京恋し

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京都 No.4 ― 仁和寺

2018-12-10 22:39:04 | 京都
仁和寺の金堂裏堂の五大明王壁画が初公開されました。


この金堂裏堂は建立以来372年の間、一般の目には触れることはなく、僧侶でさえも蝋燭の薄暗い
灯りでしかみることできませんでした。今回は、平成30年6月23日に第51世門跡が就任したこと
を記念して、初公開されることになったということです。

外の光に触れることがなかったために、着色が鮮やかに残っています。

明王というのはそれぞれの仏様の化身なのだそうで、例えばお不動さまと親しまれる不動明王は
大日如来の化身なのだそうです。

いろんなお寺などで見られる、絵の具の剥げ落ちた壁画は、書かれた当時はこんなに色鮮やか
だったのでしょうね。
でもこれを蝋燭の薄灯りの中で見たら、きっと神秘的で、厳かな気分になったかもしれません。

              
              この看板の写真がそんな雰囲気を感じさせ、いい写真だなと思いました。

        
        山門から金堂にむかう一直線の道。明け方雨が降って、紅葉もしっとりと落ち着いた色
        になっていました。やがて薄日も差し始めて、濡れた葉をきらめかせていました。

        
        金堂は御所の紫宸殿を移したものだそうで、お寺らしからぬ外観が見られます。

              
              散り敷いた落葉も今朝の雨に洗われていました。

        
        金堂前から山門に向って。右手の奥が有名な御室桜(おかめ桜)の苑になります。
   
              
              土塀とさざんか、いかにも初冬の風景です。

              朝は雨もよいだったので出足が鈍いようです。おかげでゆっくり拝観
              することができました。
                      

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