教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

6月の樹液

2016年06月16日 | 自然

すっきりしないお天気が続いていますね。森の散歩道も薄暗いですが
クヌギの樹液が出始めていて、いよいよ夏らしくなってきました。


キイロスズメバチでしょうか。


これは大きい・・。
遠くから光をあてて一枚撮影したらすぐその場を去りました。


しばらくして同じ場所にもどったらサトキマダラヒカゲがいました。

ルリタテハとかゴマダラチョウが来ないかな~・・。
待ちましたがこの日は以上の三種のみ。時間を変えれば他の昆虫にも
会えるかもしれませんが、クワガタやカブトムシは諦めています。
周辺は大変な荒らされようで根元に猪でも通ったのかと思うほどです。


鮮やかな黄色いキノコが出ていました。
カサの直径は35mmほど。


裏から見るとこんな感じ。白くて艶のある軸は左の腐った倒木から
直接出ていてツボなどはありませんでした。珍しいのかな?


脚だけは上のキノコのようなキアシドクガ。


アオシャクの仲間もいました。
昔は蛾って地味な茶色いものばかりだと思い込んでいましたが
色鮮やかで美しいものも多くいるのですね。

もうそろそろカラっと晴れてほしいものです。
どんより曇っていると足取りまで重くなります。

コメント (2)
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Hさんの新作日本画

2016年06月16日 | 教室風景

Hさんは飛騨高山の旅で出会った光景を描かれました。


「日下部民芸館(飛騨高山)」 日本画  F6

明治時代の見事な町家造りです。煤で黒ずんだ太い梁、年季の入った
建具に囲炉裏。守り伝えてきた人々の思いが滲み出る情景に感銘を受け
その趣深い艶、空間の精気までをも細やかに根気強く表現されました。

近づいてみました。

微妙な明暗を細筆で丹念に、時に刷毛で大胆に表現され納得のいく
味わいが出るまで岩絵の具を何層も重ねました。隅々まで気迫がこもり
清々しい緊張感が漂っています。静かなエネルギーに満ちた作品です。

Hさんの作品はどれも温かくしみじみとした味わいがあります。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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