大坂慕情

最後に大坂に一泊。

　　　　　　　　
　　　　　　　　京都でも大阪でも常宿はリーガーロイヤルホテル。京都では出会えなかった桜が満開で
　　　　　　　　出迎えてくれました。今回は２３階に専用フロントのあるㇷ゚レジデンシャルフロアの
　　　　　　　　最高級の部屋。希望したのではなくこの部屋しか空いていなかったので、仕方なく。
　　　　　　　　以前に利用したことがあり、ゆとり(ふところが)ある時にまた泊まりたいと思っては
　　　　　　　　いたのですが、思いがけず…。
　　　　　　　　プレジデンシャルは宿泊者専用の特別のサービスがいくつかありますが、その一つが
　　　　　　　　エグゼクティブラウンジ。夜のアペリティフ、モーニング、アフタヌーンティーなど
　　　　　　　　フリーで利用できます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　このラウンジから大坂の夜景を眺めながらワインなどを飲む雰囲気が気に入っています。
　　　　　　　　堂島川をはさんで高層ビルが林立するオフィス街だけど、昼間の喧騒と打って変わって
　　　　　　　　眠っているようなビルと遠くにちらつく町灯りは、私の抱いている大阪のイメージを
　　　　　　　　覆すような哀愁が漂っているような気がするのです。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　まずはOTTO はビール、私、白ワインでお疲れさま～！

　　　　　　　　
　　　　　　　　おつまみも、食事かと思われるくらいいろいろ並んでいます。一皿目にハム、スティック
　　　　　　　　の野菜、チーズなどを乗せて…、人参の美味しいこと！

　　　　　　　　
　　　　　　　　OTTO が持ってきたお皿

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　何のムースなのか？ イクラが乗っていましたが、とっても美味しかった！

　　　　　　　　
　　　　　　　　二皿目、チーズと干しぶどう、ついでにチョコレートも

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　OTTO, 今度は赤ワインを頼みましたよ！
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　そして、まだまだナッツ類や果物なども取ってきて、ゆったりのんびり。
　　　　　　　　　　　　　　きっとこの優雅なくつろぎ感が大坂のイメージをＵＰさせているのかも。

　　　　　　　　
　　　　　　　　そして朝、ラウンジで朝食。シェフが目の前で仕上げてくれる卵料理が絶品。宿泊の
　　　　　　　　外国人も多いので、このシェフさん、英語でぺペラペラと応対、すごいですねェと言
　　　　　　　　うと、「Thank you、very much」とにっこり。

　　　　　　　　
　　　　　　　　果物も上等、美味しかった！　　
　　　　　　　　勿論、パンや、ヨーグルトなども食べ、コーヒーも飲んで。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　朝の眺めはまた違った顔。街も始動開始、私たちも出発しなくちゃ！
　　　　　　　　　　　　　　満足ながら心残す思いで、チェックアウトしました。また泊まりたいナ。
　　　　　　　　　　　　　　お金を貯めなくちゃ…！
　　
大枚はたいてまで大阪に寄ったわけは…

　 　　
この小さな恋人に会うためです。今年１月から大阪に異動になってしまい、名古屋より会いにくくなりました。
子供の成長は速い！東京を離れる時はミルクオンリーだったのに、今や胡瓜をかじっている！
OTTO がアイスクリーム、食べるひと～？ と言うとは～い、と手をあげる。口に入れてあげれば何でも
よく食べる。まるで、ツバメのヒナみたいだね！

私は嫁の立場でもあったから、ただただ会いに行きたいとはいかないけど、OTTO は折あらばとおもっているようです。
大坂恋し、この子のために。OTTO の心境ですかネ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ひとしきり遊んで、帰路に就きました。陽が沈みかけた名古屋港、優しさと切なさに
　　　　　　　　包まれた帰り道です。
　　　　　　　　明日からまた、いろいろ頑張らないとネ