしますが、

もし後日でよければ請求書をお送りください」といってみた。どっちでも構わないんだけれど、

払った証拠を残さないと安倍晋三後援会主催の「桜を見る会」前夜祭のように個々人が施設側と

直に契約したとか、契約じゃなくて合意だとか、領収証も名簿もないと嘘つかれたら嫌だから。

そのあと「何時間ぐらい練習すればいいですか?」と尋ねてきた。

それは順序がアベコベで選手の練習が2時間なら2時間、3時間なら3時間、やらせではなく

見届けないとインタビューする意味がない。しかし演出で練習してみせる選手がいないわけじゃ

ないから、施設使用料を1時間ごとに2万円とるなら競技練習のいいところだけ1時間ほど撮影

するのが現実的かもしれないと答えると、驚いたことに練習30分インタビュー30分と刻んできた。

インタビューの時間も施設使用料に加算するとは一体どこまで金目なんだろう。

疑心暗鬼になりかけたところで、当日とっ払いか後日の請求か返答があり、施設側から後日請求

ということに一応なりました。こういうとき、昭和から平成バブル崩壊後しばらくの間であれば

「後日請求としましたが杓子定規なウチの社員がおかしな理屈をこねまして申し訳ありません。

チーム所属選手の取材ですから施設使用料は結構です」ってなることも珍しくないと思いますが、

今回どうかなー? 本当に請求が来ちゃうかなー? このブログ書いてるのは2月6日(木)で

更新は4月22日(水)の予定だから2か月あまり猶予があるわけです。請求が来たかどうかは、

この下にグリーンの文字で書いておきますね。

 

2月22日現在、まだ施設使用料の請求は来ていません。ギャラの請求はすぐ来ました。

マネージメントと施設は経理が別らしいから、まだ油断できません。(来たら払うけど)

 

3月22日現在、まだ請求は来ていません。このまま年度末(3月末)を迎えたなら、

ひょっとして施設使用料の請求は行われないのかも・・・??

 

4月22日現在、まだ請求は来ない。年度も改まったし、新型コロナウイルスの感染拡大で

それどころじゃない空気だし、こりゃもうないかな?

コメント
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