約束のマーマレード

「待っていてくれる人がいるから、やめられないわ」

　　　　　　　　
　　　　　　　　母が作るマーマレード、毎年何十人分作るのでしょう？　佐賀にいる母の妹である叔母が、
　　　　　　　　無農薬の夏みかんの木１本分まるごと買って送ってくれます。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　母は料理を教えているのですから手を抜いたりしません。もうそろ
　　　　　　　　　　　　　　そろあなたにやって貰いたいわ、と水を向けられますが、断固拒否。
　　　　　　　　　　　　　　私も少しは母のＤＮＡを受け継いでいるわけですから、ひとたび手
　　　　　　　　　　　　　　を染めたら大変な事になってしまうモン！

　　　　　　　　
　　　　　　　　それでも母はせっせと一人で作って、お友達にもさし上げるんでしょ、と大きな大きな
　　　　　　　　タッパーいっぱい分けてくれます。若いお友達が、これをいただくと、ああ今年もこの
　　　　　　　　季節がきた！と思うわ、と喜んでくれると、母の気持が納得できます。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ついでに、２週間ほど前に母が作った苺のジャム（もう残り少なく
　　　　　　　　　　　　　　なってしまいました）　この時期になると小粒になった苺がパック
　　　　　　　　　　　　　　に山盛り詰められて売られるようになります。それを見るとジャム
　　　　　　　　　　　　　　を作らずにはいられないんですって！

　　　　　　　　　　　　　　私もジャム作りは好きですけど、ブレーキをかけています