京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ドイツの旅―No.6 ノイシュヴァンシュタイン城

2013-11-10 22:49:04 | 
昨夜の宿泊はミュンヘンでした。

           
           夕暮れにやっとミュンヘンのマリエン広場に辿り着き、市庁舎の
           仕掛け時計が動く5時に間に合った。バスを降りてから広場まで皆で小走り。

      
      ミュンヘンのホテルのビュッフェ。さすがビールのミュンヘン!このハム・ソーセージの種類!

      
      1泊目のビュッフェからリンゴが山盛り、美味しかったので毎朝食べている。
      甘酸っぱくて素朴なリンゴの味。

さて、本日のコースのハイライトは「ノイシュヴァンシュタイン城」

バイエルン国王ルートヴィッヒ2世(1845-1886)が17年の歳月と巨額の費用をつぎ込んで建てた夢の城、
城の名は白鳥を意味する。

冬期や悪天候の時はシャトルバスが運休となるので、歩いて登ることも覚悟しておいてくださいと
添乗員さんに言われていた。
現に4年前にここを訪れた時は前日に雪が降り、バスも馬車もお休み、30~40分かけて歩きましたから。

      
      ラッキーなことにこの日はシャトルバスが運行されていた。バスはお城の正面の深い谷に
      架けられたマリエン橋が終点。前回このマリエン橋に行けなかったので、お城から歩いて
      行ってみようと思っていたので、思いがけず願いが叶った。

      
      ただし、お城は深い霧にすっぽり包まれていた。こういう光景もなかなか見られないんですよ、
      と、添乗員さんはあくまでプラス思考。

      
      霧が動いていますから、あと5分待ちましょうという添乗員さんの言葉に、みな吊橋の上に
      陣取ってカメラ抱え、霧が晴れるのを狙っている。と、少しづつ霧の中からお城が浮かびあがって
      くる幻想的な場面を見ることが出来た。

      
      やがて霧がすっかり晴れて、明るい陽さえ射し始めた。すごい!

      
      橋から15分ほど下ってお城の中へ。お城の西側はつい最近まで修復中でネットがかけられていた。

      お城の中を日本語ガイドを聞きながら一周して、帰りは徒歩。

      
      お城の300m手前までは馬車もある。バスの登りは1.8ユーロ、馬車の登りは6ユーロ、
      3倍以上の値段だけど、馬車にも乗ってみたかったな…。

      
      ふもとの目の前、丘の上に建つのはホーエンシュバンガウ城。
      ルートヴィッヒ2世の父、マクシミリアン2世が12世紀に建てられた古城をネオゴシック様式に
      建て替えた城。ここでルードヴィッヒ2世と弟のオットーは幸せな子供時代を過ごしたそうな。

      お金を使いすぎた王はその後国民にNOを突きつけられ、廃位、謎の非業の死を遂げた。

      哀しい想いを秘めたお城は、1000mの山の頂にまさに白鳥のように優美にそびえ立っている。