京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

「黄金の哲学」

2017-05-06 22:55:12 | 美味しい♪
重々しい名前ですネ、江久庵(こうきゅうあん)のカステラ、MUSUKO の大阪土産です。

        
        江久庵は大阪堺の高級カステラと和菓子の工房だそうです。
        「黄金の哲学」はフランシスコ・ザビエルも訪れた堺だから、南蛮菓子のカステラの
        原型も伝わっていたに違いない。千利休も茶菓子に用いたと言われている、幻のカス
        テラを追い求めて再現したものだという。

              
              表面に金箔が散りばめられていて、高級そう…。厳選された素材と
              卵だけで焼き出した黄金色だそうで、評判になっているそうです。
              どっしりと目の詰まった、懐かしい味です。

        
        昨日砧公園ではマロニエが満開だったので、我がご近所花マップのマロニエはどうかな、
        と見に行ってきました。

              
              見事に咲き揃っていました。

        
        花の色が少し違います。こちらは花数が少な目。

              
              小さな公園の周りに3本のマロニエの木。青空に突き刺さるような
              三角錐の歌穂はエキゾチック。

              生まれて初めて降りた海外の街がパリ。初夏のシャンゼリゼはマロ
              ニエの花の真っ盛りでした。感動的なファーストインプレッションが、
              マロニエを好きにさせているのでしょう。もう一度見たいと思いつつ。

               フランスに行きたしと思えども
               フランスはあまりに遠し
              と歌った萩原朔太郎風に言うならば、
               フランスに行きたしと思えども
               フランスはあまりに危なし
              今はちょっとあぶないですね。朔太郎の詩も5月の頃の詩、マロニエが
              咲くとパリを思いだします。若かったあの頃が懐かしいのかも知れない。