マーマレードストーリー

母が恒例のマーマレード作りを今年も無事終えました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　毎年、無農薬の甘夏みかんが佐賀から送られてきます。叔母が農家さんに特別に頼んで
　　　　　　　　おいてくれるので、木からもいで、すぐに送ってくれます。だから、材料が送られて来たら
　　　　　　　　毎日毎日一鍋分づつ作り続けます。母は６年ほど前に疲れから倒れたことがありました。
　　　　　　　　それで止めるかと思いきや、なんのなんの！

　　　　　　　　
　　　　　　　　さすがにこの頃は量を減らしているが、「待っていてくれる人がいるから」とせっせと作る。
　　　　　　　　私は手伝わないわよ！と非情にも宣言している。一旦手伝ったら大変なことになる

　　　　　　　　
　　　　　　　　母は人に貰ってもらうために作っている。作るのが好きなのだ！
　　　　　　　　ま、手伝わないで出来上がったものを貰ってくるのは後ろめたい気もするが、いつも私が
　　　　　　　　配っている人たちの人数を把握していて「これ位あれば足りるでしょ！」と大きなタッパー
　　　　　　　　に入れておいてくれる。
　　　　　　　　
　　　　　　　　止めてもダメ、仕様がないね、作るのが好きなんだもん。美味しい美味しいと食べてくれる
　　　　　　　　人を思いながら喜々としてお鍋をかきまぜているのだろう。
　　　　　　　　マーマレードが終わったら、次はシソジュース作りらしい

　　　　　　　　
　　　　　　　　マーマレードを瓶に詰めて、残りはフリーザーパックに入れて冷凍、仕分けをしてから
　　　　　　　　買物に出る。日差しは強かったけれど、今日はさわやかだった。
　　　　　　　　わ、もうエンジェルトランペットが咲いている！２～３日したら梅雨入りですってよ！
　　　　　　　　せっかく綺麗に咲いたのに…。